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=== [[プラント]] ===
 
=== [[プラント]] ===
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
:上司。戦争のない平和な世界を目指す彼はシンにとっては頼りにしている存在であり、デュランダル自身もシンに大きく期待していたが、彼もまた、敵対する[[ロード・ジブリール]]ジブリールら[[ロゴス]]同様に戦争を利用して己の目的を達成せんとする人物で、その野望成就の為の駒としてシンを見ている側面もあり、その食い違いがシンの悲劇に繋がってしまった。
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:上司。戦争のない平和な世界を目指す彼はシンにとっては頼りにしている存在であり、デュランダル自身もシンに大きく期待していた。が、彼もまた戦争を利用して己の目的を達成せんとする人物で、その野望成就の為の駒としてシンを見ている面もあり、その食い違いがシンの悲劇に繋がってしまった。
 
:スパロボでは彼との関係が改善されている場合もあり、ZやLでは死の間際に、シンにも人類の未来を託している。
 
:スパロボでは彼との関係が改善されている場合もあり、ZやLでは死の間際に、シンにも人類の未来を託している。
 
;[[ミーア・キャンベル]]
 
;[[ミーア・キャンベル]]
:彼女が「[[ラクス・クライン]]」として開いた慰問コンサートに同僚達が熱狂する中、シンだけは無関心な態度を取り、彼が「異国からの移民」であることを印象付けた。なお、デュランダルやアスランと一緒に相席するエピソードはあるが、シンとミーア自身が会話を交わすことはなかった。
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:彼女が「[[ラクス・クライン]]」として開いた慰問コンサートに同僚達が熱狂する中、シンだけは無関心な態度を取り、彼が「異国からの移民」であることを印象付けた。
    
=== [[ミネルバ隊]] ===
 
=== [[ミネルバ隊]] ===
 
;[[アスラン・ザラ]]
 
;[[アスラン・ザラ]]
 
:[[カガリ・ユラ・アスハ]]のボディガードで後の上官。ボディガード時代にはアスランの行動を認めていたが、ミネルバ隊[[モビルスーツ]]指揮官に就任するとオーブやキラ達への立場の違いから衝突。アスランが[[ザフト]]を脱走するとこれを追跡し撃墜するが、後の戦闘で逆に敗れる。
 
:[[カガリ・ユラ・アスハ]]のボディガードで後の上官。ボディガード時代にはアスランの行動を認めていたが、ミネルバ隊[[モビルスーツ]]指揮官に就任するとオーブやキラ達への立場の違いから衝突。アスランが[[ザフト]]を脱走するとこれを追跡し撃墜するが、後の戦闘で逆に敗れる。
:シン自身はキラ達の事で優柔不断な態度ばかりを見せるアスランを否定し反発していたが、彼を撃墜し、そのまま敵対関係になってしまった事に苦悩するなど完全に嫌っていた訳では無かった。だが、皮肉にもそれは自分が否定していたアスランの悩みと同様のものであり、結果としてそれが敗北へ繋がった.
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:シン自身はキラ達の事で優柔不断な態度ばかりを見せるアスランを否定し反発していたが、彼を撃墜し、そのまま敵対関係になってしまった事に苦悩するなど完全に嫌っていた訳では無かった。だが、皮肉にもそれは自分が否定していたアスランの悩みと同様のものであり、結果としてそれが敗北へ繋がった。
:ボンボン版ではアニメ本編以上に彼との関係が深く描かれており、彼に反発しつつも、アニメ版よりもずっと良好な関係を築いていたが、最後は袂を分かつ事になり、彼の心情を理解しながらも、お互いの信念を激しくぶつけ合い、死闘を繰り広げた。ジ・エッジではアスランの言葉と現実との差異に迷い苦しんでいる様子も描かれている。スパロボにおいて原作後が描かれた第2次ZやK、UXではある程度関係は修復し、後半の展開が異なるLでは対立関係が無くなった。
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:ボンボン版ではアニメ本編以上に彼との関係が深く描かれており、彼に反発しつつもアニメ版よりもずっと良好な関係を築いていたが、最後は袂を分かつ事になり、彼の心情を理解しながらも互いの信念を激しくぶつけ合い死闘を繰り広げた。ジ・エッジではアスランの言葉と現実との差異に迷い苦しんでいる様子も描かれている。
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:スパロボにおいて原作後が描かれた第2次ZやK、UXではある程度関係は修復し、後半の展開が異なるLでは対立関係が無くなった。
 
;[[レイ・ザ・バレル]]
 
;[[レイ・ザ・バレル]]
:士官学校からの無二の親友。後にシンに自分の素性と過去を打ち明ける。デュランダルの野望成就の為にシンを利用している面もあったが、彼とシンの友情は偽りのない本物だった。スパロボでは敵対する展開もあり、彼に対する説得イベントがある等、親友としての関係が強調されている。原作ではどの媒体においても最後はレイとは別れることになってしまうが、スパロボではZ、K、Lの展開次第ではレイとの別れを回避できる(さらに[[Zシリーズ]]では[[再世篇]]の時点でもレイの生存がシンの口から語られている)。
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:士官学校からの無二の親友。後にシンに自分の素性と過去を打ち明ける。デュランダルの野望成就の為にシンを利用している面もあったが、彼とシンの友情は偽りのない本物だった。
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:スパロボでは敵対する展開もあり、彼に対する説得イベントがあるなど親友としての関係が強調されている。原作ではどの媒体においても最後はレイとは別れることになってしまうが、スパロボではZ、K、Lの展開次第ではレイとの別れを回避できる。さらに[[Zシリーズ]]では[[再世篇]]の時点でもレイの生存がシンの口から語られている。
 
