差分
「第3次α」の52話終了時の祝福のみが接点の人間関係は、記載の必要性が薄いものと思われます。
=== 漫画版 ===
=== 漫画版 ===
キャラクターデザインの貞本義行氏による作品。全体的には旧世紀版(TV版・旧劇場版)を踏襲しているが、庵野秀明氏の脚本を元に貞本氏のアレンジが加えられている。シンジの性格を例に挙げると、貞本氏いわく「庵野さんが考えてたひねくれた感じというのは、表面はいいかっこうして陰に入ってく内側向きのひねくれ加減で、ある意味、現代の若者的。僕のはその逆で、中にはすごくまじめでストイックなんだけど外にはひねくれてしまうという、ちょっと子供っぽいタイプ」との事(2巻巻末より)。
=== 新劇場版 ===
=== 新劇場版 ===
==== ダイナミック系 ====
==== ダイナミック系 ====
;[[兜甲児]]
;[[兜甲児]]
:初競演の[[F]]では当初は「辛気臭いガキ」と評されていたが、後によく絡むようになる。その後もスーパー系の[[主人公]]の中では絡みが多く(どちらかといえばアスカとの絡みの方が印象的なイメージが強いが)、全く対照的ではあるもののシンジに対する良き兄貴分として甲児の[[熱血]]が少なからずシンジに良い影響を与えている。特に[[α]]でシンジフラグが全て成立した際は彼がシンジの再起を促す事になる。[[兜甲児 (OVA)|OVA設定]]の[[L]]でも見守る先輩分としての立ち位置は同じ。
:初競演の[[F]]では当初は「辛気臭いガキ」と評されていたが、後によく絡むようになる。その後もスーパー系の[[主人公]]の中では絡みが多く(どちらかといえばアスカとの絡みの方が印象的なイメージが強いが)、全く対照的ではあるもののシンジに対する良き兄貴分として甲児の熱血が少なからずシンジに良い影響を与えている。特に[[α]]でシンジフラグが全て成立した際は彼がシンジの再起を促す事になる。[[兜甲児 (OVA)|OVA設定]]の[[L]]でも見守る先輩分としての立ち位置は同じ。
;[[流竜馬]]
;[[流竜馬]]
:甲児と同じく面倒を見てくれる先輩格。「なぜ戦うのか?」と問うと彼らしい、ヒーローらしい答えをくれる。
:甲児と同じく面倒を見てくれる先輩格。「なぜ戦うのか?」と問うと彼らしい、ヒーローらしい答えをくれる。
;[[破嵐万丈]]
;[[破嵐万丈]]
:よき兄貴分。[[α]]では加持の代わりに彼に諭され、再びEVAで戦う決意をする。万丈は自身の境遇を重ねているのか、シンジの父子関係についても深く心配しており、[[第3次α]]ではゲンドウに対しても怒りを露にする。
:よき兄貴分。[[α]]では加持の代わりに彼に諭され、再びEVAで戦う決意をする。万丈は自身の境遇を重ねているのか、シンジの父子関係についても深く心配しており、[[第3次α]]ではゲンドウに対しても怒りを露にする。
;[[ユウキ・コスモ]]
;[[エレ・ハンム]]
:[[第3次α]]にてゲンドウとの決着後、改めて戦い続ける事を決意したシンジを祝福する。彼もまた、シンジと同じく世界に終局をもたらす可能性を秘めた機体に乗って戦っている(「終末」の規模は彼の[[イデオン|機体]]の方が更に大きい)。
:[α]にて、シンクロ率400%で初号機に取り込まれたシンジのサルベージのため、念動力者の[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]、[[アヤ・コバヤシ|アヤ]]と共にT-LINKシステムを介し、彼の精神世界に呼びかける。
==== その他のサンライズ作品 ====
==== その他のサンライズ作品 ====
;[[ベガ]](草薙織絵)
;[[ベガ]](草薙織絵)
:ミサトと声がよく似た人。[[MX]]にて彼女に発進の号令をかけられた事もあった。
:ミサトと声がよく似た人。[[MX]]にて彼女に発進の号令をかけられた事もあった。
==== [[ロマンロボシリーズ]] ====
==== [[ロマンロボシリーズ]] ====
;[[ロム・ストール]]
;[[ロム・ストール]]
:[[MX]]ではトウジの一件で一度エヴァを降りた後、絶対的な戦力差を自覚しても尚もゼルエルを相手に奮戦する彼の勇姿にも勇気を与えられ、再び[[EVA]]に乗って戦う決意をする。後に成長を認められ、ドモンと共に後押しされる事に。
