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追記
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しかし、戦場では責任ある行動を取ったにも拘らず、終戦後は本来彼女が行うべきザフトの体制維持という仕事を放棄し、隠遁したことについては否定意見が多い。ただし、プラントでは無く、オーブにいた理由がまったく明かされていない為、雲隠れとも戦後、秘密裏に裁判を受け追放処分を受けたからとも言われている。後者の場合、ザフトの体制維持という仕事を放棄したという指摘は的外れとなる。TV版では特にフォローはないが、小説版ではキラの心の傷を癒すと共に自身も少なからず心に傷を負ったための選択とされている。『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』ではミーアが影武者としてデュランダルに利用されるという事態に陥り、そのミーアも死亡するという悲劇的な結末を迎えてしまう。さすがにこの点については責任を感じている(この件も小説版で細かく描かれており、終戦後に[[プラント]]に留まっていればミーアがデュランダルに利用される事も死ぬ事もなかったと悔やんでいる)ようで、カガリやミーアに後押しされたこともあり、終戦後は[[ザフト]]へと戻って本来あるべき平和への模索を取った。
 
しかし、戦場では責任ある行動を取ったにも拘らず、終戦後は本来彼女が行うべきザフトの体制維持という仕事を放棄し、隠遁したことについては否定意見が多い。ただし、プラントでは無く、オーブにいた理由がまったく明かされていない為、雲隠れとも戦後、秘密裏に裁判を受け追放処分を受けたからとも言われている。後者の場合、ザフトの体制維持という仕事を放棄したという指摘は的外れとなる。TV版では特にフォローはないが、小説版ではキラの心の傷を癒すと共に自身も少なからず心に傷を負ったための選択とされている。『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』ではミーアが影武者としてデュランダルに利用されるという事態に陥り、そのミーアも死亡するという悲劇的な結末を迎えてしまう。さすがにこの点については責任を感じている(この件も小説版で細かく描かれており、終戦後に[[プラント]]に留まっていればミーアがデュランダルに利用される事も死ぬ事もなかったと悔やんでいる)ようで、カガリやミーアに後押しされたこともあり、終戦後は[[ザフト]]へと戻って本来あるべき平和への模索を取った。
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また、武力によって解決しようとする描写ばかりが目立つ点もよく指摘される。彼女は『SEED DESTINY』中盤以降、ザフトの最新鋭機を秘かに入手するなどかなりの行動をとっているのだが、それ以外の手段に注力していれば発生させずに済んだと思われる戦闘が多い。終盤におけるミーアのプロパガンダ放送の際も、放送に割り込んだためにミーアを危険に晒し、かといってデュランダル体制を崩そうとすることもしなかった。最も、この時点ではラクスにとってはミーアはただのデュランダルの言う通りに動く自分の偽者でしか無いため、ミーアの安全を保障する義務も義理もない。
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また、武力によって解決しようとする描写ばかりが目立つ点もよく指摘される。彼女は『SEED DESTINY』中盤以降、ザフトの最新鋭機を秘かに入手するなどかなりの行動をとっているのだが、それ以外の手段に注力していれば発生させずに済んだと思われる戦闘が多い。終盤におけるミーアのプロパガンダ放送の際も、放送に割り込んだためにミーアを危険に晒し、かといってデュランダル体制を崩そうとすることもしなかった。また大量破壊兵器を率先して使用したロゴスに対する反応がほとんどなく、祖国であるプラント本国の一般市民が大量に犠牲になっても関心を示していない。
    
このように'''才覚がありながらも戦争回避のための行動をしない、観念的な反戦論を唱えつつも、力ずくで敵対者を黙らせようとしているように見える'''という点に批判が集中する人物である。これらの点から視聴者に'''悪女'''または'''腹黒'''のレッテルを貼られることも多い。<!--公式スタッフも視聴者からの評価を把握(?)しているのか、ファンディスク「たねキャラ劇場」では'''邪悪なオーラを纏いながら[[ラゴゥ|ラゴゥ犬]]を威圧する'''場面がある。-->
 
このように'''才覚がありながらも戦争回避のための行動をしない、観念的な反戦論を唱えつつも、力ずくで敵対者を黙らせようとしているように見える'''という点に批判が集中する人物である。これらの点から視聴者に'''悪女'''または'''腹黒'''のレッテルを貼られることも多い。<!--公式スタッフも視聴者からの評価を把握(?)しているのか、ファンディスク「たねキャラ劇場」では'''邪悪なオーラを纏いながら[[ラゴゥ|ラゴゥ犬]]を威圧する'''場面がある。-->
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=== スパロボシリーズにおいて ===
 
