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== パイロットステータスの傾向 ==
 
== パイロットステータスの傾向 ==
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
激励と友情が入れ替わるだけで構成は同じ。もっぱらメインパイロットが覚えていない加速を担当することになるだろう。性質上レベルが上がり易いためサブパイロットにしてはかなりSP量が豊富で、後半のコマンド習得も早いと部隊全体を支えてくれる存在だが、それだけに離脱は大きな戦力低下になる。
   
;[[スーパーロボット大戦K|K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K|K]]
 
:[[加速]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[激励]]、[[友情]]
 
:[[加速]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[激励]]、[[友情]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
 
:[[加速]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[友情]]、[[激励]]
 
:[[加速]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[友情]]、[[激励]]
 +
:激励と友情が入れ替わるだけで構成は同じ。もっぱらメインパイロットが覚えていない加速を担当することになるだろう。性質上レベルが上がり易いためサブパイロットにしてはかなりSP量が豊富で、後半のコマンド習得も早いと部隊全体を支えてくれる存在だが、それだけに離脱は大きな戦力低下になる。
 +
 
===[[戦術指揮]]===
 
===[[戦術指揮]]===
 
;命中率5%上昇、回避率5%上昇、連続ターゲット無効
 
;命中率5%上昇、回避率5%上昇、連続ターゲット無効
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;[[遠見真矢]]
 
;[[遠見真矢]]
 
:ファフナー部隊のパイロット。総士が密かに想いを寄せている異性だが、不器用な性格のせいで、傍から見るとやたらキツく接しているように見える。しかし彼女のパイロット適性判明時や、その後の扱いでもやたら気を遣う様子が見られた為、乙姫からは「えこひいき」と指摘されている。
 
:ファフナー部隊のパイロット。総士が密かに想いを寄せている異性だが、不器用な性格のせいで、傍から見るとやたらキツく接しているように見える。しかし彼女のパイロット適性判明時や、その後の扱いでもやたら気を遣う様子が見られた為、乙姫からは「えこひいき」と指摘されている。
:なお、総士の真矢への恋愛感情は裏設定であり、普通に視聴してるだけでは見逃す可能性も低くはない。ただし、このことに気づかなくても物語自体の理解にはさほど支障はない。一騎との関係性の方が強調されているためである。ただ、知っておいて損はないような感覚でしかない。
+
:なお、総士の真矢への恋愛感情は裏設定であり、普通に視聴しているだけでは見逃す可能性も低くはない。ただし、このことに気づかなくても物語自体の理解にはさほど支障はない。一騎との関係性の方が強調されているためである。ただ、知っておいて損はないような感覚でしかない。
 
;[[羽佐間翔子]]
 
;[[羽佐間翔子]]
 
:ファフナー部隊のパイロット。フェストゥムを倒すためにフェンリルで自爆しようとした彼女を止めようとしたが、助けることは叶わなかった。
 
:ファフナー部隊のパイロット。フェストゥムを倒すためにフェンリルで自爆しようとした彼女を止めようとしたが、助けることは叶わなかった。
:UXで彼女が生存した場合、彼女が生きていたことに喜ぶ咲良と真矢に対し戦闘に集中しろと冷静に振舞っていたが、総士自身も彼女が無事だったことに喜びを隠せないでいた。
+
:『UX』で彼女が生存した場合、彼女が生きていたことに喜ぶ咲良と真矢に対し戦闘に集中しろと冷静に振舞っていたが、総士自身も彼女が無事だったことに喜びを隠せないでいた。
 
;[[春日井甲洋]]
 
;[[春日井甲洋]]
 
:ファフナー部隊のパイロット。総士の冷徹な言動から怒りを向けられる。
 
:ファフナー部隊のパイロット。総士の冷徹な言動から怒りを向けられる。
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;蔵前果林
 
;蔵前果林
 
:アルベリヒド機関により誕生した皆城家の養子で、総士の義姉弟。総士が腹を割って話せる人物の一人。
 
:アルベリヒド機関により誕生した皆城家の養子で、総士の義姉弟。総士が腹を割って話せる人物の一人。
:Kでは名前のみ登場し、フェストゥムの最初の攻撃で死亡したが、'''UXでは名前すら出てこない'''。
+
:『K』では名前のみ登場し、フェストゥムの最初の攻撃で死亡したが、'''『UX』では名前すら出てこない'''。
 
;将陵僚
 
;将陵僚
 
:『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)の主人公。総士の先輩で、彼とは生徒会の役員同士という関係でもあった。
 
:『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)の主人公。総士の先輩で、彼とは生徒会の役員同士という関係でもあった。
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=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
:[[K]]では物語開始以前から[[竜宮島]]と[[オーブ連合首長国|オーブ]](カガリ)は協力関係にあるので彼女とも親しい。彼女からは呼び捨てで呼ばれており、「よお!」と気軽に声をかけられる場面も。<br />余談だが、同作では彼女と同じ声である[[ヴェスターヌ]]にも呼び捨てで呼ばれるシーンがある。
+
:[[K]]』では物語開始以前から[[竜宮島]]と[[オーブ連合首長国|オーブ]](カガリ)は協力関係にあるので彼女とも親しい。彼女からは呼び捨てで呼ばれており、「よお!」と気軽に声をかけられる場面も。<br />余談だが、同作では彼女と同じ声である[[ヴェスターヌ]]にも呼び捨てで呼ばれるシーンがある。
 
;[[シン・アスカ]]
 
;[[シン・アスカ]]
:[[UX]]では先輩の一人。先輩としてファフナーパイロットの[[指揮官]]である総士を気遣う。
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:[[UX]]』では先輩の一人。先輩としてファフナーパイロットの[[指揮官]]である総士を気遣う。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[ヴァン]]、[[草薙剣児]]
 
