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*キャラクターデザイン:河野さち子(リファイン)
 
*キャラクターデザイン:河野さち子(リファイン)
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地球連邦軍所属の軍人。クールな外見に冷静沈着、頭脳明晰な謎の男だが、それは彼の表面的な一面に過ぎず、実際には義理人情に篤く、時には頭に血が上りすぎて無茶な突撃をしてしまうほどの激情を秘めた熱血漢である。さらにノリが良い、遊びの入った性格でもある。[[OGシリーズ]]では旧特殊戦技教導隊の一員で[[パーソナルトルーパー]]の扱いも超一流。
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地球連邦軍所属の軍人。クールな外見に冷静沈着、頭脳明晰な謎の男だが、それは彼の表面的な一面に過ぎず、実際には義理人情に篤く、時には頭に血が上りすぎて無茶な突撃をしてしまうほどの激情を秘めた熱血漢である。さらにそれだけでもなく、意外にノリが良く、遊びの入った性格でもある。[[OGシリーズ]]では旧特殊戦技教導隊の一員で[[パーソナルトルーパー]]の扱いも超一流。
    
[[予知|予知能力]]を持っているとされるが、これが純粋な未来予知なのか、はたまた渡り歩いてきた並行世界の記憶から未来を類推できる事なのかについては、OGシリーズでは「俺が予測した未来に行くか、別の未来に行くか」と語っているため、後者のように受け取れるが、ヒーロー戦記においてははっきり「予知能力があり、未来を垣間見る事が出来た」と断言している。さらにヒーロー戦記EDにおいてはギリアムが予知した未来は別の物に変わっている事がギリアム本人の口から明言されているので、ギリアムの予知能力とは「数多の未来の可能性の中で、その時点で最も有力な未来を垣間見る」ものと思われる(これだと、前述のOGシリーズでの発言とも矛盾はしない)。
 
[[予知|予知能力]]を持っているとされるが、これが純粋な未来予知なのか、はたまた渡り歩いてきた並行世界の記憶から未来を類推できる事なのかについては、OGシリーズでは「俺が予測した未来に行くか、別の未来に行くか」と語っているため、後者のように受け取れるが、ヒーロー戦記においてははっきり「予知能力があり、未来を垣間見る事が出来た」と断言している。さらにヒーロー戦記EDにおいてはギリアムが予知した未来は別の物に変わっている事がギリアム本人の口から明言されているので、ギリアムの予知能力とは「数多の未来の可能性の中で、その時点で最も有力な未来を垣間見る」ものと思われる(これだと、前述のOGシリーズでの発言とも矛盾はしない)。
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[[バルトール事件]]では情報部勤務となり、完全に説明役となって戦闘をする事はなかった(OVA版。『OGs』『OG外伝』では戦闘に参加)。ただ、腕を組んで壁に寄りかかった姿が余りにも様になった為、リュウセイに「壁際のいぶし銀」という、少々微妙なあだ名を付けられてしまった。
 
[[バルトール事件]]では情報部勤務となり、完全に説明役となって戦闘をする事はなかった(OVA版。『OGs』『OG外伝』では戦闘に参加)。ただ、腕を組んで壁に寄りかかった姿が余りにも様になった為、リュウセイに「壁際のいぶし銀」という、少々微妙なあだ名を付けられてしまった。
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なお、分離行動などでカイやゼンガーがいない場合、「ゴースト1」のコールサインで前線指揮を執ることもある。
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[[クロスゲート]]を知っていたり、[[アストラナガン]]を見て驚いたり、[[ダークブレイン]]を見て何者かを想起したり、かつて「十二の鍵を統合し、至高天を目指す」道を行こうとしていたり…… と、[[αシリーズ]]や[[Zシリーズ]]との関わりを仄めかす味方サイドでは未だに屈指の謎キャラである。『ヒーロー戦記』から「向こう側」に至るまでに何かあったと考えるのが妥当であろう。もっとも、それを言うならそもそも出自からして謎なのだが(以前の記憶については全く語っていないため、別の世界から転移して来た可能性もある)。
 
