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[[ドレイク・ルフト]]によって、初めて[[バイストン・ウェル]]に召喚された地上人。ドレイクの下で地上人ゼット・ライト(SRW未登場)と協力して、ロボット工学と[[オーラ力]]を融合させた[[オーラマシン]]を開発する。同時にバイストン・ウェルの制覇を目論むドレイクの野心に火をつけ、荷担する。しかし、その本心はドレイクを利用して自分がバイストン・ウェルの支配者になることを望んでいた。その為、腹心の部下であり恋人でもある[[ミュージィ・ポー]]を戦士にしたてた。  
 
[[ドレイク・ルフト]]によって、初めて[[バイストン・ウェル]]に召喚された地上人。ドレイクの下で地上人ゼット・ライト(SRW未登場)と協力して、ロボット工学と[[オーラ力]]を融合させた[[オーラマシン]]を開発する。同時にバイストン・ウェルの制覇を目論むドレイクの野心に火をつけ、荷担する。しかし、その本心はドレイクを利用して自分がバイストン・ウェルの支配者になることを望んでいた。その為、腹心の部下であり恋人でもある[[ミュージィ・ポー]]を戦士にしたてた。  
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地上に出てからは独自に開発したオーラクルーザー・[[スプリガン]]を使い、己の思惑でドレイクとは別行動をとっていた。技術者として以上に策謀家としても有能で、ドレイクの疑いをかわしつつ計画を進めていく。最終決戦の最中、ミュージィにドレイクを[[暗殺]]させようとしたが失敗する。<br />
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地上に出てからは独自に開発したオーラクルーザー・[[スプリガン]]を使い、己の思惑でドレイクとは別行動をとっていた。技術者として以上に策謀家としても有能で、ドレイクの疑いをかわしつつ計画を進めていく。最終決戦の最中、ミュージィにドレイクを[[暗殺]]させようとしたが失敗する。最後は[[ショウ・ザマ|ショウ]]と[[マーベル・フローズン|マーベル]]の攻撃によってミュージィと共に散る。
最後は[[ショウ・ザマ|ショウ]]と[[マーベル・フローズン|マーベル]]の攻撃によってミュージィと共に散る。
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しかし、未曽有の大戦乱を引き起こした重い罪により、その[[魂]]は転生されず、バイストン・ウェルの地に彷徨うという'''死よりも重い罰を受ける'''事となり(スパロボで言う所の「[[呪われし放浪者]]」となったと言える状態だが、肉体はミイラ化し崩壊が進んでいる)、700年後の遠い未来を舞台とした『[[聖戦士ダンバインOVA|New Story of Aura Battler DUNBINE]]』において自らが死を迎えるべく、バイストン・ウェルに再び戦乱を招いている。
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しかし、未曽有の大戦乱を引き起こした重い罪により、その[[魂]]は転生されず、バイストン・ウェルの地に彷徨うという'''死よりも重い罰を受ける'''事となり(スパロボで言う所の「[[呪われし放浪者]]」となったと言える状態だが、肉体はミイラ化し崩壊が進んでいる)、700年後の遠い未来を舞台とした『[[聖戦士ダンバインOVA|New Story of Aura Battler DUNBINE]]』において自らが死を迎えるべく、バイストン・ウェルに再び戦乱を招いている。<br/>
   
また、漫画作品『エグザイル・サーガ』にもその姿を見せるなど、ある意味では'''「バイストン・ウェルの世界観における黒幕的存在」'''とも言えるキャラクターである。
 
また、漫画作品『エグザイル・サーガ』にもその姿を見せるなど、ある意味では'''「バイストン・ウェルの世界観における黒幕的存在」'''とも言えるキャラクターである。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
SRWでは原作同様に[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]へ反旗を翻すまで描かれることが多い。ただ、[[イングラム・プリスケン|イングラム]]や[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]、[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル]]といったオリジナル敵の大物と対等の立場で会話するなど、作品によっては抜きん出た才能と活躍を見せることもある。なおストーリー面で一番活躍しているのは[[UX]]
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SRWでは原作同様に[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]へ反旗を翻すまで描かれることが多い。ただ、[[イングラム・プリスケン|イングラム]]や[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]、[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル]]といったオリジナル敵の大物と対等の立場で会話するなど、作品によっては抜きん出た才能と活躍を見せることもある。なおストーリー面で一番活躍しているのは『[[UX]]』。
    
