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'''[[第2次OG]]'''
 
'''[[第2次OG]]'''
;チカ「ゼゼーナンも気になりますけど、ガイアセイバーズのアルテウルって人も来るんですかねぇ。ご主人様は、その人とは会ったことないんでしょう?」<br />シュウ「ええ。恐らく、初対面です」<br />テリウス「恐らく? 会ったことがあるのか、ないのか、どっちなんだよ?」<br />シュウ「それは……私も知りたいですね。フフフ」
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;チカ「ゼゼーナンも気になりますが、ガイアセイバーズのアルテウルって人も来るんですかねぇ」<br />「ご主人様は、その人と会ったことないんでしょう?」<br />シュウ「ええ。おそらく、初対面です」<br />テリウス「おそらく? 会ったことがあるのか、ないのか、どっちなんだよ?」<br />シュウ「それは……私も知りたいですね。ふふふ」
:第44話「特異点崩壊」における会話の一部。OGにおいてシュウとアルテウル(=ユーゼス)は確かに初対面だが、αでは相対している。シュウもユーゼスが言う所の「虚憶」を持っているらしく、終盤では本人が言及している。なお作品順ではシュウが自らの虚憶に触れたのはこのシーンが初出だが、時系列順ではこれよりも前、上記のSRX計画にオリハルコニウムを提供した理由の中で触れている。
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:第44話「特異点崩壊」、OGDP第22話「バイスタンダーズ」における会話の一部。OGにおいてシュウとアルテウル(=ユーゼス)は確かに初対面だが、αでは相対している。シュウもユーゼスが言う所の「虚憶」を持っているらしく、終盤では本人が言及している。なお作品順ではシュウが自らの虚憶に触れたのはこのシーンが初出だが、時系列順ではこれよりも前、上記のSRX計画にオリハルコニウムを提供した理由の中で触れている。
;「仰る通り……言いがかりですよ、ククク……」
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;「仰る通り……言い掛かりですよ、ククク」
:同話にて、ガイアセイバーズへの嫌疑を「言いがかりだな」と一蹴したアルテウルに対して。非常にワルい笑顔をしている。ここまでにシュウはグライエンの死がアルテウルの陰謀ではないか、と問い詰めていたが、結局はただの嫌がらせだったらしい。本題はこの後に……。
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:同話にて、ガイアセイバーズへの嫌疑を「言い掛かりだな」と一蹴したアルテウルに対して。非常に悪い笑顔をしている。ここまでにシュウはグライエンの死がアルテウルの陰謀ではないか、と問い詰めていたが、結局はただの嫌がらせだったらしい。本題はこの後に……。
;「戦闘を始める前に、一ついいものをお見せしておきましょう。特にゼゼーナン卿……あなたにね」
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;「戦闘を始める前に一ついいものをお見せしておきましょう。特にゼゼーナン卿……あなたにね」
 
:ゼゼーナンの攻撃宣言を聞いての一言。そして……。
 
:ゼゼーナンの攻撃宣言を聞いての一言。そして……。
;シュウ「相変わらず早とちりな人ですね、マサキ。今のは攻撃ではありませんよ」<br />「特異点の位相をずらし、崩壊させたことによって生じた余波です」<br />ゼゼーナン「ば、馬鹿な! 地球の猿どもに、あの原理が理解できるはずが……」<br />シュウ「甘いですね。発動させる原理自体は、さほど難しいものではありませんでしたよ。ただ、そのためのエネルギーが不明だった点がネックでしたがね」<br />「ともかく、これであなたの切り札は無効になったわけです。これからはますます上手くいかなくなりますよ」
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;シュウ「相変わらず早とちりな人ですね。今のは、攻撃ではありませんよ」<br />「特異点の位相をずらし、崩壊させたことで生じた余波です」<br />ゼゼーナン「ま、まさか……! そんな馬鹿な……地球の猿ごときに、あの原理が!」<br />シュウ「甘いですね。原理自体は、それほど難しいものではありませんでしたよ。ただ、発動させるエネルギーが不明だった点がネックでしたがね」<br />「ともかく、これであなたの切り札は無効となったわけです。これからは益々上手くいかなくなりますよ」
 