=== スパロボシリーズにおいて ===
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前半はシナリオのみ、後半は艦長という、原作と全く同じ登場の仕方をする。普段の喋りは丁寧でやや不思議ちゃんが入っている感じだが、その実クライン派代表としての自身の立場も認識しており、戦闘に臨むと人が変わったかのごとく毅然とした口調になる。同じく通常時と戦闘時のギャップの大きい[[ミスマル・ユリカ]]との会話は必見。ちなみに[[SEED]]能力はきちんと所持している。が、それを含めてもSEEDを持たないバルトフェルドの方が強いと評される(『J』では戦艦向きでない低い防御値、及び被弾すると気力が下がる性格設定の問題で、トータルで見ればバルトフェルドの方が優秀であった)。『K』では強気になったので、艦長としての資質はかなり改善された。
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SEED版では前半はシナリオのみ、後半は艦長という、原作と全く同じ登場の仕方をする。普段の喋りは丁寧でやや不思議ちゃんが入っている感じだが、その実クライン派代表としての自身の立場も認識しており、戦闘に臨むと人が変わったかのごとく毅然とした口調になる。同じく通常時と戦闘時のギャップの大きい[[ミスマル・ユリカ]]との会話は必見。ちなみに[[SEED]]能力はきちんと所持している。が、それを含めてもSEEDを持たないバルトフェルドの方が強いと評される(『J』では戦艦向きでない低い防御値、及び被弾すると気力が下がる性格設定の問題で、トータルで見ればバルトフェルドの方が優秀であった)。『K』では強気になったので、艦長としての資質はかなり改善された。
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DESTINY版でも同様に後半で艦長を務めるが、原作終了後参戦が多くなってきた近年では一貫してNPCとしての登場にとどまることもある。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[シーゲル・クライン]]
 
;[[シーゲル・クライン]]
 
:父。後に志を受け継ぐ。
 
:父。後に志を受け継ぐ。
;ラクスの母親(SRW未登場)
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;ラクスの母親
:本編には未登場。一説にはラクスの幼少時に病死したとされている。彼女がラクスに言った「世界はあなたのもので、そしてあなたは世界のものなのだ」「生まれ出てこの世界にあるからには」という言葉が、ラクスの人生観に大きな影響を与えた。
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:スパロボ未登場。TV本編には未登場で、一説にはラクスの幼少時に病死したとされている。彼女がラクスに言った「世界はあなたのもので、そしてあなたは世界のものなのだ」「生まれ出てこの世界にあるからには」という言葉が、ラクスの人生観に大きな影響を与えた。
 
;[[ハロ]]
 
;[[ハロ]]
 
:ラクスと一緒にいる小型ロボット。勝手に部屋のロックを解除して脱走することもあった。
 
:ラクスと一緒にいる小型ロボット。勝手に部屋のロックを解除して脱走することもあった。
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===== その他 =====
 
===== その他 =====
;ヨップ・フォン・アラファス(SRW未登場)
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;ヨップ・フォン・アラファス
:自分を暗殺をするために送り込まれてきた暗殺部隊のリーダー。彼らの奇襲から逃れるべく、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]が封印されている地下格納庫への鍵をキラに託した。
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:スパロボ未登場。自分を暗殺をするために送り込まれてきた暗殺部隊のリーダー。彼らの奇襲から逃れるべく、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]が封印されている地下格納庫への鍵をキラに託した。
    
==== プラント ====
 
==== プラント ====
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==== その他の民間人 ====
 
==== その他の民間人 ====
;カリダ・ヤマト(SRW未登場)
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;カリダ・ヤマト
:[[キラ・ヤマト|キラ]]の育ての母親。[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]締結後は[[オーブ連合首長国|オーブ]]に亡命し、アスハ邸の別宅で彼女と共にひっそりと暮らしていた。
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:スパロボ未登場。[[キラ・ヤマト|キラ]]の育ての母親。[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]締結後は[[オーブ連合首長国|オーブ]]に亡命し、アスハ邸の別宅で彼女と共にひっそりと暮らしていた。
    
=== [[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]] ===
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