=== 旧シリーズ ===
 
=== 旧シリーズ ===
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:終盤には[[バジュラ本星]]にて人類軍をも裏切り[[マクロス・ギャラクシー船団]]の側につき、バジュラ本星での戦いの最終局面にてその野望の実現を決行せんとするも……その末路は[[聖戦士ダンバインOVA|OVA版]]を髣髴させるものとなっている。
 
:終盤には[[バジュラ本星]]にて人類軍をも裏切り[[マクロス・ギャラクシー船団]]の側につき、バジュラ本星での戦いの最終局面にてその野望の実現を決行せんとするも……その末路は[[聖戦士ダンバインOVA|OVA版]]を髣髴させるものとなっている。
 
:本作では従来の「野心家」としての側面以上に、「浄化」を乗り越えたことで世界の真理に辿り着こうとする「探求者」としての側面が強く強調されている。「浄化」の影響ゆえか、[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を殺された恨みなども、こちらの世界にまで持ち出す気はない模様。
 
:本作では従来の「野心家」としての側面以上に、「浄化」を乗り越えたことで世界の真理に辿り着こうとする「探求者」としての側面が強く強調されている。「浄化」の影響ゆえか、[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を殺された恨みなども、こちらの世界にまで持ち出す気はない模様。
:なお、物語でのその活躍ぶりに対して、今回は最後まで直接戦闘する機会はない。そのため、音声は付いておらずNPCキャラ扱い。
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:今回は物語でのその活躍ぶりに対して、最後まで直接戦闘する機会はないNPC。
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
:TV版同様ドレイク軍に所属してオーラバトラーを製造しているが、壊滅した後はUX同様[[ホウジョウ軍]]の一員となって戦乱の火種を撒く。最終的には[[サコミズ・シンジロウ|サコミズ王]]に[[コドール・サコミズ|コドール]]共々引導を渡された。
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:TV版同様ドレイク軍に所属してオーラバトラーを製造しているが、壊滅した後は『UX』同様[[ホウジョウ軍]]の一員となって戦乱の火種を撒く。最終的には[[サコミズ・シンジロウ|サコミズ王]]に[[コドール・サコミズ|コドール]]共々引導を渡された。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[シンジロウ・サコミズ]]
 
;[[シンジロウ・サコミズ]]
:[[UX]]ではホウジョウ軍所属時の主君で、彼の側近となり、ホウジョウ軍の[[オーラバトラー]]の開発を担う。
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:[[UX]]』ではホウジョウ軍所属時の主君で、彼の側近となり、ホウジョウ軍の[[オーラバトラー]]の開発を担う。
:[[CC]]では彼に引導を渡された。
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:[[CC]]』では彼に引導を渡された。
 
;[[エイサップ・鈴木]]
 
;[[エイサップ・鈴木]]
:UXでは[[ナナジン]]を見事に使いこなす彼の戦いぶりに、[[ショウ・ザマ|ショウ]]の姿を重ねる。
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:『UX』では[[ナナジン]]を見事に使いこなす彼の戦いぶりに、[[ショウ・ザマ|ショウ]]の姿を重ねる。
 
;[[ヘスター・ギャロップ]]
 
;[[ヘスター・ギャロップ]]
:UXでは[[人類軍]]での上司。終盤に[[バジュラ本星]]にて彼女を射殺する。
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:『UX』では[[人類軍]]での上司。終盤に[[バジュラ本星]]にて彼女を射殺する。
 
;[[レオン・三島]]
 
;[[レオン・三島]]
:UXでは[[バジュラ]]を制御するための技術協力を行う。
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:『UX』では[[バジュラ]]を制御するための技術協力を行う。
 
;[[マクロス・ギャラクシー船団]]の[[電脳貴族|黒幕たち]]
 
;[[マクロス・ギャラクシー船団]]の[[電脳貴族|黒幕たち]]
:UXでは終盤に密かに彼らの側に寝返り、人類軍を抹殺する。ちなみに、彼らはショットの裏切りの手際良さを「恐ろしい」と評している。
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:『UX』では終盤に密かに彼らの側に寝返り、人類軍を抹殺する。ちなみに、彼らはショットの裏切りの手際良さを「恐ろしい」と評している。
 
;[[早乙女アルト]]
 
