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*種族:[[ラ・ギアス]]人
 
*種族:[[ラ・ギアス]]人
 
*性別:男
 
*性別:男
*年齢:不明(年齢設定が明かされたことはないが、[[OG CRUSADE]]では「子供」に分類されているため、10代であると思われる)
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*年齢:年齢設定が明かされたことはないが、[[OG CRUSADE]]では「子供」に分類されているため、10代であると思われる
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<!-- 両親との死別は15年前、肉親健在時に剣術大会で優勝した年齢は不明だが最低でも4歳頃か? 現時点で19歳頃が妥当。 -->
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**15歳以上(LOE第一章「誇りと敵意」)
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**18歳以上(LOE第二章/ROE/POJ)
 
<!-- *身長:---cm -->
 
<!-- *身長:---cm -->
 
<!-- *体重:---kg -->
 
<!-- *体重:---kg -->
 
*階級:戦士
 
*階級:戦士
 
*所属:[[神聖ラングラン王国]]・近衛騎士団→バゴニア軍→アンティラス隊(セニア機関)
 
*所属:[[神聖ラングラン王国]]・近衛騎士団→バゴニア軍→アンティラス隊(セニア機関)
*役職:近衛騎士→アンティラス隊正規隊員
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*役職:近衛騎士→アンティラス隊情報部諜報員
 
*キャラクターデザイン:河野さち子、下山剛史(POJ)
 