;[[ヴァン]]、[[草薙剣児]]
:[[K]]では部隊に加わった当初、後述にもあるように彼らに対する不満を口にする場面もあった。
+
:[[K]]』では部隊に加わった当初、後述にもあるように彼らに対する不満を口にする場面がある。
 
;[[ウェンディ・ギャレット]]
 
;[[ウェンディ・ギャレット]]
:Kでは彼を「ヴァンの保護者」とみなしている。乙姫と友達になったことについて、彼女に感謝していた。
+
:『K』では彼を「ヴァンの保護者」とみなしている。乙姫と友達になったことについて、彼女に感謝していた。
 
;[[ジョシュア・ラングレン]]
 
;[[ジョシュア・ラングレン]]
:Kでは彼は総士の友人になりたがるが、それに対する総士の声明はない。
+
:『K』では彼は総士の友人になりたがるが、それに対する総士の声明はない。
 
;[[サコン・シロウ]]
 
;[[サコン・シロウ]]
:Kの最終決戦にて、共に[[ル=コボル]]打倒の最大の功労者となる。最終決戦の後、彼の想いは総士に対する感謝の念、そして謝罪の念でいっぱいだった…。
+
:『K』の最終決戦にて、共に[[ル=コボル]]打倒の最大の功労者となる。最終決戦の後、彼の想いは総士に対する感謝の念、そして謝罪の念でいっぱいだった…。
 
;[[覇道瑠璃]]
 
;[[覇道瑠璃]]
:[[UX]]での宴会において酔った勢いでどう考えても[[リナ・デイヴィス|戦闘要員ではない人物]]さえも新たな戦術指揮官に任命した彼女に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]共々頭を抱えてしまう。
+
:[[UX]]』での宴会において酔った勢いでどう考えても[[リナ・デイヴィス|戦闘要員ではない人物]]さえも新たな戦術指揮官に任命した彼女に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]共々頭を抱えてしまう。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[レ・ミィ]]、[[コトナ・エレガンス]]
 
;[[レ・ミィ]]、[[コトナ・エレガンス]]
:[[K]]では彼女達のデュエットには、流石の総士も喜び、後述にもあるような喜びの台詞が飛び出す。
+
:[[K]]』では彼女達のデュエットには、流石の総士も喜び、後述にもあるような喜びの台詞が飛び出す。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
;[[ミスト・レックス]]
 
;[[ミスト・レックス]]
:仲間の事を想って敢えて非情に振る舞い憎まれ役を買って出ていた総士の真意に気付けなかった為、地球人への疑念の一因となるなど、Kの中盤までは総士に対して深い嫌悪感と不信感を抱いていた。後々には彼は総士への認識を改めているが、その過程や瞬間は一切描写されていない。最終決戦にて、自らの身を挺して彼とヒロインを救ってしまう。そして…
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:仲間の事を想って敢えて非情に振る舞い憎まれ役を買って出ていた総士の真意に気付けなかった為、地球人への疑念の一因となるなど、『K』の中盤までは総士に対して深い嫌悪感と不信感を抱いていた。後々には彼は総士への認識を改めているが、その過程や瞬間は一切描写されていない。最終決戦にて、自らの身を挺して彼とヒロインを救ってしまう。そして…
 
;[[アンジェリカ・シャルティール]]、[[シェルディア・ルージュ]]
 
;[[アンジェリカ・シャルティール]]、[[シェルディア・ルージュ]]
:Kの最終決戦にて、自らの身を挺してその命を救う。
+
:『K』の最終決戦にて、自らの身を挺してその命を救う。
 
;[[ル=コボル]]
 
;[[ル=コボル]]
 
:彼を打倒する最大の功労者となる。だが…。
 
:彼を打倒する最大の功労者となる。だが…。
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:第6話、[[羽佐間翔子|翔子]]死亡後のモノローグ。続いて[[真壁一騎|一騎]]の慟哭と共にEDが始まり、一連の流れで視聴者を失意のどん底に叩き落とす。
 
:第6話、[[羽佐間翔子|翔子]]死亡後のモノローグ。続いて[[真壁一騎|一騎]]の慟哭と共にEDが始まり、一連の流れで視聴者を失意のどん底に叩き落とす。
 
:しかし、モノローグの中でも妙に'''詩的'''さが目立ち、「ポエム」扱いされる大きな要因の一つとも言える。
 
:しかし、モノローグの中でも妙に'''詩的'''さが目立ち、「ポエム」扱いされる大きな要因の一つとも言える。
   
;「これが甲洋の、自分で招いた結果だ。おかげで[[ファフナー]]を失った。感傷に浸る間はない」
 
;「これが甲洋の、自分で招いた結果だ。おかげで[[ファフナー]]を失った。感傷に浸る間はない」
 
:[[春日井甲洋|甲洋]]が[[同化]]した後の台詞。その直後、[[遠見真矢|真矢]]に平手打ちをされてしまう。序盤の総士はこのように一見冷徹なように思える発言が多く、またその真意を語ることもなかったため、これらの積み重なりが一騎の脱走の原因となった。
 
:[[春日井甲洋|甲洋]]が[[同化]]した後の台詞。その直後、[[遠見真矢|真矢]]に平手打ちをされてしまう。序盤の総士はこのように一見冷徹なように思える発言が多く、またその真意を語ることもなかったため、これらの積み重なりが一騎の脱走の原因となった。
:なお、[[K]]ではこの場面でカガリにもこの非情な一言を咎められて平手打ちされ、彼女と同様に総士の真意を理解できていなかったミストには内心嫌悪されてしまう。
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:[[K]]』ではこの場面でカガリにもこの非情な一言を咎められて平手打ちされ、彼女と同様に総士の真意を理解できていなかったミストには内心嫌悪されてしまう。
 
