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110 バイト追加 、 2014年7月27日 (日) 11:03
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== 「修正」 ==
 
== 「修正」 ==
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軍組織のような体育会系コミュニティにおいての「修正」とは、鉄拳制裁に挙げられるような懲罰を加えること、あるいはシゴくことを指す。<br />なお、前置きしておくが、以下に記すのはあくまでSRWやその原作(つまりフィクション)で用いられる「修正」の解説が目的であり、'''「修正」行為を過剰に賛美・正当化する意図は全くない'''ことに留意されたし。
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軍組織のような体育会系コミュニティにおいての「修正」とは、鉄拳制裁に挙げられるような懲罰を加えること、あるいはシゴくことを指す。<br />なお、前置きしておくが、以下に記すのはあくまでSRWやその原作(つまりフィクション)で用いられる「修正」の解説が目的であり、'''「修正」行為を過剰に賛美・正当化する意図は全く無い'''ことに留意されたし。
 
      
『[[機動戦士ガンダム]]』にて出撃を渋る[[アムロ・レイ]]に対して[[ブライト・ノア]]が「修正」を加えた有名なシーンのように、軍などに置ける上官のような目上の人物が何かしら不始末をしでかした目下の人物に反省や奮起を促す意味で暴力を加えるのが基本である。続編の『[[機動戦士Ζガンダム]]』では頻繁に行われ、「修正」という言葉自体も登場している(逆に年下の[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が年上の[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に「修正」を加える事態も発生しているが)。
 
『[[機動戦士ガンダム]]』にて出撃を渋る[[アムロ・レイ]]に対して[[ブライト・ノア]]が「修正」を加えた有名なシーンのように、軍などに置ける上官のような目上の人物が何かしら不始末をしでかした目下の人物に反省や奮起を促す意味で暴力を加えるのが基本である。続編の『[[機動戦士Ζガンダム]]』では頻繁に行われ、「修正」という言葉自体も登場している(逆に年下の[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が年上の[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に「修正」を加える事態も発生しているが)。
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:第9話「翔べ! ガンダム」にて上記のブライトによるアムロに対する「修正」があり、「二度もぶった…親父にもぶたれたことないのに!」の名言が生まれる。また、他の話では[[カイ・シデン|カイ]]がブライトと[[セイラ・マス|セイラ]]に「修正」を食らっている。
 
:第9話「翔べ! ガンダム」にて上記のブライトによるアムロに対する「修正」があり、「二度もぶった…親父にもぶたれたことないのに!」の名言が生まれる。また、他の話では[[カイ・シデン|カイ]]がブライトと[[セイラ・マス|セイラ]]に「修正」を食らっている。
 
;[[機動戦士Ζガンダム]]
 
;[[機動戦士Ζガンダム]]
:「修正」と言う言葉を有名にした作品だけに、とにかく「修正」場面が多い。最も有名なのは第13話「シャトル発進」で[[シャア・アズナブル|シャア]]を名乗らない[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に対して[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が殴打する場面で、「歯、食い縛れ!そんな大人、『修正』してやる!」の言葉が登場する。
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:「修正」と言う言葉を有名にした作品だけに、とにかく「修正」場面が多い。最も有名なのは第13話「シャトル発進」で[[シャア・アズナブル|シャア]]を名乗らない[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に対して[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が殴打する場面で、「歯、食い縛れ! そんな大人、『修正』してやる!」の言葉が登場する。
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
 
:[[ジュドー・アーシタ]]が妹の[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を救うために独断での行動が多かった初期に、[[ウォン・リー]]から「修正」を受けている…のだが、ジュドーはウォンの平手を回避した上で[[カウンター]]で蹴りを叩きこんでいる。
 
:[[ジュドー・アーシタ]]が妹の[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を救うために独断での行動が多かった初期に、[[ウォン・リー]]から「修正」を受けている…のだが、ジュドーはウォンの平手を回避した上で[[カウンター]]で蹴りを叩きこんでいる。
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:第8話で勤務をさぼっていた[[コウ・ウラキ|コウ]]と[[チャック・キース|キース]]に[[サウス・バニング|バニング]]が鉄拳制裁を加えている。
 
:第8話で勤務をさぼっていた[[コウ・ウラキ|コウ]]と[[チャック・キース|キース]]に[[サウス・バニング|バニング]]が鉄拳制裁を加えている。
 
;[[聖戦士ダンバイン]]
 
;[[聖戦士ダンバイン]]
:23話「ミュージィの追撃」で、独断先行した[[リムル・ルフト]]が[[ニー・ギブン]]に殴られる。「けじめ」としてお互い了承済みとはいえ、少女が男にグーで殴られるという、見ようによってはちょっと酷いシーン。
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:第23話「ミュージィの追撃」で、独断先行した[[リムル・ルフト]]が[[ニー・ギブン]]に殴られる。「けじめ」としてお互い了承済みとはいえ、少女が男にグーで殴られるという、見ようによってはちょっと酷いシーン。
    
== スパロボにおける「修正」 ==
 
== スパロボにおける「修正」 ==
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:クワトロが仲間になると原作通りカミーユが「修正」を加える。
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:クワトロが仲間になると、原作通りカミーユが「修正」を加える。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
:上記の「ネルフ襲撃」においてブライトの[[碇シンジ|シンジ]]に対する「修正」が起きる。
 