*キャラクターデザイン:河野さち子、下山剛史(POJ)
   −
[[ラ・ギアス]]の剣皇[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]の弟子。[[マサキ・アンドー]]にとっては兄弟子にあたる。
+
『神聖ラングラン王国』の戦士グッデン・ザン・ビシアスとその妻スラニスとの間に生まれた男性。流派は[[神祇無窮流]]。温和で感情の起伏に乏しいラ・ギアス人の中で例外的にプラーナ(気)が高く、「どんな機体でも乗りこなして見せる」と豪語するとおり、敵としても味方としても幾度となく乗り換えた機体の全てを使いこなしている。ちなみに彼は大地系以外の全ての属性の魔装機に乗ったことがある(現時点で全ての属性の魔装機に乗ったことがある操者は[[ロドニー・ジェスハ|ロドニー]]のみ)。
   −
武骨でプライドが高く、思い込みの激しい部分があるが、実力を認めた相手にはわりと気さくな一面を持つ。作中、ゼオルートからは「照れ屋」、マサキからは「頭に血が上ると何するかわからない」と評され、マサキのその発言を聞いたリューネに言わせれば「(マサキとは)似た者同士」。[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]に対して忠誠を誓っており、現在はその妹の[[セニア・グラニア・ビルセイア|セニア]]にその忠誠を捧げている。
+
生き方の規範として騎士道を理想に掲げており、現在はラングランの第一王女[[セニア・グラニア・ビルセイア|セニア]]にその忠誠を捧げている。黒髪に赤いメッシュが入ったかのような地毛が特徴的(赤毛の母親、黒髪の父親の遺伝)。本編の15年前(新暦4944年頃)に両親が事故で相次いでこの世を去ったことで、幸せな少年時代と決別。バゴニアにあった母系の実家は、祖母が投資詐欺の被害者になった影響でファングを引き取れず、そのままラングランに国籍を置き続けることになったようだ。ラングラン近衛騎士団入団までにどのような過程を踏んだのかは明かされていない。
   −
ラ・ギアス人は[[プラーナ]]が弱く、そのために[[魔装機]]操者として地上人を召喚していたのだが、ファングは例外的にプラーナが高く(温厚なラ・ギアス人の中では感情の起伏が激しいとされている)、ラ・ギアス人でありながら正式な魔装機操者として[[テストパイロット]]をこなしていた(ちなみにゼオルートはプラーナが弱いためか、[[ギオラスト]]に乗っていながら正式な魔装機操者として扱われていない)。そのため、地上人が魔装機に乗ることに対しては否定的だった(どうも、[[ルビッカ・ハッキネン|ルビッカ]]のような人間が召喚されたこともこの考えに影響しているようである)。弟弟子であるマサキに対しても当初は徹底して敵対視していたが、それを心配したゼオルートにより、テロリスト相手にマサキと腕試し(どちらがより多くテロリストの魔装機を落とせるか。テロリストにとっては迷惑以外の何物でもない)をすることになり、そこで自らを破ったマサキに謝罪、マサキも「運が良かっただけ」とファングの実力を認め、良きライバルとして友情を築き合う(ただし、マサキが負けた場合やパーフェクト勝ちした上で増長した選択を取ると仲が悪いままである)。一方で自分の上を行くマサキに対して暗い感情を抱いていたようである。
+
幼少期、郷土で行われた少年剣術大会で優勝をおさめるなど、年端もいかぬ子供の頃から既に非凡な存在であった。学業も優秀だったと自ら申告している。15歳の成人後、文武に優れた者しか選別されないと言われるラングラン近衛騎士団に入団を果たしている事から、この自己申告を疑う必要はない。このように、弟弟子にあたる[[マサキ・アンドー]]と違って文武両道を体現した好青年であるが、PCなどの電子機器の操作は不得手。一時期、彼が着用していた右目のモニターグラス(某スカウターらしきもの)はその欠点を補うためのものだったのかもしれない。なお、魔装機操縦の操作の比重が操者の心と思念にかかっているため、OSなどの仕組みに明るくないファングでも自在に扱える。
   −
[[地上人召喚事件]]においてはフェイルロード軍に所属しており、マサキとは別行動を取っていたが、フェイルがマサキに倒された後、両者の事情を知らぬままマサキへの憎しみを抱いて行方をくらまし、LOE第二章ではバゴニア軍([[エル・バドレル]])の[[傭兵]]となってマサキ達への復讐を目論む。
+
他の短所として、武骨でプライドが高く思い込みの激しい部分を挙げられているが、実力を認めた相手にはわりと気さくに接する一面を持つ。作中、ゼオルートからは「照れ屋」、マサキからは「頭に血が上ると何するかわからない」と評され、マサキのその発言を聞いたリューネに言わせれば「(マサキとは)似た者同士」。
   −