   
;「クロッシングの為に機体を登録する…5秒待て! 直ぐに済む…」
 
;「クロッシングの為に機体を登録する…5秒待て! 直ぐに済む…」
 
:第16話「朋友」にて、[[竜宮島]]に帰還した一騎の搭乗する[[マークザイン]]の機体登録を完了した。ちなみに登録自体は一瞬で済んだため、5秒はどちらかというと総士の苦しみを理解した一騎の言葉を受けて出た涙をぬぐって気持ちを切り替えるため。実際測ってみると、5秒キッカリで総士は気持ちを切り替えている。
 
:第16話「朋友」にて、[[竜宮島]]に帰還した一騎の搭乗する[[マークザイン]]の機体登録を完了した。ちなみに登録自体は一瞬で済んだため、5秒はどちらかというと総士の苦しみを理解した一騎の言葉を受けて出た涙をぬぐって気持ちを切り替えるため。実際測ってみると、5秒キッカリで総士は気持ちを切り替えている。
 
:序盤では一騎とすれ違うことの多かった二人だが、ここにきてようやく理解しあえるようになった。のだが、戦闘を終えた後、一騎と改めて話をするために自室に招待したものの…(以下、迷台詞の項へ)
 
:序盤では一騎とすれ違うことの多かった二人だが、ここにきてようやく理解しあえるようになった。のだが、戦闘を終えた後、一騎と改めて話をするために自室に招待したものの…(以下、迷台詞の項へ)
:ファンの間では名場面の一つとして挙げられる事が多く、ファフナーを見た視聴者アンケートの一つ「好きな台詞は?」においてこの台詞が'''第1位に選ばれた'''。UXでは[[DVE]]になった他、その時の顔グラの上半分が暗くかかるという特殊な演出となっている。
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:ファンの間では名場面の一つとして挙げられる事が多く、ファフナーを見た視聴者アンケートの一つ「好きな台詞は?」においてこの台詞が'''第1位に選ばれた'''。『UX』では[[DVE]]になった他、その時の顔グラの上半分が暗くかかるという特殊な演出となっている。
:しかし'''Kではよりにもよってこのやり取りが再現されていない'''。しかも「真矢達が初陣でそっちのフォローに専念しなければならないから」という理由まで付けられている…。
+
:しかし'''『K』ではよりにもよってこのやり取りが再現されていない'''。しかも「真矢達が初陣でそっちのフォローに専念しなければならないから」という理由まで付けられている…。
 
   
;「その格好でのクロッシングは断固拒絶するからな…」
 
;「その格好でのクロッシングは断固拒絶するからな…」
:[[小楯衛|衛]]の[[ゴウバインヘルメット]]をかぶった[[真壁一騎|一騎]]に対して。直後に自分も[[ゴウバインヘルメット]]を無理やり被らされる羽目に遭う。
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:[[小楯衛|衛]]の[[ゴウバインヘルメット]]をかぶった[[真壁一騎|一騎]]に対して。直後に自分もゴウバインヘルメットを無理やり被らされる羽目に遭う。
 
   
;「その程度で相手を理解した気になるのは、ただの傲慢さ。彼女はそう教えてくれた…」
 
;「その程度で相手を理解した気になるのは、ただの傲慢さ。彼女はそう教えてくれた…」
 
:[[カノン・メンフィス|カノン]]に「クロッシングしているなら、相手の考えもわかっているのではないか」と言われて。総士のいう「彼女」とは真矢の事。
 
:[[カノン・メンフィス|カノン]]に「クロッシングしているなら、相手の考えもわかっているのではないか」と言われて。総士のいう「彼女」とは真矢の事。
   
;「それが痛みだ、フェストゥム!」<br>「フェストゥム! 教えてやる、僕がお前達に教えた戦い方の名を!」<br>「消耗戦だ!! 痛みに耐えて戦う戦法だ!」<br>「それが戦いの痛みだ。存在することの苦しみだ。いなくなることへの恐怖だ、フェストゥム!」<br>「生きていることに感謝したいか。それが、今ここにいることの喜びだ、フェストゥム……」
 
;「それが痛みだ、フェストゥム!」<br>「フェストゥム! 教えてやる、僕がお前達に教えた戦い方の名を!」<br>「消耗戦だ!! 痛みに耐えて戦う戦法だ!」<br>「それが戦いの痛みだ。存在することの苦しみだ。いなくなることへの恐怖だ、フェストゥム!」<br>「生きていることに感謝したいか。それが、今ここにいることの喜びだ、フェストゥム……」
 
:
 
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;「僕はここにいる…。いつか再び、出会うまで……」
 
;「僕はここにいる…。いつか再び、出会うまで……」
 
:最終回にて。一騎に[[伏線|再会の約束]]をし、この言葉を残して[[ジークフリードシステム]]ごと砕け散る。
 
:最終回にて。一騎に[[伏線|再会の約束]]をし、この言葉を残して[[ジークフリードシステム]]ごと砕け散る。
   
;「今ならわかる。たとえ苦しみに満ちた生でも、僕は、存在を選ぶだろう…… もう一度、お前と出会うために…… お前が信じてくれる限り、いつか必ず帰る。お前がいる場所に……」
 
;「今ならわかる。たとえ苦しみに満ちた生でも、僕は、存在を選ぶだろう…… もう一度、お前と出会うために…… お前が信じてくれる限り、いつか必ず帰る。お前がいる場所に……」
:最終回のモノローグ。UXでは全て[[DVE]]。
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:最終回のモノローグ。『UX』では[[DVE]]。
 
   
;「過酷な状況であっても生きようとする者の意思… 僕に背負えるのか…? 乙姫……!」
 
;「過酷な状況であっても生きようとする者の意思… 僕に背負えるのか…? 乙姫……!」
 
:前日談『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)での台詞。この段階ではジークフリードシステムに乗り込んで戦っていなかったため、戦う側としての覚悟は出来ていても皆の想いを受け止める覚悟は出来ていなかった。まだ目覚めていない乙姫にその不安を吐露するかのように…。
 
