差分
→GNドライヴ[Τ](Gundam Nucleus Drive Τ)
== GNドライヴ[Τ](Gundam Nucleus Drive Τ) ==
== GNドライヴ[Τ](Gundam Nucleus Drive Τ) ==
『[[機動戦士ガンダム00]]』に登場する[[エネルギー]]発生機関。Τは「'''タウ'''」と読む(ギリシャ文字であり、英字のティーではない)。<br/>
『[[機動戦士ガンダム00]]』に登場する[[エネルギー]]発生機関。Τは「'''タウ'''」と読む (ギリシャ文字であり、英字のティーではない)。<br/>
「[[GNドライヴ]]」の廉価版と言えるシステムであり、通称「擬似太陽炉」。劇中ではこれを解析した[[イアン・ヴァスティ]]が名付けたが、いつの間にか他の者もそう呼称していた。
「[[GNドライヴ]]」の廉価版と言えるシステムであり、通称「擬似太陽炉」。劇中ではこれを解析した[[イアン・ヴァスティ]]が名付けたが、いつの間にか他の者もそう呼称していた。
基本性能はオリジナルのGNドライヴと同等だが、「TDブランケット」と呼ばれる部品が中枢に使用されていない点が異なる。粒子の生成には電力が必要であるため稼働時間には限界があり、また停止しているドライヴを稼動させるには始動機という別の機器が必要。この為、[[GN粒子]]発生機関と言うよりは、電力をGN粒子に変換するコンバーターとしての側面が強い。とはいえGN粒子はそれ自体が単なるエネルギー以上の性質 (重量軽減やGNフィールドなど) を持っているため、オリジナルのような無限の稼働時間を得られなくともGN粒子を生成できる意義は大きい。
上述のようにオリジナルのGNドライヴと比べると性能は劣るが、生産の容易さという点ではこちらに優位があり、その生産性を生かして量産機に搭載して高性能化したり、一機に複数のドライヴを搭載する (マルチドライヴと呼称される) ことで[[アルヴァトーレ|ガンダムを超える高出力機]]を造りだすこともできる。
また、量産の過程で改良も進められており、[[トランザム]]システムの実装、[[ツインドライヴシステム]]の搭載など、最終的にはオリジナルと遜色ない性能を持つに至っている。
劇中では[[ソレスタルビーイング]]の[[アレハンドロ・コーナー|離反者]]の手により[[国連]]軍に渡り、そのまま[[GN-X]]の[[動力]]として使用された。
なお、『擬似』と呼ばれているもののGN粒子生成手段として最初に開発されたのはこちらであり、これを改良し、TDブランケットを組み込んだものがGNドライヴである。木星に遺された生産施設にはこのデータが残っており、CB離反組はここからデータを回収してGNドライヴ[Τ]を作り上げた。
前述のとおり、本来は電力をGN粒子に変換する機構のため稼働時間が有限なのだが、スパロボでは擬似太陽炉搭載機にも[[EN回復]](小) が設定されている (UXに至っては「GNドライヴ[Τ]」がEN15%回復、「GNドライヴ[Τ]MD」がEN20%回復) 。挙句の果てに、[[再世篇]]では「[[補助GNドライヴ]]」が登場しており、[[強化パーツ]]になってしまった (擬似だと明言されていないが、オリジナルは大量生産できない上にこのパーツを擬似太陽炉搭載機が持っている事もあるので擬似と見て間違いないだろう)。
== 擬似太陽炉搭載機 ==
== 擬似太陽炉搭載機 ==