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操者、活動領域の追加
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ラングラン王国が開発を行い、精霊との契約に成功した16体の魔装機は「'''正魔装機'''」(あるいはオリジナル魔装機)と呼称され、16体のうち高位の精霊と契約した4体の正魔装機は「'''[[魔装機神]]'''」と呼称される。その他、[[ノルス]]のように精霊と契約しながらも正魔装機として扱われない機体もあり、予備機として正式採用されなかったBクラス魔装機も何体か存在する。多くの魔装機を開発しながら、枠を16と制限した理由については、[[熱血!必中!ボイス・スパログ!~魔装機神II篇~|ラジオ]]内の説明で補足された。曰く、「ラ・ギアスでは4の数字が重要な意味を持っている。当時のラングラン政府は、縁起を担ぐ意味合いで『4を2乗にした16』という数字を選択した」らしい。魔装機神が4体なのもそのためであるらしいが、ガルガードと呼ばれる炎系魔装機で高位精霊降臨に期待(挑戦)しているので、実際には5体目の魔装機神の完成に失敗したことで、きりのよい神聖な数字(4と16)にまとめてしまおうとした、と推測を働かせる余地はある。
 
ラングラン王国が開発を行い、精霊との契約に成功した16体の魔装機は「'''正魔装機'''」(あるいはオリジナル魔装機)と呼称され、16体のうち高位の精霊と契約した4体の正魔装機は「'''[[魔装機神]]'''」と呼称される。その他、[[ノルス]]のように精霊と契約しながらも正魔装機として扱われない機体もあり、予備機として正式採用されなかったBクラス魔装機も何体か存在する。多くの魔装機を開発しながら、枠を16と制限した理由については、[[熱血!必中!ボイス・スパログ!~魔装機神II篇~|ラジオ]]内の説明で補足された。曰く、「ラ・ギアスでは4の数字が重要な意味を持っている。当時のラングラン政府は、縁起を担ぐ意味合いで『4を2乗にした16』という数字を選択した」らしい。魔装機神が4体なのもそのためであるらしいが、ガルガードと呼ばれる炎系魔装機で高位精霊降臨に期待(挑戦)しているので、実際には5体目の魔装機神の完成に失敗したことで、きりのよい神聖な数字(4と16)にまとめてしまおうとした、と推測を働かせる余地はある。
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魔術的機構を搭載しているためか、操者の得意魔術や得物(剣・槍・鎌・斧・刀)に魔術を上乗せして放つ技をトレースして使用する事が可能(どの程度再現できるかは機体自体の機能や性能に左右される面もあるため100%ではない)。腕の立つパイロット(操者)ほど、搭載された内蔵火器をそのまま使用せずに応用する。
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魔術的機構を搭載しているためか、操者の得意魔術や得物(剣・槍・鎌・斧・刀)に魔術を上乗せして放つ技をトレースして使用する事が可能(どの程度再現できるかは機体自体の機能や性能に左右される面もあるため必ずしも100%ではない)。腕の立つパイロット(操者)ほど、搭載された内蔵火器をそのまま使用せずに応用する。
    
その後、ラングランの魔装機計画を国家の脅威と感じた他国でも、同様の兵器が開発された。激化する各国の魔装機開発を前にした「[[アンティラス隊]]」もまた、'''16'''という聖なる数字への拘りを捨てつつある。
 
その後、ラングランの魔装機計画を国家の脅威と感じた他国でも、同様の兵器が開発された。激化する各国の魔装機開発を前にした「[[アンティラス隊]]」もまた、'''16'''という聖なる数字への拘りを捨てつつある。
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;プラーナ
 
;プラーナ
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:魔装機と呼ばれる機械に知性と力を授ける超常的存在。炎・風・大地・水の4属性を根源としており、操者の性格などが機体に降臨した精霊に合わなければ満足に操縦することが出来ないとされる。精霊の気性は属性ごとに様々であり、自己主張の少ない精霊は操者が元[[ヴォルクルス教徒]]であっても抵抗しないそうだ。搭乗前にメカニック達が守護精霊との適正を検査する軽度な調査から、操者の心身と4属性の適正を把握する大掛かりな試験もあるなど中々に細かく、4大属性と親和性をもつことが判明した操者は「万能型」と呼称される。本編ではいまのところバゴニアの剣士[[ロザリー・セルエ|ロザリー]]のみの明言。
 
