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シリアスな話においてコミカルな描写の多い彼は、一服の清涼剤とも言える存在であり、密かに人気も高い。また、「変革」「変化」をメインテーマとする『00』において'''全く変わらなかった'''稀有な人物。これには「変わることが必ずしも良いとは限らない」というアンチテーゼ的な意味合いが含まれている。
 
シリアスな話においてコミカルな描写の多い彼は、一服の清涼剤とも言える存在であり、密かに人気も高い。また、「変革」「変化」をメインテーマとする『00』において'''全く変わらなかった'''稀有な人物。これには「変わることが必ずしも良いとは限らない」というアンチテーゼ的な意味合いが含まれている。
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なお、視聴者からは名字の「コーラサワー」や縮めて「コーラ」、更に変化して「炭酸」と呼ばれることが多いが、小説版の地の文では「'''パトリック'''」名義で記載されており、第2次Z破界篇やUXではそれを踏襲している。
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なお原作オープニングには、1期2クール目に機体(イナクト指揮官機)のみ、2期1クール目に本人の顔がアップで登場している。<br>
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どちらもコマ送りしないと確認が難しいほどの一瞬芸であるため、現在でも本気で「コーラサワーはOPに出ていない」と'''勘違い'''されていることもある。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:なお、本作では没になってしまったが、内部に設定された[[エースボーナス]]により、ゲーム中トップクラスの能力を持つ強キャラに変貌する。[[カットイン]]の顔付きが凶悪。
 
:なお、本作では没になってしまったが、内部に設定された[[エースボーナス]]により、ゲーム中トップクラスの能力を持つ強キャラに変貌する。[[カットイン]]の顔付きが凶悪。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:こちらでは「コーラサワー」表記。中東/クメンルートでの初戦こそがボス版の連邦正規軍仕様の[[GN-X III]]を搭乗するが、[[アロウズ]]ヘ転属以降はアロウズ兵版よりわずかに硬いだけアロウズ仕様の[[GN-X III]]しか搭乗しない。「散りゆく光の中で」[[NPC]]として[[スポット参戦]]、原作通り終盤で[[カティ・マネキン|カティ]]と共に反乱軍につく。もう一度ZEXISと共闘する気もあるが、結局彼女と共に別の戦場へ向うため、残念だが再参戦しない。<br />本作では良識的な軍人という印象が強く、[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]や[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]を率いてピラー迎撃に参加、ZEXISとの共闘に拒否感を示すルイスを叱咤する場面もある。EDでは原作同様、カティと結婚したことが[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]によって語られている(スメラギからは'''『不死身の旦那様』'''と呼ばれている様子)。<br />ちなみに「散りゆく光の中で」では[[NPC]]の味方が撃墜されると無限復活するが、'''コーラサワーだけ一発退場となる'''。
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:こちらでは「コーラサワー」表記。中東/クメンルートでの初戦こそがボス版の連邦正規軍仕様の[[GN-X III]]を搭乗するが、[[アロウズ]]ヘ転属以降はアロウズ兵版よりわずかに硬いだけアロウズ仕様の[[GN-X III]]しか搭乗しない。「散りゆく光の中で」[[NPC]]として[[スポット参戦]]、原作通り終盤で[[カティ・マネキン|カティ]]と共に反乱軍につく。もう一度ZEXISと共闘する気もあるが、結局彼女と共に別の戦場へ向うため、残念だが再参戦しない。
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:本作では良識的な軍人という印象が強く、[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]や[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]を率いてピラー迎撃に参加、ZEXISとの共闘に拒否感を示すルイスを叱咤する場面もある。EDでは原作同様、カティと結婚したことが[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]によって語られている(スメラギからは'''『不死身の旦那様』'''と呼ばれている様子)。
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:ちなみに「散りゆく光の中で」では[[NPC]]の味方が撃墜されると無限復活するが、'''コーラサワーだけ一発退場となる'''。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:宇宙ルート第13話で登場。今回は劇場版設定なので「パトリック・マネキン」だが、'''愛称は「コーラサワー」のまま'''である。
 