:前日談『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)での台詞。この段階ではジークフリードシステムに乗り込んで戦っていなかったため、戦う側としての覚悟は出来ていても皆の想いを受け止める覚悟は出来ていなかった。まだ目覚めていない乙姫にその不安を吐露するかのように…。
   
;「僕たちは常に、誰かが勝ち取った平和を、譲ってもらっているんだ」<br/>「たとえそれが、一日限りの平和だったとしても」<br/>「僕は、その価値に感謝する」
 
;「僕たちは常に、誰かが勝ち取った平和を、譲ってもらっているんだ」<br/>「たとえそれが、一日限りの平和だったとしても」<br/>「僕は、その価値に感謝する」
 
:L計画で散って行った先輩達の戦いはたった半年の平和しか価値がなかったのか、と嘆く蔵前に対して。
 
:L計画で散って行った先輩達の戦いはたった半年の平和しか価値がなかったのか、と嘆く蔵前に対して。
   
;「こうして、平和と戦いは受け継がれた…」<br>「彼らの生きる意思、前戦で戦う者達の痛み…そのすべてを、僕に背負えるだろうか… 繰り返し、自分にそう聞いた」<br/>「答えは、これからの戦いの中にある…僕らの戦いの中に…」
 
;「こうして、平和と戦いは受け継がれた…」<br>「彼らの生きる意思、前戦で戦う者達の痛み…そのすべてを、僕に背負えるだろうか… 繰り返し、自分にそう聞いた」<br/>「答えは、これからの戦いの中にある…僕らの戦いの中に…」
 
:L計画で散っていった者達から貰ったささやかな平和を噛み締め、意志を背負う覚悟が固まると同時に総士の本当の戦いが始まる…。
 
:L計画で散っていった者達から貰ったささやかな平和を噛み締め、意志を背負う覚悟が固まると同時に総士の本当の戦いが始まる…。
 
:このモノローグを以て「'''島から去りゆく者'''たちの物語」は終わり、「'''どんな過酷な状況であっても生きようとする者'''たちの物語」へと繋がることとなる――。
 
:このモノローグを以て「'''島から去りゆく者'''たちの物語」は終わり、「'''どんな過酷な状況であっても生きようとする者'''たちの物語」へと繋がることとなる――。
   
;「一騎、僕はこの島が好きなんだ。フェストゥムから守りたい。人類のためとかプロジェクトとかそんな大袈裟なことじゃない…」<br />「僕はみんなとの思い出の詰まったこの島を守りたいんだ。」<br />「一騎、僕に力を貸してくれ」
 
;「一騎、僕はこの島が好きなんだ。フェストゥムから守りたい。人類のためとかプロジェクトとかそんな大袈裟なことじゃない…」<br />「僕はみんなとの思い出の詰まったこの島を守りたいんだ。」<br />「一騎、僕に力を貸してくれ」
 
:PSPのゲームでの台詞。原作の内面描写を考える、とこちらが本来の彼の気持ちのようである。
 
:PSPのゲームでの台詞。原作の内面描写を考える、とこちらが本来の彼の気持ちのようである。
   
;「世界に満ちる果てしない痛み。そのすべてに、帰る場所があるのだろうか」<br />「今は信じたい。帰り着く場所にある、最善の安らぎを…」<br />「そのために、僕らはここにいるのだと…」
 
;「世界に満ちる果てしない痛み。そのすべてに、帰る場所があるのだろうか」<br />「今は信じたい。帰り着く場所にある、最善の安らぎを…」<br />「そのために、僕らはここにいるのだと…」
 
:[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]での〆。人やフェストゥムにも[[祝福]]があり、同じだけの安らぎがある。フェストゥムの元で再生した彼は、まだ果たされぬ共存を信じ続ける。
 
:[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]での〆。人やフェストゥムにも[[祝福]]があり、同じだけの安らぎがある。フェストゥムの元で再生した彼は、まだ果たされぬ共存を信じ続ける。
:ちなみに、UXではこの台詞がエンディングのトリを飾るDVEとなっている。
+
:『UX』ではこの台詞がエンディングのトリを飾るDVEとなっている。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
;「何だ…!?」
 
;「何だ…!?」
 
:その手の話題になった時の反応。この台詞の後の一騎の「何だよ?」はもはや黄金コンビ。
 
:その手の話題になった時の反応。この台詞の後の一騎の「何だよ?」はもはや黄金コンビ。
   
;「さ、話そうか」
 
;「さ、話そうか」
 
:真矢に「一騎君とちゃんと話して」と言われた総士は、一騎を自室に招待。しかし、具体的に何を話すのかまでは考えていなかった模様で、足を組みながら、こう言い放った。<br />困惑した一騎は、とりあえず部屋を見渡した感想を述べるのだが…
 
:真矢に「一騎君とちゃんと話して」と言われた総士は、一騎を自室に招待。しかし、具体的に何を話すのかまでは考えていなかった模様で、足を組みながら、こう言い放った。<br />困惑した一騎は、とりあえず部屋を見渡した感想を述べるのだが…
   
;「よく見ろ。ベッドがある」<br />「テーブルとソファーがある」<br />「机があって、壁には写真も飾ってある」<br />一騎「それ、一枚だけか…?」<br />「見ろ。コンパクトなバスルームまでついている」
 
;「よく見ろ。ベッドがある」<br />「テーブルとソファーがある」<br />「机があって、壁には写真も飾ってある」<br />一騎「それ、一枚だけか…?」<br />「見ろ。コンパクトなバスルームまでついている」
 
:上の続き。一騎に「何もない部屋だな」と言われ、ムキになってこじつけの内装の説明を始めだす。<br />これだけならただのギャグシーンなのだが、バスルームには薬が置いてあり、これはフラッシュバック(ファフナーパイロットが受けた痛みが再現される症状)を抑える痛み止めであるということが総士自身の口から語られるという、何気に重要な一幕となる。
 
