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1,073 バイト追加 、 2014年5月15日 (木) 20:52
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*性別:男
 
*性別:男
 
*[[年齢]]:[[不老不死]](肉体年齢20代)
 
*[[年齢]]:[[不老不死]](肉体年齢20代)
*資格:[[呪われし放浪者]]/スフィア所持者(「知りたがる山羊」他一つ)
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*資格:[[呪われし放浪者]]/[[スフィア・リアクター]](「知りたがる山羊」「偽りの黒羊」「尽きぬ水瓶」他ひとつ)
 
*キャラクターデザイン:河野さち子
 
*キャラクターデザイン:河野さち子
 
<!-- 推論や今後の展開についてはメモに記載してください。 -->
 
<!-- 推論や今後の展開についてはメモに記載してください。 -->
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ZONEから解放された後、「知りたがる山羊」の力を用い、復活したアイム・ライアードを無力化するが、その止めと「偽りの黒羊」は「尽きぬ水瓶」のスフィア・リアクターであるユーサー・インサラウムに奪われる。
 
ZONEから解放された後、「知りたがる山羊」の力を用い、復活したアイム・ライアードを無力化するが、その止めと「偽りの黒羊」は「尽きぬ水瓶」のスフィア・リアクターであるユーサー・インサラウムに奪われる。
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ゼロレクイエムルートと黒の騎士団ルートでは終盤の展開がやや異なる。火星の決戦にてガイオウと結託し、「偽りの黒羊」と「尽きぬ水瓶」のスフィアを手に入れるべくユーサーに襲いかかるのは共通となっているが、ゼロレクイエムルートではユーサーに止めを刺し「偽りの黒羊」と「尽きぬ水瓶」を奪うものの、追い詰められたところでクロウ、ランド、セツコによって3つのスフィアの力で火星のZONEに封印されるという展開になっているのに対し、黒の騎士団ルートではガイオウに返り討ちにあったユーサーに止めを刺そうとしたところで、前述の3人に加えユーサーが加わった5つのスフィアの力により封印されるというものになっている。つまり、「偽りの黒羊」と「尽きぬ水瓶」のスフィアを手に入れたか否かという違いである。
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ゼロレクイエムルートと黒の騎士団ルートでは終盤の展開がやや異なる。火星の決戦にてガイオウと結託し、「偽りの黒羊」と「尽きぬ水瓶」のスフィアを手に入れるべくユーサーに襲いかかるのは共通となっているが、ゼロレクイエムルートではユーサーに止めを刺し「偽りの黒羊」と「尽きぬ水瓶」を奪うものの、追い詰められたところでクロウ、ランド、セツコによって3つのスフィアの力で火星のZONEに封印されるという展開になっているのに対し、黒の騎士団ルートではガイオウに返り討ちにあったユーサーに止めを刺そうとしたところで、前述の3人に加えユーサーが加わった5つのスフィアの力により封印されるというものになっている。つまり、「偽りの黒羊」と「尽きぬ水瓶」のスフィアを手に入れたか否かという違いである(正史はZRルートであり、4つのスフィアを手に入れている)。
    
攻略本に描かれている全身画ではマントというより全身が隠れるクロークに近い黒衣を纏っており、両腕に繋がれた鎖が左足にもちらりと見えている。
 
攻略本に描かれている全身画ではマントというより全身が隠れるクロークに近い黒衣を纏っており、両腕に繋がれた鎖が左足にもちらりと見えている。
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現在の所、アサキムの身に何が起きて現在のような状況になったのかは全くわかっていない。当人も何度かそれについて語ってはいるものの、噛み砕くと「かつて何らかの大罪を犯したがために太極の怒りに触れ、滅びることの出来ない存在になった」というだけであり、後は何一つ判明していない。
 