;[[早乙女アルト]]
:UXではバジュラ本星での戦闘の最終局面にて、「真理」に到達すべく、彼に[[特攻]]を仕掛けるが…
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:『UX』ではバジュラ本星での戦闘の最終局面にて、「真理」に到達すべく、彼に[[特攻]]を仕掛けるが…
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[ドクターミナミ]]
 
;[[ドクターミナミ]]
:[[UX]]では彼の研究を引き継ぐ。
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:[[UX]]』では彼の研究を引き継ぐ。
 
;[[ハザード・パシャ]]
 
;[[ハザード・パシャ]]
:UXでは人類軍での上司だが、「世界の真理に辿り着く」という目的を持つ自身と違い「新天地で理想郷を築く」などと[[地球]]を見捨てることを前提とした身勝手な理想に悦に浸る彼やヘスターを内心では冷ややかな目で見ており、ハザード死亡後の第50話シナリオデモでは彼を呼び捨てにしている。
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:『UX』では人類軍での上司だが、「世界の真理に辿り着く」という目的を持つ自身と違い「新天地で理想郷を築く」などと[[地球]]を見捨てることを前提とした身勝手な理想に悦に浸る彼やヘスターを内心では冷ややかな目で見ており、ハザード死亡後の第50話シナリオデモでは彼を呼び捨てにしている。
    
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[孫尚香ガーベラ]]、[[陸遜ゼータプラス]]
 
;[[孫尚香ガーベラ]]、[[陸遜ゼータプラス]]
:[[UX]]の序盤に彼らがホウジョウ軍に捕らえられた際、[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]同様にショットも彼らを地上人と勘違いして大いに驚愕してしまう。
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:[[UX]]』の序盤に彼らがホウジョウ軍に捕らえられた際、[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]同様にショットも彼らを地上人と勘違いして大いに驚愕してしまう。
 
;[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]]、[[司馬懿サザビー]]
 
;[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]]、[[司馬懿サザビー]]
:UXの中盤のバイストン・ウェルルートにてサコミズとの会談に訪れた彼らに、ホウジョウ軍での才知縦横ぶりは司馬懿をして「王佐の才」たりえる才であると評されるも、同時に野心を秘めている事も彼らに看破される事に。
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:『UX』の中盤のバイストン・ウェルルートにてサコミズとの会談に訪れた彼らに、ホウジョウ軍での才知縦横ぶりは司馬懿をして「王佐の才」たりえる才であると評されるも、同時に野心を秘めている事も彼らに看破される事に。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
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:かつて彼らと共に[[SRX計画]]に携わっていた。
 
:かつて彼らと共に[[SRX計画]]に携わっていた。
 
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]
 
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]
:[[α]]でショットを[[バイストン・ウェル]]へ送り込んだのは彼だった。
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:[[α]]』でショットを[[バイストン・ウェル]]へ送り込んだのは彼だった。
 
;[[シュウイチロウ・ユキムラ]]
 
;[[シュウイチロウ・ユキムラ]]
 
:旧知の仲。ユキムラをしてよき相方になりえたらしい。
 
:旧知の仲。ユキムラをしてよき相方になりえたらしい。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「メガボーグ、か…私がバイストン・ウェルに召喚される前には、まだ実用化されていなかったがな」
 
;「メガボーグ、か…私がバイストン・ウェルに召喚される前には、まだ実用化されていなかったがな」
:[[IMPACT]][[ゴラオン]]を追い詰めた際、同じ獲物に狙いを定めた[[コマンダー・ネロス]]を一瞥して呟いた台詞。破嵐創造の[[メガノイド]]計画に関する情報も、或る程度把握していた事が窺える。
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:[[IMPACT]]』で[[ゴラオン]]を追い詰めた際、同じ獲物に狙いを定めた[[コマンダー・ネロス]]を一瞥して呟いた台詞。破嵐創造の[[メガノイド]]計画に関する情報も、或る程度把握していた事が窺える。
 
;「!? な、なんと…!」
 
;「!? な、なんと…!」
:UX第11話シナリオエンドデモにて、[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]の姿を見て。さすがのショットもマシンそのものな姿をしている彼らに絶句してしまった。
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:『UX』第11話シナリオエンドデモにて、[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]の姿を見て。さすがのショットもマシンそのものな姿をしている彼らに絶句してしまった。
 
