差分

1,368 バイト除去 、 2014年9月9日 (火) 20:07
編集の要約なし
9行目: 9行目:  
一体何者が、いつ、何のために作ったのかは定かではないが、ジョッシュによれば、かつて[[ファブラ・フォレース]]から現れてしまった最初のもの(「破滅の王」)から星を守るために造り出されたのではないか、とのこと。
 
一体何者が、いつ、何のために作ったのかは定かではないが、ジョッシュによれば、かつて[[ファブラ・フォレース]]から現れてしまった最初のもの(「破滅の王」)から星を守るために造り出されたのではないか、とのこと。
   −
第2次OGでは特性はそのままだが設定が追加されている。ファースト・コンタクトを行った者にしか反応せず、他の者には扱えない特徴を持つ。全部で3基が存在し、「シュンパティア01」はリム、「02」はフェリオ、「03」はジョッシュにそれぞれ対応している。リ・テクの機動兵器に搭載されているが、機構の取り外しは楽で、作戦に応じて[[フォルテギガス]]との選択出撃も容易。ただし機体のコントロールに密接に関わっているため、シュンパティアを介しないような設定の変更にはかなりの時間が掛かり、グラキエースやウェントスとの共振を防ぐためには応急処置で機体のシステムそのものをダウンさせるような対策しか取れなかった。
+
=== OGシリーズ ===
 +
第2次OGで登場。特性はそのままだが設定が追加されている。
 +
 
 +
ファースト・コンタクトを行った者にしか反応せず、他の者には扱えないという特徴を持つ。全部で3基が存在し、「シュンパティア01」はリム、「02」はフェリオ、「03」はジョッシュにそれぞれ対応している。リ・テクの機動兵器に搭載されているが、機構の取り外しは楽で、作戦に応じて[[フォルテギガス]]との選択出撃も容易。ただし機体のコントロールに密接に関わっているため、シュンパティアを介しないような設定の変更にはかなりの時間が掛かり、グラキエースやウェントスとの共振を防ぐためには応急処置で機体のシステムそのものをダウンさせるような対策しか取れなかった。
    
先史文明の遺産である点は共通だが、こちらでは元々“鍵”と呼ばれるオリジナルが存在し、シュンパティアはそのデッドコピーである。オリジナルはクロスゲートを開く力を持ち、触れた者に知識を与えるが、代償としてその魂を蝕み、メリオルエッセへと変えてしまう。また、本来の機能は糧となる知的生命体の心の在り様を調べるためのものであり、言ってみれば「破滅の王」の糧と器を見出すためのブービートラップ。
 
先史文明の遺産である点は共通だが、こちらでは元々“鍵”と呼ばれるオリジナルが存在し、シュンパティアはそのデッドコピーである。オリジナルはクロスゲートを開く力を持ち、触れた者に知識を与えるが、代償としてその魂を蝕み、メリオルエッセへと変えてしまう。また、本来の機能は糧となる知的生命体の心の在り様を調べるためのものであり、言ってみれば「破滅の王」の糧と器を見出すためのブービートラップ。
19行目: 22行目:  
ただ、このシステムには「人の想いを繋げ、束ね、破滅に打ち勝つための力と成すシステム」という別の側面があり、決戦に際して[[イルイ・ガンエデン]]の導きによってその力が発揮されることになる。
 
ただ、このシステムには「人の想いを繋げ、束ね、破滅に打ち勝つための力と成すシステム」という別の側面があり、決戦に際して[[イルイ・ガンエデン]]の導きによってその力が発揮されることになる。
   −
オリジナルである“鍵”の正体は未だに不明。特性の類似する[[スフィア]]ではないかという説もあるが、スフィアがリアクターもしくは所有者と常に共に在り、総数は12であり一つの世界に一つしか存在しないという特性があるのに対し、“鍵”によって生み出される「真の」メリオルエッセは複数存在し得るらしいため、オリジナルのスフィアである可能性は限りなく低い。また、“鍵”そのものは正体が明かされなかっただけで、'''本編開始以前にフェリオが発見している'''(実際に使用したのは解析が出来たシュンパティアであったが)。ただし、特性自体は似ている(「心の有り様を調べる」「魂を変質させる」「同調できるのは1つにつき1人まで」「精神感応能力を持つ」「ある程度の次元制御能力がある」など)。
+
=== スフィア疑惑 ===
 +
オリジナルである“鍵”の正体は未だに不明。特性の類似する[[スフィア]]ではないかという説もあるが、スフィアがリアクターもしくは所有者と常に共に在り、総数は12(13?)であり一つの世界に一つしか存在しないという特性があるのに対し、“鍵”によって生み出される「真の」メリオルエッセは複数存在し得るらしいことがわかっている。また、時獄篇と天獄篇予告において、12のスフィアが全てZ世界に存在することが示唆されており、この線は消えている。
 +
 
 +
また、“鍵”そのものは正体が明かされなかっただけで、'''本編開始以前にフェリオが発見している'''(実際に使用したのは解析が出来たシュンパティアであったが)。
   −
また、同調するだけなら最初にリンクすればいいという条件のゆるさからもオリジナルのそれではないことが伺える。ただし、リムが早々にメリオルエッセの兆候が出始めた点から、その機能を発揮しやすくさせる条件はありうる(カルケリア・パルス・ティルゲムの影響については不明)。加えて、感応した人間を変質させるという特性はコピーであるシュンパティアにも存在している=つまりは'''根幹の機構をコピー出来る'''ため、謎の存在であるスフィアがその正体とは考えづらい(ジ・エーデルの人造スフィアは「次元力を引き出して使用する」ことしか出来ず、最大の特性である変質は複写できない)。これは技術的な問題であり、鍵に関わった何者かの技術がジ・エーデルとどう違うかは不明なため、ゲートから破滅の王を呼び出してしまうなど次元制御こそ劣るものの、精神面に関してはよりスフィアに近い何かを鍵として生み出せた可能性もなくはない。シュンパティアがただのマン・マシン・インターフェースである点は、複製段階でレース・アルカーナとに分割された可能性もある(シュンパティアを介さないと制御能力が大幅に落ちるので二つで一つと言える)。無論、ただ偶然が重なった全くの別物である可能性も十分ある。
+
また、同調するだけなら最初にリンクすればいいという条件のゆるさと、スフィアはあくまで'''次元力を引き出すための無限エンジンに過ぎず、特性・属性はリアクターを得るための条件でしかない'''ことから考えてもこの可能性は低い。
   −
要はオリジナルでこそないが、ジ・エーデルのものとは別機軸の人造スフィアである'''可能性ならありうる'''。
+
ただし、色々と類似している部分はある。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
3,538

回編集