:[[MX]]ではトウジの一件で一度エヴァを降りた後、絶対的な戦力差を自覚しても尚もゼルエルを相手に奮戦する彼の勇姿にも勇気を与えられ、再び[[EVA]]に乗って戦う決意をする。後に成長を認められ、ドモンと共に後押しされる事に。
==== [[鉄のラインバレル]] ====
==== [[鉄のラインバレル]] ====
;[[山下サトル]]
;[[山下サトル]]
:[[L]]では先輩としてシンジの面倒を見ており、彼から諭される場面も見られた。
:[[L]]では先輩としてシンジの面倒を見ており、彼から諭される場面も見られた。
==== その他のスーパー系 ====
==== その他のスーパー系 ====
;[[草間大作]]
;[[草間大作]]
:[[第3次α]]では彼とカトルと共にキラのサイへの暴力を止めさせた。
:[[第3次α]]では彼とカトルと共にキラのサイへの暴力を止めさせた。
;[[ジュドー・アーシタ]]
;[[ジュドー・アーシタ]]
:[[第3次α]]にてゲンドウとの決着後、改めて戦い続ける事を決意したシンジを祝福した。
:原作での設定上は同い年だが、アムロやカミーユに比べ際立った接点はあまり見られない。[[第3次α]]にてゲンドウとの決着が着いた後、改めて平和の為に戦い続ける事を決意した彼を他多数の人々と共に祝福した。
;[[コウ・ウラキ]]
;[[コウ・ウラキ]]
:[[αシリーズ]]で共に戦士として大きく成長した者同士。[[第3次α]]では彼と共にキラに大きな影響を与えた。
:[[αシリーズ]]で共に戦士として大きく成長した者同士。[[第3次α]]では彼と共にキラに大きな影響を与えた。
;「笑えばいいと思うよ」
;「笑えばいいと思うよ」
:[[第5使徒ラミエル|ラミエル]]戦後、攻撃を受けたレイを救出した際の「ごめんなさい、こういう時どんな顔をすればいいか、わからないの…」の台詞の後に発した有名な一言。レイの台詞とセットでよくパロディーに用いられる事も多い。
:[[第5使徒ラミエル|ラミエル]]戦後、攻撃を受けたレイを救出した際の「ごめんなさい、こういう時どんな顔をすればいいか、わからないの…」の台詞の後に発した有名な一言。レイの台詞とセットでよくパロディーに用いられる事も多い。
;「自分だって子供のくせに…」
;アスカ「シンジはどうなのよ?」<br />シンジ「わからない…」<br />アスカ「わからないって…あんたバカァ!?」<br />シンジ「…そうかもしれない」<br />アスカ「…ほんとにバカね…」
:ユニゾン攻撃の特訓最終日、決戦前夜にアスカの「ママ…」という寝言を聞いて。
:第拾弐話「奇跡の価値は」にて。アスカに何故エヴァに乗るのかを問い、彼女の答えの後に同じ質問を返されて。この時はまだ明確な答えを持たないシンジだったが…
;「さっき、父さんの言葉を聞いて…ほめられることが嬉しいって、初めてわかったような気がする」<br />「それに、わかったんだ。僕は、父さんのさっきの言葉を聞きたくて、エヴァに乗ってるのかもしれないって」
:同話のラスト。使徒殲滅後、ゲンドウからの「よくやったな、シンジ」という言葉を受けて。
;「そんなこと言って、これ以上僕を怒らせないでよ…」<br />「そんなの関係ないって言ってるでしょ!」
;「そんなこと言って、これ以上僕を怒らせないでよ…」<br />「そんなの関係ないって言ってるでしょ!」
:ゲンドウによって[[ダミープラグ]]を起動させられた初号機は、使徒に乗っ取られたEVA3号機を容赦無く破壊。重傷を負ったトウジの姿にショックを受け、シンジは初号機に立て籠もる。オペレーター達の説得も彼の怒りを鎮めることはできなかった…。
:ゲンドウによって[[ダミープラグ]]を起動させられた初号機は、使徒に乗っ取られたEVA3号機を容赦無く破壊。重傷を負ったトウジの姿にショックを受け、シンジは初号機に立て籠もる。オペレーター達の説得も彼の怒りを鎮めることはできなかった…。
=== 漫画版 ===
=== 漫画版 ===
;(いつの頃からだろう。僕の心と体は少しずつバラバラになってきている気がする)<br />(悲しいことやつらいことがあるたびに これは自分ではないと 他人事みたいに見つめてるもう一人の自分がいるみたいだ)<br />(大丈夫 僕はやっていけるさ…)<br />(心をもっと体の奥に閉じ込めてしまおう そうすれば 体の痛みも心の痛みも 恐怖も 何も感じなくて済むだろう)
