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74 バイト除去 、 2014年8月20日 (水) 18:33
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自称・硬派で熱血。ノリの軽い関西弁が特徴で、[[相田ケンスケ]]と共に3バカトリオと言われるほど、[[碇シンジ|シンジ]]の良き友人となって行く。また、非常に妹思いのいい兄である。なお、登場時には[[碇シンジ|シンジ]]の乗る[[EVA初号機]]のせいで妹が大怪我をした為に彼に怨みを持つ形だったが、[[第4使徒シャムシェル|シャムシェル]]戦の際の緊急事態の成り行きで初号機のエントリープラグに避難の為に乗りこんだ際にシンジが苦しみながら戦う姿を見てからシンジの理解者となった。[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]とはお互い毛嫌いしているのか喧嘩が絶えない。<br/>
 
自称・硬派で熱血。ノリの軽い関西弁が特徴で、[[相田ケンスケ]]と共に3バカトリオと言われるほど、[[碇シンジ|シンジ]]の良き友人となって行く。また、非常に妹思いのいい兄である。なお、登場時には[[碇シンジ|シンジ]]の乗る[[EVA初号機]]のせいで妹が大怪我をした為に彼に怨みを持つ形だったが、[[第4使徒シャムシェル|シャムシェル]]戦の際の緊急事態の成り行きで初号機のエントリープラグに避難の為に乗りこんだ際にシンジが苦しみながら戦う姿を見てからシンジの理解者となった。[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]とはお互い毛嫌いしているのか喧嘩が絶えない。<br/>
常日頃からジャージを着ており、クラスの中ではただ一人制服を着ていないのだが、劇中一度だけ(第九話『瞬間、心、重ねて』にて)着ていた事がある。
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常日頃からジャージを着ており、クラスの中ではただ一人制服を着ていないのだが、劇中一度だけ(第九話『瞬間、心、重ねて』にて)着ている。
    
「エヴァのパイロットは変わり者が選ばれるのでは」など言っていたが、後に自身もフォースチルドレンとして[[EVA3号機]]のパイロットに選ばれる。起動実験にて[[EVA3号機|3号機]]を起動させるが、その直後[[第13使徒バルディエル]]に乗っ取られることとなる。そして、[[ダミープラグ]]に切り替わった[[EVA初号機]]によって[[EVA3号機]]は撃破され、その時エントリープラグを握り潰され'''左足を失う重症を負った。'''この事件により[[碇シンジ|シンジ]]は心を閉ざし、物語は一気に重くなっていく事となる。TV版ではそれ以降、トウジが登場することはなかった。
 
「エヴァのパイロットは変わり者が選ばれるのでは」など言っていたが、後に自身もフォースチルドレンとして[[EVA3号機]]のパイロットに選ばれる。起動実験にて[[EVA3号機|3号機]]を起動させるが、その直後[[第13使徒バルディエル]]に乗っ取られることとなる。そして、[[ダミープラグ]]に切り替わった[[EVA初号機]]によって[[EVA3号機]]は撃破され、その時エントリープラグを握り潰され'''左足を失う重症を負った。'''この事件により[[碇シンジ|シンジ]]は心を閉ざし、物語は一気に重くなっていく事となる。TV版ではそれ以降、トウジが登場することはなかった。
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また、漫画版ではTV版とは違い[[EVA3号機]]起動実験の前日、[[碇シンジ|シンジ]]に自分がフォースチルドレンであること、エヴァに乗ることへの恐怖を告白している。そして[[ダミープラグ]]によって[[EVA3号機]]が撃破され、その際トウジは'''死亡'''というTV版以上の悲劇に見舞われてしまう。また、漫画版では髪は茶髪となっている。<br />
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TV版で死ななかった理由は「子供を殺さない」という庵野監督と大月プロデューサーとの約束があったからだという。
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PS2版ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』では、トウジのA.T.(このゲームにおけるスパロボの気力のようなもの)が一定以上なら[[EVA3号機]]の起動実験は無事成功する。さらにその後もA.T.が高ければEVA3号機の掃除をするというイベントがあり(彼はアスカとはまた違う感じでのEVAへの愛着がある模様)、その際に赤いカビ(実は[[第13使徒バルディエル]]だった)を発見し綺麗に除去した事により、[[EVA3号機]]が[[使徒]]に乗っ取られることなくパイロットとしての姿を見ることができる。また、同作内で[[渚カヲル]]を[[碇シンジ|シンジ]]と共に説得し、[[渚カヲル]]を仲間に迎え入れるイベントもある。<br />
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PSP版『エヴァ2』では上記のイベントに加え、トウジ主人公のシナリオが「心のありったけを」とタイトル変更され、内容も大幅に刷新。戦時・平時とも妹のために奮闘する姿が描かれている。
      
