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74 バイト追加 、 2014年6月17日 (火) 13:35
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鬼械神の機能や武装は基本的に召還した術者の魔術をスケールアップさせたものとなる(例えば[[デモンベイン]]のアトラック・ナチャ等の魔術兵装は九郎自身も使える)ため、術者自身の戦闘スタイルや得手不得手がダイレクトに反映される。共通の特性は、魔力によって構成されているため通常兵器の効果が薄く、同じく魔力で構成された鬼械神か魔術理論を応用した兵器でないとダメージを与えにくい点。また、それゆえに術者の魔力を大きく消耗するため、長期戦は総じて苦手(これは術者のレベルにより、[[マスターテリオン]]&[[リベル・レギス]]は例外)という弱点を持つ。
 
鬼械神の機能や武装は基本的に召還した術者の魔術をスケールアップさせたものとなる(例えば[[デモンベイン]]のアトラック・ナチャ等の魔術兵装は九郎自身も使える)ため、術者自身の戦闘スタイルや得手不得手がダイレクトに反映される。共通の特性は、魔力によって構成されているため通常兵器の効果が薄く、同じく魔力で構成された鬼械神か魔術理論を応用した兵器でないとダメージを与えにくい点。また、それゆえに術者の魔力を大きく消耗するため、長期戦は総じて苦手(これは術者のレベルにより、[[マスターテリオン]]&[[リベル・レギス]]は例外)という弱点を持つ。
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また、[[アル・アジフ]]のような実体化した魔導書の精霊の場合、魔術師が居なくとも機神召還は可能だが、作中で語られるように『魔術師・魔導書・鬼械神の三位一体』こそが機神召還の真髄であるため、真価を発揮する事が出来ない。
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また、[[アル・アジフ]]のような実体化した魔導書の精霊の場合、魔術師が居なくとも機神召還は可能だが、作中で語られるように「魔術師・魔導書・鬼械神の三位一体」こそが機神召還の真髄であるため、真価を発揮する事が出来ない。
    
由来は、演劇用語の「デウス・エクス・マキナ」(「機械仕掛けの神」の意)から。作中でも鬼械神を「機械仕掛けの神」と比喩する場面が存在する。
 
由来は、演劇用語の「デウス・エクス・マキナ」(「機械仕掛けの神」の意)から。作中でも鬼械神を「機械仕掛けの神」と比喩する場面が存在する。
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== 関連機体 ==
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== 機体 ==
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=== スパロボ参戦済 ===
 
;[[デモンベイン]]
 
;[[デモンベイン]]
 
:厳密には鬼械神ではなくコピーであるが、基本的には同類として見られる。その性質上、パイロットおよび魔導書は固定されていない。
 
:厳密には鬼械神ではなくコピーであるが、基本的には同類として見られる。その性質上、パイロットおよび魔導書は固定されていない。
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;[[ロードビヤーキー]]
 
;[[ロードビヤーキー]]
 
:魔導書「セラエノ断章」の鬼械神。パイロットは[[クラウディウス]]。空中戦を得意とし、機動力が高い。
 
:魔導書「セラエノ断章」の鬼械神。パイロットは[[クラウディウス]]。空中戦を得意とし、機動力が高い。
;;アンブロシウス
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::魔導書「セラエノ断章」の鬼械神。パイロットは著者でもあるラバン・シュリュズベリイで、その意味ではこちらが本来の「セラエノ断章」の鬼械神と言える。
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::「同一の魔導書でも術者の技量や性質によって別の鬼械神となる」ことを如実に表す鬼械神であり、基本的な構造はロードビヤーキーと似ているものの、戦闘機形態に変形したり主武装が大鎌であったりと違いも多い。
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;サイクラノーシュ
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:魔導書「エイボンの書」の鬼械神。パイロットは[[ウェスパシアヌス]]。儀式魔術や結界を得意とする蜘蛛のような四足歩行の機体。
   
;[[皇餓]]
 
;[[皇餓]]
 
:魔導書「屍食教典儀」の鬼械神。パイロットは[[ティトゥス]]。刀剣を主武装とする武者を思わせる近接特化型。
 
:魔導書「屍食教典儀」の鬼械神。パイロットは[[ティトゥス]]。刀剣を主武装とする武者を思わせる近接特化型。
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:魔導書「無銘祭祀書」の鬼械神。パイロットは[[ネロ (デモンベイン)|ネロ]]。全長300mオーバーと群を抜いて巨大であり、性能も規格外。
 
:魔導書「無銘祭祀書」の鬼械神。パイロットは[[ネロ (デモンベイン)|ネロ]]。全長300mオーバーと群を抜いて巨大であり、性能も規格外。
 
:そのためかこの機体のみ、PS2版機神咆吼のギャラリーにおける機体種別は「DEUS EX MACHINA」表記となっている。
 
:そのためかこの機体のみ、PS2版機神咆吼のギャラリーにおける機体種別は「DEUS EX MACHINA」表記となっている。
;アイオーン
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;[[サイクラノーシュ]]
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:魔導書「エイボンの書」の鬼械神。パイロットは[[ウェスパシアヌス]]。儀式魔術や結界を得意とする蜘蛛のような四足歩行の機体。
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;[[アイオーン]]
 
