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== 第4次スーパーロボット大戦 ==
   
*発売日:1995年3月17日
 
*発売日:1995年3月17日
 
*機種:[[スーパーファミコン]]
 
*機種:[[スーパーファミコン]]
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*次:[[第2次スーパーロボット大戦G]](GB)
 
*次:[[第2次スーパーロボット大戦G]](GB)
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『[[第2次スーパーロボット大戦]]』より続く[[旧シリーズ]]の完結編。<br />オリジナル[[主人公]]や[[強化パーツ]]、[[オプション]]の[[ロボット大図鑑]]や[[キャラクター事典]]などシリーズにおけるおなじみの要素が本作でほぼ出揃った。
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『[[第2次スーパーロボット大戦]]』より続く[[旧シリーズ]]の完結編。オリジナル[[主人公]]や[[強化パーツ]]、[[オプション]]の[[ロボット大図鑑]]や[[キャラクター事典]]などシリーズにおけるおなじみの要素が本作でほぼ出揃った。
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後に[[プレイステーション]]にて『[[第4次スーパーロボット大戦S]]』として移植された。<br />また[[セガサターン]]でリリースされた『[[スーパーロボット大戦F]]』(および『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』)は本作をベースにしたリメイク作品である。
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後に[[プレイステーション]]にて『[[第4次スーパーロボット大戦S]]』として移植された。また[[セガサターン]]でリリースされた『[[スーパーロボット大戦F]]』(および『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』)は本作をベースにしたリメイク作品である。
    
シリーズの中でも単品としても一番ソフトの定価が高く、当時のスーパーファミコンソフトの事情によるものも一因である。
 
シリーズの中でも単品としても一番ソフトの定価が高く、当時のスーパーファミコンソフトの事情によるものも一因である。
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=== 戦闘システムと難易度 ===
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== 戦闘システムと難易度 ==
    
*[[エネミーフェイズ]]での行動方針に「'''マニュアル'''」が追加
 
*[[エネミーフェイズ]]での行動方針に「'''マニュアル'''」が追加
 
**敵ターンでの行動方針について、従来は一括の命令に従いオートで行動させるしかなかったが、本作でマニュアルでの決定が可能に。これにより反撃・防御・回避の選択、また反撃時の武器選択等が自由に行えるようになった。
 
**敵ターンでの行動方針について、従来は一括の命令に従いオートで行動させるしかなかったが、本作でマニュアルでの決定が可能に。これにより反撃・防御・回避の選択、また反撃時の武器選択等が自由に行えるようになった。
   
*[[特殊技能]]の追加
 
*[[特殊技能]]の追加
 
**[[ニュータイプ]]や[[聖戦士]]といった特殊能力者について、同名の特殊技能の設定により、他の人物との差別化が図られた。
 
**[[ニュータイプ]]や[[聖戦士]]といった特殊能力者について、同名の特殊技能の設定により、他の人物との差別化が図られた。
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**[[シールド防御]]によりダメージを軽減。
 
**[[シールド防御]]によりダメージを軽減。
 
***切り払い、シールド防御については、'''機体の特性'''も条件を満たす必要あり(剣所持、盾所持)
 
***切り払い、シールド防御については、'''機体の特性'''も条件を満たす必要あり(剣所持、盾所持)
   
*[[強化パーツ]]の追加
 
*[[強化パーツ]]の追加
 
**今日でもおなじみの強化パーツ(使い捨てのパワーアップアイテムである初代・第2次は除く)は本作からの登場。主にマップ中でのアイテム探索により入手でき、マップの特定地点にユニットを移動させると、隠されている[[強化パーツ]]や金塊(資金)が入手できる、というもの(但し後者は「'''金魂'''」と表記される)。
 
**今日でもおなじみの強化パーツ(使い捨てのパワーアップアイテムである初代・第2次は除く)は本作からの登場。主にマップ中でのアイテム探索により入手でき、マップの特定地点にユニットを移動させると、隠されている[[強化パーツ]]や金塊(資金)が入手できる、というもの(但し後者は「'''金魂'''」と表記される)。
   
*ユニットパラメータ「[[運動性]]」が本作より採用。
 
*ユニットパラメータ「[[運動性]]」が本作より採用。
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[[ネオ・グランゾン]]と戦う為の条件が第3次より易しくなっている。また、この条件を満たすと最終面での選択肢の選び方次第では戦うか戦わないかでグッドエンドかバッドエンドとなる、シリーズ初のバッドエンドが用意されている(F完結編の一部のバッドエンドと違い、バッドエンド一直線の展開ではない)。
 
[[ネオ・グランゾン]]と戦う為の条件が第3次より易しくなっている。また、この条件を満たすと最終面での選択肢の選び方次第では戦うか戦わないかでグッドエンドかバッドエンドとなる、シリーズ初のバッドエンドが用意されている(F完結編の一部のバッドエンドと違い、バッドエンド一直線の展開ではない)。
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=== 話題 ===
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== 話題 ==
    
*『[[第2次スーパーロボット大戦]]」、『[[第3次スーパーロボット大戦]]』、『[[スーパーロボット大戦EX]]』と展開された一連の作品、いわゆる旧シリーズの最終作。なお、本作はスーパーロボット大戦EXのエンディングに記載されており、この時既に製作が決定されていた。
 
*『[[第2次スーパーロボット大戦]]」、『[[第3次スーパーロボット大戦]]』、『[[スーパーロボット大戦EX]]』と展開された一連の作品、いわゆる旧シリーズの最終作。なお、本作はスーパーロボット大戦EXのエンディングに記載されており、この時既に製作が決定されていた。
   