ちなみに声優の関智一氏は東京出身でネイティブな関西弁は一切話せない為、トウジの関西弁は俗にいうステレオタイプな関西弁である。
 
ちなみに声優の関智一氏は東京出身でネイティブな関西弁は一切話せない為、トウジの関西弁は俗にいうステレオタイプな関西弁である。
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パイロット設定はあるものの活躍する機会が全くと言っていい程無く、実はパイロットとしてシナリオ上トウジがEVAに乗って戦う姿を見せたのはαが初めてである。それよりも前にN64版エヴァンゲリオンで隠し要素としてはあるが、本編での活躍ではない。α以降、先述のエヴァンゲリオン2といった関連作品でifとして盛り込まれる機会が増えた。
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=== 漫画版 ===
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TV版とは違い[[EVA3号機]]起動実験の前日、[[碇シンジ|シンジ]]に自分がフォースチルドレンであること、エヴァに乗ることへの恐怖を告白している。そして[[ダミープラグ]]によってEVA3号機が撃破され、その際トウジは'''死亡'''というTV版以上の悲劇に見舞われてしまう。また、髪は茶髪となっている。<br />
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TV版で死ななかった理由は「子供を殺さない」という庵野監督と大月プロデューサーとの約束があったからだという。
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また、F(サターン版)ではドモンが参戦していた為オマケ要素程度でトウジのボイスが収録されていたが、αでは他に関氏が担当した参戦作品はなく、トウジ参戦のみで声の出演とこれまでモブ扱いに等しかったキャラクターがスポットを浴びた数少ないケースである。
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=== 新世紀エヴァンゲリオン2 ===
 
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PS2用ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』では、トウジのA.T.(このゲームにおけるスパロボの気力のようなもの)が一定以上なら[[EVA3号機]]の起動実験は無事成功する。さらにその後もA.T.が高ければEVA3号機の掃除をするというイベントがあり(彼はアスカとはまた違う感じでのEVAへの愛着がある模様)、その際に赤いカビ(実は[[第13使徒バルディエル]]だった)を発見し綺麗に除去した事により、[[EVA3号機]]が[[使徒]]に乗っ取られることなくパイロットとしての姿を見ることができる。また、同作内で[[渚カヲル]]を[[碇シンジ|シンジ]]と共に説得し、[[渚カヲル]]を仲間に迎え入れるイベントもある。<br />
原作でパイロットとしての活躍が描かれていない為パイロットの属性はこれといって定まっていないが、おおよそトウジの硬派かつ熱血漢の性格が取り入れられる事が多く、いわゆるスーパーロボット乗りに近い気質が好例。
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PSP版では上記のイベントに加え、トウジ主人公のシナリオが「心のありったけを」とタイトル変更され、内容も大幅に刷新。戦時・平時とも妹のために奮闘する姿が描かれている。
    