:上の続き。一騎に「何もない部屋だな」と言われ、ムキになってこじつけの内装の説明を始めだす。<br />これだけならただのギャグシーンなのだが、バスルームには薬が置いてあり、これはフラッシュバック(ファフナーパイロットが受けた痛みが再現される症状)を抑える痛み止めであるということが総士自身の口から語られるという、何気に重要な一幕となる。
 
:が、重い雰囲気になったことに慌てた総士は、急いで話を切り替え…
 
:が、重い雰囲気になったことに慌てた総士は、急いで話を切り替え…
 
:ちなみに壁に掛けられている写真は真矢が撮った、総士や一騎、[[羽佐間翔子|そ]][[春日井甲洋|の]][[近藤剣司|友]][[要咲良|人]][[小楯衛|たち]]が一同に写ったものである。
 
:ちなみに壁に掛けられている写真は真矢が撮った、総士や一騎、[[羽佐間翔子|そ]][[春日井甲洋|の]][[近藤剣司|友]][[要咲良|人]][[小楯衛|たち]]が一同に写ったものである。
   
;「自動販売機だ。僕の部屋からほぼ十一歩の距離にある。極めて便利だ」
 
;「自動販売機だ。僕の部屋からほぼ十一歩の距離にある。極めて便利だ」
 
:〆に外の自販機までの距離を説明。一騎に「おまえって、ホントに不器用だな……」と呆れられた。<br />以上のように総士の不器用さ全開のコミカルな一幕であるが、同時に物語前半では大きく開いていた二人の距離が確実に縮まりつつあることを示したシーンである。
 
:〆に外の自販機までの距離を説明。一騎に「おまえって、ホントに不器用だな……」と呆れられた。<br />以上のように総士の不器用さ全開のコミカルな一幕であるが、同時に物語前半では大きく開いていた二人の距離が確実に縮まりつつあることを示したシーンである。
:[[K]]では一騎にアナ姫の部屋と比較されて、ムキになって反論、と言う形で再現されている。
+
:[[K]]』では一騎にアナ姫の部屋と比較されて、ムキになって反論、という形で再現されている。
:[[UX]]では形を変えて一連のシーンは再現されるが、よりによって'''エルシャンクのブリッジで話しているため'''周囲のメンバーに笑われてしまった(スパロボシリーズの迷台詞参照)。
+
:[[UX]]』では形を変えて一連のシーンは再現されるが、よりによって'''エルシャンクのブリッジで話しているため'''周囲のメンバーに笑われてしまった(スパロボシリーズの迷台詞参照)。
 
:余談だが、このシーンには一騎に総士が「お前に言われたくない」と返す没台詞がある。
 
:余談だが、このシーンには一騎に総士が「お前に言われたくない」と返す没台詞がある。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 +
=== K ===
 
;(これでいい…。ファフナーを失う事の意味もわからず、勝手な行動をとった者がどう言われるか…)<br />(一騎や咲良、そしてアークエンジェルの人達にも知っておいてもらった方がいいんだ…)
 
;(これでいい…。ファフナーを失う事の意味もわからず、勝手な行動をとった者がどう言われるか…)<br />(一騎や咲良、そしてアークエンジェルの人達にも知っておいてもらった方がいいんだ…)
:[[K]]の第17話(ビルドベースルート)のエンドデモにて、フェストゥムとの戦闘で同化した甲洋の件で[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]達に責められた直後のモノローグ。仲間を想い、その本心を隠して非情に徹する。しかも、よりにもよって総士が心中でこの台詞を言ったのは'''[[ミスト・レックス|ミスト]]が彼に嫌悪感を抱いた直後'''である。
+
:第17話(ビルドベースルート)のエンドデモにて、フェストゥムとの戦闘で同化した甲洋の件で[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]達に責められた直後のモノローグ。仲間を想い、その本心を隠して非情に徹する。しかも、よりにもよって総士が心中でこの台詞を言ったのは'''[[ミスト・レックス|ミスト]]が彼に嫌悪感を抱いた直後'''である。
 
   
;「乙姫が礼を言っていた。『私にも友達ができてうれしい。ありがとう』と」<br/>ウェンディ「えっ? あ、どういたしまして…。他には…?」<br/>「それだけだ。僕はこれから本を借りねばならない。また、話があったら連絡する」
 
;「乙姫が礼を言っていた。『私にも友達ができてうれしい。ありがとう』と」<br/>ウェンディ「えっ? あ、どういたしまして…。他には…?」<br/>「それだけだ。僕はこれから本を借りねばならない。また、話があったら連絡する」
 
:[[アナ・メダイユ|アナ姫]]の部屋にて、[[ウェンディ・ギャレット|ウェンディ]]と出会って。一応乙姫からの伝言という形ではあるが、総士自身の感想も入っているのであろう(直後、道生から「相変わらず人付き合いが下手な奴」といわれている)。
 
:[[アナ・メダイユ|アナ姫]]の部屋にて、[[ウェンディ・ギャレット|ウェンディ]]と出会って。一応乙姫からの伝言という形ではあるが、総士自身の感想も入っているのであろう(直後、道生から「相変わらず人付き合いが下手な奴」といわれている)。
 
:ところで、総士が何を借りたのかは、謎である…。
 
:ところで、総士が何を借りたのかは、謎である…。
   
;「ロケットが1機だけならばな。もしも予備があったら…」
 
;「ロケットが1機だけならばな。もしも予備があったら…」
:Kの第27話([[ガン×ソード]]ルート)で[[カギ爪の男]]が「[[幸せの時]]」と称する計画を阻止に成功した後の台詞。事実、彼の予想した通りに予備のロケットがもう1機用意されていた。
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:第27話([[ガン×ソード]]ルート)で[[カギ爪の男]]が「[[幸せの時]]」と称する計画を阻止に成功した後の台詞。事実、彼の予想した通りに予備のロケットがもう1機用意されていた。
 
