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その後、戦後の後日譚を描いた『ラスト・リゾート』では、[[キキ・ロジータ|キキ]]や元部下のミケルらがシローの行方を探索しているシーンが描かれている。捜索の中で、彼らは元フラナガン機関の所属であった[[ニュータイプ]]候補の少年少女らと出会うのだが、彼らの名前がシローの部下の名に肖って付けられたものであることを知り、ミケルはシローが生存していることを知る。彼らの導きによりシローのもとへ辿りついたキキとミケルは、シローの子を宿したアイナと共に、穏やかな隠遁生活を送る彼の姿を目撃するのであった。
 
その後、戦後の後日譚を描いた『ラスト・リゾート』では、[[キキ・ロジータ|キキ]]や元部下のミケルらがシローの行方を探索しているシーンが描かれている。捜索の中で、彼らは元フラナガン機関の所属であった[[ニュータイプ]]候補の少年少女らと出会うのだが、彼らの名前がシローの部下の名に肖って付けられたものであることを知り、ミケルはシローが生存していることを知る。彼らの導きによりシローのもとへ辿りついたキキとミケルは、シローの子を宿したアイナと共に、穏やかな隠遁生活を送る彼の姿を目撃するのであった。
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小説版エピローグでは、とある村で「カート」という偽名を用いて、妻のアイナこと「ジャンヌ」と娘のキキと共に生活している。
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小説版エピローグでは、とある村で「カート」という[[偽名]]を用いて、妻のアイナこと「ジャンヌ」と二人の間に授かった娘のキキと共に生活をしている。
    
=== 漫画版 ===
 
=== 漫画版 ===
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:なお、[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|後年の作品]]において、シローとほぼ同じ内容の訓示を行った[[グラハム・エーカー|隊長]]がいる。
 
:なお、[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|後年の作品]]において、シローとほぼ同じ内容の訓示を行った[[グラハム・エーカー|隊長]]がいる。
 
;「撃て! 銃身が焼け付くまで撃ち続けるんだっ!」
 
;「撃て! 銃身が焼け付くまで撃ち続けるんだっ!」
:アプサラスIに吹き飛ばされ、絶体絶命の[[テリー・サンダースJr.|サンダース]]を援護した際の台詞。スパロボでは「'''銃身が焼け付くまで撃ち続けてやる!'''」とアレンジして使われていたが、[[GC]]からは[[合体攻撃]]にて本来の形でも使われている。
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:アプサラスIに吹き飛ばされ、絶体絶命の[[テリー・サンダースJr.|サンダース]]を援護した際の台詞。スパロボでは「'''銃身が焼け付くまで撃ち続けてやる!'''」とアレンジして使われていたが、GCからは[[合体攻撃]]にて本来の形でも使われている。
 
;「ジンクスなんて、吹き飛ばせるんだ。信じ合うことができればな」
 
;「ジンクスなんて、吹き飛ばせるんだ。信じ合うことができればな」
 
:三度目の出撃で全員生還し、死神のジンクスを乗り越えて。スパロボでは「ジンクスなんて、吹き飛ばしてやる!」とアレンジして使われているが、別に彼にジンクスがある訳ではないし、[[GN-X|こっちのジンクス]]のことを言っているのでもない。
 
:三度目の出撃で全員生還し、死神のジンクスを乗り越えて。スパロボでは「ジンクスなんて、吹き飛ばしてやる!」とアレンジして使われているが、別に彼にジンクスがある訳ではないし、[[GN-X|こっちのジンクス]]のことを言っているのでもない。
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;「倍返しだあああああ!!」
 
;「倍返しだあああああ!!」
 
:全弾発射時の台詞。スパロボでも採用されている。[[GC]]/[[XO]]では反撃時専用となった。シローを象徴する台詞の一つなのだが、実は劇中ではこの時の攻撃は一発も命中していない。
 