現在の所、アサキムの身に何が起きて現在のような状況になったのかは全くわかっていない。当人も何度かそれについて語ってはいるものの、噛み砕くと「かつて何らかの大罪を犯したがために太極の怒りに触れ、滅びることの出来ない存在になった」というだけであり、後は何一つ判明していない。
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明確な手掛かりとなりうるのはレイ・バスターの連続カットインとアイムの言動である。アイムは再世篇の終盤、「彼ら」なる、スパイラルネメシスと共に訪れるというナニモノカについて言及しており、アサキムの魂がかつて「彼ら」によって囚われ、その結果彼が放浪者となったことを示唆している。この「彼ら」は、その後の展開からすると、[[ガンレオン]]がその記憶を持つ「御使い」であると思われる。
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明確な手掛かりとなりうるのはレイ・バスターの連続カットインとアイムの言動である。アイムは再世篇の終盤、「彼ら」なる、スパイラルネメシスと共に訪れるというナニモノカ(恐らくは[[サイデリアル]])について言及しており、アサキムの魂がかつて「彼ら」によって囚われ、その結果彼が放浪者となったことを示唆している。
    
もう一つの連続カットインだが、この中にはグランゾンとマサキ、ケイゴそれぞれのサイバスター(明確にそうだとは言われていないが、現在の所他に該当する機体がない)が登場しており、また終わり際に謎の女性二人が映されている。仮にこれらすべてが推測されている通りの存在だとすると、アサキムの正体がマサキの並行存在であるにしても、そうではない別人であるにしても、ラ・ギアスそしてア・ゼルスに関わる、あるいはどちらかの出身者である可能性が非常に高い。
 
もう一つの連続カットインだが、この中にはグランゾンとマサキ、ケイゴそれぞれのサイバスター(明確にそうだとは言われていないが、現在の所他に該当する機体がない)が登場しており、また終わり際に謎の女性二人が映されている。仮にこれらすべてが推測されている通りの存在だとすると、アサキムの正体がマサキの並行存在であるにしても、そうではない別人であるにしても、ラ・ギアスそしてア・ゼルスに関わる、あるいはどちらかの出身者である可能性が非常に高い。
    
また、根本的な謎として「いつの人間なのか」というものがある。言動からすると並行世界を飛び回り続けて多くのスフィアを追い求めて来ていることが伺えるが、裏を返せば'''人の命に直結して存在するスフィアを、何度も転生者に出会う機会があった程に追い続けている'''ことがわかる。「悲しみの乙女」に限っても、少なくとも200年、300年は堅いと思われる。
 
また、根本的な謎として「いつの人間なのか」というものがある。言動からすると並行世界を飛び回り続けて多くのスフィアを追い求めて来ていることが伺えるが、裏を返せば'''人の命に直結して存在するスフィアを、何度も転生者に出会う機会があった程に追い続けている'''ことがわかる。「悲しみの乙女」に限っても、少なくとも200年、300年は堅いと思われる。
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また、「知りたがる山羊」を手に入れた時期がいつかは不明だが、基本的にスフィアの奪取がセカンド・ステージ以降のリアクター間で起こることを考えると、正体不明の一つは最初に手に入れたスフィアであり、かつ反作用を受け、それを克服してサード・ステージに至った、と考えられる。
    
=== [[マサキ・アンドー]]との関連 ===
 
=== [[マサキ・アンドー]]との関連 ===
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:天獄篇の予告でのみ登場。ツィーネらしき人物に目覚めを促されているが…?
 
:天獄篇の予告でのみ登場。ツィーネらしき人物に目覚めを促されているが…?
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:なお、ここにしか出てこないにも関わらずしっかり図鑑に登録される。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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;[[ツィーネ・エスピオ]]
 
;[[ツィーネ・エスピオ]]
 
:ツィーネにとって、彼は自身の心を癒してくれる唯一の人物であり、恋愛感情にも似た信頼感を抱かれていた。
 
:ツィーネにとって、彼は自身の心を癒してくれる唯一の人物であり、恋愛感情にも似た信頼感を抱かれていた。
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:天獄篇予告では彼女らしき人物「クイーン」に「まだやってもらいたいことがある」と目覚めを促されている。
 
;[[メール・ビーター]]
 
;[[メール・ビーター]]
 
:次元振動の混乱の中でメールを保護したため、彼女からは信頼されている。元々は彼女の[[スフィア]]を覚醒させる為に利用しようとしていたのだが、最終的にはランドと同じく彼女ともそこそこ良好な関係を築く。
 
:次元振動の混乱の中でメールを保護したため、彼女からは信頼されている。元々は彼女の[[スフィア]]を覚醒させる為に利用しようとしていたのだが、最終的にはランドと同じく彼女ともそこそこ良好な関係を築く。
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=== 関連が推測される人物 ===
 
