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66 バイト追加 、 2014年11月18日 (火) 09:42
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ここではあくまでも、「ゲームを始めた時に舞台となっている時代のこの世界」について記述する。
 
ここではあくまでも、「ゲームを始めた時に舞台となっている時代のこの世界」について記述する。
 
=== [[地球]] ===
 
=== [[地球]] ===
作中の年代は[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]が地上にいた頃から約200年後という言及があるため、[[西暦]]2145年前後となる。(…が、『機動戦士ガンダム00』等の設定も考えると矛盾がある)
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作中の年代は[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]が地上にいた頃から約200年後という言及があるため、[[西暦]]2145年前後となる(『機動戦士ガンダム00』等の設定も考えると矛盾がある)。
 
物語開始以前に2度にわたる[[地球連合]]と[[プラント]]間の戦争や[[アロウズ]]と[[ソレスタルビーイング]]との戦い、[[ムーンWILL]]の侵攻等の出来事があった事が語られているが、細かい経緯が語られないため、時系列順がどうなっているのかは不明(「ガンダム」というMSの存在から『00』1stシーズン→『[[機動戦士ガンダムSEED|SEED]]』、CBと[[チームD]]が顔見知りである事から『[[獣装機攻ダンクーガノヴァ]]』は『00』2ndシーズンと同時期と思われる)。
 
物語開始以前に2度にわたる[[地球連合]]と[[プラント]]間の戦争や[[アロウズ]]と[[ソレスタルビーイング]]との戦い、[[ムーンWILL]]の侵攻等の出来事があった事が語られているが、細かい経緯が語られないため、時系列順がどうなっているのかは不明(「ガンダム」というMSの存在から『00』1stシーズン→『[[機動戦士ガンダムSEED|SEED]]』、CBと[[チームD]]が顔見知りである事から『[[獣装機攻ダンクーガノヴァ]]』は『00』2ndシーズンと同時期と思われる)。
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== 世界観の真実 ==
 
== 世界観の真実 ==
実際には、上記の「別世界」とは、そもそも並行世界でも未来でもない。すべて'''この世界が辿るであろう、未来の可能性'''を実際に辿り、そして滅びた過去の宇宙なのである。それを踏まえた上で起きた事象を並べると、このようになる。
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実際には、上記の「別世界」とは、そもそも並行世界でも未来でもない。すべて'''この世界が辿るであろう、未来の可能性を実際に辿り、そして滅びた過去の宇宙'''なのである。それを踏まえた上で起きた事象を並べると、このようになる。
    
邪神ナイアルラトホテップは、「アザトースの庭」を解放すべく、世界そのものに在る仕掛けを施した。それは、目的の達成……即ち、邪神の封じられた宇宙そのものであるシャイニング・トラペゾヘドロンが二つ同時に現れるまで、同じ戦いを同じようにループさせる、というものであった。
 
邪神ナイアルラトホテップは、「アザトースの庭」を解放すべく、世界そのものに在る仕掛けを施した。それは、目的の達成……即ち、邪神の封じられた宇宙そのものであるシャイニング・トラペゾヘドロンが二つ同時に現れるまで、同じ戦いを同じようにループさせる、というものであった。
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またこれに付随する形で見えて来るのが、'''プレイヤーが知らないだけで、実は考え得る全ての物語がループの中に再現されていた可能性がある'''という事実である。
 
またこれに付随する形で見えて来るのが、'''プレイヤーが知らないだけで、実は考え得る全ての物語がループの中に再現されていた可能性がある'''という事実である。
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前述したように、ゲーム内で展開される物語は「アーニーが中心」「スクラッグがいる」「可能性が限界を迎えカリ・ユガが現れる」という可能性が'''偶然にも'''我々の眼に触れた、というだけの話であるため、たとえば1周目と2周目の間に無数のループが存在し、その中で我々が思い描く……それこそ二次創作などで展開されるストーリーが本当に存在していた可能性は大いにある、むしろ確実にあり得るのである。さらに言えば、我々の関わることのできる物語はエンディングの時点までであるため、その後の彼らがどのような運命を辿ったのかは、それこそ我々一人一人に委ねられる(続編や原作ラストへ繋がるフリなど、その後を予想させる要素は多くあるが)。本作でフラグが潰れたラインバレルのストーリーなども、ラドリオ星と同様に現在が神話となるほど遠い未来に同じ展開が発生する可能性も存在する。これもまた可能性の分岐であり、それらはやがて集束し、一つとなる。そうして始まるのが次の周回なのである。
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前述したように、ゲーム内で展開される物語は「アーニーが中心」「スクラッグがいる」「可能性が限界を迎えカリ・ユガが現れる」という可能性が'''偶然にも'''我々の眼に触れた、というだけの話であるため、たとえば1周目と2周目の間に無数のループが存在し、その中で我々が思い描く……それこそ二次創作などで展開されるストーリーが本当に存在していた可能性は大いにある、むしろ'''確実にあり得る'''のである。さらに言えば、我々の関わることのできる物語はエンディングの時点までであるため、その後の彼らがどのような運命を辿ったのかは、それこそ我々一人一人に委ねられる(続編や原作ラストへ繋がるフリなど、その後を予想させる要素は多くあるが)。本作でフラグが潰れたラインバレルのストーリーなども、ラドリオ星と同様に現在が神話となるほど遠い未来に同じ展開が発生する可能性も存在する。これもまた可能性の分岐であり、それらはやがて集束し、一つとなる。そうして始まるのが次の周回なのである。
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このように、本作の世界観は「周回プレイとそれに伴う各種要素の引き継ぎ」「プレイヤーごとのプレイスタイルの違い」というメタ的な視点を物語の登場人物の視点で解釈し、シナリオ設定の根幹に取り込んだ異色の構成となっている。また、中盤で言及される「死、あるいは敗北の歴史」とは、この視点で言えば'''敗北条件を満たして全滅した場合の記録'''とも言える。
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このように、本作の世界観は「周回プレイとそれに伴う各種要素の引き継ぎ」「プレイヤーごとのプレイスタイルの違い」というメタ的な視点を物語の登場人物の視点で解釈し、シナリオ設定の根幹に取り込んだ異色の構成となっている。また、終盤で言及される「死、あるいは敗北の歴史」とは、この視点で言えば'''敗北条件を満たして全滅した場合の記録'''とも言える。
    
