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本名は「'''マイクル・ゼーバッハ'''」と言い、元々は[[パラダイム社]]の新聞記者であったが、その仕事に対する使命感が彼を暴走させ、真実を求める男「'''シュバルツ・バルト'''」へと変貌させてしまった。
本名は「'''マイクル・ゼーバッハ'''」と言い、元々は[[パラダイム社]]の新聞記者であったが、その仕事に対する使命感が彼を暴走させ、真実を求める男「'''シュバルツ・バルト'''」へと変貌させてしまった。
真実を追い求め、「40年前の[[パラダイムシティ]]に何が起きたのか」を独自に調査し、数多の[[メモリー]]を得ることに成功するが、逆に狂気に取り付かれる。その際にマイクル・ゼーバッハの名を捨てる。地下に秘密を求め、ビッグ・シリーズの[[アーキタイプ (ビッグオー)|アーキタイプ]](原型)を発掘。その時負った火傷を隠すため、全身を包帯で覆っている。その後、真実を追い求めた末に[[ザ・ビッグ]]の一体、[[ビッグ・デュオ]]を発見する。短期間で[[ビッグ・デュオ]]を乗りこなし、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]の乗る[[ビッグ・オー]]を圧倒するだけの操縦技量を持つ。40年前の真実を知らしめるべく、度重なる破壊活動を展開。[[ロジャー・スミス]]と対峙することとなる。
真実を追い求め、「40年前の[[パラダイムシティ]]に何が起きたのか」を独自に調査し、数多の[[メモリー]]を得ることに成功するが、逆に狂気に取り付かれる。その際にマイクル・ゼーバッハの名を捨てる。地下に秘密を求め、ビッグ・シリーズの[[アーキタイプ (ビッグオー)|アーキタイプ]](原型)を発掘。その時負った火傷を隠すため、全身を包帯で覆っている。その後、真実を追い求めた末に[[ザ・ビッグ]]の一体、[[ビッグ・デュオ]]を発見する。短期間でビッグ・デュオを乗りこなし、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]の乗る[[ビッグ・オー]]を圧倒するだけの操縦技量を持つ。40年前の真実を知らしめるべく、度重なる破壊活動を展開。ロジャーと対峙することとなる。
Act:12で再登場した時、マイクル・ゼーバッハは既に死んでいるとAct:17にて[[エンジェル]]の口から語られているが、その後も亡霊のように幾度となく作中に姿を見せる。<br />
Act:12で再登場した時、マイクル・ゼーバッハは既に死んでいるとAct:17にて[[エンジェル]]の口から語られているが、その後も亡霊のように幾度となく作中に姿を見せる。<br />
漫画版では死ぬ前からビッグ・オーを通じて幾度か心に語りかける。それどころかビッグ・オー無しでも何故かお互いに感知できる。
シュバルツバルトとは[[ドイツ語]]で「黒い森」を意味する。黒い森とは、漫画版の対談で内容を知ることが出来るが、片山一良によると「ヨーロッパ人の心の中にあるトラウマのようなもので、森を征服したい欲求と森に対する恐怖の葛藤のこと」だそうである。
なお、彼はミイラ男ではなく、透明人間がモデルである。
なお、彼はミイラ男ではなく、透明人間がモデルである。
===[[Zシリーズ]]===
===[[Zシリーズ]]===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:[[黒歴史]]の真実を追い求め、幾度となくロジャーの前に姿を現す。技能は優秀な物が占めており、少し苦戦する。[[D]]同様、原作の枠を超えた活躍を見せている。最期は[[ヘブンズベース]]に出現し、[[ZEUTH]]と交戦して撃墜され、自らの役割は果たしたとして散っていった。
:[[黒歴史]]の真実を追い求め、幾度となくロジャーの前に姿を現す。技能は優秀な物が占めており、少し苦戦する。『[[D]]』同様、原作の枠を超えた活躍を見せている。最期は[[ヘブンズベース]]に出現し、[[ZEUTH]]と交戦して撃墜され、自らの役割は果たしたとして散る。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:まさかの再登場。相変わらず世界の真実を垣間見る立ち位置にいるらしく、32話ではメモリーを失ったロジャーに失望する様が見られる。
:まさかの再登場。相変わらず世界の真実を垣間見る立ち位置にいるらしく、32話ではメモリーを失ったロジャーに失望する様が見られる。
===携帯機シリーズ===
===携帯機シリーズ===
;[[スーパーロボット大戦D]]
;[[スーパーロボット大戦D]]
:[[ルイーナ]]の[[メリオルエッセ]]と共に登場する。本作では[[南極]]調査隊のメンバーであったことが[[エンジェル]]の口から語られる。原作未見のプレイヤーからはオリジナルキャラと間違えられそうな程、[[ルイーナ]]と雰囲気が溶け込んでいた。
:[[ルイーナ]]の[[メリオルエッセ]]と共に登場する。本作では[[南極]]調査隊のメンバーであったことが[[エンジェル]]の口から語られる。原作未見のプレイヤーからはオリジナルキャラと間違えられそうな程、ルイーナと雰囲気が溶け込んでいる。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス設定の傾向 ==
=== 能力値 ===