=== 関連が推測される人物 ===
 
;[[マサキ・アンドー]]
 
;[[マサキ・アンドー]]
:同じ声のオリジナルキャラ。彼を連想させる設定がいくつか存在する他、シュロウガの必殺技「レイ・バスター」ではマサキと思しき人物が登場しているが、両者の関係は現段階では謎である。仮にアサキムが並行世界のマサキ本人にしても性格が真反対だが、これについては第2次OGで重要な手掛かりが示唆されている。<br/>ちなみに平行世界の同一人物だとすると、マサキと同じく'''神がかり的な方向音痴'''の可能性もある(長い間生き続けて獲得したスフィアの総数が再世編のせロレクイエムルートでようやく三分の一に当たる四つであるあたり、可能性は高い)。仮にそうだとすると、重要な場面には必ず出てくるあたり、本家よりはマシ、あるいはシュロウガのナビゲートシステムが優秀なのかも知れない。
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:同じ声のオリジナルキャラ。彼を連想させる設定がいくつか存在する他、シュロウガの必殺技「レイ・バスター」ではマサキと思しき人物が登場しているが、両者の関係は現段階では謎である。仮にアサキムが並行世界のマサキ本人にしても性格が真反対だが、これについては第2次OGで重要な手掛かりが示唆されている。<br/>ちなみに平行世界の同一人物だとすると、マサキと同じく'''神がかり的な方向音痴'''の可能性もある(長い間生き続けて獲得したスフィアの総数が再世編のゼロレクイエムルートでようやく三分の一に当たる四つであるあたり、可能性は高い)。仮にそうだとすると、重要な場面には必ず出てくるあたり、本家よりはマシ、あるいはシュロウガのナビゲートシステムが優秀なのかも知れない。
 
;[[ギリアム・イェーガー]]
 
;[[ギリアム・イェーガー]]
 
:平行世界を彷徨う宿命を持つ、同じような境遇のオリジナルキャラクター。「平行世界を彷徨う」境遇のみならず「出自が不明」「普通の人間ではない」「過去に大罪を犯した」「スフィア争奪戦に参加していた(らしい)」などかなりの共通点があり、[[イングラム・プリスケン]]同様アサキムも、一部ギリアムをモチーフに作られている可能性が濃厚。まだはっきりとした関連は示唆されていないが、実際に絡んでいた可能性も否定はできない。
 
:平行世界を彷徨う宿命を持つ、同じような境遇のオリジナルキャラクター。「平行世界を彷徨う」境遇のみならず「出自が不明」「普通の人間ではない」「過去に大罪を犯した」「スフィア争奪戦に参加していた(らしい)」などかなりの共通点があり、[[イングラム・プリスケン]]同様アサキムも、一部ギリアムをモチーフに作られている可能性が濃厚。まだはっきりとした関連は示唆されていないが、実際に絡んでいた可能性も否定はできない。
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;[[シュウ・シラカワ]]
 
;[[シュウ・シラカワ]]
 
:マサキの宿敵で、両者は何度転生しても巡り会う強固な縁で結ばれている。つまりアサキム=マサキの平行世界の同一人物とすると、どこかにアサキムの宿敵にあたる「シュウ・シラカワ」が存在する事になる…
 
:マサキの宿敵で、両者は何度転生しても巡り会う強固な縁で結ばれている。つまりアサキム=マサキの平行世界の同一人物とすると、どこかにアサキムの宿敵にあたる「シュウ・シラカワ」が存在する事になる…
:しかし、何の因果か、無限獄からの解放のために、自らを殺す事の出来る存在を求めるアサキムはヴォルクルスの呪縛を自らの死を以て断ち切ったシュウの同類項と言えなくもない。
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:しかし、何の因果か、無限獄からの解放のために、自らを殺す事の出来る存在を求めるアサキムは、ヴォルクルスの呪縛を自らの死を以て断ち切ったシュウの同類項と言えなくもない。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:「揺れる天秤」。新たな多元世界で狙いを定める。
 
:「揺れる天秤」。新たな多元世界で狙いを定める。
 
;[[アリエティス]]
 
;[[アリエティス]]
:「偽りの黒羊」。このスフィアを狙っていたが失敗した。
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:「偽りの黒羊」。このスフィアを狙っていたが失敗し、結局これを奪ったユーサーを討つことで同時に奪っている。
 