しかし、戦いの中、マサキが決して望んでフェイルを討ったわけではないこと、そして自身の行動が逆にフェイルの名を汚すものであったことを知り、絶望する。そこで(ルートによって展開が異なるが)マサキの叱咤激励を受け、魔装機操者としてマサキ達の下へ舞い戻り、共に戦う。
+
その性格から漫画『DRAGON BALL』におけるベジータ的な存在としてファンに認識されている。
   −
魔装機神IIの時点では性格が丸くなったことが指摘されている。
+
=== [[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] ===
 +
剣皇[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]の弟子として登場。高いプラーナを生かして正魔装機の[[テストパイロット]]を務めていた(ちなみにゼオルートはプラーナが弱いためか、[[ギオラスト]]に乗っていながら正式な魔装機操者として扱われていない)。彼が試験運用した魔装機は[[ガルガード]]と[[ラストール]]の2体。いずれも「魔装機計画」の後期の完成した高性能魔装機であり、このふたつに携われた彼の技量の高さが窺い知れる。王都でお披露目された「御前試合」ではヤンロンの[[グランヴェール]]を、ハンデありの状態とはいえ(グランヴェールはファミリアとメギドフレイムが封印されていた)ラストールで打ち破ったことがある。
   −
彼の外見的な特徴として、黒髪に赤いメッシュが入ったような髪色の他、某スカウターらしきものを常に着用しており、さらにその性格から漫画『DRAGON BALL』におけるベジータ的な存在としてファンに認識されている。しかも[[友情]]を最後に覚える辺り、制作側も意図してツンデレキャラにしているのかもしれない。
+
ラ・ギアス人は[[プラーナ]]が弱く、必要な数の[[魔装機]]操者候補を募るべく「地上人召喚計画」を実行していた背景があるのだが、その過程で[[ルビッカ・ハッキネン|ルビッカ]]のような人間が召喚されたこともあり、地上人に否定的。この世界の平和はこの世界の住人が守るべきという堅い固定観念を持っていた。弟弟子であるマサキに対しても当初は徹底して敵対視していたが、それを心配した師ゼオルートは、「ラングラン解放戦線」の構成員を相手にした腕試し(どちらがより多くテロリストの魔装機を落とせるか。テロリストにとっては迷惑以外の何物でもない)を提案。両者のわだかまりを解こうとしている。
   −
マサキも認めるその実力は本物で、御前試合ではヤンロンの[[グランヴェール]]を(グランヴェールはファミリアとメギドフレイムが封印された状態で、ファングは相性のいいラストールに乗っていたとはいえ)打ち破ったことがある。また、「どんな機体でも乗りこなして見せる」と豪語するとおり、敵としても味方としても幾度となく乗り換えた機体の全てを使いこなしている。ちなみに彼は大地系以外の全ての属性の魔装機に乗ったことがある(なお、[[ロドニー・ジェスハ|ロドニー]]は全ての属性の魔装機に乗ったことがある)。
+
その戦場で行われた賭け試合の撃破数でファングはマサキに敗北しており、勝者マサキが「運が良かっただけ」と互いの実力を認めあうかたちに収めたことで二人は一時和解した(ただし、マサキが負けた場合やパーフェクト勝ちした上で増長した選択を取ると仲が悪いままである)。しかし、王都の「御前試合」準決勝戦でハンデ有のサイバスターに搭乗したマサキに敗れたことで剣士の矜持に強い精神的衝撃を被り、自分の上を行くマサキに対して暗い感情を抱くことになる。
   −
魔装機神IのEDではルートによってかなり動向が異なり、マサキに完敗を認めてさらに修行に励むか、自分の心の淀みを克服するべく修行の旅に出るか、ウェンディの死を悼むかの3通りである。
+
=== [[春秋戦争]]([[地上人召喚事件]])~[[三國戦争]] ===
 +
第一王子[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]に忠誠を誓い、彼の義勇軍に所属。マサキとは別行動を取っていた。
 +
フェイルがマサキに倒された後、両者の事情を知らぬままマサキへの憎しみを抱き行方をくらまし、第二章でバゴニア軍([[エル・バドレル]])の[[傭兵]]となってマサキ達への復讐を目論む。
   −
また、彼の特徴的な髪色は魔装機神IIIにて'''実は地毛だった'''ことが判明している。赤は母親、青は父親からの遺伝らしい。
+
しかし、戦いの中、マサキが決して望んでフェイルを討ったわけではないこと、そして自身の行動が逆にフェイルの名を汚すものであったことを知り、絶望する。そこで(ルートによって展開が異なるが)マサキの叱咤激励を受け、魔装機操者としてマサキ達の下へ舞い戻り、共に戦う。魔装機神IのEDではルートによってかなり動向が異なり、マサキに完敗を認めてさらに修行に励むか、自分の心の淀みを克服するべく修行の旅に出るか、ウェンディの死を悼むかの3通りである。
 +
 