:魔装機と呼ばれる機械に知性と力を授ける超常的存在。炎・風・大地・水の4属性を根源としており、操者の性格などが機体に降臨した精霊に合わなければ満足に操縦することが出来ないとされる。精霊の気性は属性ごとに様々であり、自己主張の少ない精霊は操者が元[[ヴォルクルス教徒]]であっても抵抗しないそうだ。搭乗前にメカニック達が守護精霊との適正を検査する軽度な調査から、操者の心身と4属性の適正を把握する大掛かりな試験もあるなど中々に細かく、4大属性と親和性をもつことが判明した操者は「万能型」と呼称される。本編ではいまのところバゴニアの剣士[[ロザリー・セルエ|ロザリー]]のみの明言。
 
:操者の適正以外では、機体自体にも精霊との相性が存在する。例としては機体構造が人体に近い事で精霊との親和性が高まった[[ディンフォース]]、逆に人型から遠ざかったために精霊との親和性が落ちてしまった[[フェンター]]がある。なお、外装が非人型の魔装機であっても、製作者に精霊への理解・信仰が乏しければ、降臨した精霊が機体との不和に苦しまずに済むという(典型例は精霊を碌に信じていないゼツ製の魔装機)。
 
:操者の適正以外では、機体自体にも精霊との相性が存在する。例としては機体構造が人体に近い事で精霊との親和性が高まった[[ディンフォース]]、逆に人型から遠ざかったために精霊との親和性が落ちてしまった[[フェンター]]がある。なお、外装が非人型の魔装機であっても、製作者に精霊への理解・信仰が乏しければ、降臨した精霊が機体との不和に苦しまずに済むという(典型例は精霊を碌に信じていないゼツ製の魔装機)。
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;操者
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:魔装機のパイロットの呼び方。魔装機の操縦にはプラーナ量や精霊との相性及び操者の技術が密接に関係しているため、人工知能などでの代用が出来ず非常に重要な存在となっている。同一の機体であっても操者が違えば全く別物と言っていいほどに引き出せる性能に差が出ることもある。プラーナ量や精霊との相性が重要視される関係上、必ずしも訓練された軍人だけが高い適性を持つとは限らず、操者を期待されて召還された地上人には軍事と無関係な一般人も多い。
 
;脱出装置
 
;脱出装置
 
:外観は地上のPT(MS)同様、球体。いずれの国が開発した魔装機であっても脱出装置は非常に優秀と設定で組まれている。魔装機を乗りこなせるほど高いプラーナを持ったパイロットの絶対数が限られているためらしい。ただ、新展開をみせた本編で、生粋のラ・ギアス人であっても簡単に魔装機を乗りこなせるようにするための研究(プラーナ補助技術)が進行中であるため、この前提がいつの日か崩れる可能性は存在する。
 
:外観は地上のPT(MS)同様、球体。いずれの国が開発した魔装機であっても脱出装置は非常に優秀と設定で組まれている。魔装機を乗りこなせるほど高いプラーナを持ったパイロットの絶対数が限られているためらしい。ただ、新展開をみせた本編で、生粋のラ・ギアス人であっても簡単に魔装機を乗りこなせるようにするための研究(プラーナ補助技術)が進行中であるため、この前提がいつの日か崩れる可能性は存在する。
 
;プラーナ補助技術
 
;プラーナ補助技術
:動力変換機「プラーナコンバーター」に関連する技術。この分野の第一人者が、シュテドニアスの練金学士[[シエーナ・ルドランティス]]である。
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:動力変換機「プラーナコンバーター」に関連する技術。この技術の発展によりプラーナ量が少ない傾向にあるラ・ギアス人でも魔装機に乗れる操者の幅が大きく広がり、魔装機の普及に一役買っている。現状(POJ時点)の技術ではプラーナ量が少なくとも乗れるようにするというレベルであり、プラーナ量の差による優位性を埋めるほどではないが、技術の発展次第では誰でも高位精霊クラスと契約した魔装機に乗れるようになる可能性が示唆されている。この分野の第一人者が、シュテドニアスの練金学士[[シエーナ・ルドランティス]]である。
 