;[[聖王機ジ・インサー]]
 
;[[聖王機ジ・インサー]]
 
:「尽きぬ水瓶」。その手で討った最初のリアクターとなった。ただし、「再世する次元」の方では仕留めきれず、逆襲を喰らうことに。
 
:「尽きぬ水瓶」。その手で討った最初のリアクターとなった。ただし、「再世する次元」の方では仕留めきれず、逆襲を喰らうことに。
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;(そして、僕が僕であるために…僕に似た者を全て抹消し、太極へと至る)
 
;(そして、僕が僕であるために…僕に似た者を全て抹消し、太極へと至る)
 
:終盤、いずこか知れぬ場所でのモノローグ。本作屈指の謎キャラであるアサキムの、さらに謎の発言。並行世界の同一存在を消し去る、というのが現在の有力説。
 
:終盤、いずこか知れぬ場所でのモノローグ。本作屈指の謎キャラであるアサキムの、さらに謎の発言。並行世界の同一存在を消し去る、というのが現在の有力説。
;「僕は呪われし者……。過去に大罪を犯し、無限獄へ堕落した」<br />「そして、魂と翼を闇黒に染め、因果の鎖に囚われてしまったのさ」<br />「僕は探さなければならない。『鍵』と……かつての僕に近しい存在を」<br />「全てをやり直す者よ、君の力を見せてくれ。そうすれば、見つかるかも知れない。僕が失った因子を持つ者が……」
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;「僕は呪われし者……。過去に大罪を犯し、無限獄へ堕落した」<br />「そして、魂と翼を闇黒に染め、因果の鎖に囚われてしまったのさ」<br />「僕は探さなければならない。『鍵』と……かつての僕に近しい存在を」<br />「[[ビッグ・ヴィヌス|全てをやり直す者]]よ、君の力を見せてくれ。そうすれば、見つかるかも知れない。僕が失った因子を持つ者が……」
 
:「終末の光」or「星に願いを」のエンドデモで、パラダイムシティの地下迷宮最深部でエンジェルと邂逅して。黒く染まった「翼」はシュロウガのことと見て間違いないだろう。彼が探しているのはスフィアの他、「かつての自分に近しい存在が持つ、今の自分にない因子」らしい。ちなみにここでも「因果の鎖」が言及されているが、イングラム達に関わるものと同一かは不明。
 
:「終末の光」or「星に願いを」のエンドデモで、パラダイムシティの地下迷宮最深部でエンジェルと邂逅して。黒く染まった「翼」はシュロウガのことと見て間違いないだろう。彼が探しているのはスフィアの他、「かつての自分に近しい存在が持つ、今の自分にない因子」らしい。ちなみにここでも「因果の鎖」が言及されているが、イングラム達に関わるものと同一かは不明。
 
;「今の僕の魂に自由はない。全ての因果は無限獄に縛られている」<br />「同じなんだ、あの堕天翅達や君たちと共にいる『彼』と」
 
;「今の僕の魂に自由はない。全ての因果は無限獄に縛られている」<br />「同じなんだ、あの堕天翅達や君たちと共にいる『彼』と」
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:Zの終盤に[[パラダイムシティ]]で[[流竜馬|竜馬]]に対して言った台詞で彼と[[ゲッター線]]の関係、そして[[流竜馬 (OVA)|平行世界の彼の存在]]を知っているようだ。おそらく自分で見たか、黒のカリスマにでも聞いたのだろう。
 
:Zの終盤に[[パラダイムシティ]]で[[流竜馬|竜馬]]に対して言った台詞で彼と[[ゲッター線]]の関係、そして[[流竜馬 (OVA)|平行世界の彼の存在]]を知っているようだ。おそらく自分で見たか、黒のカリスマにでも聞いたのだろう。
 