余談で述べているようにZの世界観とよく似ているが、違うのは、あちらが最終的にループを断ち切ったのに対し、こちらは'''ループを維持するために最終決戦が行われる'''という部分(Zの方はループの継ぎ目に泥沼の戦争があるため致し方ないが)。
 
余談で述べているようにZの世界観とよく似ているが、違うのは、あちらが最終的にループを断ち切ったのに対し、こちらは'''ループを維持するために最終決戦が行われる'''という部分(Zの方はループの継ぎ目に泥沼の戦争があるため致し方ないが)。
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*『[[スーパーロボット大戦K|K]]』の[[レヴリアス]]→[[セルケリウス|ヒロインが乗る機体]]との[[ソルヴリアス・レックス|合体]][[ソルヴリアス・レギーナ|機構]]が存在する
 
*『[[スーパーロボット大戦K|K]]』の[[レヴリアス]]→[[セルケリウス|ヒロインが乗る機体]]との[[ソルヴリアス・レックス|合体]][[ソルヴリアス・レギーナ|機構]]が存在する
 
*『[[スーパーロボット大戦L|L]]』の[[ラッシュバード]]→動力を二人で制御しなければならず、暴走すれば甚大な被害を及ぼす可能性がある
 
*『[[スーパーロボット大戦L|L]]』の[[ラッシュバード]]→動力を二人で制御しなければならず、暴走すれば甚大な被害を及ぼす可能性がある
'''ラスボス'''
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'''ラスボスと決戦'''
 
*『[[スーパーロボット大戦K|K]]』の[[ル=コボル]]→版権作品の黒幕に利用される
 
*『[[スーパーロボット大戦K|K]]』の[[ル=コボル]]→版権作品の黒幕に利用される
 
*『[[スーパーロボット大戦D|D]]』の[[ペルフェクティオ]]→存在だけが示唆され、物語の最後で世界を滅ぼすために現れた
 
*『[[スーパーロボット大戦D|D]]』の[[ペルフェクティオ]]→存在だけが示唆され、物語の最後で世界を滅ぼすために現れた
 
*『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]→今までに死んでいった者達の魂が自軍部隊を激励する
 
*『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]→今までに死んでいった者達の魂が自軍部隊を激励する
 
'''その他'''
 
'''その他'''
*[[カズマ・アーディガン]]と[[アニエス・ベルジュ]]→章を跨いだ途端口調が変わった主人公(カズマの方はすぐに元に戻っている)
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*[[カズマ・アーディガン]]と[[アニエス・ベルジュ]]→章を跨いだ途端口調が変わった主人公(しかも、'''どちらも尊敬する男の模倣'''。カズマの方はすぐに元に戻っているが)
 
*[[マサキ・アンドー]]と[[アニエス・ベルジュ]]→部隊の最高決定権を持つ主人公(マサキは同等の決定権を持つ仲間が[[ホワン・ヤンロン|他に]][[テュッティ・ノールバック|3人]][[ミオ・サスガ|いる]])
 
*[[マサキ・アンドー]]と[[アニエス・ベルジュ]]→部隊の最高決定権を持つ主人公(マサキは同等の決定権を持つ仲間が[[ホワン・ヤンロン|他に]][[テュッティ・ノールバック|3人]][[ミオ・サスガ|いる]])
 
*[[ペルゼイン・リヒカイト]]と[[オデュッセア]]→刀を用いた必殺技を持つロボット(画面の色が変わり、敵が血のような液体を噴出する演出がある)
 
*[[ペルゼイン・リヒカイト]]と[[オデュッセア]]→刀を用いた必殺技を持つロボット(画面の色が変わり、敵が血のような液体を噴出する演出がある)
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