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= デュラクシール(Duraxyll) =
*[[登場作品]]:[[魔装機神シリーズ]]([[バンプレストオリジナル]])
**[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
**[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
**[[スーパーロボット大戦EX]]
*分類:[[魔装機|超魔装機]](明確なカテゴリーは魔装機)
*全高:50.1 m
*重量:89.0 t
*総重量:95.5 t
*動力:フルカネルリ式永久機関
*補助動力:対消滅機関
*エネルギー:魔力・[[プラーナ]]・ニュートリノ併用
*装甲:[[オリハルコニウム]]
*開発者:[[セニア・グラニア・ビルセイア]]
*所属:フェイル軍、[[シュテドニアス連合|シュテドニアス]]軍
*主なパイロット
**[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]
**[[ラセツ・ノバステ]]
**[[カンツォート・ジョグ]]
**[[ルビッカ・ハッキネン]]
**[[ガエン]]
*メカニックデザイン:カトキハジメ

[[セニア・グラニア・ビルセイア]]が開発した[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイル]]軍の[[魔装機]]。一応「超魔装機」の分類だが、[[エウリード]]の「超魔装機計画」との関係はない。共通するのは地上の技術を取り入れていることと、守護精霊に頼らない設計。そのためボディのデザインが他の魔装機とは異なり、特に頭部は設計者の趣味から「[[ガンダムタイプ]]」に似たものとなっているが、モデル機体より遙かに大きい50 mの巨体である。また基本スペックも非常に高い水準を保っており、シュテドニアスに渡ったデュラクシールを追跡する際は[[マサキ・アンドー|マサキ]]をして、「厄介なものを作ってくれたな」と言わしめた。

[[ヴォルクルス]]の分身騒ぎにおいて、[[サイバスター]]が使用不可のため[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]](フェイル)がテストを兼ねて出撃、圧倒的な力でヴォルクルスの分身を殲滅した。このことがきっかけでフェイルは[[ラ・ギアス]]の武力制圧へ動き出すこととなる。余命の少なさ故の焦りから力に溺れたフェイルに対し、[[マサキ・アンドー|マサキ]]達は対決を選択。フェイルは死を覚悟して脱出装置を外して出撃したため、そのままデュラクシールと運命を共にした。

その後、[[神聖ラングラン王国|ラングラン王国]]のアカデミーに保存された設計図を記憶した[[テューディ・ラスム・イクナート]]が2機製作し、それをシュテドニアス軍へと引き渡した。技術のアップデートによりエウリードを超える性能まで引き上げられたが、設計図を記憶して再現されたにも関わらず、脱出装置は外されたままの仕様だった(それによって、ルビッカはこの機体と運命を共にする羽目になっている)。テューディが意図的に外したのか、フェイルがこのことを見越して設計図からも脱出装置の部分を削除したのかは不明。結局、強化されたデュラクシールでも、パイロットの技量が上がった[[魔装機神]]4体の連係を超えるまでには至らずに敗退している。

[[ヒュッケバイン]]のように『外見的に版権作品の機体に似ている』という機体はあっても、作中で『版権作品をデザインのモデルにした』という設定を付けられた機体は本機だけである。ガンダムシリーズが登場しない『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』でも本機が登場しており、当時の版権に対する大らかさが現れている機体という言い方も成り立つだろう。

設定上ガンダムの存在しない世界であるOGシリーズで登場する場合は「ヒュッケバインをモデルにした」という設定で登場可能と言われていた。しかし、[[ヒュッケバイン問題]]により今後の展開に不安が持たれた。リメイク作である『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』では頭部デザインがリファインされて登場しているが、モデル機体などの設定に関しては今後の動向が待たれる。