=== 新劇場版 ===
 
=== 新劇場版 ===
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
SRWでは上記のイベントが再現されるが、左足を失う事はない。原作では[[EVA3号機]]を操縦し戦闘を行うことはなかったため、エヴァの操縦技術は未知数であるがパイロットとして加入する場合、[[碇シンジ|シンジ]]ら他のチルドレンと殆ど変わらない能力値が与えられている。
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パイロット設定はあるものの活躍する機会が全くと言っていい程無く、実はパイロットとしてシナリオ上トウジがEVAに乗って戦う姿を見せたのは『α』が初めてである。これ以前にはN64版エヴァンゲリオンで隠し要素として存在するが、本編での活躍ではない。『α』以降、先述の『エヴァンゲリオン2』といった関連作品でifとして盛り込まれる機会が増えた。
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『F(サターン版)』では担当声優の同じ[[ドモン・カッシュ]]が参戦していた為オマケ要素程度でトウジのボイスが収録されていたが、『α』ではトウジ参戦のみで声の出演と、これまでモブ扱いに等しかったキャラクターがスポットを浴びた数少ないケースである。
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SRWでは左足を失う事はない。原作では[[EVA3号機]]を操縦し戦闘を行うことはなかったため、エヴァの操縦技術は未知数であるがパイロットとして加入する場合、[[碇シンジ|シンジ]]ら他のチルドレンと殆ど変わらない能力値が与えられている。原作でパイロットとしての活躍が描かれていない為パイロットの属性はこれといって定まっていないが、おおよそトウジの硬派かつ熱血漢の性格が取り入れられる事が多く、いわゆるスーパーロボット乗りに近い気質が好例。
    
=== 旧シリーズ ===
 
=== 旧シリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])
 
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])
 
:原作と同じく[[EVA3号機]]が乗っ取られるが、左足を失う展開には至らず、[[真ゲッター1]]のストナーサンシャインで[[第13使徒バルディエル|バルディエル]]が撃墜されたことでトウジは助かった。尤も竜馬のセリフによれば、3号機ではなく寄生しているバルディエルをピンポイントで消滅させたようである。条件次第では3号機と共に味方に参入する。
 
:原作と同じく[[EVA3号機]]が乗っ取られるが、左足を失う展開には至らず、[[真ゲッター1]]のストナーサンシャインで[[第13使徒バルディエル|バルディエル]]が撃墜されたことでトウジは助かった。尤も竜馬のセリフによれば、3号機ではなく寄生しているバルディエルをピンポイントで消滅させたようである。条件次第では3号機と共に味方に参入する。
:ちなみに[[α]]ではシンジと共に[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が一時的に第壱中学校に転校してきた設定であるが、当初ヒイロをEVAのパイロットと思いこんで殴りかかったが、案の定返り討ちに遭う。逆にスーパー系シナリオでは、シンジとの険悪な出会いは起こっていない。仲間になった場合は検査入院を経て『男の戦い』でスポット参戦し、正式に加わる。その後シンジと共にしばらく出席していなかった学校へ登校する。この時、EVAに乗る事へ恐怖を抱いていたが、シンジ達も危険な目にあっている事を思い直し、シンジ達と共に地球を護る事を決意している。原作では叶わなかったヒカリの弁当を食べる事となり、ケンスケがトウジが3号機パイロットになった事に驚く。なお、その後はあまり会話に加わらない上にAirシナリオでは何故か出撃枠に入っておらず、エンディングにも登場しない。
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:ちなみに『α』ではシンジと共に[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が一時的に第壱中学校に転校してきた設定であるが、当初ヒイロをEVAのパイロットと思いこんで殴りかかったが、案の定返り討ちに遭う。逆にスーパー系シナリオでは、シンジとの険悪な出会いは起こっていない。仲間になった場合は検査入院を経て『男の戦い』でスポット参戦し、正式に加わる。その後シンジと共にしばらく出席していなかった学校へ登校する。この時、EVAに乗る事へ恐怖を抱いていたが、シンジ達も危険な目にあっている事を思い直し、シンジ達と共に地球を護る事を決意している。原作では叶わなかったヒカリの弁当を食べる事となり、ケンスケがトウジが3号機パイロットになった事に驚く。なお、その後はあまり会話に加わらない上にAirシナリオでは何故か出撃枠に入っておらず、エンディングにも登場しない。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」のラストで、ケンスケと共にシンジと再会する。ケンスケ曰くずっと心配していたらしい。エヴァパイロットとして再召集がかからなかった事やシンジも[[α]]でのフラグが立っていない(ミサトとの会話でミサトがシンジに人類補完計画の事をかつて話したと語っており、それが成り立つのはフラグが立っていない場合であるため)事から、[[α]]で仲間になっていないのが正史のようである。
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:52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」のラストで、ケンスケと共にシンジと再会する。ケンスケ曰くずっと心配していたらしい。エヴァパイロットとして再召集がかからなかった事やシンジも『α』でのフラグが立っていない(ミサトとの会話でミサトがシンジに人類補完計画の事をかつて話したと語っており、それが成り立つのはフラグが立っていない場合であるため)事から、『α』で仲間になっていないのが正史のようである。
 