;「元より私は技術者だ。国家の庇護を受け、技術開発に励むのは天命というもの」
 
;「元より私は技術者だ。国家の庇護を受け、技術開発に励むのは天命というもの」
:UX第27話[[バイストン・ウェル]]ルートにて[[ショウ・ザマ|ショウ]]との再会時に語った、ホウジョウ国に使えている理由。殊勝なことを言ってはいるが、[[聖戦士ダンバイン|前の宇宙]]で自身が犯したことの重大さ(そしてその事が[[聖戦士ダンバインOVA|OVA版]]での展開にいたること)についてはまるで無頓着である。<br/>なお、[[CC]]でも同じようなことを言っているが、そっちでは清々しいほどに野心を優先させている。
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:『UX』第27話[[バイストン・ウェル]]ルートにて[[ショウ・ザマ|ショウ]]との再会時に語った、ホウジョウ国に使えている理由。殊勝なことを言ってはいるが、[[聖戦士ダンバイン|前の宇宙]]で自身が犯したことの重大さ(そしてその事が[[聖戦士ダンバインOVA|OVA版]]での展開にいたること)についてはまるで無頓着である。<br/>なお、『[[CC]]』でも同じようなことを言っているが、そっちでは清々しいほどに野心を優先させている。
 
;「恨みごとを並べるのならば、こちらとて想い人を殺されている!」<br/>「しかし、私はこの世界にまで怨念を持ち越そうとは思っていない」<br/>「でなければ、浄化を超えてここに来た意味まで見失うからな」<br/>「わかってくれ、とまで頭をさげる義理もないが…」
 
;「恨みごとを並べるのならば、こちらとて想い人を殺されている!」<br/>「しかし、私はこの世界にまで怨念を持ち越そうとは思っていない」<br/>「でなければ、浄化を超えてここに来た意味まで見失うからな」<br/>「わかってくれ、とまで頭をさげる義理もないが…」
:ショウから「貴様のことは信用できん」と言われた時の返答。やはり[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]の死について思う所はあったようであるが、同時に浄化を経たことで過去の怨念は水に流すともあっさりと言ってのけ立ち去った。
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:『UX』にてショウから「貴様のことは信用できん」と言われた時の返答。やはり[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]の死について思う所はあったようであるが、同時に浄化を経たことで過去の怨念は水に流すともあっさりと言ってのけ立ち去った。
 
:だが、一度浄化を経てなおホウジョウ軍の元で新たな野心をその身の内に宿している事は[[司馬懿サザビー|司馬懿]]と[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操]]に看破されていた。
 
:だが、一度浄化を経てなおホウジョウ軍の元で新たな野心をその身の内に宿している事は[[司馬懿サザビー|司馬懿]]と[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操]]に看破されていた。
 
;「長旅ご苦労様でした、ヘスター事務総長」
 
;「長旅ご苦労様でした、ヘスター事務総長」
:UX第50話にて、[[バジュラ本星]]にて本性を表した[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]の黒幕たちによって[[レオン・三島|三島]]、[[ハワード・グラス|ハワード]]ら[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]の首脳部が抹殺され、無様に恐慌して「ハザードを呼び戻せ」と喚く[[ヘスター・ギャロップ|ヘスター]]に[[ハザード・パシャ|ハザード]]の死を告げると共に銃口を向けて。その直後、ハザードの死とショットの裏切りに愕然とし、すべての望みが絶たれて絶望するヘスターに無情な銃撃を浴びせ、彼女をハザードや三島たちが待つ地獄へと突き堕とす。
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:『UX』第50話にて、[[バジュラ本星]]にて本性を表した[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]の黒幕たちによって[[レオン・三島|三島]]、[[ハワード・グラス|ハワード]]ら[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]の首脳部が抹殺され、無様に恐慌して「ハザードを呼び戻せ」と喚く[[ヘスター・ギャロップ|ヘスター]]に[[ハザード・パシャ|ハザード]]の死を告げると共に銃口を向けて。その直後、ハザードの死とショットの裏切りに愕然とし、すべての望みが絶たれて絶望するヘスターに無情な銃撃を浴びせ、彼女をハザードや三島たちが待つ地獄へと突き堕とす。
:[[J]]における[[草壁春樹|草壁]]を抹殺した[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]の時と同じく、『[[蒼穹のファフナー|ファフナー]]』の原作を知るユーザーにとっても、ある意味溜飲の下がる場面(奇しくも、UXでヘスターを射殺したショットと[[アルヴィス]]の[[真壁史彦|真壁司令]]は、中の人が同じである)と言える。
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:[[J]]』における[[草壁春樹|草壁]]を抹殺した[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]の時と同じく、『[[蒼穹のファフナー|ファフナー]]』の原作を知るユーザーにとっても、ある意味溜飲の下がる場面(奇しくも、『UX』でヘスターを射殺したショットと[[アルヴィス]]の[[真壁史彦|真壁司令]]は、中の人が同じである)と言える。
 
