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「門を用いて」「門が通じていた」という言葉から、別の場所にあるクロスゲートから来たとも取れるが詳細は不明。少なくともクロスゲートを通じて来た異界の者であるが、クロスゲートについての知識は世界間を繋ぐ通り道程度としか認識しておらず、ラ・ギアスへは「宿命」や「因縁」を道標として辿り着いただけである。そもそもあれだけの巨体を誇り、強力な魔法(超能力)までも使えるとなれば、クロスゲートをその身に取り込んで更なる強化を計るという弱者特有の発想は非常に生まれにくいと思われる。
 
「門を用いて」「門が通じていた」という言葉から、別の場所にあるクロスゲートから来たとも取れるが詳細は不明。少なくともクロスゲートを通じて来た異界の者であるが、クロスゲートについての知識は世界間を繋ぐ通り道程度としか認識しておらず、ラ・ギアスへは「宿命」や「因縁」を道標として辿り着いただけである。そもそもあれだけの巨体を誇り、強力な魔法(超能力)までも使えるとなれば、クロスゲートをその身に取り込んで更なる強化を計るという弱者特有の発想は非常に生まれにくいと思われる。
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名前はヘブライ語で「古の知恵者」を意味する。また、[[アンティラス隊|アンティラス]]や[[ガエン]]、[[ウーフ]]などのラ・ギアスの神話に登場する神々は全て巨人の名前である(彼とその配下がヘブライ語で命名されているのはシナリオ担当者が違うため)。
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名前は[[ヘブライ語]]で「古の知恵者」を意味する。また、[[アンティラス隊|アンティラス]]や[[ガエン]]、[[ウーフ]]などのラ・ギアスの神話に登場する神々は全て巨人の名前である(彼とその配下がヘブライ語で命名されているのはシナリオ担当者が違うため)。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[フーム・ラカーブ]]
 
;[[フーム・ラカーブ]]
 
:代弁者。ハーカームが力を取り戻すまでの時間稼ぎとして彼を先行、教化を行わせていた。
 
:代弁者。ハーカームが力を取り戻すまでの時間稼ぎとして彼を先行、教化を行わせていた。
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;[[シュウ・シラカワ]]
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:彼の知識に目を付け、教化しようとするが…
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;[[サーヴァ・ヴォルクルス]]、[[ルザムノ・ラスフィトート]]、[[ギゾース・グラギオス]]
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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=== 戦闘台詞 ===
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;「黒キ機人ヲ模スカ」
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:[[サイバスター]]に対する特殊戦闘台詞。この「黒キ機人」とは[[ゼルヴォイド]]の事を指しているが、[[Zシリーズ]]をプレイしたユーザーには[[シュロウガ|ミスリード]]を招きかねない台詞とも言える。
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;「七戒ヲ犯ス愚者に死災ヲ」<BR/>「抗拒ハ、認メズ」<BR/>「湮滅スベシ」
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:エルヨウンシュフェット使用時。
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;「迷妄ナル……嬰児(みどりご)ニ……!!」
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:撃墜台詞。難しい言葉を使っているが、簡単に言うと「妄想を見る赤ん坊に!!」という事である。
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;「怨々々々々……!!」
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:最終話クリア直後のイベント戦闘における断末魔。読みはおそらく'''「オオオオオ……!!」'''。
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:負の力の集合体ならではの叫びともとれる。
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=== [[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F COFFIN OF THE END]] ===
 
=== [[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F COFFIN OF THE END]] ===
 
;「怨毒……浄化……玉体……顕現……」<BR/>「我コソガ真ノ統馭者……カドゥム・ハーカーム……」<BR/>「深遠ノ知恵ヲ求メシ者ヨ……其ノ業ハ巡ル……」
 
;「怨毒……浄化……玉体……顕現……」<BR/>「我コソガ真ノ統馭者……カドゥム・ハーカーム……」<BR/>「深遠ノ知恵ヲ求メシ者ヨ……其ノ業ハ巡ル……」
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;「深遠ノ知恵ヲ求メシ者……汝ヲ教化出来レバ……」
 