;(いつの頃からだろう。僕の心と体は少しずつバラバラになってきている気がする)<br />(悲しいことやつらいことがあるたびに これは自分ではないと 他人事みたいに見つめてるもう一人の自分がいるみたいだ)<br />(大丈夫 僕はやっていけるさ…)<br />(心をもっと体の奥に閉じ込めてしまおう そうすれば 体の痛みも心の痛みも 恐怖も 何も感じなくて済むだろう)
:2巻より。演習時のモノローグ。
:2巻より。演習時のモノローグ。TV版では「目標をセンターに入れて…スイッチ」を繰り返しつぶやくのみだったシーン。漫画版はこうした心理描写のシーンが増えており、TV版の行間が補完されていることが多い。
;「………後退…… しない。 してやらない」
;「………後退…… しない。 してやらない」
:2巻より。シャムシェル戦でTV版とは異なりシンジの判断でトウジ&ケンスケをエントリープラグに収容し、後退命令に対して反抗的につぶやく。この場面に限らず、漫画版は貞本氏の意向であえて「逃げちゃダメだ…」のセリフは外されている。
:2巻より。シャムシェル戦でTV版とは異なりシンジの判断でトウジ&ケンスケをエントリープラグに収容し、後退命令に対して反抗的につぶやく。この場面に限らず、漫画版は貞本氏の意向であえて「逃げちゃダメだ…」のセリフは外されている。
== 余談 ==
== 余談 ==
*シンジの顔のデザインは、同じガイナックス作品『ふしぎの海のナディア』のヒロイン、ナディアを「まつげを取り、肌を白くし、髪を短くした。」ものである。そのためか、ガイナックスおよび庵野監督監修の関連ゲームでは女装までさせられている(やらせたのは冬月司令)。新劇場版では性格の変化に合わせ、顔つきも少し違う。
*シンジの顔のデザインは、同じガイナックス作品『ふしぎの海のナディア』のヒロイン、ナディアを「まつげを取り、肌を白くし、髪を短くした。」ものである。そのためか、二次創作は言うに及ばず、ガイナックスおよび庵野監督監修の関連ゲームでも女装までさせられている(PSP版エヴァ2でやらせたのは冬月司令)。新劇場版では性格の変化に合わせ、顔つきも少し違う。
*[[αシリーズ]]では『[[α外伝]]』に繋がる未来で彼がどうなったのかは不明なのだが、『[[超機人 龍虎王伝奇]]』の作者である富士原昌幸による同人誌『鋼の救世主-前伝-』(非公式)ではアスカと共に苦難の道中の末に、最終的には[[ムーンクレイドル]]へと避難した様子が描かれた。また、その道中、まだ幼い[[ディアナ・ソレル|ある人物]]と関わる事になった。
*[[αシリーズ]]では『[[α外伝]]』に繋がる未来で彼がどうなったのかは不明なのだが、『[[超機人 龍虎王伝奇]]』の作者である富士原昌幸による同人誌『鋼の救世主-前伝-』(非公式)ではアスカと共に苦難の道中の末に、最終的には[[ムーンクレイドル]]へと避難した様子が描かれた。また、その道中、まだ幼い[[ディアナ・ソレル|ある人物]]と関わる事になった。
*新世紀エヴァンゲリオン2によるとシンジの一ヶ月の小遣いは中学生にしては多めの一万円である。しかし、危険と隣り合わせのエヴァパイロットにしては少なすぎるのだが…おそらく職業では無いため給与というものがないのであろう。その為保護者であるミサトから貰っている様子(アスカも同様)
*新世紀エヴァンゲリオン2によるとシンジの一ヶ月の小遣いは中学生にしては多めの一万円である。しかし、危険と隣り合わせのエヴァパイロットにしては少なすぎるのだが…おそらく職業では無いため給与というものがないのであろう。そのため保護者であるミサトから貰っている様子(アスカも同様)。
*…なのだが、PSP版エヴァ2のイベントでカヲルがネルフの給料でコスメ用品を購入しているという話があり、ゲーム内でカヲルの一ヶ月ごとの所持金増加額は8万円もある(ちなみにレイも同額)ため、シンジとアスカだけ給与が無いというのもおかしな話である。ミサトが<s>着服</s>管理しているのだろうか…
<!-- == 商品情報 == -->
<!-- == 商品情報 == -->