:その一方で、悪事に加担していたとはいえ散々利用された挙句予想されるであろう自身の末路のことを考えると、ヘスターに対する少しの同情もあるとも言える。だが、ショット自身が後に彼らより重い報いを受けることになろうとはまだ思っていなかった。
 
:その一方で、悪事に加担していたとはいえ散々利用された挙句予想されるであろう自身の末路のことを考えると、ヘスターに対する少しの同情もあるとも言える。だが、ショット自身が後に彼らより重い報いを受けることになろうとはまだ思っていなかった。
 
;「フ…フフ…素晴らしい!」<br/>「素晴らしいぞ、UX! ついに道は拓かれた…!」<br/>「これこそが命の始まり! 宇宙の真理だ…!」<br/>「今こそ私は到達するのだ!」<br/>「新たな『ユガ』の誕生に…!」
 
;「フ…フフ…素晴らしい!」<br/>「素晴らしいぞ、UX! ついに道は拓かれた…!」<br/>「これこそが命の始まり! 宇宙の真理だ…!」<br/>「今こそ私は到達するのだ!」<br/>「新たな『ユガ』の誕生に…!」
:UX第50話にて、ギャラクシー船団の黒幕に操られた[[バジュラクイーン|女王バジュラ]]と対話を果たした直後に現れて。真理の到達を見届けるべく、[[早乙女アルト|アルト]]の[[YF-29 デュランダル]]に[[特攻]]を仕掛けるが…。
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:『UX』第50話にて、ギャラクシー船団の黒幕に操られた[[バジュラクイーン|女王バジュラ]]と対話を果たした直後に現れて。真理の到達を見届けるべく、[[早乙女アルト|アルト]]の[[YF-29 デュランダル]]に[[特攻]]を仕掛けるが…。
 
;「………」<br/>「ここは…どこだ…? 私は…何をしている…」<br/>「何も見えない…何も聞こえない…」<br/>「なぜだ?私は真理に到達したはずではなかったのか?」<br/>「………」<br/>「ああ、そうか…私は選択を間違えたのだ」<br/>「ここは始まりではなく、終わり」<br/>「輪廻の理から外れた『ユガ』の向こう側…」
 
;「………」<br/>「ここは…どこだ…? 私は…何をしている…」<br/>「何も見えない…何も聞こえない…」<br/>「なぜだ?私は真理に到達したはずではなかったのか?」<br/>「………」<br/>「ああ、そうか…私は選択を間違えたのだ」<br/>「ここは始まりではなく、終わり」<br/>「輪廻の理から外れた『ユガ』の向こう側…」
 
:彼の為したことは真理の到達――ではなかった。まつろわぬ[[魂]]同然の存在となったショットは、宇宙の向こう側に飛ばされてしまった…。
 
:彼の為したことは真理の到達――ではなかった。まつろわぬ[[魂]]同然の存在となったショットは、宇宙の向こう側に飛ばされてしまった…。
 
:そこでようやく過ちに気付いたが時すでに遅く、ただ一人で永遠に彷徨うという末路を迎えてしまう…。[[リチャード・クルーガー|リチャード]]を始め、転移してきた存在は、もれなくこうなる可能性があったのだが、運命の声の導きにより転移が成功している。
 
:そこでようやく過ちに気付いたが時すでに遅く、ただ一人で永遠に彷徨うという末路を迎えてしまう…。[[リチャード・クルーガー|リチャード]]を始め、転移してきた存在は、もれなくこうなる可能性があったのだが、運命の声の導きにより転移が成功している。
:要は、彼は「必要悪以上の運命は求められてなかった」ということだろう。ただ、[[世界観/UX|本作の世界観]]を考えると、この後[[聖戦士ダンバインOVA|OVA版]]の再現に至った未来も十分にあり得るのが、恐ろしいところ。
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:要は、彼は「必要悪以上の運命は求められてなかった」ということだろう。ただ、[[世界観/UX|『UX』の世界観]]を考えると、この後[[聖戦士ダンバインOVA|OVA版]]の再現に至った未来も十分にあり得るのが、恐ろしいところ。
 
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