;「深遠ノ知恵ヲ求メシ者……汝ヲ教化出来レバ……」
 
:[[シュウ・シラカワ|シュウ]]との戦闘前会話。しかし彼からは'''「[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル|私を]][[オレグ・ナザロフ|操ろう]][[テイニクェット・ゼゼーナン|とした]][[ユーゼス・ゴッツォ|者の]][[クェパロク・ナーモ|末路]]は、決まっています。」'''と返され、太古の叡智を持ってしても盛大な[[死亡フラグ]]を踏み抜いた事に気づかなかったらしい。<br/>それ以前にシュウからすれば、かつて自分を縛り付けていた[[サーヴァ・ヴォルクルス|ヴォルクルス]]の本体ともいえる存在である時点で復讐の対象であると言えるが。
 
:[[シュウ・シラカワ|シュウ]]との戦闘前会話。しかし彼からは'''「[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル|私を]][[オレグ・ナザロフ|操ろう]][[テイニクェット・ゼゼーナン|とした]][[ユーゼス・ゴッツォ|者の]][[クェパロク・ナーモ|末路]]は、決まっています。」'''と返され、太古の叡智を持ってしても盛大な[[死亡フラグ]]を踏み抜いた事に気づかなかったらしい。<br/>それ以前にシュウからすれば、かつて自分を縛り付けていた[[サーヴァ・ヴォルクルス|ヴォルクルス]]の本体ともいえる存在である時点で復讐の対象であると言えるが。
;「黒キ機人ヲ模スカ」
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:[[サイバスター]]に対する特殊戦闘台詞。この「黒キ機人」とは[[ゼルヴォイド]]の事を指しているが、[[Zシリーズ]]をプレイしたユーザーには[[シュロウガ|ミスリード]]を招きかねない台詞とも言える。
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;「七戒ヲ犯ス愚者に死災ヲ」<BR/>「抗拒ハ、認メズ」<BR/>「湮滅スベシ」
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:エルヨウンシュフェット使用時。
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;「迷妄ナル……嬰児(みどりご)ニ……!!」
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:撃墜台詞。難しい言葉を使っているが、簡単に言うと「妄想を見る赤ん坊に!!」という事である。
   
;「我ハ……閉楽園ノ守護者デアリ……統馭者……!」<br/>「此ノ地ヲ……汝ラニ……委ネル訳ニハ……イカヌ……!」<br/>「故ニ……我ハ……幾度デモ……!」
 
;「我ハ……閉楽園ノ守護者デアリ……統馭者……!」<br/>「此ノ地ヲ……汝ラニ……委ネル訳ニハ……イカヌ……!」<br/>「故ニ……我ハ……幾度デモ……!」
 
:撃墜後。あくまで自分こそがラ・ギアスの守護者であるとして人間による世界を認めず、最後の悪あがきとしてかつて滅ぼされた時と同じ様に自らを再び怨念と化し、三邪神としてラ・ギアスの世界に留まり、あわよくば再度復活してその時こそ全ての教化を果さんと目論むが……
 
:撃墜後。あくまで自分こそがラ・ギアスの守護者であるとして人間による世界を認めず、最後の悪あがきとしてかつて滅ぼされた時と同じ様に自らを再び怨念と化し、三邪神としてラ・ギアスの世界に留まり、あわよくば再度復活してその時こそ全ての教化を果さんと目論むが……
;「怨々々々々……!!」
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:最終話クリア直後のイベント戦闘における断末魔。負の力の集合体ならではの叫びともとれる。
   
;「有リ……得ヌ……有リ得ヌ……!」<BR/>「我ガ……我コソガ……試……練……!?」<BR/>「斯様ナ……事ガ……!我ガ……求ムル……精強ノ種子ハ……!」<br/>「我ガ……王タル我ガ……入滅スル……ナド………………!!」
 
;「有リ……得ヌ……有リ得ヌ……!」<BR/>「我ガ……我コソガ……試……練……!?」<BR/>「斯様ナ……事ガ……!我ガ……求ムル……精強ノ種子ハ……!」<br/>「我ガ……王タル我ガ……入滅スル……ナド………………!!」
 
:イベント戦闘後。全ての人間の、精霊の想いを乗せた[[サイバスター]]のアカシックノヴァによって遂に力尽き、自分の存在そのものがラ・ギアスにとって「試練」という名の「災厄」であり、「守護者」ではなく「侵略者」も同然である事を最期まで認められないまま、古の王はクロスゲートの中へと吸い込まれる形でラ・ギアスの世界から怨念諸共消え失せる事となった……。<br/>ただし完全に消滅したとは言い切れず、クロスゲート自体も数多くの世界に存在する以上、今後何らかの形で第2次OGの[[ペルフェクティオ|破滅の王]]の如く、再び出現する可能性は0ではないだろう……。
 