:宇宙ルート第13話で登場。今回は劇場版設定なので「パトリック・マネキン」だが、'''愛称は「コーラサワー」のまま'''である。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:第2弾PVにて'''原作を知らないとわからないが'''さり気なく登場。[[ELS]]の攻撃を受けている[[GN-X IV]]がコーラサワー機である。ちなみに劇場版なので、フルネームが「パトリック・'''マネキン'''」、愛称「パトリック」となっている。
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:第2弾PVにて'''原作を知らないとわからないが'''さり気なく登場。[[ELS]]の攻撃を受けている[[GN-X IV]]がコーラサワー機である。今回は劇場版設定で登場しており、フルネームが「パトリック・'''マネキン'''」、愛称「パトリック」となっている。
:物語の第1部から登場し、相変わらずのコメディリリーフぶりを見せつつも、連邦軍の良識派軍人の一人として度々UXを助ける場面も。条件を満たせば[[ELS]]との最終決戦の後に[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]と共に加入。原作でも死んでないので、生存自体は無条件。<br />しかし原作では自爆を阻まれて生き残ったのに対しUXでは'''[[自爆]]したにも関わらず必ず生き残り、'''フラグを立てると'''アンドレイまで不死身にする'''などその悪運ぶりが強化(悪化?)されている。条件次第でなおかつ短期間ながらも彼が自軍に参加する初の作品。一方で、本編中では敵として登場しないのだが、キャンペーンマップではアンドレイ共々敵として登場する事が多い(敵対用の顔グラも用意されている)。
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:物語の第1部から登場し、相変わらずのコメディリリーフぶりを見せつつも、連邦軍の良識派軍人の一人として度々UXを助ける場面も。条件を満たせば[[ELS]]との最終決戦の後に[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]と共に加入。原作でも死んでないので、生存自体は無条件。
:なお、本作では原作とは違い、やたらとマネキン姓である事を主張する(原作では'''結婚後も職場では旧姓のコーラサワーで通している''')。
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:しかし原作では[[自爆]]を阻まれて生き残ったのに対しUXでは'''自爆したにも関わらず必ず生き残り、'''フラグを立てると'''アンドレイまで不死身にする'''などその悪運ぶりが強化(悪化?)されている。条件次第でなおかつ短期間ながらも彼が自軍に参加する初の作品。一方で、本編中では敵として登場しないのだが、キャンペーンマップではアンドレイ共々敵として登場する事が多い(敵対用の顔グラも用意されている)。
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:本作では原作とは違い、やたらとマネキン姓である事を主張する(原作では'''結婚後も職場では旧姓のコーラサワーで通している''')。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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:なお、パトリックは直前まで[[枢木スザク|スザク]]と話をしていたが彼は既に立ち去っていたため悶着は起こらず、代わりに[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]及びパトリックと同作品の[[ダリル・ダッジ|ダリル]]にこの発言を非難される。
 
:なお、パトリックは直前まで[[枢木スザク|スザク]]と話をしていたが彼は既に立ち去っていたため悶着は起こらず、代わりに[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]及びパトリックと同作品の[[ダリル・ダッジ|ダリル]]にこの発言を非難される。
 
;「ヒゲ剃ってこいってんだよ、ガンダム!」
 
;「ヒゲ剃ってこいってんだよ、ガンダム!」
:『第2次Z 破界篇』にて[[ガンダムダブルエックス]]と[[∀ガンダム]]への[[特殊戦闘台詞]]。
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:第2次Z破界篇にて[[ガンダムダブルエックス]]と[[∀ガンダム]]への[[特殊戦闘台詞]]。
 
;コーラサワー「レッドショルダーの生き残りか…。ちょいと扱いづらいが、腕は確かだぜ」<br />アンドレイ「よくご存知ですね」<br />コーラサワー「あいつらを指揮した事もあったからな。…連中を投入するって事は、上の方の力の入れ具合もわかるってもんよ」
 
;コーラサワー「レッドショルダーの生き残りか…。ちょいと扱いづらいが、腕は確かだぜ」<br />アンドレイ「よくご存知ですね」<br />コーラサワー「あいつらを指揮した事もあったからな。…連中を投入するって事は、上の方の力の入れ具合もわかるってもんよ」
:『第2次Z 再世篇』にて、[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]と[[レッドショルダー]]の[[イプシロン|生き残り]]が作戦に参加するという話をしていて。
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:第2次Z再世篇にて、[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]と[[レッドショルダー]]の[[イプシロン|生き残り]]が作戦に参加するという話をしていて。
 
:前作で当時レッドショルダーだった[[グレゴルー・ガロッシュ|グレゴルー]]らに指揮能力を散々にダメ出しされたコーラサワーだが、レッドショルダーの実力は素直に認めている模様。
 
:前作で当時レッドショルダーだった[[グレゴルー・ガロッシュ|グレゴルー]]らに指揮能力を散々にダメ出しされたコーラサワーだが、レッドショルダーの実力は素直に認めている模様。
 
;「完全平和主義ってやつか。武器を持たないとか言ってるが、要するに平和を乱す行為、つまり地球連邦の敵ってわけだな」
 
;「完全平和主義ってやつか。武器を持たないとか言ってるが、要するに平和を乱す行為、つまり地球連邦の敵ってわけだな」
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:増援で現れた際、[[ソレスタルビーイング]]との共闘を渋るルイスを一喝して。再世篇の台詞の中でもかなり正論と言える発言。
 
:増援で現れた際、[[ソレスタルビーイング]]との共闘を渋るルイスを一喝して。再世篇の台詞の中でもかなり正論と言える発言。
 
;「水臭いな、お前ら! 何で名乗ってくれないんだ!」<BR/>「今は地球連邦軍の軍人なんだろ? だったら、俺の僚友だ!」<br/>「過去のことを反省したんだから、こうして連邦で戦おうとしてるんだろ? だったら、俺からいうことはない」<br/>「しかし、考えてみればすげえよな……。OZとブリタニア・ユニオンとAEUのエースが肩を並べて戦ってたんだからな」
 