   
;「サコン先生。ミストさん達を犠牲にしてもいいんですか?」<br />「ふたりの未来も守ってあげて下さい!」
 
;「サコン先生。ミストさん達を犠牲にしてもいいんですか?」<br />「ふたりの未来も守ってあげて下さい!」
:Kの最終話。地球の未来を守るために犠牲になろうとしているミスト達を救おうとする際の台詞。自らの未来よりも他者の未来を守ろうとした彼は…。
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:最終話。地球の未来を守るために犠牲になろうとしているミスト達を救おうとする際の台詞。自らの未来よりも他者の未来を守ろうとした彼は…。
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=== UX ===
 
;(始まれば、いずれ終わる。今の僕達に綺麗事などいらない)<br/>(愚かであってもいい。傷を負ってでも羽ばたきたいと、そう願うなら…)<br/>(せめて今は、ほんの少しの時間だけでも…)
 
;(始まれば、いずれ終わる。今の僕達に綺麗事などいらない)<br/>(愚かであってもいい。傷を負ってでも羽ばたきたいと、そう願うなら…)<br/>(せめて今は、ほんの少しの時間だけでも…)
:[[UX]]第12話「[[シンジロウ・サコミズ|ホウジョウの王]]」エンドデモの締めくくり。これから過酷な運命が待ち受けているファフナー候補生達に思いを馳せる。
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:第12話「[[シンジロウ・サコミズ|ホウジョウの王]]」エンドデモの締めくくり。これから過酷な運命が待ち受けているファフナー候補生達に思いを馳せる。
 
:「Separation」「Shangri-La」の歌詞ネタだが、内容にぴったりなだけに物悲しい。
 
:「Separation」「Shangri-La」の歌詞ネタだが、内容にぴったりなだけに物悲しい。
   
;「! これは…! ジークフリード・システムが端末をもうひとつ認識している!?」<br/>「だが、この機体コードは…!」
 
;「! これは…! ジークフリード・システムが端末をもうひとつ認識している!?」<br/>「だが、この機体コードは…!」
:UX第27話にて[[プトレマイオス2改|トレミー]]に止めを刺そうとした[[矢藩朗利|朗利]]の[[シンデン]]が吹き飛ばされた後、端末を新たに認識したジークフリードシステムに気付いた総士。
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:第27話にて[[プトレマイオス2改|トレミー]]に止めを刺そうとした[[矢藩朗利|朗利]]の[[シンデン]]が吹き飛ばされた後、端末を新たに認識したジークフリードシステムに気付いた総士。
 
:だが、その機体コードは、[[竜宮島]]を守るために自爆して喪失したはずの[[マークゼクス|白いファフナー]]――それに乗っているパイロットは[[羽佐間翔子|……!?]]
 
:だが、その機体コードは、[[竜宮島]]を守るために自爆して喪失したはずの[[マークゼクス|白いファフナー]]――それに乗っているパイロットは[[羽佐間翔子|……!?]]
 
:そしてここから一騎たちやプレイヤーを驚愕させたUX屈指の名場面が幕をあげた…。
 
:そしてここから一騎たちやプレイヤーを驚愕させたUX屈指の名場面が幕をあげた…。
   
;「そこまでだ! みんな、戦闘に集中しろ!」<br/>孫尚香「ちょっと、アンタねぇ…! こんな時ぐらい…!」<br/>「こんな時だからこそさ。再会を喜ぶのは後でもできる」<br/>「生きて…生きていてくれたんだから! そうだろ、一騎!」
 
;「そこまでだ! みんな、戦闘に集中しろ!」<br/>孫尚香「ちょっと、アンタねぇ…! こんな時ぐらい…!」<br/>「こんな時だからこそさ。再会を喜ぶのは後でもできる」<br/>「生きて…生きていてくれたんだから! そうだろ、一騎!」
 
:同話にて、翔子が無事だったことに歓喜する[[要咲良|咲良]]と[[遠見真矢|真矢]]を制して。[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]はこれに怒ってしまうが、総士は[[指揮官]]として冷静に戦いに集中するように的確に指示した。
 
:同話にて、翔子が無事だったことに歓喜する[[要咲良|咲良]]と[[遠見真矢|真矢]]を制して。[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]はこれに怒ってしまうが、総士は[[指揮官]]として冷静に戦いに集中するように的確に指示した。
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:戦線に堂々復帰を果たしたマークゼクスと聖戦士・翔子とクロッシングを開始する総士。翔子はこれまた勇ましい台詞で応答し、十全の力を発揮できるようになったマークゼクスを駆っていく。
 
:戦線に堂々復帰を果たしたマークゼクスと聖戦士・翔子とクロッシングを開始する総士。翔子はこれまた勇ましい台詞で応答し、十全の力を発揮できるようになったマークゼクスを駆っていく。
 
;「氷漬けの大地が白く照らされる。やがて紅蓮の炎が空を包み、全ては無へ還る…」<br/>「間に合わなかった想い、届かなかった誓い」<br/>「そして、僕らはいなくなった…」
 
;「氷漬けの大地が白く照らされる。やがて紅蓮の炎が空を包み、全ては無へ還る…」<br/>「間に合わなかった想い、届かなかった誓い」<br/>「そして、僕らはいなくなった…」
:UX第39話にて、[[マークニヒト]]を撃破出来ずに3ターン経過してしまった際の台詞。[[ハザード・パシャ|ハザード]]の放った[[核ミサイル|核]]により、[[アルティメット・クロス]]はフェストゥムと共に「みんないなくなってしまう」…。
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:第39話にて、[[マークニヒト]]を撃破出来ずに3ターン経過してしまった際の台詞。[[ハザード・パシャ|ハザード]]の放った[[核ミサイル|核]]により、[[アルティメット・クロス]]はフェストゥムと共に「みんないなくなってしまう」…。
 