[[クロスゲート]]を知っていたり、[[アストラナガン]]を見て驚いたり、[[ダークブレイン]]を見て何者かを想起したり、かつて「十二の鍵を統合し、至高天を目指す」道を行こうとしていたり…… と、[[αシリーズ]]や[[Zシリーズ]]との関わりを仄めかす味方サイドでは未だに屈指の謎キャラである。『ヒーロー戦記』から「向こう側」に至るまでに何かあったと考えるのが妥当であろう。もっとも、それを言うならそもそも出自からして謎なのだが(以前の記憶については全く語っていないため、別の世界から転移して来た可能性もある)。
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なお、分離行動などでカイやゼンガーがいない場合、「ゴースト1」のコールサインで前線指揮を執ることもある。
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一番の謎は、ヒーロー戦記で思い出したにも関わらず、未だ誰にも語っていない「使命」である。何らかの目的を持って生まれ落ちた存在のようだが、使命の内容、与えた存在、その目的など一切合財が不明である。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[回避]]・[[技量]]・[[射撃]]に特化したリアル系の手本。予知とエースボーナスの相乗効果で、とにかく避ける。その反面防御と[[SP]]は最低クラス。精神的にはまだまだ、ということなのか。なお、実はGBA版OG2では射撃より[[格闘]]の方が高かったりする。
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[[回避]]・[[技量]]・[[射撃]]に特化したリアル系の手本。予知とエースボーナスの相乗効果で、とにかく避ける。その反面防御と[[SP]]は最低クラス。精神的にはまだまだ、ということなのか。なお、実はGBA版OG2では射撃より[[格闘]]の方が高かったりする。なのでMk-II・Sがぴったり。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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:イングラムが「ヒーロー」としての、キョウスケが「ゲシュペンスト乗り」としてのギリアムの後継者とするならば、ユーゼスはギリアムの負の一面…すなわち「悪の首領」としての後継者と言える存在。
 
:イングラムが「ヒーロー」としての、キョウスケが「ゲシュペンスト乗り」としてのギリアムの後継者とするならば、ユーゼスはギリアムの負の一面…すなわち「悪の首領」としての後継者と言える存在。
 
:また、作中では触れられなかったが、ウルトラセブンの戦友であるギリアムにとっては、「ウルトラマン」の力のみを追い求め、[[アダマトロン|乗機]]や[[エア・クリスマス|乗艦]]にその意匠を施すユーゼスは許し難い存在であったに違いない。
 
:また、作中では触れられなかったが、ウルトラセブンの戦友であるギリアムにとっては、「ウルトラマン」の力のみを追い求め、[[アダマトロン|乗機]]や[[エア・クリスマス|乗艦]]にその意匠を施すユーゼスは許し難い存在であったに違いない。
;ルスラン・マカロフ
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;[[ルスラン・マカロフ]]
 
:OGクロニクル「Let's Dance!」に登場した大物情報屋。作中でギリアムが直接会っているわけではないが、レーツェルを通じて彼に何らかの調査を依頼していた。
 
:OGクロニクル「Let's Dance!」に登場した大物情報屋。作中でギリアムが直接会っているわけではないが、レーツェルを通じて彼に何らかの調査を依頼していた。
 
;怜次 / 壇 / 光次郎
 
;怜次 / 壇 / 光次郎
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;「こういうのはどうも好きになれんが…コール ゲシュペンスト!」
 
;「こういうのはどうも好きになれんが…コール ゲシュペンスト!」
 
:ゲシュペンストを呼び出す際の台詞。[[無限のフロンティア]]では[[小牟]]や[[ハーケン・ブロウニング]]も喋った。ちなみにアムロ曰くノリノリだったらしい。ちなみにアポロン時には「コール・XNガイスト!」となる。……呼び出せるのだろうか、あの巨体を。
 