;コクピット
 
;コクピット
 
:位置が共通しているかは不明([[グランヴェール]]は喉元付近内部に操縦座がある)。ラングラン製魔装機のコクピットはシートの両脇に球体状のコンソールがあり、コンソール上に手を置いて機体を操作している。内装色は魔装機の外装色と同じ。操縦法に関しては明確な設定が語られないが、魔装機神操者の[[ホワン・ヤンロン]]は、「魔装機は心で動かすもの」と語る。機体のOSなどを熟知する必要はおそらくない。他の国の物も同様かは定かではないが、ロドニーなどの別の国のパイロットが乗り換えた際も特に不都合などは描写されていないため、基本的には同様の操縦法がとられているものと思われる。
 
:位置が共通しているかは不明([[グランヴェール]]は喉元付近内部に操縦座がある)。ラングラン製魔装機のコクピットはシートの両脇に球体状のコンソールがあり、コンソール上に手を置いて機体を操作している。内装色は魔装機の外装色と同じ。操縦法に関しては明確な設定が語られないが、魔装機神操者の[[ホワン・ヤンロン]]は、「魔装機は心で動かすもの」と語る。機体のOSなどを熟知する必要はおそらくない。他の国の物も同様かは定かではないが、ロドニーなどの別の国のパイロットが乗り換えた際も特に不都合などは描写されていないため、基本的には同様の操縦法がとられているものと思われる。
 
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活動領域;
ラ・ギアスはその構造上「宇宙」自体が存在しないが、正(オリジナル)魔装機は宇宙での活動が問題なく可能なように作られている。性能を突き詰めた結果そうなったのか、あるいは最初から宇宙空間での運用を見越して造られたのかは不明だが、後者だとすれば、なぜ宇宙のないラ・ギアスでそのような仕様とされたのかは不明。あるいは、地上で魔装機が活動することを予測されていたと見る向きもあるが、単独で行き来可能なのはサイバスターのみであるため、これも未だ謎となっている。
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:契約している精霊の属性によって得手不得手があるが、基本的には殆どの地域で活動可能。陸上で戦えない局所特化型の魔装機というものは存在せず、水の精霊と契約している機体以外では機動力に大きく制限がかかるものの水中戦も可能。火山帯などでの高温地帯では火の精霊と契約している機体以外はダメージを受けるものの活動自体は可能。飛行に関しては風か火の精霊と契約している機体は大体が飛べる傾向にある。ラ・ギアスはその構造上「宇宙」自体が存在しないが、正(オリジナル)魔装機は宇宙での活動が問題なく可能なように作られている。性能を突き詰めた結果そうなったのか、あるいは最初から宇宙空間での運用を見越して造られたのかは不明だが、後者だとすれば、なぜ宇宙のないラ・ギアスでそのような仕様とされたのかは不明。あるいは、地上で魔装機が活動することを予測されていたと見る向きもあるが、単独で行き来可能なのはサイバスターのみであるため、これも未だ謎となっている。
    
=== Aクラス魔装機 ===
 
=== Aクラス魔装機 ===
高位精霊降臨に成功した魔装機のことを指す。機体自身が明確な意思を持つに到り、機械とは言い切れない存在へと昇華したものたちである。ラングランが開発した4体のAクラスは特別視されており、[[魔装機神]]と呼称される。[[エリアル王国]]が新たなAクラス魔装機の開発(しかも複数)に成功しつつあるといわれているが…。
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高位精霊降臨に成功した魔装機のことを指す。機体自身が明確な意思を持つに到り、機械とは言い切れない存在へと昇華したものたちである。ラングランが開発した4体のAクラスは特別視されており、[[魔装機神]]と呼称される。[[エリアル王国]]が新たなAクラス魔装機の開発(しかも複数)に成功しつつあるといわれているが…。ちなみにゲーム中では高位クラスの機体が魔装機神以外にも出てくるが、出力を増強する事で低位クラスの能力を高位クラスにまで引き上げているだけであり(フル改造ボーナスで自軍の機体も強化できるが)、実際に高位精霊と契約している魔装機は魔装機神のみ。
    
;[[グランヴェール]] / [[サイバスター]] / [[ザムジード]] / [[ガッデス]]  
 
;[[グランヴェール]] / [[サイバスター]] / [[ザムジード]] / [[ガッデス]]  
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