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『[[闘将ダイモス]]』に登場する国連地球防衛軍の長官。
 
『[[闘将ダイモス]]』に登場する国連地球防衛軍の長官。
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かなりの軍国主義者。作中では[[バーム星人]]を完全に敵視し、その抹殺のために彼らが無抵抗であっても平然と銃を向けた。バーム星人を打倒するためとはいえ、味方の軍や民間人を巻き込む非情な作戦をも平然と採ることが多い。本来ならば守るべき存在である民間人に対しては、非戦闘員ということで「無駄飯食らいで犬以下の存在」とまで言い放つ非情かつ傲慢な性格で、'''軍人至上主義者'''ともいえる人物。
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かなりの軍国主義者。作中では[[バーム星人]]を完全に敵視し、その抹殺のために彼らが無抵抗であっても平然と銃を向けた。そればかりか本来ならば守るべき存在である民間人に対しては、非戦闘員ということで「無駄飯食らいで犬以下の存在」とまで言い放つ非情かつ傲慢な性格で、'''軍人至上主義者'''ともいえる人物で、バーム星人を打倒する名目で味方の軍や民間人を巻き込む非情な作戦をも平然と採ることが多かった。
    
その行動理念は[[地球]]をバーム星人の手から守ろうとする愛国者故ともいえなくないが、自分だけが地球を救う英雄になろうとする野心で動いている面が強い。当然[[竜崎一矢|一矢]]を始めとした[[ガードダイモビック]]の面々とは完全に相容れずに対立関係となり、『闘将ダイモス』の物語において、バーム内部の敵が[[オルバン大元帥]]であるなら、彼は地球内部の敵に位置する人物といってよい。
 
その行動理念は[[地球]]をバーム星人の手から守ろうとする愛国者故ともいえなくないが、自分だけが地球を救う英雄になろうとする野心で動いている面が強い。当然[[竜崎一矢|一矢]]を始めとした[[ガードダイモビック]]の面々とは完全に相容れずに対立関係となり、『闘将ダイモス』の物語において、バーム内部の敵が[[オルバン大元帥]]であるなら、彼は地球内部の敵に位置する人物といってよい。
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:旧知の間柄であるが、常に一矢を擁護し、また三輪の方針を批判したために対立した。
 
:旧知の間柄であるが、常に一矢を擁護し、また三輪の方針を批判したために対立した。
 
;[[和泉ナナ]]
 
;[[和泉ナナ]]
:彼女からも嫌われており、逆に「三輪は子供」と切り捨てていた。
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:彼女からも嫌われており、三輪自身はナナを子供と切り捨てていた。
 
;[[竜崎勇]]
 
;[[竜崎勇]]
 
:第1話での司令室では彼の写真が飾られており、台詞から旧知の間柄であることがわかる。ただし、あくまでもバームとの友好を考えていた竜崎博士とは考え方の隔たりがある。
 
:第1話での司令室では彼の写真が飾られており、台詞から旧知の間柄であることがわかる。ただし、あくまでもバームとの友好を考えていた竜崎博士とは考え方の隔たりがある。
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:第28話で国連本部があるスイスにバーム軍が攻撃してきた際に国連事務総長に対して水爆の使用の許可を要請した台詞。この時点では許可を貰うが、この後、間に合ったダイモビック側の要請に応じた事務総長に水爆の使用停止を命じられる。しかし、ダイモスに手柄を立てさせたくはないという理由で命令を無視して撃とうとする暴挙に出る。言っていること自体は「苦渋の選択」とも取れるが、ダイモス嫌いの三輪の自分勝手な対抗心と功名心のために殺される民間人はたまったものではないだろう。
 
:第28話で国連本部があるスイスにバーム軍が攻撃してきた際に国連事務総長に対して水爆の使用の許可を要請した台詞。この時点では許可を貰うが、この後、間に合ったダイモビック側の要請に応じた事務総長に水爆の使用停止を命じられる。しかし、ダイモスに手柄を立てさせたくはないという理由で命令を無視して撃とうとする暴挙に出る。言っていること自体は「苦渋の選択」とも取れるが、ダイモス嫌いの三輪の自分勝手な対抗心と功名心のために殺される民間人はたまったものではないだろう。
 