:ゲシュペンストを呼び出す際の台詞。[[無限のフロンティア]]では[[小牟]]や[[ハーケン・ブロウニング]]も喋った。ちなみにアムロ曰くノリノリだったらしい。ちなみにアポロン時には「コール・XNガイスト!」となる。……呼び出せるのだろうか、あの巨体を。
;「な…全滅だって!?くそうっ!!テロリストの奴ら…許せん!!ニック…コーリャ…フレディ…みんな俺の家族も同然だったのに!」
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;「な…全滅だって!? くそうっ!! テロリストの奴ら…許せん!! ニック…コーリャ…フレディ…みんな俺の家族も同然だったのに!」
 
:αフォースの仲間達が全滅した事を伝えられた際の台詞。記憶喪失の彼にとって、仲間=家族となっていた。
 
:αフォースの仲間達が全滅した事を伝えられた際の台詞。記憶喪失の彼にとって、仲間=家族となっていた。
 
;「オレには ゲシュペンストがある。 ビルがくずれたくらいじゃ ビクともしないさ」
 
;「オレには ゲシュペンストがある。 ビルがくずれたくらいじゃ ビクともしないさ」
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;「オレには予知能力があった…未来を垣間見ることが…できた。そして…その未来は暗雲に包まれていた…」<br />「おかしいとは思わないか?モビルスーツ、怪獣、サイボーグ、更には異星人までも一つの世界に存在している。こんなデタラメな世界が自然に存在するはずがない!!」<br />「何者かがこの世界を人工的に造りあげた…この世界は実験室のフラスコなんだ…そして実験は…失敗したんだ」<br />「オレは何とかして未来を変えたかった…このままではこのエルピスは破滅の道を突き進む事は目に見えていたんだ…」<br />「間違っている…と言うんだろ? そんなことは百も承知さ…しかし俺にはこの方法しかわからなかった…」<br />「だが…やはり君たちの方が正しかったようだ…俺は急ぎすぎたのかもしれん……」<br />「今俺には未来が見える…だがそれは昔のように暗黒の未来じゃない…君たちこそが…エルピスだ…ごぼっ…」
 
;「オレには予知能力があった…未来を垣間見ることが…できた。そして…その未来は暗雲に包まれていた…」<br />「おかしいとは思わないか?モビルスーツ、怪獣、サイボーグ、更には異星人までも一つの世界に存在している。こんなデタラメな世界が自然に存在するはずがない!!」<br />「何者かがこの世界を人工的に造りあげた…この世界は実験室のフラスコなんだ…そして実験は…失敗したんだ」<br />「オレは何とかして未来を変えたかった…このままではこのエルピスは破滅の道を突き進む事は目に見えていたんだ…」<br />「間違っている…と言うんだろ? そんなことは百も承知さ…しかし俺にはこの方法しかわからなかった…」<br />「だが…やはり君たちの方が正しかったようだ…俺は急ぎすぎたのかもしれん……」<br />「今俺には未来が見える…だがそれは昔のように暗黒の未来じゃない…君たちこそが…エルピスだ…ごぼっ…」
 
:明かされる真実。未来を予知できるが故の、そしてギリアムが「正義の味方」であり過ぎたが故の悲劇。ギリアムが予知した未来はアムロ達がアポロンを倒した事で変わるのだから皮肉である。なお、「実験室のフラスコ」という言葉はOGシリーズでも使っている。<br />この「実験室のフラスコ」発言は[[第3次α]]では[[碇ゲンドウ]]も発言しており、その際にはヴィレッタが強く反応していた。<br />[[ギリシア神話]]モチーフ成分が多めの作品なので、惑星エルピスというフラスコの中にあった希望というのも、ギリシア神話の壺の中に残されたエルピス(希望)に掛かっていると思われる。エルピスには予兆という意味もあり、壺の中に残った希望の正体とは、未来を予知できてしまうという最悪の絶望が世界に解き放たれずに済んだことであるとも言われている。<br />なお、続編『[[スーパーヒーロー作戦]]』のさらに続編である 『[[スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望]]』でも、ラスボスは未来予測をできるがゆえに希望という概念を持てなかった存在となっている。
 