;「存在したという事実を消すことは、太極であっても不可能なのさ」<BR/>「だから、太極は記憶を消す。それは存在を消すことに近いからね」
 
;「存在したという事実を消すことは、太極であっても不可能なのさ」<BR/>「だから、太極は記憶を消す。それは存在を消すことに近いからね」
:太極とパラダイムシティの関係について。本来パラダイムシティは、このようにしてメモリーを失った者達が集う世界の雛形だったのだが、時獄篇でこれが現実化。ZEUTH、そしてZEXISの面々が、かつての仲間達のメモリーを次々と失っていく様が描かれており、太極の意志の凄まじさを物語っている。
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:太極とパラダイムシティの関係について。本来パラダイムシティは、このようにしてメモリーを失った者達が集う世界の雛形だったのだが、時獄篇でこれが現実化。ZEUTH、そしてZEXISの面々が、かつての仲間達のメモリーを次々と失っていく様が描かれており、太極の意志の凄まじさを物語っている(実行犯のジェミニスは太極の使徒と思しきサイデリアルの一部であるため間違いではない)。
 
;「無駄な事を……既に太極の意志は発動している」
 
;「無駄な事を……既に太極の意志は発動している」
 
:パラダイムシティでの台詞。ザ・ビッグの出現による世界のリセットを垣間見て、なおも諦めないZEUTHの面々の意志を「無駄」と一蹴するが、ランド編では直後に彼から「腰抜け」と一喝される。
 
:パラダイムシティでの台詞。ザ・ビッグの出現による世界のリセットを垣間見て、なおも諦めないZEUTHの面々の意志を「無駄」と一蹴するが、ランド編では直後に彼から「腰抜け」と一喝される。
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;「元の世界だって? そんなもの、君たちにはもうないも同じなんだよ」
 
;「元の世界だって? そんなもの、君たちにはもうないも同じなんだよ」
 
:アイムを撃墜した直後、手掛かりだったと食ってかかる勝平達に対して。そしてアサキムは、ZEUTHのメンバーもまた、己と同じ「呪われし放浪者」、戻るべき世界のない並行世界の旅人となったことを示唆する……。
 
:アイムを撃墜した直後、手掛かりだったと食ってかかる勝平達に対して。そしてアサキムは、ZEUTHのメンバーもまた、己と同じ「呪われし放浪者」、戻るべき世界のない並行世界の旅人となったことを示唆する……。
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:事実、時獄篇冒頭でまたも時空震動が起き、3つの多元世界が融合して一つに。確かに帰るべき世界、UCWはなくなっている。
 
;「クロウ、君は次の機会に狩ることにするよ。まだまだ因子が足りない」<br />「揺れる天秤! それまでにもっと力に目覚めてくれ!」
 
;「クロウ、君は次の機会に狩ることにするよ。まだまだ因子が足りない」<br />「揺れる天秤! それまでにもっと力に目覚めてくれ!」
 
:破界篇最後の台詞。漆黒の風は、次なる獲物を定めつつ何処かへと消える……。
 
:破界篇最後の台詞。漆黒の風は、次なる獲物を定めつつ何処かへと消える……。
303行目: 308行目:  
:クロウとの戦闘前会話。やはり、死を求めてさまよっていたらしい。
 
:クロウとの戦闘前会話。やはり、死を求めてさまよっていたらしい。
 
;「……スフィアを狩る前に君には罰を与えないといけない」
 
;「……スフィアを狩る前に君には罰を与えないといけない」
:アイムの前に現れた際、「再びその魂を彼らに捧げるのがお望みですか!」と問われて。超然とした表情が一瞬で消え、静かに怒りを表す。「大罪」を犯したことで何者かと関わり、それによって放浪者となったらしい。どうやらこの「彼ら」というのは、スパイラルネメシスと共に訪れるらしいが……?
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:アイムの前に現れた際、「再びその魂を彼らに捧げるのがお望みですか!」と問われて。超然とした表情が一瞬で消え、静かに怒りを表す。「大罪」を犯したことで何者かと関わり、それによって放浪者となったらしい。
 
;「アイム・ライアード……僕がなぜZONEに入ったか、わかるかい?」<br />「あのオリジン・ローの奔流の中で僕は太極の力の流れを感じた」<br />「迂闊だったね、偽りの黒羊。おかげで僕は、僕の得た力の使い方を知ることが出来たよ」<br />「教えてあげるよ。君がもっとも恐れるべきスフィアの力を、僕は既に手に入れていたんだよ」<br />「知りたがる山羊! その力が君の嘘を暴く!」
 