*参戦作品はこれまでの作品で出演した全作品に新規参戦5作品が加わったもので、シナリオのボリュームは前3作を遥かに凌ぐ。その分容量が厳しくなったようで、『EX』では再現されていた武器グラフィックが無くなったり、「[[コン・バトラーV]] or [[ダンクーガ]]」・「リューネ・ヤンロン・テュッティ or シュウ・サフィーネ・モニカ」のように、シナリオが進むと強制的に自軍から離れる機体やキャラクターが存在する。
 
*参戦作品はこれまでの作品で出演した全作品に新規参戦5作品が加わったもので、シナリオのボリュームは前3作を遥かに凌ぐ。その分容量が厳しくなったようで、『EX』では再現されていた武器グラフィックが無くなったり、「[[コン・バトラーV]] or [[ダンクーガ]]」・「リューネ・ヤンロン・テュッティ or シュウ・サフィーネ・モニカ」のように、シナリオが進むと強制的に自軍から離れる機体やキャラクターが存在する。
   
*[[主人公]]システムが初導入され、男女4名ずつの計8名から選択可能。<br />そして主人公専用のオリジナルユニット、いわゆる[[バンプレストオリジナル]]のロボットが登場した。
 
*[[主人公]]システムが初導入され、男女4名ずつの計8名から選択可能。<br />そして主人公専用のオリジナルユニット、いわゆる[[バンプレストオリジナル]]のロボットが登場した。
   
*参戦作品の世界観や、イベントなども数多く再現されている。<br />そのため政治思想など社会的な側面が作品に表現された。一連のクロスオーバー現象の奔りともいえる。
 
*参戦作品の世界観や、イベントなども数多く再現されている。<br />そのため政治思想など社会的な側面が作品に表現された。一連のクロスオーバー現象の奔りともいえる。
   
*戦闘画面のクオリティはスーパーファミコンの性能を引き出していると評判が高く、後の「第4次スーパーロボット大戦S」ではそのままの形で移植されている。
 
*戦闘画面のクオリティはスーパーファミコンの性能を引き出していると評判が高く、後の「第4次スーパーロボット大戦S」ではそのままの形で移植されている。
   
*本作初登場の「[[真ゲッターロボ]]」について、[[真・ゲッター2]]及び[[真・ゲッター3]]は原作未登場のため、石川賢氏がわざわざ書き下ろした。
 
*本作初登場の「[[真ゲッターロボ]]」について、[[真・ゲッター2]]及び[[真・ゲッター3]]は原作未登場のため、石川賢氏がわざわざ書き下ろした。
   
*オプションが本作より充実。サウンドセレクトの他、キャラクター事典、ロボット大図鑑、[[カラオケモード]]、デモセレクト等が実装され、うち事典類については、以後の据置機において原則的に採用されている。なお、本作と[[新]]はキャラクター辞典に最初から全登場人物(隠しキャラである[[クェス・パラヤ]]、そして[[シルキー・マウ]]でさえも!)が登録されていた。
 
*オプションが本作より充実。サウンドセレクトの他、キャラクター事典、ロボット大図鑑、[[カラオケモード]]、デモセレクト等が実装され、うち事典類については、以後の据置機において原則的に採用されている。なお、本作と[[新]]はキャラクター辞典に最初から全登場人物(隠しキャラである[[クェス・パラヤ]]、そして[[シルキー・マウ]]でさえも!)が登録されていた。
   
*パッケージイラストは「ケイブンシャ大百科」シリーズが元になっている。  
 
*パッケージイラストは「ケイブンシャ大百科」シリーズが元になっている。  
   
*旧シリーズでは、前3作と比べて進行記録のセーブデータファイルが二つしか無い(図鑑データのセーブにも使われている為と思われる)。その代わり、ターボファイル(ツイン)を接続する事によって複数のセーブデータを残す事が可能。なお、発売からかなり時間が経った現在ではカートリッジのバックアップ電池が切れている可能性がある為、プレイの際は記録用にターボファイルを使用するといいだろう(腕に自信があるならば分解して電池交換をする手もある)。
 
*旧シリーズでは、前3作と比べて進行記録のセーブデータファイルが二つしか無い(図鑑データのセーブにも使われている為と思われる)。その代わり、ターボファイル(ツイン)を接続する事によって複数のセーブデータを残す事が可能。なお、発売からかなり時間が経った現在ではカートリッジのバックアップ電池が切れている可能性がある為、プレイの際は記録用にターボファイルを使用するといいだろう(腕に自信があるならば分解して電池交換をする手もある)。
   
*旧シリーズの最終ストーリー(の一つ)という事もあって、[[第2次]]の[[DC戦争]]、[[第3次]]の[[インスペクター事件]]、[[EX]]の[[ラ・ギアス事件]]に相当する大戦の別称は存在しないが、[[魔装機神シリーズ]]では「第4次大戦」と触れられてはいる(現在は[[OGシリーズ]]の世界観で進んでいる)。
 
*旧シリーズの最終ストーリー(の一つ)という事もあって、[[第2次]]の[[DC戦争]]、[[第3次]]の[[インスペクター事件]]、[[EX]]の[[ラ・ギアス事件]]に相当する大戦の別称は存在しないが、[[魔装機神シリーズ]]では「第4次大戦」と触れられてはいる(現在は[[OGシリーズ]]の世界観で進んでいる)。