;「あああ…く、勲章が…」
 
;「あああ…く、勲章が…」
:間一髪で水爆の発射を阻止した京四郎によって、さらに三輪の髭と同話冒頭で授与された国連エール勲章を斬られた時に発した情けない台詞。
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:間一髪で水爆の発射を阻止した京四郎によって、さらに三輪の髭と同話冒頭で授与された国連エール勲章を斬られた時に発した情けない台詞。水爆使用の是非を巡るシーンを含め、地球の防衛よりも自分の功名を大事としている三輪の人物がよく分かる。
 
;「勝手に地球を侵略しておきながら平和共存とは笑わせる!貴様らバーム星人は地球の敵だ!一片たりとも地球の土地をやる事はならん!」
 
;「勝手に地球を侵略しておきながら平和共存とは笑わせる!貴様らバーム星人は地球の敵だ!一片たりとも地球の土地をやる事はならん!」
 
:地球人とバーム星人との平和共存勢力を攻撃した際、リーダーであるバーム星人バランドークが攻撃中止を求めるため三輪の下へ出向く。ところが、三輪は地球人とバーム星人との共存する事実を信じず、全く聞く耳を持たない。そして、この台詞を言い放ち、部下に彼を撃たせて致命傷を負わす。彼は結局同話で死亡してしまった。三輪がしでかした数多くの悪行の中でも最悪の部類に入り、三輪の狭量さが強く出ている。
 
:地球人とバーム星人との平和共存勢力を攻撃した際、リーダーであるバーム星人バランドークが攻撃中止を求めるため三輪の下へ出向く。ところが、三輪は地球人とバーム星人との共存する事実を信じず、全く聞く耳を持たない。そして、この台詞を言い放ち、部下に彼を撃たせて致命傷を負わす。彼は結局同話で死亡してしまった。三輪がしでかした数多くの悪行の中でも最悪の部類に入り、三輪の狭量さが強く出ている。
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:[[スーパーロボット大戦A|A]]にて[[トリントン基地]]で[[ロンド・ベル]]のメンバーと出会った際、ブライトにまだ会っていなかったドモンの正体を聞いた際、彼に「コロニーから駆けつけてくれた有志」と聞き、大喜びして。Aの三輪長官は滅茶苦茶な行動や言動も多いが、このようにどこかコミカルな場面もある。
 
:[[スーパーロボット大戦A|A]]にて[[トリントン基地]]で[[ロンド・ベル]]のメンバーと出会った際、ブライトにまだ会っていなかったドモンの正体を聞いた際、彼に「コロニーから駆けつけてくれた有志」と聞き、大喜びして。Aの三輪長官は滅茶苦茶な行動や言動も多いが、このようにどこかコミカルな場面もある。
 
;「立派だ、あれぞ男の姿だ!」
 
;「立派だ、あれぞ男の姿だ!」
:[[スーパーロボット大戦A|A]]の序盤、[[バーム星人|バーム軍]]に勇敢に立ち向かう一矢の姿に感心・感動して。三輪長官の台詞の中では珍しく爽やかな熱血台詞である。
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:[[スーパーロボット大戦A|A]]の序盤、[[バーム星人|バーム軍]]に勇敢に立ち向かう一矢の姿に感心・感動して。前述の原作6話がモチーフと思われるが、三輪長官の台詞の中では珍しく爽やかな熱血台詞である。
 
;「もともとは対異星人用に開発されたものだ。南極条約は地球人にのみ適用される!異星人には何発撃ち込もうと、関係ない!」
 
;「もともとは対異星人用に開発されたものだ。南極条約は地球人にのみ適用される!異星人には何発撃ち込もうと、関係ない!」
 
:[[ガンダム試作2号機]]について。異星人相手にならいくらでも核を使っていいという、彼の思想がよく表れている。実際、異星人が南極条約の存在なんぞ知らないし、南極条約自体、連邦とジオンの戦闘にしか意味を持たないものなのでこの時点では正しいといえるのだが…<br />この後さらに、テストとして地球人が乗るナデシコに核を使えと言い出すあたり、そもそも南極条約を守る気すらない模様。
 
:[[ガンダム試作2号機]]について。異星人相手にならいくらでも核を使っていいという、彼の思想がよく表れている。実際、異星人が南極条約の存在なんぞ知らないし、南極条約自体、連邦とジオンの戦闘にしか意味を持たないものなのでこの時点では正しいといえるのだが…<br />この後さらに、テストとして地球人が乗るナデシコに核を使えと言い出すあたり、そもそも南極条約を守る気すらない模様。
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