;「水臭いな、お前ら! 何で名乗ってくれないんだ!」<BR/>「今は地球連邦軍の軍人なんだろ? だったら、俺の僚友だ!」<br/>「過去のことを反省したんだから、こうして連邦で戦おうとしてるんだろ? だったら、俺からいうことはない」<br/>「しかし、考えてみればすげえよな……。OZとブリタニア・ユニオンとAEUのエースが肩を並べて戦ってたんだからな」
:時獄篇第13話「戦乱のプレリュード」のエンドデモにて、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]・[[グラハム・エーカー|グラハム]]と対面してのリアクション。
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:第3次Z時獄篇第13話「戦乱のプレリュード」のエンドデモにて、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]・[[グラハム・エーカー|グラハム]]と対面してのリアクション。
 
:過去の所業について追及される覚悟をしていた二人だったが、コーラサワーはまったく意に介さず、三度肩を並べたという事実の方を重要視していた。コーラサワーのさっぱりとした好漢ぶりが伝わってくる台詞である。
 
:過去の所業について追及される覚悟をしていた二人だったが、コーラサワーはまったく意に介さず、三度肩を並べたという事実の方を重要視していた。コーラサワーのさっぱりとした好漢ぶりが伝わってくる台詞である。
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*第2次Z破界篇の図鑑では「[[ガンダムナドレ]]と相討ちになり生死不明になった」と記載されているが、実は1st最終話エピローグでの連邦軍設立式典のシーンをよく見ると、'''さりげなくパトリックが登場している'''(カティの後ろ)。ちなみに[[アーサー・グッドマン|2ndから登場する人物]]もここで確認できる。
 
*第2次Z破界篇の図鑑では「[[ガンダムナドレ]]と相討ちになり生死不明になった」と記載されているが、実は1st最終話エピローグでの連邦軍設立式典のシーンをよく見ると、'''さりげなくパトリックが登場している'''(カティの後ろ)。ちなみに[[アーサー・グッドマン|2ndから登場する人物]]もここで確認できる。
 
**浜田氏は放送当時、終盤のガンダムナドレとの戦闘で「コーラサワーは戦死した」と思われたという。だが、上述のシーンで彼の生存を確認できたので、ホッとしたいう逸話がある。
 
**浜田氏は放送当時、終盤のガンダムナドレとの戦闘で「コーラサワーは戦死した」と思われたという。だが、上述のシーンで彼の生存を確認できたので、ホッとしたいう逸話がある。
*2nd前期OP映像では、[[セラヴィーガンダム]]の砲撃により乗機のGN-X IIIが撃墜され、'''コーラサワーの顔がTV画面を覆ってしまう'''という笑撃の場面がある。だが、それでもコックピットへの直撃を回避しているのは、流石である。
   
*浜田氏は作品内ではキム(SRW未登場)も演じ、その他のガンダム作品では『機動戦士ガンダム戦記 Battlefield record U.C.0081』(未参戦)でアイロス・バーデを、『機動戦士ガンダムAGE』(未参戦)でアンディ・ドレイムスを演じている。
 
*浜田氏は作品内ではキム(SRW未登場)も演じ、その他のガンダム作品では『機動戦士ガンダム戦記 Battlefield record U.C.0081』(未参戦)でアイロス・バーデを、『機動戦士ガンダムAGE』(未参戦)でアンディ・ドレイムスを演じている。
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*原作オープニングには、1期2クール目に機体(イナクト指揮官機)のみ、2期1クール目に本人の顔がアップで登場している。
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**どちらもコマ送りしないと確認が難しいほどの一瞬芸であるため、現在でも本気で「コーラサワーはOPに出ていない」と'''勘違い'''されていることもある。
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**後者は[[セラヴィーガンダム]]の砲撃により乗機のGN-X IIIが撃墜され、'''コーラサワーの顔がTV画面を覆ってしまう'''という笑撃の場面となっている。だが、それでもコックピットへの直撃を回避しているのは流石である。
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*視聴者からは名字の「コーラサワー」や縮めて「コーラ」、更に変化して「炭酸」と呼ばれることが多いが、小説版の地の文や関連書籍では「'''パトリック'''」名義で記載される事が殆どであり、スパロボでは第2次Z破界篇やUXにてそちらを踏襲している。
 
*『ガンダムビルドファイターズ』(SRW未参戦)劇中で開催されている第7回ガンプラバトル世界選手権の決勝トーナメントに進出している選手の中に、アイルランド代表の'''「パトリック・マネキン」'''なる人物がいる。
 
*『ガンダムビルドファイターズ』(SRW未参戦)劇中で開催されている第7回ガンプラバトル世界選手権の決勝トーナメントに進出している選手の中に、アイルランド代表の'''「パトリック・マネキン」'''なる人物がいる。
 
**これは、当作の脚本家が『機動戦士ガンダム00』と同じ黒田洋介氏であることに由来する制作者側のお遊びであろう。
 
**これは、当作の脚本家が『機動戦士ガンダム00』と同じ黒田洋介氏であることに由来する制作者側のお遊びであろう。
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