:明かされる真実。未来を予知できるが故の、そしてギリアムが「正義の味方」であり過ぎたが故の悲劇。ギリアムが予知した未来はアムロ達がアポロンを倒した事で変わるのだから皮肉である。なお、「実験室のフラスコ」という言葉はOGシリーズでも使っている。<br />この「実験室のフラスコ」発言は[[第3次α]]では[[碇ゲンドウ]]も発言しており、その際にはヴィレッタが強く反応していた。<br />[[ギリシア神話]]モチーフ成分が多めの作品なので、惑星エルピスというフラスコの中にあった希望というのも、ギリシア神話の壺の中に残されたエルピス(希望)に掛かっていると思われる。エルピスには予兆という意味もあり、壺の中に残った希望の正体とは、未来を予知できてしまうという最悪の絶望が世界に解き放たれずに済んだことであるとも言われている。<br />なお、続編『[[スーパーヒーロー作戦]]』のさらに続編である 『[[スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望]]』でも、ラスボスは未来予測をできるがゆえに希望という概念を持てなかった存在となっている。
;ギリアム「…そうだ…最後に一つだけ教えてくれ…オレが助けたあのぬいぐるみを探していた女の子…助かったのか?」<br />ダン「ああ…お前の事が……大好きだって…」<br />ギリアム「そうか…よかっ………」
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;ギリアム「…そうだ…最後に一つだけ教えてくれ…オレが助けたあのぬいぐるみを探していた女の子…助かったのか?」<br />ダン「ああ…お前の事が……大好きだって…」<br />ギリアム「そうか…よかっ………」<BR/>光太郎「ギリアム! ばかやろう…」
 
:世界を救うという大きな目的のために全てを犠牲にしたギリアムが最後に気にかけたのは、たった一人の少女というミクロな存在であった。この後、ヘリオス要塞は崩壊し、力尽きたギリアムは消息不明となる。だが……。
 
:世界を救うという大きな目的のために全てを犠牲にしたギリアムが最後に気にかけたのは、たった一人の少女というミクロな存在であった。この後、ヘリオス要塞は崩壊し、力尽きたギリアムは消息不明となる。だが……。
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;ラミア「もしや……少佐は、そのアンノウンについて心当たりがあっちゃったり? ……ゴホン、失礼しました」<br />ギリアム「フッ……あっちゃったりはせんな」
 
;ラミア「もしや……少佐は、そのアンノウンについて心当たりがあっちゃったり? ……ゴホン、失礼しました」<br />ギリアム「フッ……あっちゃったりはせんな」
 
:「時のストレイシープ」にて、ラウル達が遭遇した[[デュミナス|アンノウン]]について問われた際の一幕。後述の迷台詞もそうだが、素のギリアムは結構ノリのいい人間らしい。
 
:「時のストレイシープ」にて、ラウル達が遭遇した[[デュミナス|アンノウン]]について問われた際の一幕。後述の迷台詞もそうだが、素のギリアムは結構ノリのいい人間らしい。
;「だから、俺はシステムXNを破壊する!自らが犯した罪を償うために!」
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;「だから、俺はシステムXNを破壊する! 自らが犯した罪を償うために!」
 
:第40話「裁く者、裁かれる者」[[アクセル・アルマー]]と対峙した時のセリフ。ヒーロー戦記で光太郎に「生きて罪を償え」と言われた事を省みると感慨深い台詞である。
 