:余談だが彼らが「おお~い!!」と駆け寄ってくる際、シンジの顔グラが怯えた表情に切り替わるのが何とも…。
 
:余談だが彼らが「おお~い!!」と駆け寄ってくる際、シンジの顔グラが怯えた表情に切り替わるのが何とも…。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:新劇場版設定での登場なのでNPC。
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:新劇場版設定なのでNPC。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:[[EVA3号機]]乗っ取りイベントは発生する(漫画版の展開を採用したらしく、シンジに事前に相談している)が、無条件で[[EVA3号機|3号機]]とともに自軍に入ることになる。その為、会話に参加する事も多く、シンジを裏切った[[渚カヲル|カヲル]]に激怒するというシンジへの熱い友情を示したイベントがある。
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:[[EVA3号機]]乗っ取りイベントは発生する(漫画版の展開を採用したらしく、シンジに事前に相談している)が、無条件で3号機とともに自軍に入ることになる。その為、会話に参加する事も多く、シンジを裏切った[[渚カヲル|カヲル]]に激怒するというシンジへの熱い友情を示したイベントがある。
 
:一方劇場版シナリオでは、エヴァのパイロットであるはずなのに[[ネルフ]]からも襲撃した連邦軍からも言及されず、存在を忘れられてしまっているような扱いである。原作には居ないので仕方ないといえば仕方ないのだが…。
 
:一方劇場版シナリオでは、エヴァのパイロットであるはずなのに[[ネルフ]]からも襲撃した連邦軍からも言及されず、存在を忘れられてしまっているような扱いである。原作には居ないので仕方ないといえば仕方ないのだが…。
:シナリオ面では、[[第2次α]][[浪花十三]]同様にプロ野球チーム『[[大阪タイタンズ]]』のファンという設定が付加され、十三以上の入れ込み具合で応援しているようである。また、EDでは[[洞木ヒカリ]]と付き合い始めた事がアスカの口から語られており、既に尻に敷かれているらしい。前述の劇場版シナリオでの扱いを除けばおそらく歴代で最も扱いが良いといえる。
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:シナリオ面では、『[[第2次α]]』の[[浪花十三]]同様にプロ野球チーム「[[大阪タイタンズ]]」のファンという設定が付加され、十三以上の入れ込み具合で応援しているようである。また、EDでは[[洞木ヒカリ]]と付き合い始めた事がアスカの口から語られており、既に尻に敷かれているらしい。前述の劇場版シナリオでの扱いを除けばおそらく歴代で最も扱いが良いといえる。
    
== パイロットステータスの傾向 ==
 
== パイロットステータスの傾向 ==
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
原作で戦うことがなかったが、[[スーパーロボット大戦α|α]]ではエヴァパイロットの中で最も[[切り払い]]が巧かったりする。[[スーパーロボット大戦MX|MX]]では喧嘩で培ったのか[[カウンター]]を修得。
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原作で戦うことがなかったが、[[スーパーロボット大戦α|α]]ではエヴァパイロットの中で最も[[切り払い]]が巧い。[[スーパーロボット大戦MX|MX]]では喧嘩で培ったのか[[カウンター]]を修得。
 
;[[切り払い]]、[[カウンター]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]
 
;[[切り払い]]、[[カウンター]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]
 
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