:イベント戦闘後。全ての人間の、精霊の想いを乗せた[[サイバスター]]のアカシックノヴァによって遂に力尽き、自分の存在そのものがラ・ギアスにとって「試練」という名の「災厄」であり、「守護者」ではなく「侵略者」も同然である事を最期まで認められないまま、古の王はクロスゲートの中へと吸い込まれる形でラ・ギアスの世界から怨念諸共消え失せる事となった……。<br/>ただし完全に消滅したとは言い切れず、クロスゲート自体も数多くの世界に存在する以上、今後何らかの形で第2次OGの[[ペルフェクティオ|破滅の王]]の如く、再び出現する可能性は0ではないだろう……。
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;[[ゼルヴォイド]]
 
;[[ゼルヴォイド]]
 
:かつて自身を滅ぼした忌まわしき「黒き機人」。しかし、再び相対したその機体はゼルヴィオリアによる特攻ではなく「仲間」と共に巨人王に挑む。
 
:かつて自身を滅ぼした忌まわしき「黒き機人」。しかし、再び相対したその機体はゼルヴィオリアによる特攻ではなく「仲間」と共に巨人王に挑む。
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;[[サイバスター]]
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*ハーカームの言う「試練」については不明。考えられる候補は[[αシリーズ]]の[[アポカリュプシス]]、もしくは[[Zシリーズ]]の[[黒の英知|根源的災厄]]だが…?「自分の意志のつもりで実はもっと上の存在の思惑だった」点については、[[ユーゼス・ゴッツォ|この男]]にも近い。
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*ハーカームの言う「試練」については不明。考えられる候補は[[αシリーズ]]の[[アポカリュプシス]]、もしくは[[Zシリーズ]]の[[黒の英知|根源的災厄]]だが……?「自分の意志のつもりで実はもっと上の存在の思惑だった」点については、[[ユーゼス・ゴッツォ|この男]]にも近い。
 
**また「細胞内に仕込んだ因子から洗脳する」「洗脳した相手の機体スペックを引き上げる」「静寂の世界を求めている」「人間を監視している」「統括する者を倒せば他が総崩れになる」「クロスゲートは移動用のツール」という点は[[アインスト]]にも見られた特徴だが、関連があるかは不明。
 
**また「細胞内に仕込んだ因子から洗脳する」「洗脳した相手の機体スペックを引き上げる」「静寂の世界を求めている」「人間を監視している」「統括する者を倒せば他が総崩れになる」「クロスゲートは移動用のツール」という点は[[アインスト]]にも見られた特徴だが、関連があるかは不明。
 
*ハーカームを始めとする巨人族の個体や武装名はヘブライ語が由来とされ、特にハーカームの必殺武装である「エルヨウンシェフェット」の名称は[[アダマトロン]]を連想させる(あちらは「エルヨウン・イェダ・ドーマー」という技を持つ)ことから、[[ゼ・バルマリィ帝国]]とも関連があるのではないかと囁かれている。ただし作中ではまったく言及されていない上、そもそも共通点が「ヘブライ語が由来である」という点のみであるため、現時点では関連がない可能性のほうが高い。作中では巨人族の力は「負の力」と表現されており、どちらかと言えば[[ケイサル・エフェス (人物)|霊帝]]や[[ペルフェクティオ|破滅の王]]に近い存在とも言える。
 
*ハーカームを始めとする巨人族の個体や武装名はヘブライ語が由来とされ、特にハーカームの必殺武装である「エルヨウンシェフェット」の名称は[[アダマトロン]]を連想させる(あちらは「エルヨウン・イェダ・ドーマー」という技を持つ)ことから、[[ゼ・バルマリィ帝国]]とも関連があるのではないかと囁かれている。ただし作中ではまったく言及されていない上、そもそも共通点が「ヘブライ語が由来である」という点のみであるため、現時点では関連がない可能性のほうが高い。作中では巨人族の力は「負の力」と表現されており、どちらかと言えば[[ケイサル・エフェス (人物)|霊帝]]や[[ペルフェクティオ|破滅の王]]に近い存在とも言える。
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*胸部にある水色のクリスタルや黄金のラインがウルトラマンを彷彿させるものとなっている。
    
{{魔装機神シリーズ}}
 
{{魔装機神シリーズ}}
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