;「アイム・ライアード……僕がなぜZONEに入ったか、わかるかい?」<br />「あのオリジン・ローの奔流の中で僕は太極の力の流れを感じた」<br />「迂闊だったね、偽りの黒羊。おかげで僕は、僕の得た力の使い方を知ることが出来たよ」<br />「教えてあげるよ。君がもっとも恐れるべきスフィアの力を、僕は既に手に入れていたんだよ」<br />「知りたがる山羊! その力が君の嘘を暴く!」
 
:余裕を崩さないアイムに向けて。ZONEに突入したアサキムは、その内部を流れるオリジン・ローに触れ、その中で太極の力を見たことで「知りたがる山羊」を制することに成功した。しかしよく考えると、セツコとランド・メールにも同じ現象が起きている可能性は、復帰後の好調ぶりを考えると高い。
 
:余裕を崩さないアイムに向けて。ZONEに突入したアサキムは、その内部を流れるオリジン・ローに触れ、その中で太極の力を見たことで「知りたがる山羊」を制することに成功した。しかしよく考えると、セツコとランド・メールにも同じ現象が起きている可能性は、復帰後の好調ぶりを考えると高い。
 +
:時獄篇で提示された情報から考えるに、どうやらアサキムは「知りたがる山羊」と元からあったもう一つのスフィアをサード・ステージに押し上げることに成功しているらしい。
 
;「知りたがる山羊の力を発揮させるキーは人間の好奇心だ」<br />「そのあくなき知識欲と探究心は全ての真実を暴き立てる。それは偽りの黒羊の嘘さえも」<br />「その好奇心のおかげで彼女は僕の闇に踏み込み過ぎて、その闇に呑まれたのだけどね」
 
;「知りたがる山羊の力を発揮させるキーは人間の好奇心だ」<br />「そのあくなき知識欲と探究心は全ての真実を暴き立てる。それは偽りの黒羊の嘘さえも」<br />「その好奇心のおかげで彼女は僕の闇に踏み込み過ぎて、その闇に呑まれたのだけどね」
:「知りたがる山羊」に関するエピソードの一部。
+
:「知りたがる山羊」に関する力と元の所持者について。
 
;「12のスフィアはそれぞれに因果を持つ。君の持つ揺れる天秤が、尽きぬ水瓶と共に力を高める関係にあるように」<br />「そうだ。それ故に一瞬とはいえ、オリジン・ローの本質を引き出すことが出来たんだよ」
 
;「12のスフィアはそれぞれに因果を持つ。君の持つ揺れる天秤が、尽きぬ水瓶と共に力を高める関係にあるように」<br />「そうだ。それ故に一瞬とはいえ、オリジン・ローの本質を引き出すことが出来たんだよ」
:スフィアについて。司る星座によってそれぞれに因果を持つスフィアは、その相性によって力を強めも、弱めもするらしい。「天秤」と「水瓶」なら「水」という共通項で繋がり、「山羊」と「牡羊」なら嘘を暴いて無力化してしまう。
+
:スフィアについて。司る星座によってそれぞれに因果を持つスフィアは、その相性によって力を強めも、弱めもするらしい。
 
;「尽きぬ水瓶……その力を引き出すのに偽りの黒羊は随分と苦労したようだ」<br />「他者ヘの慈愛……国を治める者にとっては必要不可欠だろうけど……」<br />「それを最大限に引き出すためには、その国に滅びの危機に瀕してもらうしかなかったのだからね」<br />「アイム・ライアードがやらなければ、僕がやったまでのことだよ。つまり、あなたの祖国の滅亡は必然だったのさ」
 
;「尽きぬ水瓶……その力を引き出すのに偽りの黒羊は随分と苦労したようだ」<br />「他者ヘの慈愛……国を治める者にとっては必要不可欠だろうけど……」<br />「それを最大限に引き出すためには、その国に滅びの危機に瀕してもらうしかなかったのだからね」<br />「アイム・ライアードがやらなければ、僕がやったまでのことだよ。つまり、あなたの祖国の滅亡は必然だったのさ」
 
:ユーサーに対して語ったインサラウム滅亡の真相。この発言のおかげでアサキムはユーサーの怒りを買い、[[黒の騎士団]]ルートではまさかの逆襲を喰らうハメに。
 
:ユーサーに対して語ったインサラウム滅亡の真相。この発言のおかげでアサキムはユーサーの怒りを買い、[[黒の騎士団]]ルートではまさかの逆襲を喰らうハメに。
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