:第40話「裁く者、裁かれる者」[[アクセル・アルマー]]と対峙した時のセリフ。ヒーロー戦記で光太郎に「生きて罪を償え」と言われた事を省みると感慨深い台詞である。
;「俺はギリアム……ギリアム・イェーガー」<br />「'''過去に犯した罪により、並行する世界をさまよう宿命を背負った男だ'''」
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;「俺はギリアム……ギリアム・イェーガー」<br />「過去に犯した罪により、並行する世界をさまよう宿命を背負った男だ」
 
:[[ヴィンデル・マウザー]]と対峙して。この前のステージのアクセルとの会話を含めてギリアムの素性が分かる人にははっきりと分かる瞬間。
 
:[[ヴィンデル・マウザー]]と対峙して。この前のステージのアクセルとの会話を含めてギリアムの素性が分かる人にははっきりと分かる瞬間。
 
;「そこまでだ、ラウル。お前は……お前の道を行け」<br />「これは過去に過ちを犯した俺の宿命なのさ。だから、それに付き合う必要はない」<br />「お前達には……俺と違う道を歩んで欲しい。それが俺の願いだ」
 
;「そこまでだ、ラウル。お前は……お前の道を行け」<br />「これは過去に過ちを犯した俺の宿命なのさ。だから、それに付き合う必要はない」<br />「お前達には……俺と違う道を歩んで欲しい。それが俺の願いだ」
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'''第2次OG'''
 
'''第2次OG'''
 
;「人外の宿命を背負う者を増やすわけにはいかない」<br />「あえて高みを目指すか。だがそれを他人に強要するな」<br />「人を超越したところで、待つのは果てなき牢獄だ……!」
 
;「人外の宿命を背負う者を増やすわけにはいかない」<br />「あえて高みを目指すか。だがそれを他人に強要するな」<br />「人を超越したところで、待つのは果てなき牢獄だ……!」
:[[超機人]]を駆る[[夏喃潤|夏喃]]達に対しての戦闘台詞。
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:[[超機人]]を駆る[[夏喃潤|夏喃]]達に対しての戦闘台詞。かつて「放浪者」であったギリアムが言うだけに重い台詞。
 
;「自業自得だ、ゼゼーナン。そして……同じ結末を迎える」<br/>「ゼゼーナン……どうあがいたところで、結末は同じだ」
 
;「自業自得だ、ゼゼーナン。そして……同じ結末を迎える」<br/>「ゼゼーナン……どうあがいたところで、結末は同じだ」
 
:「激震の白き大地」における対ゼゼーナンにて。言うまでもないがOGでは初対面なので、恐らく旧シリーズやF完結篇のことを言っているのだろう。そしてここからすると、ギリアムが辿った道筋は大方の予想通り「ヒーロー戦記⇒旧シリーズ&F⇒向こう側⇒OG世界」で正しいようだ。なお、旧シリーズではゼゼーナンとの決戦には参加していないので、旧シリーズではなかった「ギリアムがゼゼーナンにトドメを刺す」結末にしてみるのも一興。
 
:「激震の白き大地」における対ゼゼーナンにて。言うまでもないがOGでは初対面なので、恐らく旧シリーズやF完結篇のことを言っているのだろう。そしてここからすると、ギリアムが辿った道筋は大方の予想通り「ヒーロー戦記⇒旧シリーズ&F⇒向こう側⇒OG世界」で正しいようだ。なお、旧シリーズではゼゼーナンとの決戦には参加していないので、旧シリーズではなかった「ギリアムがゼゼーナンにトドメを刺す」結末にしてみるのも一興。
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:対ガンエデン。ノーマルルートでも言っていることから、第3次αに相当する未来を予知したのだろうか。
 
:対ガンエデン。ノーマルルートでも言っていることから、第3次αに相当する未来を予知したのだろうか。
 
;「ついに、真のクロスゲートが出現したか……!」<br/>「一刻も早くクロスゲートを封印しなければ……!」<br/>「ユーゼス、輪廻からはそう簡単には逃れられんぞ」<br/>「結末は同じだぞ、ユーゼス・ゴッツォ」<br/>「ユーゼス……お前の因子は全て揃ってはいない」<br/>「まだ早い……その時ではない、ユーゼス」
 