:上記の「ネルフ襲撃」においてブライトの[[碇シンジ|シンジ]]に対する「修正」が起きる。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:原作の流れから[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の正体が[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]であることをが[[ZEXIS]]のメンバーに発覚。この場は[[扇要|扇]]の判断(IFルート分岐の選択からの流れ)でその場を沈め、改めてルルーシュの口から全ての真相を伝えた。しかし、尚も迷走するルルーシュに[[紅月カレン|カレン]]がルルーシュをゼロの仮面を付けた上でZEXISメンバーの前で「修正」を加える。尤もルルーシュを「修正」できる人物はカレン以外適任者が全くいないというのもある。
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:原作の流れから[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の正体が[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]であることをが[[ZEXIS]]のメンバーに発覚。この場は[[扇要|扇]]の判断(IFルート分岐の選択からの流れ)でその場を沈め、改めてルルーシュの口から全ての真相を伝えた。しかし、尚も迷走するルルーシュに[[紅月カレン|カレン]]がルルーシュをゼロの仮面を付けた上でZEXISメンバーの前で「修正」を加える。もっとも、ルルーシュを「修正」できる人物はカレン以外適任者が全くいないというのもある。
 
:その他にも、[[ジェラウド・ガルス・バンテール|ジェラウド]]が[[ユーサー・インサラウム|ユーサー]]への不敬な発言や無断出撃をした[[ウェイン・リブテール|ウェイン]]を「修正」する場面がある。
 
:その他にも、[[ジェラウド・ガルス・バンテール|ジェラウド]]が[[ユーサー・インサラウム|ユーサー]]への不敬な発言や無断出撃をした[[ウェイン・リブテール|ウェイン]]を「修正」する場面がある。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:18話で[[ブラックオックス]]に対し、[[金田正太郎|正太郎]]が'''素手で'''修正を加えた。
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:第18話で[[ブラックオックス]]に対し、[[金田正太郎|正太郎]]が'''素手で'''修正を加えた。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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:第2部にて[[カズマ・アーディガン|カズマ]]が自軍復帰の際に1年にも渡る音信不通で家族を心配させたことを理由に[[シホミ・アーディガン|シホミ]]より修正を受ける。SEで判断するに鉄拳制裁である事が伺える。
 
:第2部にて[[カズマ・アーディガン|カズマ]]が自軍復帰の際に1年にも渡る音信不通で家族を心配させたことを理由に[[シホミ・アーディガン|シホミ]]より修正を受ける。SEで判断するに鉄拳制裁である事が伺える。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:脱走した[[真壁一騎|一騎]]が自軍に戻った際に[[シン・アスカ|シン]]から「修正」される(というか、脱走した時から「修正」する気満々である)。その後「少しは周りに頼ることも覚えろ! 俺たちは、皆で戦ってるんだからな!」と言っているのでシンが本当に心配していたことが伝わる。さらに、これでケジメがついたので、他のUXメンバーからも許される粋な計らいである。更に一騎もシンの言葉を受けて大きく成長してくれるので、近作における『修正』の規範のようなイベントになっている。
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:脱走した[[真壁一騎|一騎]]が自軍に戻った際に[[シン・アスカ|シン]]から「修正」される(というか、脱走した時から「修正」する気満々である)。その後「少しは周りに頼ることも覚えろ! 俺たちは、皆で戦ってるんだからな!」と言っているのでシンが本当に心配していたことが伝わる。さらに、これでケジメがついたので、他の[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]メンバーからも許される粋な計らいである。更に一騎もシンの言葉を受けて大きく成長してくれるので、近作における『修正』の規範のようなイベントになっている。
:なお、このイベントではルナマリアが一貫してシンの宥め役となっており、「勝手な行動を取った子供を鉄拳制裁する父親と、それを宥める母親」という印象を持ったプレイヤーも多かった。
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:なお、このイベントでは[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]が一貫してシンの宥め役となっており、「勝手な行動を取った子供を鉄拳制裁する父親と、それを宥める母親」という印象を持ったプレイヤーも多かった。
    
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
 
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
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:[[ガンダムMk-II]]に乗って無断出撃したことにより、養父のハヤトから「修正」を受ける。
 
:[[ガンダムMk-II]]に乗って無断出撃したことにより、養父のハヤトから「修正」を受ける。
 
;[[ハヤト・コバヤシ]]
 
;[[ハヤト・コバヤシ]]
:無断出撃という、組織の統制を乱しかねない行いをした養子のカツを「修正」している。
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:無断出撃という、[[組織]]の統制を乱しかねない行いをした養子のカツを「修正」している。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*劇中ではその場で流されがちな事であるが、'''現実世界では「修正」は暴力行為であり、傷害罪等に問われる可能性がある犯罪行為である'''。たびたび問題視される学校などでの「体罰」に置き換えるとわかりやすいと思われる。
 
*劇中ではその場で流されがちな事であるが、'''現実世界では「修正」は暴力行為であり、傷害罪等に問われる可能性がある犯罪行為である'''。たびたび問題視される学校などでの「体罰」に置き換えるとわかりやすいと思われる。
 
**そもそも、相手に対して反省や改心、および奮起を促すのであれば、相手が理解できるように、あくまでも言葉で伝えていくべきであろう。
 
**そもそも、相手に対して反省や改心、および奮起を促すのであれば、相手が理解できるように、あくまでも言葉で伝えていくべきであろう。
*[[機動戦士Ζガンダム A New Translation|劇場版 機動戦士Zガンダム]]では、上記のことを憂慮したのか、[[エゥーゴ]]側キャラのTV版での「修正」シーンが削除されている。ただし、その一方で[[ティターンズ]]側キャラの理不尽な暴力シーンは、TV版と変更が無い。
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*[[機動戦士Ζガンダム A New Translation|劇場版 機動戦士Zガンダム]]』では、上記のことを憂慮したのか、[[エゥーゴ]]側キャラのTV版での「修正」シーンが削除されている。ただし、その一方で[[ティターンズ]]側キャラの理不尽な暴力シーンは、TV版と変更が無い。
    
<!-- == 話題まとめ == -->
 
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