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ラングランの王族は[[アルザール・グラン・ビルセイア|アルザール]]や[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード]]のように、結界に魔力を供給する義務を負うが、これは結果的には王宮の地下深くに存在するヨーテンナイへと捧げられることになっており、そのまま彼女の力へと変わっていた。また、ヨーテンナイ自身も己の命を保持するために結界を維持しており、その結果「調和の結界」を通じてラ・ギアス全土に魔力が供給されていた。
 
ラングランの王族は[[アルザール・グラン・ビルセイア|アルザール]]や[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード]]のように、結界に魔力を供給する義務を負うが、これは結果的には王宮の地下深くに存在するヨーテンナイへと捧げられることになっており、そのまま彼女の力へと変わっていた。また、ヨーテンナイ自身も己の命を保持するために結界を維持しており、その結果「調和の結界」を通じてラ・ギアス全土に魔力が供給されていた。
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現在の存在はアストラルシフトと原理的には同様の状態にあるが、人間としての命が既に尽きているため、邪神が完全に解放される=封印が解かれる=教団の目的が果たされると死亡してしまう。そのため、己を縛りつけたラ・ギアスへの復讐と、自由を手に入れるための計画として、ラ・ギアスを地上や並行世界含む、ありとあらゆる世界から完全に遮断し、絶対・相対問わず全ての時間を停止させる『静死の棺』なる計画を目論んでいた(アストラル体でもある彼女もしくは彼女と契約を交わした崇使のみ自由に動ける)。魔装機神たちのポゼッションの発動さえも計画の一部であり、全てはアストラルエネルギーを物質界に流し込むためのものであった。
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現在の彼女はアストラルシフトと原理的には同様の状態にあるが、人間としての命が既に尽きているため、邪神が完全に解放され封印が解かれると死亡してしまう。そのため、己を縛りつけたラ・ギアスへの復讐と、自身の自由を手に入れるための計画として、ラ・ギアスを地上や並行世界含む、ありとあらゆる世界から完全に遮断し、絶対・相対問わず全ての時間を停止させる『静死の柩』なる計画を目論んでいた(アストラル体でもある彼女もしくは彼女と契約を交わした崇使のみ自由に動ける)。魔装機神たちのポゼッションの発動さえも計画の一部であり、全てはアストラルエネルギーを物質界に流し込むためのものであった。
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そして、三邪神の復活、四体の魔装機神のポゼッション発動、鋼龍戦隊の活躍によって潜伏地点に存在していたクロスゲートが起動したことを切っ掛けとして、行動を開始。マグゥーキを召喚してラ・ギアス全土に放ち、自らもレヱゼンカヰムに乗り込み魔装機神と対決。彼らを捕えることに成功し、静死の棺も完成かと思われたが、取り逃がしたシュウ、彼と合流した一派の行動によって魔装機神が解放。計画完遂を急いで潜伏場所の結界を解いた結果そのまま攻め入られ対決、アストラル界からエネルギーを取り込み続けることで驚異的な回復能力を見せるもただの人間であったことが災いしてついには限界に達し、撃破された。
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そして、三邪神の復活、四体の魔装機神のポゼッション発動、鋼龍戦隊の活躍によって潜伏地点に存在していたクロスゲートが起動したことを切っ掛けとして、行動を開始。マグゥーキを召喚してラ・ギアス全土に放ち、自らもレヱゼンカヰムに乗り込み魔装機神と対決。彼らを捕えることに成功し、静死の柩も完成かと思われたが、取り逃がしたシュウ、彼と合流した一派の行動によって魔装機神が解放。計画完遂を急いで潜伏場所の結界を解いた結果そのまま攻め入られ対決、アストラル界からエネルギーを取り込み続けることで驚異的な回復能力を見せるも元々はただの人間であったことが災いしてついには限界に達し、撃破された。
 
それでもなお、己にアストラルエネルギーを降ろそうと試みたが、凝集したエネルギーにより、三邪神の魂が大元の巨人の姿に戻ってしまったことにより力の源泉が断たれ、レヱゼンカヰムを残して跡形もなく消滅した。
 
それでもなお、己にアストラルエネルギーを降ろそうと試みたが、凝集したエネルギーにより、三邪神の魂が大元の巨人の姿に戻ってしまったことにより力の源泉が断たれ、レヱゼンカヰムを残して跡形もなく消滅した。
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ちなみに、静死の棺自体はシュウたちが突入する寸前に一応完成しており、事前に静死の棺対策が打たれていなければそこでヨーテンナイの勝利という、かなり僅差な展開ではあった。
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ちなみに、静死の柩自体はシュウたちが突入する寸前に一応完成しており、事前に静死の棺対策が打たれていなければそこでヨーテンナイの勝利という、かなり僅差な展開ではあった。
    
なおシュウの話などから、全て計画通りというわけではなく自身の計画を達成するために必要な条件が整うまで、教団などいくつか手を打ちつつ只管待ち続けていた模様。事実上の不老不死である彼女にとっては、万か億かの偶然が何時か起こり得ればそれで良いと気長に待っていた。それはまさにPOJでシュウが語った「未必の故意」そのものといえる。
 
なおシュウの話などから、全て計画通りというわけではなく自身の計画を達成するために必要な条件が整うまで、教団などいくつか手を打ちつつ只管待ち続けていた模様。事実上の不老不死である彼女にとっては、万か億かの偶然が何時か起こり得ればそれで良いと気長に待っていた。それはまさにPOJでシュウが語った「未必の故意」そのものといえる。
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