:魔導書「アル・アジフ」の鬼械神。攻撃力に長けた短期決戦用の機体であり、まさに「最強の魔導書」に相応しい最高位の力を持つ。アル・アジフと契約した様々な魔術師が乗った鬼械神であり、前述の通りパイロットに合わせて外見も細部が変化する。
 
:魔導書「アル・アジフ」の鬼械神。攻撃力に長けた短期決戦用の機体であり、まさに「最強の魔導書」に相応しい最高位の力を持つ。アル・アジフと契約した様々な魔術師が乗った鬼械神であり、前述の通りパイロットに合わせて外見も細部が変化する。
:……が、鬼機神全般の弱点として、魔力消費が極めて激しいという欠点がある。特にこのアイオーンは最高位であるためその消耗も半端ではなく、余程の才能がない限り術者は魔力と精神力を削られ続け、それでも魔力が足りない場合、術者の生命力を魔力に変換する機構「アルハザードのランプ」が強制的に術者の命を削って魔力を絞り出すため'''長期間乗り続けると確実に死ぬ'''。術者が消耗部品に過ぎない『術者殺しの鬼械神』でもある。
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:……が、鬼機神全般の弱点として、魔力消費が極めて激しいという欠点がある。特にこのアイオーンは最高位であるためその消耗も半端ではなく、余程の才能がない限り術者は魔力と精神力を削られ続け、それでも魔力が足りない場合、術者の生命力を魔力に変換する機構「アルハザードのランプ」が強制的に術者の命を削って魔力を絞り出すため'''長期間乗り続けると確実に死ぬ'''。術者が消耗部品に過ぎない「術者殺しの鬼械神」でもある。
 
:原作冒頭時点では術者を欠いた状態であり、リベル・レギスにあえなく破壊されてしまった(このシーンはアニメ及び『UX』でも再現されている)。
 
:原作冒頭時点では術者を欠いた状態であり、リベル・レギスにあえなく破壊されてしまった(このシーンはアニメ及び『UX』でも再現されている)。
 
:『機神飛翔』にてかつての操者と共に復活、デモンベインと共闘している。
 
:『機神飛翔』にてかつての操者と共に復活、デモンベインと共闘している。
;[[ナイア|クロックワーク・ファントム]]
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:無貌の神の鬼械神。続編『機神飛翔』に登場。鬼械神という体裁ではあるが、魔導書から招喚されたものではなく[[ナイアルラトホテップ]]が大十字九郎(=デモンベイン)と決着をつけるために生み出した『貌』の一つと考えるべきかもしれない。歯車や機械部品に満たされた異空間の中心にすえつけられた、胴体から下が蛇のようになった機械の鬼のような姿で、大小さまざまかつ無数のスパナやドライバーや歯車やケーブルの群れに相手を襲わせ、分解し自分という機械に組み込もうとする。
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=== スパロボ未参戦 ===
:パイロット(というかインターフェース?)はナイア及び[[アウグストゥス|ナイ神父]]
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;アンブロシウス
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:'''ロードビヤーキー'''と同じく魔導書「セラエノ断章」の鬼械神。パイロットは著者でもあるラバン・シュリュズベリイで、その意味ではこちらが本来の「セラエノ断章」の鬼械神と言える。
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:「同一の魔導書でも術者の技量や性質によって別の鬼械神となる」ことを如実に表す鬼械神であり、基本的な構造はロードビヤーキーと似ているものの、戦闘機形態に変形したり主武装が大鎌であったりと違いも多い。
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;クロックワーク・ファントム
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:無貌の神の鬼械神。続編『機神飛翔』に登場。鬼械神という体裁ではあるが、魔導書から招喚されたものではなくナイアルラトホテップが[[大十字九郎]](=デモンベイン)と決着をつけるために生み出した「貌」の一つと考えるべきかもしれない。歯車や機械部品に満たされた異空間の中心にすえつけられた、胴体から下が蛇のようになった機械の鬼のような姿で、大小さまざまかつ無数のスパナやドライバーや歯車やケーブルの群れに相手を襲わせ、分解し自分という機械に組み込もうとする。
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:パイロット(というかインターフェース?)は[[ナイア]]及びナイ神父(スパロボ未登場)。
    
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==
 
;[[魔導書]]
 
;[[魔導書]]
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:
 
;[[魔術師]]
 
;[[魔術師]]
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:
    
{{DEFAULTSORT:てうすまきな}}
 
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[[Category:小辞典]]
   
[[Category:戦略・戦術兵器]]
 
[[Category:戦略・戦術兵器]]
 
[[Category:機神咆吼デモンベイン]]
 
[[Category:機神咆吼デモンベイン]]
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