:グランゾン心臓部の特異点を崩壊させ、ゼゼーナンの仕込みを瓦解させる。第4次の名場面である。
 
:グランゾン心臓部の特異点を崩壊させ、ゼゼーナンの仕込みを瓦解させる。第4次の名場面である。
;[[DC戦争]]前……[[エアロゲイター]]の存在に恐怖した[[EOT特別審議会|一握りの人間達]]は、自分の保身を第一にして生き残るための策を探していました」<br />「そんな時、ゲストとのパイプが出来たのです。彼らは彼らで、エアロゲイターによって自分達の計画が妨害されることを危惧していたようですから、渡りに船だったのかもしれません」<br />「そして、一握りの人間達は、エアロゲイターと違い、交渉が可能なゲストに庇護を求めたのです。つまり、ゼゼーナン卿の示した条件を呑み、彼らに全面降伏することによって、地球と人類の存続を図ろうとしたのです」<br />「そう、南極事件……あの場にはゼゼーナン卿もいらっしゃいました。エアロゲイターの戦艦に乗って現れるという手の込んだ芝居を打って」
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;シュウ「[[DC戦争]]前……[[エアロゲイター]]の存在に恐怖した[[EOT特別審議会|一握りの人間達]]は、自分の保身を第一にして生き残るための策を探していました」<br />「そんな時、ゲストとのパイプが出来たのです」<br />「彼らは彼らで、エアロゲイターによって自分達の計画が妨害されることを危惧していたようですから……渡りに船だったのかもしれません」<br />「そして……一握りの人間達は、エアロゲイターと違って、交渉が可能なゲストに庇護を求めたのです」<br />「つまり、ゼゼーナン卿が提示した条件を飲み、彼らへ事実上の降伏をすることによって、地球と人類の存続を図ろうとしたのです」<br />マサキ「待てよ、その話……聞いたことがあるぜ。それで、てめえは……」<br />シュウ「そう、南極事件……あの場にはゼゼーナン卿もいらっしゃいました」<br />「エアロゲイターの戦艦に乗って現れるという手の込んだ芝居を打って……」
 
:[[南極事件]]の真相。あの場でシュウがフーレを攻撃したのは、ゼゼーナンとE特審の取引を潰すためだった。
 
:[[南極事件]]の真相。あの場でシュウがフーレを攻撃したのは、ゼゼーナンとE特審の取引を潰すためだった。
;「あなた、今まで不思議に思いませんでしたか? この短期間に、地球圏は何度も異星人の襲撃を受け……さらに異世界から[[アインスト]]が、[[シャドウミラー]]が、[[修羅]]が、[[ルイーナ]]が襲来したのです。なぜ、彼らはこの世界にやって来たのか……」<br />「言っておきますが、全てが私が望み、仕組んだことではありません。中にはグランゾンとは全く関係なく起こった事件もあるでしょう。さらに、平行世界との接点が曖昧になりつつある原因は、地球そのものに内包されている可能性もあります」<br />「私が特異点を崩壊させたところで、地球は混乱の渦から逃れられないでしょう。既に賽は投げられているのです」
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;「あなた、今まで不思議に思いませんでしたか? この短期間に地球は何度も異星人の襲撃を受け……」<br />「さらに異世界から[[アインスト]]が、[[シャドウミラー]]が、[[修羅]]が、[[ルイーナ]]が襲来したのです。何故、彼らがこの世界にやって来たのか……」<br />「言っておきますが、私が望み、仕組んだことではありませんよ。中にはグランゾンとは関係なく起きた事件もあるでしょう」<br />「また、平行世界との境界線が曖昧になりつつある原因は、地球そのものに内包されている可能性もあります」<br />「私が特異点を崩壊させたところで、地球は混乱の渦から逃れられないでしょう。既に賽は投げられているのです」
 
:旧シリーズとは違い、異世界からの干渉を受ける原因は特異点以外に幾つも存在しているようだ。それは、果たしていったい何なのか? ちなみにOGシリーズにおいて旧シリーズで起こっている事件はDC事件とインスペクター事件、そしてゲスト来襲のみである。他は地球にある何かに惹かれるようにしてやってきている。またこの時にアルテウルが(その通りだ)と心の中で同意しているのが意味深である。
 
:旧シリーズとは違い、異世界からの干渉を受ける原因は特異点以外に幾つも存在しているようだ。それは、果たしていったい何なのか? ちなみにOGシリーズにおいて旧シリーズで起こっている事件はDC事件とインスペクター事件、そしてゲスト来襲のみである。他は地球にある何かに惹かれるようにしてやってきている。またこの時にアルテウルが(その通りだ)と心の中で同意しているのが意味深である。
 
;「さすがの私も特異点を抑え込むだけの特性を持ったエネルギーが見つからず、困っていたのです」<br />「しかし……ある者との戦いがきっかけとなり、そのエネルギーについてのヒントを得られたのです」
 
;「さすがの私も特異点を抑え込むだけの特性を持ったエネルギーが見つからず、困っていたのです」<br />「しかし……ある者との戦いがきっかけとなり、そのエネルギーについてのヒントを得られたのです」
 
:本作における[[ビムラー]]の代わりになったエネルギーについて。シュウは結局語らなかったが、マサキは「ある者」が[[ダークブレイン]]ではないかと推測している。
 
:本作における[[ビムラー]]の代わりになったエネルギーについて。シュウは結局語らなかったが、マサキは「ある者」が[[ダークブレイン]]ではないかと推測している。
 