;「ついに、真のクロスゲートが出現したか……!」<br/>「一刻も早くクロスゲートを封印しなければ……!」<br/>「ユーゼス、輪廻からはそう簡単には逃れられんぞ」<br/>「結末は同じだぞ、ユーゼス・ゴッツォ」<br/>「ユーゼス……お前の因子は全て揃ってはいない」<br/>「まだ早い……その時ではない、ユーゼス」
:対[[アダマトロン]]。ユーゼスの輪廻は彼とイングラム、そしてクォヴレーやシヴァー、ラオデキヤなど多くの人間を巻き込んで雁字搦めになった「因果の鎖」によるものであるため、ユーゼス単身ではどうあっても逃げることなどできはしない。ましてや、最大の因子であるイングラムを欠いた状態では。<br/>しかし、こういうことを当然のように知っている辺り、ギリアムの過去が気になるところ。本当に惑星エルピスの出身なのか……?その時ではないというのは、ガンエデンもギリアムに言っているように終焉のことだろうか。
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:対[[アダマトロン]]。ユーゼスの輪廻は彼とイングラム、そしてクォヴレーやシヴァー、ラオデキヤなど多くの人間を巻き込んで雁字搦めになった「因果の鎖」によるものであるため、ユーゼス単身ではどうあっても逃げることなどできはしない。ましてや、最大の因子であるイングラムを欠いた状態では。<br/>しかし、こういうことを当然のように知っている辺り、ギリアムの過去が気になるところ。本当に惑星エルピスの出身なのか……? その時ではないというのは、ガンエデンもギリアムに言っているように終焉のことだろうか。
    
=== アニメ・漫画作品 ===
 
=== アニメ・漫画作品 ===
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;「その女を連れて下へ逃げろ!」<br/>「このビルから他の人間の避難を急がせろ!」
 
;「その女を連れて下へ逃げろ!」<br/>「このビルから他の人間の避難を急がせろ!」
 
:OGクロニクル「渡る世界は鬼ばかり」にて。一見何気ない台詞だが、「ビル内での出来事」「仲間を下へ向かうよう言って避難させる」「屋上で戦闘」…と、'''ヒーロー戦記におけるギリアム離脱時の状況のオマージュ'''と見る事が可能だったりする。
 
:OGクロニクル「渡る世界は鬼ばかり」にて。一見何気ない台詞だが、「ビル内での出来事」「仲間を下へ向かうよう言って避難させる」「屋上で戦闘」…と、'''ヒーロー戦記におけるギリアム離脱時の状況のオマージュ'''と見る事が可能だったりする。
;「コード・クリア」<br />「メインタームアクセス」<br />「モードアクティブ!」<br />「'''CALL!GESPENST!'''」
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;「コード・クリア」<br />「メインタームアクセス」<br />「モードアクティブ!」<br />「CALL! GESPENST!」
 
:OGクロニクル「渡る世界は鬼ばかり」にて。ゲシュペンストを遠隔起動させた際の台詞。アニメ「[[ジ・インスペクター]]」でもほぼそのままの状態でこの場面が再現され、ヒーロー戦記から約18年の時を経て'''声付きの「コール・ゲシュペンスト」'''が実現。このときのギリアムはアーチボルドに対して、してやったりと言わんばかりの若干悪そうな笑みを浮かべ、ライ、ラト、シャイン達はカッコ良くゲシュペンストを呼びだしたギリアムに、ヒーローを見る子供の様な表情で見上げていた。またアーチボルドからは「連邦軍の非常識な人材」扱いされることに。
 