=== 能力値 ===
[[回避]]が異様に低い以外はそこそこの高水準に纏まっている。真価はビッグ・デュオに乗り換えてからだが、いかんせん出番が少なく、2度目の登場は「クライシス・ポイント」となり、そこで退場するため今一つ強さが感じられない。
『D』では[[回避]]が異様に低い以外はそこそこの高水準に纏まっている。真価はビッグ・デュオに乗り換えてからだが、いかんせん出番が少なく、2度目の登場は「クライシス・ポイント」となり、そこで退場するため今一つ強さが感じられない。
『Z』でも概ね似たような能力だが、出番が多い分能力も高く、特に[[技量]]の高さと「見切り」の効果でクリティカルを連発して来る。
=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
;[[ルイーナ]]の[[メリオルエッセ]]達
;[[ルイーナ]]の[[メリオルエッセ]]達
:前述の通り、[[D]]では彼らと行動を共にしており、常に彼らと共に出現する。ちなみに最初に接触したのはコンターギオ。
:前述の通り、『[[D]]』では彼らと行動を共にしており、常に彼らと共に出現する。ちなみに最初に接触したのはコンターギオ。
;[[ランド・トラビス]]、[[セツコ・オハラ]]
;[[ランド・トラビス]]、[[セツコ・オハラ]]
:[[Z]]の序盤から遭遇し、彼らにも意味深な言葉を問いかける。
:『[[Z]]』の序盤から遭遇し、彼らにも意味深な言葉を問いかける。
;[[ロラン・セアック]]、[[ゲイナー・サンガ]]、[[アポロ]]
;[[ロラン・セアック]]、[[ゲイナー・サンガ]]、[[アポロ]]
:[[Z]]においてロジャーと同じく[[黒歴史]]に纏わる機体を駆る者達。彼らにも非常に意味深な言葉を投げかける。
:『Z』においてロジャーと同じく[[黒歴史]]に纏わる機体を駆る者達。彼らにも非常に意味深な言葉を投げかける。
;[[メダイユ公]]
;[[メダイユ公]]
:[[Z]]では彼の許も訪れていた。
:『Z』では彼の許も訪れていた。
;[[独眼鬼]]
;[[独眼鬼]]
:[[Z]]では彼の正体を暴くのに一役買った。
:『Z』では彼の正体を暴くのに一役買った。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
== スパロボシリーズの名台詞 ==
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「”破滅”こそが私がかいまみることができた、真実だからだよ」<br />「そう、それこそが、人という愚かな生き物が行き着く先なのだ」
;「”破滅”こそが私がかいまみることができた、真実だからだよ」<br />「そう、それこそが、人という愚かな生き物が行き着く先なのだ」
:Dでルイーナと共に登場した時の台詞。
:『D』でルイーナと共に登場した時の台詞。
;「そして、人は知る。若き日のゴードン・ローズウォーターが著した小説に描かれた人類終末の日々……」<br />「そして、全てをやり直すために執行者が目覚める」
;「そして、人は知る。若き日のゴードン・ローズウォーターが著した小説に描かれた人類終末の日々……」<br />「そして、全てをやり直すために執行者が目覚める」
:「キープ・オン・ムービン」での去り際。黒歴史に取りつかれただけあってエグゼクターのことも掴んでいたようだ。
:『Z』「キープ・オン・ムービン」での去り際。黒歴史に取りつかれただけあってエグゼクターのことも掴んでいたようだ。
;「炎に包まれる世界……そしてザ・ビッグ……」<BR/>「残念だよ。まさか君が、真実から目を背けるとはな……」<BR/>「だが、偽りの平穏はまもなく終わる! 真実は暴かれ、そして再び炎が世界を覆うのだ!」
;「炎に包まれる世界……そしてザ・ビッグ……」<BR/>「残念だよ。まさか君が、真実から目を背けるとはな……」<BR/>「だが、偽りの平穏はまもなく終わる! 真実は暴かれ、そして再び炎が世界を覆うのだ!」
:時獄篇第32話「忘却の霧の中」にて、メモリーを失ったロジャーを前にしての独白。黒歴史に踏み込み、世界の真実を知ったシュバルツは、果たしてその目に何を映しているのだろうか? なんにしても、それが「真実」であることだけは疑いようがないが。
:『時獄篇』第32話「忘却の霧の中」にて、メモリーを失ったロジャーを前にしての独白。黒歴史に踏み込み、世界の真実を知ったシュバルツは、果たしてその目に何を映しているのだろうか? なんにしても、それが「真実」であることだけは疑いようがないが。
;「フン…新聞記者に明日の記事は書けんよ。ここから先の真実は、君が自分の目で確かめてくれ」<BR/>「さらばだ、ロジャー・スミス! 君のネゴシエイションで未来を築くのだな!」
;「フン…新聞記者に明日の記事は書けんよ。ここから先の真実は、君が自分の目で確かめてくれ」<BR/>「さらばだ、ロジャー・スミス! 君のネゴシエイションで未来を築くのだな!」
:第53話「永遠という幻想」におけるシュバルツ撃破後の台詞。自分が見た真実は「過去」のものであると認めた新聞記者は、未来の真実がどうなるかネゴシエイターに委ねて光の中へ消えた。
:『時獄篇』第53話「永遠という幻想」におけるシュバルツ撃破後の台詞。自分が見た真実は「過去」のものであると認めた新聞記者は、未来の真実がどうなるかネゴシエイターに委ねて光の中へ消えた。
== 余談 ==
== 余談 ==