== 登場作品と役柄 ==
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:最も難易度の低い[[マサキ・アンドー|マサキの章]]のラストボス。マップ兵器無効と[[HP回復]]という能力を持つが、大した影響はない。最大[[射程]]が6しかない上、最終話では射程8~10の機体がわんさか居る自軍に自分だけが突出してくるため、反撃さえロクに出来ずに集中砲火を受けて倒されてしまうケースが多い。ましてプレイヤー側には[[ガンダムF91]]や[[ビルバイン]]という最強の味方機がいるので、分身能力のある[[ビルバイン]]を囮としてぶつけてしまえば恐れることは何も無い。スパロボのヘタレラストボスの一角に挙げられるだろう。強化した[[ビルバイン]]なら単機で倒してしまうことも十分可能。なお、メガスマッシャーという攻撃兵器を装備しているが、[[インスペクター]]の[[ガルガウ]]とはなんの関係もない。ちなみに、ルート選択によっては前哨戦、合流イベントがあり初期配置にいる[[移動要塞]]を倒してからデュラクシールとの決戦に入るが、その場合味方の気力が十分上がっている分さらに楽。
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
:シュテドニアスに関わるルートではテューディが登場して、2機生産する。守護精霊のない魔装機なので弱点はない。普通に戦えば強いが、ゲームシステム上は「一撃必殺」が基本なので、背後から必殺技を撃って[[再攻撃]]が発動すれば一撃で落ちる。
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
:噂通りに頭部がリニューアルされ、フェイスが[[ヒュッケバイン]]を想起させるものとなっている。武装も大幅にリニューアルされた。
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
:アンティラス隊に入ったガエンの搭乗機となるが、セニアの口からまだ改良の余地があることとガエン自身もデュラクシールの力を持て余していることもあって封印される。この事情から味方として使えるのは2話だけだが、'''武器開示率にはデュラクシールの武器も含まれる'''ので、コンプリートを目指す人は注意。他にもラセツが強奪した物を改造した[[デュラクシールII]]が中盤から登場する。

== 装備・機能 ==
=== 武装・[[必殺武器]] ===
;誘導ミサイル
:クローの割れ目部分のシャッターが開き発射される。
;超振動クロー
:両前腕部に装備している大型爪。NDS版『魔装機神』以降の作品で装備している。
;タオーステイル
:[[マップ兵器]]。両肩に複数装備している羽のような部品(18枚のバインダー)を自機を中心に一斉に発射し打突による[[オールレンジ攻撃]]を仕掛ける。『魔装機神』以降の作品で装備している。『魔装機神II』では敵味方識別可能。
;バスターキャノン
:全タオーステイルを展開して発動させる光学兵器。4門の砲門(5枚のバインダー×2門、4枚のバインダー×2門)を型どったタオーステイルから破壊光線を一斉に発射する。『魔装機神』以降の作品で装備している。
;ハイパービームサーベル
:非実体剣。『EX』で装備している。
;メガバスター砲
:光学兵器。[[マップ兵器]]。『EX』で装備している。
;エンタイアリィバスター
:胸部に搭載された光学兵器。『魔装機神II』で使用する。
;メガスマッシャー
:光学兵器。『EX』で装備している。
;ハイパープラズマソード
:非実体剣。SFC版『魔装機神』で装備している。
;拡散ビーム
:ビーム兵器。SFC版『魔装機神』で装備している。

=== [[特殊能力]] ===
;剣装備
:リメイク版のみ[[切り払い]]を発動させる。なお、LOEでは[[特殊技能]]として発動する。
;マップ兵器無効
:[[スーパーロボット大戦EX|EX]]のみの能力。
;HP回復(小)
:敵機のときはHP回復(中)。

=== 移動タイプ ===
;[[空]]・[[陸]]
:[[飛行]]可能。魔装機は基本的に飛行可能だが、LOEでは地上戦のためできない。

=== [[サイズ]] ===
;L
:

== [[BGM|機体BGM]] ==
;「ARMAGEDDON」
:旧シリーズのラストボスのBGM。
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[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカた行]]
[[Category:魔装機神の登場メカ]]
[[Category:魔装機神]]