;[[ルナマリア・ホーク]]
 
;[[ルナマリア・ホーク]]
:士官学校からの友人。シンにとっては数少ないうち解け合う関係で、仲のよい異性の友達同士といった間柄だったが、お互い想い人を失った事をきっかけに、傷を舐めあうように惹かれあっていく。ちなみに中の人は妹のマユも演じ、後にシンを演じた鈴村氏の妻となる坂本真綾氏。幼なじみという設定も一部散見されるが確証は無い。第2次Z再世篇では明確に彼女との関係は「恋人同士」と明言されている。
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:士官学校からの友人。シンにとっては仲のよい異性の友達同士といった間柄だったが、お互い想い人を失った事をきっかけに傷を舐めあうように惹かれあっていく。
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:ちなみに担当声優の坂本真綾氏は後にシンを演じた鈴村氏の妻となる。
 
;[[タリア・グラディス]]
 
;[[タリア・グラディス]]
:上官。原作では特にこれといったエピソードは無く、単なる上官に過ぎないが、頻繁に迷惑をかけてしまっている。スパロボでは彼女との関係はより深く描かれている。Zのifルートではシンがルナマリアと共にザフトを離反する際、優しく諭している。
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:上官。原作では特にこれといったエピソードは無く、単なる上官に過ぎないが、頻繁に迷惑をかけてしまっている。
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:スパロボでは彼女との関係はより深く描かれている。Zのifルートではシンがルナマリアと共にザフトを離反する際、優しく諭している。
 
;[[ハイネ・ヴェステンフルス]]
 
;[[ハイネ・ヴェステンフルス]]
 
:上官。シンやアスランの良き理解者であり、パイロットとしては有能だが社会人としてはまだまだ未熟なシンを叱って育てあげることができる存在であった。誰とでも気軽に話せる彼が参入したことで[[ミネルバ]]のパイロット陣は打ち解けあっていくように見えたがいち早く戦死してしまい、結果的に傷を残した。
 
:上官。シンやアスランの良き理解者であり、パイロットとしては有能だが社会人としてはまだまだ未熟なシンを叱って育てあげることができる存在であった。誰とでも気軽に話せる彼が参入したことで[[ミネルバ]]のパイロット陣は打ち解けあっていくように見えたがいち早く戦死してしまい、結果的に傷を残した。
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:面識は無いが、作中では彼の方針のせいで家族が死亡したと考えており、その思想を否定している。
 
:面識は無いが、作中では彼の方針のせいで家族が死亡したと考えており、その思想を否定している。
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
:CE73でのオーブの代表。オーブ侵攻を招いた父ウズミの遺志を受け継いでいることから、激しく批判する。<br />ただし、小説版ではカガリに反論して、当時のオーブの行動を正当化してほしかったとされているが、シンを始めとする家族や友人を失ったオーブの面々に深い負い目を感じている当時のカガリに、そんな心の余裕など無かった。小説ではさらに彼女に対する感情は悪化し、ハイネや家族が死んだのも全て彼女のせいだと思い込むまでになってしまっている。<br />スパロボでは関係が改善される展開が用意されており、最終的にはオーブの指導者としての彼女を認め、彼女の将来の成長とオーブの繁栄に期待している。<br />シン自身は知る由も無いが、独断専行の行動力や短気で激情家な性格、そしてウズミの思想を徹底的に非難する面など、実はかつてのカガリと非常に似た者同士であったといえる。
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:CE73でのオーブの代表。オーブ侵攻を招いた父ウズミの遺志を受け継いでいることから、激しく批判する。<br />ただし、小説版ではカガリに反論して、当時のオーブの行動を正当化してほしかったとされているが、シンを始めとする家族や友人を失ったオーブの面々に深い負い目を感じている当時のカガリにそんな心の余裕など無かった。小説ではさらに彼女に対する感情は悪化し、ハイネや家族が死んだのも全て彼女のせいだと思い込むまでになってしまっている。
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:スパロボでは関係が改善される展開が用意されており、最終的にはオーブの指導者としての彼女を認め、彼女の将来の成長とオーブの繁栄に期待している。
    