:この一連の事態の裏を描いた『OGDP』における動向を見るに、恐らくグランゾン肩部に搭載された「ヴォルクルスの羈絏」を利用し、邪神から流れ込むアストラルエネルギーを利用して抑え込んだと思われる。
 
:この一連の事態の裏を描いた『OGDP』における動向を見るに、恐らくグランゾン肩部に搭載された「ヴォルクルスの羈絏」を利用し、邪神から流れ込むアストラルエネルギーを利用して抑え込んだと思われる。
;「次はあなたですよ、アルテウル・シュタインベック司令」<br />「陳腐な手であることは自覚していますよ。ただ、民衆は虚偽の中に真実が隠されていることも知っていますからね」<br />「無論、即効性があるなどとは思っていませんよ。しかし、あなたは現にこうして部隊を率い、ゼゼーナン卿と同じ場所にいる。アリバイならぬ、現場在地証明というわけです」
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;「次はあなたですよ、アルテウル・シュタインベック司令」<br />「陳腐な手であることは自覚していますよ。ただ、民衆は虚偽の中に真実が隠されていることを知っていますからね」<br />「無論、即効性があるなどとは思っていませんよ。しかし、現にあなた達はそうやって部隊を率い、ゼゼーナン卿と同じ場所にいる……」<br />「アリバイならぬ、現場在地証明というわけです」
 
:ゼゼーナンの目論見を潰した後、今度はアルテウルに矛先を向ける。こちらの目的は鋼龍戦隊が動きやすいようにするためであり、アルテウルの失脚はついでの狙いだったようだ。実際アルテウルの[[ユーゼス・ゴッツォ|正体]]を考えると、ガイアセイバーズ司令からの転落はさほど痛い事象ではない。
 
:ゼゼーナンの目論見を潰した後、今度はアルテウルに矛先を向ける。こちらの目的は鋼龍戦隊が動きやすいようにするためであり、アルテウルの失脚はついでの狙いだったようだ。実際アルテウルの[[ユーゼス・ゴッツォ|正体]]を考えると、ガイアセイバーズ司令からの転落はさほど痛い事象ではない。
;「ガイアセイバーズの急成長ぶりからして、あなた達の存在をよく思っていない者は、連邦議会や連邦軍上層部に少なからずいるはず……そして、疑念が醜聞を生み、それが衝撃的であればあるほど、世間の耳目を引きます。そうなれば、あなた達の政敵だけでなく、事なかれ主義の方々にも影響を及ぼすでしょう」<br />「ですが、鋼龍戦隊が主張したように、大統領の死があなた達による作為的なものだとしたら? あなたに押し通され、しかるべき場所での査問を握りつぶそうとしたことが判明したら? ガイアセイバーズ設立を擁護した者は、足元をすくわれかねない。そして、保身のための根回しが始まり、それがあなたの政敵と結びつく。かつてのDCのような反乱を恐れる人々は、対抗戦力の一つとして、鋼龍戦隊を存続させようとするでしょう」
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;「ガイアセイバーズの急成長ぶりから判断して、あなた達の存在を快く思っていない者は、連邦議会や連邦軍上層部に少なからずいるはず……」<br />「そして、疑念が醜聞を生み、それが衝撃的であればあるほど、世間の耳目を引きます」<br />「そうなれば、あなた達の政敵だけでなく、事なかれ主義の方々にも影響を及ぼすでしょう」<br />「ですが、鋼龍戦隊が主張したように、大統領の死があなた達による作為的なものだとしたら……」<br />「あなたに押し通され、然るべき場所での査問を握り潰そうとしたことが判明したら……」<br />「ガイアセイバーズ設立を擁護した者は、足をすくわれかねない。そして、保身のための根回しが始まり、それがあなたの政敵と結びつく」<br />「かつてのDCのような反乱を恐れる人々は、対抗戦力の一つとして鋼龍戦隊を存続させようとするでしょう」
 
:捏造のスキャンダルを流した狙い。「スパロボのジョーカー」の名に恥じぬ先見の明と常に先を読む思考をこれでもかと発揮した事例であり、その気になれば高い政治力をも発揮することがわかる。
 
:捏造のスキャンダルを流した狙い。「スパロボのジョーカー」の名に恥じぬ先見の明と常に先を読む思考をこれでもかと発揮した事例であり、その気になれば高い政治力をも発揮することがわかる。
 
;「待っていましたよ、この時を。あなたが追い詰められ、あがきながら滅びゆくこの時を」<br/>「そう……悔いなさい、この私を利用したことを。そして、死ぬのです」
 
;「待っていましたよ、この時を。あなたが追い詰められ、あがきながら滅びゆくこの時を」<br/>「そう……悔いなさい、この私を利用したことを。そして、死ぬのです」
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