差分

574 バイト追加 、 2014年7月16日 (水) 21:34
編集の要約なし
17行目: 17行目:  
*エネルギー:[[プラーナ]]
 
*エネルギー:[[プラーナ]]
 
*設計:[[ビアン・ゾルダーク]]
 
*設計:[[ビアン・ゾルダーク]]
**改修:[[リューネ・ゾルダーク]]
+
*改修:[[リューネ・ゾルダーク]]
 +
*所属:[[アンティラス隊]]
 
*主なパイロット:[[リューネ・ゾルダーク]]
 
*主なパイロット:[[リューネ・ゾルダーク]]
 
*メカニックデザイン:寺島慎也
 
*メカニックデザイン:寺島慎也
   −
[[ラ・ギアス]]の練金技術を施して改良した[[ヴァルシオーネ]](αシリーズではラ・ギアスの練金術ではなく、木星圏でEOTを用いた改造)。「R」とは「リファイン」ではなく「'''リターン'''」を差す。主に胴体に改良が施されており、スタイルが向上している。また、『第2次スーパーロボット大戦OG ザ・コンプリートガイド OG MANIACS』の本機解説欄に性能面でも底上げに成功していることが記されている。
+
ヴァルシオーネのメインパイロットリューネが、[[ラ・ギアス]]で学んだ練金学を施して改良した優雅な機動兵器(αシリーズではラ・ギアスの練金術ではなく、木星圏でEOTを用いた改造)。「R」とは「リファイン」ではなく「'''リターン'''」を差す。胴体部の改良に熱意が注がれており、機体全身のスタイルは大人びた容姿に向上。また、『第2次スーパーロボット大戦OG ザ・コンプリートガイド OG MANIACS』の本機解説欄に性能面でも底上げに成功したことが記されている。
   −
新たに[[プラーナ]]をエネルギー源として採用しており、動力炉が「フルカネルリ式永久機関」に換装されているものとも考えられるが、現在においてもヴァルシオーネの動力炉については不明である(αシリーズではEOT技術による試作型の量子波動エンジン)。新武装としてクロスソーサーを装備しており、プラーナの恩恵を得たことによってリューネが修行で「円月殺法」を会得した。
+
新たに[[プラーナ]]をエネルギー源として採用しており、動力炉が「フルカネルリ式永久機関」に換装されているものとも考えられるが、現在においてもヴァルシオーネの動力炉については不明である(αシリーズではEOT技術による試作型の量子波動エンジン)。新武装として「クロスソーサー」を装備しており、プラーナの恩恵を得たことによってリューネが修行で「円月殺法」を会得した。
    
その特徴的な容貌から、相対した人間の感想も実に様々。シナリオ「精霊界の修行」(試練の神殿)で[[テュッティ・ノールバック|テュッティ]]は「改めてみると異色」と評価し、[[ミオ・サスガ|ミオ]]が「モニター越しに向かい合うと変な気分になる」と洩らしている。ちなみに、実戦でRと対峙した狂気の練金学士[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|ゼツ]]は「なんと奇矯な!この儂ですらその発想はなかった!!」と驚愕し、戦闘台詞では「壊し甲斐がある」とも言っている。ただ、ラ・ギアス人にもリューネと同じ感性を持ち合わせた人が少なからずいるらしく、例えばシュテドニアスの双子のエース([[リコ・サンドリーブ|サンドリーブ]][[ニコ・サンドリーブ|姉妹]])がRの外観を絶賛している。
 
その特徴的な容貌から、相対した人間の感想も実に様々。シナリオ「精霊界の修行」(試練の神殿)で[[テュッティ・ノールバック|テュッティ]]は「改めてみると異色」と評価し、[[ミオ・サスガ|ミオ]]が「モニター越しに向かい合うと変な気分になる」と洩らしている。ちなみに、実戦でRと対峙した狂気の練金学士[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|ゼツ]]は「なんと奇矯な!この儂ですらその発想はなかった!!」と驚愕し、戦闘台詞では「壊し甲斐がある」とも言っている。ただ、ラ・ギアス人にもリューネと同じ感性を持ち合わせた人が少なからずいるらしく、例えばシュテドニアスの双子のエース([[リコ・サンドリーブ|サンドリーブ]][[ニコ・サンドリーブ|姉妹]])がRの外観を絶賛している。
58行目: 59行目:  
:「気合」1回(気力10)で使用可能になる「ツインメガビームランチャー」が主力武器。瞬時の使い易さにおいては他のBクラス魔装機を圧倒する。しかし射撃武器が充実しているのにリューネのスキルは格闘寄りであるため、段々と攻撃力不足に陥ってしまうのが難点(一応、必殺技の「円月殺法」の威力は飛躍的に上昇するが、燃費が悪く連発できない。ついでに実剣のランクアップもないため、スキル「豪腕」で破壊力を増強できる兵器は必殺技のみ)。
 
:「気合」1回(気力10)で使用可能になる「ツインメガビームランチャー」が主力武器。瞬時の使い易さにおいては他のBクラス魔装機を圧倒する。しかし射撃武器が充実しているのにリューネのスキルは格闘寄りであるため、段々と攻撃力不足に陥ってしまうのが難点(一応、必殺技の「円月殺法」の威力は飛躍的に上昇するが、燃費が悪く連発できない。ついでに実剣のランクアップもないため、スキル「豪腕」で破壊力を増強できる兵器は必殺技のみ)。
 