:この直後、ゲームオーバーとなる。
 
:この直後、ゲームオーバーとなる。
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===K===
 
===K===
 
;(僕も一騎の意見に賛成だ…)
 
;(僕も一騎の意見に賛成だ…)
:[[K]]の第22話で、一騎の「遠見もアイドルコンテストに出ればよかった」という発言を受けて心中でつぶやく。…個人的に真矢は出てほしかったのだろうか。
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:第22話で、一騎の「遠見もアイドルコンテストに出ればよかった」という発言を受けて心中でつぶやく。…個人的に真矢は出てほしかったのだろうか。
 
   
;「ああ…。これは認めざるを得まい…」
 
;「ああ…。これは認めざるを得まい…」
:Kの22話で、[[レ・ミィ]]と[[コトナ・エレガンス|コトナ]]の歌を聴いて。前述のセリフと合わせてこの一連の場面、ファフナー組も[[ピンクカバ]]の影響受けてんじゃないかと思うほどはっちゃけている。[[K]]屈指の[[ギャグイベント|ギャグシナリオ]]で、原作の空気を壊し過ぎだが評価は高い。
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:第22話で、[[レ・ミィ]]と[[コトナ・エレガンス|コトナ]]の歌を聴いて。前述のセリフと合わせてこの一連の場面、ファフナー組も[[ピンクカバ]]の影響受けてんじゃないかと思うほどはっちゃけている。[[K]]屈指の[[ギャグイベント|ギャグシナリオ]]で、原作の空気を壊し過ぎだが評価は高い。
 
   
;(こんな人と一緒に戦わなくちゃならないなんて…)<br />(とても背中を預ける気になどなれない…!)
 
;(こんな人と一緒に戦わなくちゃならないなんて…)<br />(とても背中を預ける気になどなれない…!)
:Kの第22話で戦闘終了した際、猪突猛進なやり方で[[イディクス]]の基地を探そうとする[[草薙剣児|剣児]]に対して腹立たしく思っての発言だが、端から感情的に拒絶しており原作では努めて冷静だった彼らしからぬ描写である。
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:第22話で戦闘終了した際、猪突猛進なやり方で[[イディクス]]の基地を探そうとする[[草薙剣児|剣児]]に対して腹立たしく思っての発言だが、端から感情的に拒絶しており原作では努めて冷静だった彼らしからぬ描写である。
 
   
;「パイロット達が身勝手すぎる…! 特にヴァンという人と剣児という人…」<br />「彼らは、戦闘中に絶対に問題を起こすはずだ…。いや、既に起こしている可能性だってある…」<br />「パイロットが命令に従わず勝手な行動をしたら、勝てる戦いも勝てなくなってしまう」<br />「ジークフリード・システムでクロッシングする事もできないし考えている事が全く分からない…」<br />「僕は彼らと一緒に戦う自信がない」
 
;「パイロット達が身勝手すぎる…! 特にヴァンという人と剣児という人…」<br />「彼らは、戦闘中に絶対に問題を起こすはずだ…。いや、既に起こしている可能性だってある…」<br />「パイロットが命令に従わず勝手な行動をしたら、勝てる戦いも勝てなくなってしまう」<br />「ジークフリード・システムでクロッシングする事もできないし考えている事が全く分からない…」<br />「僕は彼らと一緒に戦う自信がない」
:Kの中盤で剣児や[[ヴァン]]に対する不満をメンバーの前で口にした時の台詞。特にヴァンに至っては、「あの人をメンバーから外すようにアスハ代表に掛け合って来る!」とまで言い出し、制止した[[ジョシュア・ラングレン|ジョシュア]]にも「ああいう人の存在は必要ない」とまで言い出す始末。尤も、その直後に乙姫に[[説得]]され、落ち着きを取り戻して周囲に憤慨した事を反省していた。
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:中盤で剣児や[[ヴァン]]に対する不満をメンバーの前で口にした時の台詞。特にヴァンに至っては、「あの人をメンバーから外すようにアスハ代表に掛け合って来る!」とまで言い出し、制止した[[ジョシュア・ラングレン|ジョシュア]]にも「ああいう人の存在は必要ない」とまで言い出す始末。尤も、その直後に乙姫に[[説得]]され、落ち着きを取り戻して周囲に憤慨した事を反省していた。
 
:メンバー間の不仲というのは話のきっかけとしては良くある話だが、以上の一連の台詞の場合は総士の反応が過剰な上に(上記のとおり総士が冷徹な指揮官として振舞うのは仲間のためを思うが故であり、これらの台詞は彼の人物像ともあまり合致しない)、その後槍玉にあげた本人たちとの和解なども特に描かれず自己完結してしまったため、ただただプレイヤーにとって不快なだけのイベントとなってしまった。
 
:メンバー間の不仲というのは話のきっかけとしては良くある話だが、以上の一連の台詞の場合は総士の反応が過剰な上に(上記のとおり総士が冷徹な指揮官として振舞うのは仲間のためを思うが故であり、これらの台詞は彼の人物像ともあまり合致しない)、その後槍玉にあげた本人たちとの和解なども特に描かれず自己完結してしまったため、ただただプレイヤーにとって不快なだけのイベントとなってしまった。
    
===UX===
 
===UX===
   
;「……。…そうだな。僕と遠見、どっちが大切なんだ?」
 
;「……。…そうだな。僕と遠見、どっちが大切なんだ?」
:UXの[[中断メッセージ]]にて、一騎から聞きたいことはないのか、と言われて返したのが'''コレ'''。傍らで聞いていた真矢は「へえっ!?」と悲鳴を上げてしまう。結局、総士は緊急時の優先順位を聞きたかっただけらしいが。
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:[[中断メッセージ]]にて、一騎から聞きたいことはないのか、と言われて返したのが'''コレ'''。傍らで聞いていた真矢は「へえっ!?」と悲鳴を上げてしまう。結局、総士は緊急時の優先順位を聞きたかっただけらしいが。
 
