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307 バイト追加 、 2014年10月13日 (月) 19:12
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=== 水と沼の国から(『魔装機神スペシャルブックレット』所収の短編。) ===
 
=== 水と沼の国から(『魔装機神スペシャルブックレット』所収の短編。) ===
 
;「[[テュッティ・ノールバック|テュッティ]]にとって冬は憂愁な季節となっていた」<br />「両親と兄の死からすでに一年」
 
;「[[テュッティ・ノールバック|テュッティ]]にとって冬は憂愁な季節となっていた」<br />「両親と兄の死からすでに一年」
:6頁。時期は明言されていないが、[[新西暦]]でいえば183年の冬頃に家族を[[ルビッカ・ハッキネン]]に殺害され、184年の冬に墓前に来たということになる。[[OGシリーズ]]のラングラン新暦でいえば、この時点で4955年の冬頃か? ちなみに、テュッティが残留を決意するまでに要した期日は7日程。その半年後にシリーズのプレイヤーがよく知る日本人の少年が来ることになるのだが……。
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:6頁。時期は明言されていないが、[[新西暦]]でいえば183年の冬頃に家族を[[ルビッカ・ハッキネン]]に殺害され、184年の冬に墓前に来たということになる。[[OGシリーズ]]のラングラン新暦でいえば、この時点で4955年の冬頃か? ちなみに、テュッティが残留を決意するまでに要した期日は7日程。その半年後にシリーズのプレイヤーもよく知るあの日本人の少年が来ることになるのだが……。
 
;「さらには、歳も3つ年上だった」
 
;「さらには、歳も3つ年上だった」
 
:17頁。誰の年齢に関する話題かといえば、テュッティと[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]の年齢差のこと。テュッティはフェイルロード王子よりも3年ほど幼い。
 
:17頁。誰の年齢に関する話題かといえば、テュッティと[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]の年齢差のこと。テュッティはフェイルロード王子よりも3年ほど幼い。
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:20頁。ラングランの「地上人召喚計画」が既に一度実行に移されていたことがわかる。テュッティは第二陣(総勢14名)に属しており、有名な[[マサキ・アンドー]]は第三陣。ゲンナジー、シモーヌ、デメクサ、ヤンロンなどはテュッティの同期である。
 
:20頁。ラングランの「地上人召喚計画」が既に一度実行に移されていたことがわかる。テュッティは第二陣(総勢14名)に属しており、有名な[[マサキ・アンドー]]は第三陣。ゲンナジー、シモーヌ、デメクサ、ヤンロンなどはテュッティの同期である。
 
:第一陣は12人の地上人を召喚して4名が残留、半分近くが地上への帰還を選択したという結果をみている。何らかの惨事に近い出来事に見舞われたらしく、5名の地上人はその影響でラ・ギアスへの魅力を失ったようだ。ここで残留を選択した地上人の中にリカルド、マドック、アハマド、ティアンらがいる。帰還を選択しなかった残りの三名の去就は不明。そのうち二人はおそらく操者としての才能を持ち合わせながらやる気をみせなかったドイツ人のギドと、何らかの理由で補欠扱いにされた女性のレベッカと思われる。残る一名は死亡し(殺害され)た可能性を疑われるところ。
 
:第一陣は12人の地上人を召喚して4名が残留、半分近くが地上への帰還を選択したという結果をみている。何らかの惨事に近い出来事に見舞われたらしく、5名の地上人はその影響でラ・ギアスへの魅力を失ったようだ。ここで残留を選択した地上人の中にリカルド、マドック、アハマド、ティアンらがいる。帰還を選択しなかった残りの三名の去就は不明。そのうち二人はおそらく操者としての才能を持ち合わせながらやる気をみせなかったドイツ人のギドと、何らかの理由で補欠扱いにされた女性のレベッカと思われる。残る一名は死亡し(殺害され)た可能性を疑われるところ。
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:ただ、予備人員を操者候補として扱うなら6名残留としてもよいのではないかとも考えられるため、この時点で二名ほど怪我などによる治療で結論を先送りするような状態にあったのかもしれない。
 
;「地上でも[[パーソナルトルーパー|似たようなもの]]が開発されているという噂は聞いたことがある」
 
;「地上でも[[パーソナルトルーパー|似たようなもの]]が開発されているという噂は聞いたことがある」
:28頁。概ね、この時点で[[ゲシュペンスト]]・[[シュッツバルト]]・[[ビルトシュバイン]]・[[グルンガスト零式]]が完成している。地上にいた頃のテュッティは軍事にさほど関心がなかったのだろう。
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:28頁。概ね、この時点で[[グランゾン]]、[[ゲシュペンスト]]・[[シュッツバルト]]・[[ビルトシュバイン]]・[[グルンガスト零式]]が完成している。地上にいた頃のテュッティは軍事にさほど関心がなかったのだろう。
 
;「既に発進準備を整えていたブローウェルやルジャノール改を押しのけ、ファルクが出撃ハッチに向かう」
 
;「既に発進準備を整えていたブローウェルやルジャノール改を押しのけ、ファルクが出撃ハッチに向かう」
:31頁。この時点でラングラン正規軍にCクラス魔装機が配備されていたことがわかる一文(そして、マサキ顔負けなテュッティの向こう見ずなところも)。『スーパーロボット大戦OG -SECRET HANGAR 2nd target- 』にある掌編「我れは我が素を行う」(グランヴェール)の内容とは異なる。この掌編に原作者が関与していないので当然といえば当然だが…。
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:31頁。この時点でラングランの兵士にCクラス魔装機が配備されていたことがわかる一文(そして、マサキ顔負けな向こう見ずさをみせるテュッティの果敢さも)。『スーパーロボット大戦OG -SECRET HANGAR 2nd target- 』にある掌編「我れは我が素を行う」(グランヴェール)の内容とは異なる。この掌編に原作者が関与していないので当然といえば当然だが…。
 
;「その言葉は、これから半年後、地上から召喚された[[マサキ・アンドー|一人の少年]]に対し、テュッティが告げる最初の言葉と同じであった」
 
;「その言葉は、これから半年後、地上から召喚された[[マサキ・アンドー|一人の少年]]に対し、テュッティが告げる最初の言葉と同じであった」
 
:39頁。短編の閉幕を飾る最後の文。残留を決意した少女に王子が用意した歓迎の言葉は「それでは、テュッティ・ノールバック。ようこそ、ラ・ギアスへ。心から歓迎するよ」というもの。
 
:39頁。短編の閉幕を飾る最後の文。残留を決意した少女に王子が用意した歓迎の言葉は「それでは、テュッティ・ノールバック。ようこそ、ラ・ギアスへ。心から歓迎するよ」というもの。
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