:そして、前作から既にその片鱗を見せ始めていたRの短所……「無属性の機動兵器」に由来する欠陥も目立ってきている。弱点とする属性がないといえば聞こえは良いが、同時に回避率や攻撃力に有利な補正があってもなにひとつ受けられない。そのため、どの属性の敵からも安定して狙われ、軽減できないダメージを蓄積してしまう。
 
:そして、前作から既にその片鱗を見せ始めていたRの短所……「無属性の機動兵器」に由来する欠陥も目立ってきている。弱点とする属性がないといえば聞こえは良いが、同時に回避率や攻撃力に有利な補正があってもなにひとつ受けられない。そのため、どの属性の敵からも安定して狙われ、軽減できないダメージを蓄積してしまう。
:敵の火力が強化された本作中盤以降、これらが無視できない弱点となってRの前に立ち塞がることになる。耐久力を補いきれるフルカスタムボーナスが用意されていないのも悩ましく、Rをフル改造するべきかで悩んだプレイヤーも多いようだ(共通ボーナスのうちの「精霊ランクアップ」の恩恵を受けられないことも拍車をかけてしまう)。さらに追い打ちをかけるような感覚で、「目覚める大地」(バゴニアルート終盤)のシナリオデモで精霊と制式な契約を結んでいないことからオカルト系(ヴォルクルスなどの呪詛)に完全無防備であることまでが語られた。次回作でどのようにRを強化していくのか御注目といったところ。
+
:敵の火力が強化された本作中盤以降、これらが無視できない弱点となってRの前に立ち塞がることになる。主力として使うならフル改造必須だが、耐久力を補いきれるカスタムボーナスが用意されていないため、Rをフル改造するべきかで悩んだプレイヤーも多いようだ(共通ボーナスのうちの「精霊ランクアップ」の恩恵を受けられないことも拍車をかけてしまう)。さらに追い打ちをかけるような感覚で、「目覚める大地」(バゴニアルート終盤)のシナリオデモで精霊と制式な契約を結んでいないことからオカルト系(ヴォルクルスなどの呪詛)に完全無防備であることまでが語られた。次回作でどのようにRを強化していくのか御注目といったところ。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
:ようやくOGシリーズに登場。SDグラフィックではヴァルシオーネより若干頭身が高い。単体版クロスマッシャーのかわりにクロスソーサーが追加されたが、射程と威力が落ちているため反撃・援護性能が弱くなった。一方で全体版クロスマッシャーはダブルアタック可能と、殲滅力が上がっている。『LOE』第二章より前の時間軸だが、「円月殺法」は撃墜数によって使えるようになり、これによって最終的な攻撃力も改修前より高くなる。
+
:ようやくOGシリーズに登場。SDグラフィックではヴァルシオーネより若干頭身が高い。有射程の単体攻撃を「クロスソーサー」に変更されてしまった影響で、反撃・援護性能は若干低下した。一方スマッシャーの方は、単体攻撃を不可能とする反面、[[全体攻撃]]属性に[[ダブルアタック]]属性を上乗せと殲滅能力がぐっと増した。「[[封印戦争]]」は、「第二章」より前の時間軸に発生した出来事だが、「円月殺法」は撃墜数によって使えるようになるため、接近戦の火力は改修前より俄然高くなる。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
76行目: 77行目:  
==== 射撃兵装 ====
 
==== 射撃兵装 ====
 
;サイコブラスター
 
;サイコブラスター
:「サイフラッシュ」を参考にして開発された[[マップ兵器]]。同一規格に改造したのか、サイバスターの部品と同じものを使っている。輝きは桃色。『魔装機神II』ではプラーナのみを消費するかたちで使用する。
+
:「サイフラッシュ」と同様の効果をもつ敵味方識別型[[マップ兵器]]。Rのブラスターは主要部品とそれらを接続するための規格に「サイフラッシュ」と同じものを採用したらしく、スペアパーツで相互補完することが可能となっている(『F完結編』)。光の輝きは前身機と同じ桃色。[[魔装機神シリーズ]]では、IIから弾数消費がオミットされ、プラーナのみを消費するかたちで使用する。
:*'''POJ''':歴代最弱。精霊の補正もないため破壊力で4体の魔装機神に完全に劣るが、リューネは精神コマンド「手加減」を習得するため、使いどころが完全に消えるわけではない。
+
:*'''POJ''':魔装機神シリーズ初となる専用の演出動作があるが、その威力は歴代最弱。精霊の補正もないため破壊力で4体の魔装機神に完全に劣るが、リューネは精神コマンド「手加減」を習得するため、使いどころが完全に消えるわけではない。
 
;メガビームキャノン / ハイパービームキャノン
 
;メガビームキャノン / ハイパービームキャノン
 
:携行する小銃型の光学兵器。「ハイパービームキャノン」は[[OGシリーズ]]で[[換装武器]]として使用する際の名称だが、どちらの表記でも銃のデザイン自体に変化はない。銃身の塗装も同じ色(グレイ)である。『LOE』ではこの武器が「クロスマッシャー」にランクアップする。IIでは使用不可。
 
:携行する小銃型の光学兵器。「ハイパービームキャノン」は[[OGシリーズ]]で[[換装武器]]として使用する際の名称だが、どちらの表記でも銃のデザイン自体に変化はない。銃身の塗装も同じ色(グレイ)である。『LOE』ではこの武器が「クロスマッシャー」にランクアップする。IIでは使用不可。
2,203

回編集