:全弾発射時の台詞。スパロボでも採用されている。[[GC]]/[[XO]]では反撃時専用となった。シローを象徴する台詞の一つなのだが、実は劇中ではこの時の攻撃は一発も命中していない。
:余談だが、「倍返しだ!」という言葉自体は、2013年のテレビドラマ『日曜劇場 半沢直樹』の主人公の決め台詞としても使用されている。そのため、シローの上述の台詞が'''「元祖・倍返し」'''だとファンからはネタにされることがある。
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:余談だが、「倍返しだ!」という言葉自体は、2013年のテレビドラマ『日曜劇場 半沢直樹』の主人公の決め台詞としても使用されている。そのため、シローの上述の台詞が'''「元祖・倍返し」'''であるとファンからはネタにされることがある。
 
;「なぜ…なぜ来ない!」<br />「一思いにやれえええええ!!」
 
;「なぜ…なぜ来ない!」<br />「一思いにやれえええええ!!」
 
:ヒートロッドの電流によって機能停止に陥ったコックピットで、見えない攻撃の恐怖に怯える。
 
:ヒートロッドの電流によって機能停止に陥ったコックピットで、見えない攻撃の恐怖に怯える。
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:[[IMPACT]]でダンガイオーチーム女性陣のコスチュームに対する率直な感想を告げ、[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]と苦笑する。
 
:[[IMPACT]]でダンガイオーチーム女性陣のコスチュームに対する率直な感想を告げ、[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]と苦笑する。
 
;「俺のせいなのか!?」
 
;「俺のせいなのか!?」
:[[IMPACT]]で、[[ネオ・ジオン]]による[[コロニー落とし]]を阻止するべく、[[宇宙]]で戦っている戦力不足の[[ロンド・ベル]]の元へ、燃料である[[キルハシウム]]の補充が完了した[[エルシャンク]]を送ろうと[[宇宙科学研究所]]で打ち上げ準備をしていた時に、どうも危機感に欠けている[[レニー・アイ|レニー]]と[[マイク・コイル|マイク]]の2人に彼が「気を抜きすぎだぞ、二人とも、こんなときに限って敵は…」と言った途端に、[[ジオン軍]]が出現し[[チャム・ファウ|チャム]]に「きたぁ! もうシロー! なんてこと言うのよぉ!」と突っ込まれた時に返した台詞。別にシローが言ったせいではないのだが、「噂をすれば影がさす」とはまさにこの事である。
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:IMPACTで、[[ネオ・ジオン]]による[[コロニー落とし]]を阻止するべく、[[宇宙]]で戦っている戦力不足の[[ロンド・ベル]]の元へ、燃料である[[キルハシウム]]の補充が完了した[[エルシャンク]]を送ろうと[[宇宙科学研究所]]で打ち上げ準備をしていた時に、どうも危機感に欠けている[[レニー・アイ|レニー]]と[[マイク・コイル|マイク]]の2人に彼が「気を抜きすぎだぞ、二人とも、こんなときに限って敵は…」と言った途端に、[[ジオン軍]]が出現し[[チャム・ファウ|チャム]]に「きたぁ! もうシロー! なんてこと言うのよぉ!」と突っ込まれた時に返した台詞。別にシローが言ったせいではないのだが、「噂をすれば影がさす」とはまさにこの事である。
 
;「…はい…!」
 
;「…はい…!」
 
:[[ガンドール]]隊が[[宇宙]]へ発つ直前、[[ノリス・パッカード|ノリス]]から改めて[[アイナ・サハリン|アイナ]]の事を託され感無量で返答する。若干、ホームドラマっぽい遣り取りが微笑ましい。
 
:[[ガンドール]]隊が[[宇宙]]へ発つ直前、[[ノリス・パッカード|ノリス]]から改めて[[アイナ・サハリン|アイナ]]の事を託され感無量で返答する。若干、ホームドラマっぽい遣り取りが微笑ましい。
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:[[ギャンドラー]]要塞内部への侵入を許しながらも、余裕を崩さない[[ディオンドラ]]の態度が虚勢である事を看破し、不敵に笑う。
 
:[[ギャンドラー]]要塞内部への侵入を許しながらも、余裕を崩さない[[ディオンドラ]]の態度が虚勢である事を看破し、不敵に笑う。
 
;「…出力を弱めたサーベルで、動力パイプを斬るのはどうだろう?」<br />「覚えてないかい? アイナ。雪山で温泉を作った時だよ」
 
;「…出力を弱めたサーベルで、動力パイプを斬るのはどうだろう?」<br />「覚えてないかい? アイナ。雪山で温泉を作った時だよ」
:[[メガノイド]]との最終決戦で、[[ガンダム試作2号機]]入手フラグが成立していた場合に発生する台詞。実際はサーベルに拘る事無く、別の武装で止めを刺しても入手可能。
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:[[メガノイド]]との最終決戦で、[[ガンダム試作2号機]]入手フラグが成立していた場合に発生する台詞。実際は[[ビームサーベル]]に拘る事無く、別の武装で止めを刺しても入手可能。
 