:ちなみにこれは[[皆城乙姫|乙姫]]と総士のやりとりのパロディなのだが、これにかぎらず、今回の中断メッセージには名言のパロディのオンパレードが多い。
 
:ちなみにこれは[[皆城乙姫|乙姫]]と総士のやりとりのパロディなのだが、これにかぎらず、今回の中断メッセージには名言のパロディのオンパレードが多い。
 
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;「さあ、話そうか」<br/>真矢「へ…?」<br/>一騎「話そうって…今ここで、みんなのいる前でか?」<br/>「僕なら大丈夫だ。お互い、心ゆくまで対話しよう」<br/>一騎「そう言われても、ここじゃあ話すことなんて…」<br/>「そんなことはない。よく見ろ、ここには机も椅子もある。落ち着いて話ができるはずだ」<br/>一騎「いや、俺の言ってるのはそういうことじゃなくってさ…」<br/>「ん?何が不満なんだ?」<br/>「ここには冷蔵庫もあれば、中には冷たい飲み物だってある。話をするには極めて便利だ」<br/>一騎「………」<br/>一騎「お前って、ホント不器用だな…」
;総士「さあ、話そうか」<br/>真矢「へ…?」<br/>一騎「話そうって…今ここで、みんなのいる前でか?」<br/>総士「僕なら大丈夫だ。お互い、心ゆくまで対話しよう」<br/>一騎「そう言われても、ここじゃあ話すことなんて…」<br/>総士「そんなことはない。よく見ろ、ここには机も椅子もある。落ち着いて話ができるはずだ」<br/>一騎「いや、俺の言ってるのはそういうことじゃなくってさ…」<br/>総士「ん?何が不満なんだ?」<br/>総士「ここには冷蔵庫もあれば、中には冷たい飲み物だってある。話をするには極めて便利だ」<br/>一騎「………」<br/>一騎「お前って、ホント不器用だな…」
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:第21話のシナリオエンドデモで。上述の通り周囲の笑いを誘ったが、同時に二人の蟠りが解けた事を皆も安堵する。
:[[UX]]21話のシナリオエンドデモで。上述の通り周囲の笑いを誘ったが、同時に二人の蟠りが解けた事を皆も安堵する。
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;「この妙な感覚…。濡れたままシナジェティック・スーツを着ているためか…」  
 
;「この妙な感覚…。濡れたままシナジェティック・スーツを着ているためか…」  
:UX第26話での[[ダゴン]]と対峙した際、総士は妙な感覚を味わってしまう。この時、咲良が慌てて濡れたままシナジェティック・スーツを着ていたため、クロッシングを通じてそれを体感する羽目になった…。
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:第26話での[[ダゴン]]と対峙した際、総士は妙な感覚を味わってしまう。この時、咲良が慌てて濡れたままシナジェティック・スーツを着ていたため、クロッシングを通じてそれを体感する羽目になった…。
 
   
;「ありえない…。[[民間人]]が[[戦術指揮]]を執るなんて前代未聞だ」
 
;「ありえない…。[[民間人]]が[[戦術指揮]]を執るなんて前代未聞だ」
:UX第26話シナリオエンドデモにて、[[チャム・ファウ|ミ・]][[エレボス|フェラリオ]]はおろか、[[リナ・デイヴィス|民間人]]すら戦術指揮官に任命した[[覇道瑠璃|瑠璃]]と[[ウィンフィールド]]の人事に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]共々頭を抱えて。
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:第26話シナリオエンドデモにて、[[チャム・ファウ|ミ・]][[エレボス|フェラリオ]]はおろか、[[リナ・デイヴィス|民間人]]すら戦術指揮官に任命した[[覇道瑠璃|瑠璃]]と[[ウィンフィールド]]の人事に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]共々頭を抱えて。
 
   
;「いや、その必要はない。お前とクロッシングしていたことで、今の僕は一騎カレーの再現まで可能だ」
 
;「いや、その必要はない。お前とクロッシングしていたことで、今の僕は一騎カレーの再現まで可能だ」
:UX、EDにて一言。おいおい…。
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:EDにて一言。おいおい…。
 
:なお、これはカノン(翔子が生きていれば翔子)と真矢に料理を教えてほしいと頼まれた一騎が、'''空気を一切読まず'''総士も誘った時の返し。ただし、この後行事には参加したいと言っている。多分[[遠見真矢|好きな人]]がいるから。
 
:なお、これはカノン(翔子が生きていれば翔子)と真矢に料理を教えてほしいと頼まれた一騎が、'''空気を一切読まず'''総士も誘った時の返し。ただし、この後行事には参加したいと言っている。多分[[遠見真矢|好きな人]]がいるから。
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;世界に満ちる痛みの還る場所
 
;世界に満ちる痛みの還る場所
 
:「[[UX]]」最終話エピローグ。全ての戦いが終わり、新たな始まりを告げた世界。幾多の生命は散るはずだった運命を覆し、可能性を手にしたこの世界で総士は想う。世界に満ちる痛みに還る場所はあるのだろうかと。祝福をもって生まれ、祝福を選び続けるコト。人もフェストゥムも同じくそれが出来るはずだと、そのためにここにいるのだと彼は手にした安らぎに包まれる友たちを見て、信じるのであった。帰り着く先にある、最善の安らぎを――
 
:「[[UX]]」最終話エピローグ。全ての戦いが終わり、新たな始まりを告げた世界。幾多の生命は散るはずだった運命を覆し、可能性を手にしたこの世界で総士は想う。世界に満ちる痛みに還る場所はあるのだろうかと。祝福をもって生まれ、祝福を選び続けるコト。人もフェストゥムも同じくそれが出来るはずだと、そのためにここにいるのだと彼は手にした安らぎに包まれる友たちを見て、信じるのであった。帰り着く先にある、最善の安らぎを――
      
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