:OGクロニクル「渡る世界は鬼ばかり」にて。ゲシュペンストを遠隔起動させた際の台詞。アニメ「[[ジ・インスペクター]]」でもほぼそのままの状態でこの場面が再現され、ヒーロー戦記から約18年の時を経て'''声付きの「コール・ゲシュペンスト」'''が実現。このときのギリアムはアーチボルドに対して、してやったりと言わんばかりの若干悪そうな笑みを浮かべ、ライ、ラト、シャイン達はカッコ良くゲシュペンストを呼びだしたギリアムに、ヒーローを見る子供の様な表情で見上げていた。またアーチボルドからは「連邦軍の非常識な人材」扱いされることに。
 
;「才能だけでは生きてはいけんか」
 
;「才能だけでは生きてはいけんか」
360行目: 364行目:  
;「俺は、元いた世界へ帰るつもりだった。かつて俺が助けた、あの少女がいる世界へ…」
 
;「俺は、元いた世界へ帰るつもりだった。かつて俺が助けた、あの少女がいる世界へ…」
 
:上記の台詞の後、ヴィンデルに「ならば何故次元転移を行ったのか」と問われた際の台詞。この際、クマのぬいぐるみが描写されていた。
 
:上記の台詞の後、ヴィンデルに「ならば何故次元転移を行ったのか」と問われた際の台詞。この際、クマのぬいぐるみが描写されていた。
:しかし、大人の事情で名前を出すわけにはいかないとはいえ、戦友であるアムロ達ではなく「あの少女がいる世界」とか言ってる辺り、地味に危険な発言のような気がしないでもない。何せ、'''その少女は幼稚園児である'''。
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:しかし、大人の事情で名前を出すわけにはいかないとはいえ、戦友であるアムロ達ではなく「あの少女がいる世界」とか言ってる辺り、地味に危険な発言のような気がしないでもない。何せ、'''その少女は当時幼稚園児である'''。
 
;「システムXNは禁断の機動兵器、XNガイスト……そのコアなのだ」
 
;「システムXNは禁断の機動兵器、XNガイスト……そのコアなのだ」
 
:直後の台詞がこれ。確定である。
 
:直後の台詞がこれ。確定である。
382行目: 386行目:  
;「何? ここで一言? 前にも言ったが、あまり得意ではなくてな…仕方がない。では、いくぞ。え~『[[スーパーヒーロー作戦]]』もよろしく…って、俺は出演してなかったな」
 
;「何? ここで一言? 前にも言ったが、あまり得意ではなくてな…仕方がない。では、いくぞ。え~『[[スーパーヒーロー作戦]]』もよろしく…って、俺は出演してなかったな」
 
:『OG外伝』中断メッセージより。『ヒーロー戦記』と同コンセプト作品の『スーパーヒーロー作戦』を宣伝するが、出演していなかったことに気付く。オマージュキャラのイングラムは登場しているが。ちなみに攻略本では「ほかのゲームの宣伝は自重してください編」と銘打たれている。
 
:『OG外伝』中断メッセージより。『ヒーロー戦記』と同コンセプト作品の『スーパーヒーロー作戦』を宣伝するが、出演していなかったことに気付く。オマージュキャラのイングラムは登場しているが。ちなみに攻略本では「ほかのゲームの宣伝は自重してください編」と銘打たれている。
;「……もはや、お約束になってしまったような気がするが、やはり、ここでは言わねばなるまいか。ヒーロー作戦もよろしく!む?何か違うな」
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;「……もはや、お約束になってしまったような気がするが、やはり、ここでは言わねばなるまいか。ヒーロー作戦もよろしく! む? 何か違うな」
 
:『第2次OG』中断メッセージより。2つの作品名がごっちゃになっている、というか殆ど『スーパーヒーロー作戦』の宣伝である。しかしその直後ヴィレッタに「そう…それはむしろ私の台詞よ」と言われている。
 
:『第2次OG』中断メッセージより。2つの作品名がごっちゃになっている、というか殆ど『スーパーヒーロー作戦』の宣伝である。しかしその直後ヴィレッタに「そう…それはむしろ私の台詞よ」と言われている。
  
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