=== [[アークエンジェル隊]] ===
 
=== [[アークエンジェル隊]] ===
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:[[フリーダムガンダム|フリーダム]]のパイロットで、本編においてはシンにとって最大の強敵の一人。オーブ付近での戦闘介入を経て、ステラの[[デストロイガンダム|デストロイ]]を撃墜したため対立が決定的となる。<br />また、自身の家族がフリーダムの流れ弾で死亡したかのような描写があるが(あくまでしたかのような描写であって確定ではない)、こちらは認識していないようで、スペシャルエディションではシンの家族を殺したのは戦争そのものであるように描写が変更されている。<br />直接の対面は中盤にオーブで果されているが、それがキラであることは『FINAL PLUS』で知る事となる。和解後のシンとキラを描いた作品においては彼とは良好的な関係になっており、シンはキラを「キラさん」と呼んでいる事が多い。『SEED DESTINY』のストーリー展開が原作と大きく異なるLではステラを助けるのに協力してくれた彼に対して恩義を感じており、エンジェルダウン作戦の際には彼と戦うことに躊躇いを見せていた。
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:[[フリーダムガンダム|フリーダム]]のパイロットで、本編においてはシンにとって最大の強敵の一人。オーブ付近での戦闘介入を経て、ステラの[[デストロイガンダム|デストロイ]]を撃墜したため対立が決定的となる。<br />また、自身の家族がフリーダムの流れ弾で死亡したかのような描写があるが(あくまでしたかのような描写であって確定ではない)、こちらは認識していないようで、スペシャルエディションではシンの家族を殺したのは戦争そのものであるように描写が変更されている。<br />直接の対面は中盤にオーブで果されているが、それがキラであることは『FINAL PLUS』で知る事となる。和解後のシンとキラを描いた作品においては彼とは良好的な関係になっており、シンはキラを「キラさん」と呼んでいる事が多い。
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:『SEED DESTINY』のストーリー展開が原作と大きく異なるLではステラを助けるのに協力してくれた彼に対して恩義を感じており、エンジェルダウン作戦の際には彼と戦うことに躊躇いを見せていた。
 
;[[ラクス・クライン]]
 
;[[ラクス・クライン]]
:[[プラント]]の有名人で、フリーダムを有していたクライン派の首魁なのだが、シンが彼女に興味を示す描写は皆無で、ミーア・キャンベルが「ラクス」の名前で開いたコンサートにも無関心だった。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS~選ばれた未来~』で直接顔を合わせるが、こちらもキラを間に挟んでの対面だった。「オーブ&クライン派と[[地球連合]]の争いで家族を失った」というシンの立場からすれば、もっと絡みがあってもよさそうだが。
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:[[L]]では彼女の歌姫としての実力を評価しており、オーブにいた頃は彼女の歌は好きだったと発言している。第2次Z再世篇では歌うことを強いられる[[ランカ・リー]]の現状を憂うラクスを心配し、キラにラクスを元気付けるように促そうとするなど直接の絡みこそ少ないものの、関係は悪くないようだ。
:ちなみに[[L]]では彼女の歌姫としての実力を評価しており、オーブにいた頃は彼女の歌は好きだったと発言している。第2次Z再世篇では歌うことを強いられる[[ランカ・リー]]の現状を憂うラクスを心配し、キラにラクスを元気付けるように促そうとするなど直接の絡みこそ少ないものの、関係は悪くないようだ。
      
=== [[地球連合軍]] ===
 
=== [[地球連合軍]] ===
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:スパロボでは彼女を救出できる展開が大抵用意されている。
 
:スパロボでは彼女を救出できる展開が大抵用意されている。
 
;[[スティング・オークレー]]
 
;[[スティング・オークレー]]
:原作ではデストロイに乗った彼を容赦なく撃墜したが、ステラと同じ境遇の人間であることは察しており、[[ロゴス]]への憎悪を顕にしていた。Lでは彼のことも心配する様子を見せており説得を試みる場面があった。
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:原作ではデストロイに乗った彼を容赦なく撃墜したが、ステラと同じ境遇の人間であることは察しており、[[ロゴス]]への憎悪を顕にしていた。
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:Lでは彼のことも心配する様子を見せており説得を試みる場面があった。
 
;[[ネオ・ロアノーク]]([[ムウ・ラ・フラガ]])
 
;[[ネオ・ロアノーク]]([[ムウ・ラ・フラガ]])
:ステラの命を救う為に上官である彼に彼女を託して戦争に関わらせないように要請したが、結局約束は破られる事になる。<br />スパロボでは後に再会し共闘しているが、ややわだかまりが残っている模様。
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:ステラの命を救う為に上官である彼に彼女を託して戦争に関わらせないように要請したが、結局約束は破られる事になる。
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:スパロボでは後に再会し共闘しているが、ややわだかまりが残っている模様。
 
;[[ロード・ジブリール]]
 
;[[ロード・ジブリール]]
:戦争で利益を得る[[ロゴス]]の代表的人物で、シンにとって最も憎むべき敵。<br />原作ではレイに討たれたために直接対決の機会は無かったがボンボン版とLでは直接彼に引導を渡す。Zではifルートを通った場合のみ引導を渡すチャンスが生まれる。特殊台詞も存在。
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:戦争で利益を得る[[ロゴス]]の代表的人物で、シンにとって最も憎むべき敵。
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:原作ではレイに討たれたために直接対決の機会は無かったがボンボン版とLでは直接彼に引導を渡す。Zではifルートを通った場合のみ引導を渡すチャンスが生まれる。特殊台詞も存在。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
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