;「…やるしかないんだ」<br />「これがあの人の出した答えなら…俺達の答えはそれを止める事だ」
 
;「…やるしかないんだ」<br />「これがあの人の出した答えなら…俺達の答えはそれを止める事だ」
:[[IMPACT]]「逆襲のシャア」ルートで、[[シャア・アズナブル|シャア]]との対決に躊躇するアイナへ沈痛な面持ちで発した返答。
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:IMPACT「逆襲のシャア」ルートで、[[シャア・アズナブル|シャア]]との対決に躊躇するアイナへ沈痛な面持ちで発した返答。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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:[[A]]でスパイ疑惑をかけながらも敵側である[[アイナ・サハリン|アイナ]]と愛し合うシローを理解できず、兵士から任務を取ったら何が残ると問う[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]に対する言葉。後発の[[OGシリーズ]]での[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]も似たような言葉を言っているが、双方ともラミアに大きな影響を与える事になる。
 
:[[A]]でスパイ疑惑をかけながらも敵側である[[アイナ・サハリン|アイナ]]と愛し合うシローを理解できず、兵士から任務を取ったら何が残ると問う[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]に対する言葉。後発の[[OGシリーズ]]での[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]も似たような言葉を言っているが、双方ともラミアに大きな影響を与える事になる。
 
;「竜崎くん、彼女を信じてあげるんだ。どんな結果になろうとも… それだけは、やめちゃいけない」
 
;「竜崎くん、彼女を信じてあげるんだ。どんな結果になろうとも… それだけは、やめちゃいけない」
:[[A]]で[[エリカ]]が敵側の[[バーム星人]]と知り、苦悩する[[竜崎一矢|一矢]]にかけた言葉。同じ境遇であったシローだからこそ、彼の苦悩を最も理解していたと思われる。また、上記の言葉同様にラミアにも影響を与えることになる。
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:Aで[[エリカ]]が敵側の[[バーム星人]]と知り、苦悩する[[竜崎一矢|一矢]]にかけた言葉。同じ境遇であったシローだからこそ、彼の苦悩を最も理解していたと思われる。また、上記の言葉同様にラミアにも影響を与えることになる。
 
;「あなたの戦いは…どうなんだ! こんな形で終わるのが、あなたの戦争なのか! アイナは…兄さんとの戦いに勝った。あなたの戦いは…こんな形で終わってしまっていいのか!」
 
;「あなたの戦いは…どうなんだ! こんな形で終わるのが、あなたの戦争なのか! アイナは…兄さんとの戦いに勝った。あなたの戦いは…こんな形で終わってしまっていいのか!」
:[[A]]28話にてシナリオクリア時に[[ノリス・パッカード|ノリス]]が最後まで残っていた場合に発生する説得イベント。
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:A第28話にてシナリオクリア時に[[ノリス・パッカード|ノリス]]が最後まで残っていた場合に発生する説得イベント。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*シロー・アマダ役の檜山修之氏は他のガンダムシリーズ作品にも出演しており、『[[機動戦士Ζガンダム A New Translation|劇場版 機動戦士Zガンダム]]』の[[ハヤト・コバヤシ]]、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ムルタ・アズラエル]]を演じている。
 
*シロー・アマダ役の檜山修之氏は他のガンダムシリーズ作品にも出演しており、『[[機動戦士Ζガンダム A New Translation|劇場版 機動戦士Zガンダム]]』の[[ハヤト・コバヤシ]]、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ムルタ・アズラエル]]を演じている。
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**特に、アズラエルはシローと異なり「部下思いの上司ではない」「部下から慕われていない」「戦争に勝利するためならば、手段を選ばない」等、シローとは真逆の人物であった。それらの点が両者の生死を分けたことを考えると、実に興味深い。
    
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