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=== 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD([[シュテドニアス南北戦争]]) ===
 +
相変わらず血気盛んではあるものの、当初の隔意はもはやすっかりと鳴りを潜めた。新設された「[[アンティラス隊]]」では情報部所属を自ら志願。長であるセニアに積極的に自己アピールしはじめる。
 +
 
 +
=== 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE ===
 +
服装を一新。右目から外されたモニターグラスは展開次第でアンティラスショップの限定販売グッズとして商品化される。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
 
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
:プロフィール通り。設定を忠実に再現してプラーナの値はラ・ギアス人の中ではトップクラス。仲間にする条件が若干面倒だが、それに見合うだけの活躍を見せてくれる。乗ってくるジェイファーも非常に優秀。苦悩を乗り越えて道を選び取るファングだけに、最後に[[友情]]を覚えるのが彼らしい。なお、基本的に乗り換えがない作品にも関わらず、前述の通りこれでもかというくらい機体を乗り換える。彼の自称通り、どの魔装機に乗っていても総じて強いので、安心して任せられる。第一章では[[ガルガード]]→[[ラストール]]と乗り換えたので勘違いしがちだが、第二章ではどのルートを通ろうが仲間になったときには[[ジェイファー]]に乗る。ジノが仲間にならなかったからといってラストールには乗らないので注意。
+
:プロフィール通り。設定を忠実に再現してプラーナの値はラ・ギアス人の中ではトップクラス。仲間にする条件が若干面倒だが、それに見合うだけの活躍を見せてくれる。彼との賭け試合が分岐条件となっているため重要人物であることにかわりはない。乗ってくるジェイファーも非常に優秀。苦悩を乗り越えて道を選び取るファングだけに、最後に[[友情]]を覚えるのが彼らしい。なお、基本的に乗り換えがない作品にも関わらず、前述の通りこれでもかというくらい機体を乗り換える。彼の自称通り、どの魔装機に乗っていても総じて強いので、安心して任せられる。第一章では[[ガルガード]]→[[ラストール]]と乗り換えたので勘違いしがちだが、第二章ではどのルートを通ろうが仲間になったときには[[ジェイファー]]に乗る。ジノが仲間にならなかったからといってラストールには乗らないので注意。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
 
:PSP版で音声台詞の追加。
 
:PSP版で音声台詞の追加。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
:ストーリー中盤でロドニーが政治家になったことで空席となった[[ギオラスト]]の操者となり、ザッシュと共にアンティラス隊に合流する。登場が遅いのでスキルの育成には苦労する。能力は高いのだが、ギオラストが柔らかいのが難点で、結果、後方からハイパーレールキャノンを撃つのが一番安定している。問題は、初登場シナリオにおいて無改造のギオラストで[[エラン・ゼノサキス|エラン]]と対決させられるせいで、弱い印象が付いてしまうこと。<br />前作から最長でも2ヶ月程度しか経っていないことを考えると、ファングは前作のテューディルート準拠の設定と思われる(邪神ルートでは旅に出ているはずのため)。
+
:ストーリー中盤でロドニーが政治家になったことで空席となった[[ギオラスト]]の操者となり、ザッシュと共にアンティラス隊に合流する。登場が遅いのでスキルの育成には苦労する。能力は高いのだが、ギオラストが柔らかいのが難点で、結果、後方から「ハイパーレールキャノン」を撃つ役割が無難。問題は、初登場シナリオにおいて無改造のギオラストで[[エラン・ゼノサキス|エラン]]と対決させられるせいで、弱い印象が付いてしまうこと。
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:前作から最長でも2ヶ月程度しか経っていないことを考えると、ファングは前作のテューディルート準拠の設定と思われる(邪神ルートでは旅に出ているはずのため)。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
:第一弾PVにて登場。服装が変更しており、遂にバンダナとスカウターを外した。今回は新型機である[[ギオリアス]]に乗り換えている。今回は序盤から合流し頼りになる兄貴分として描かれる…が、中断メッセージではキャラが完全にぶっ壊れており普段のストイックさは見る影もないが、そこはセニアの言うとおり「ファングっぽいモノ」と思うことにしておこう(その発言の後名前欄も「ファングっぽいモノ」になるので)。
+
:第一弾PVにて登場。服装が変更され、遂にバンダナとモニターグラスを外した(心境の変化にともない「錬功」も消失)。今回は新型機である[[ギオリアス]]に搭乗。序盤から合流する頼りになる兄貴分として描かれる…が、中断メッセージではキャラが完全にぶっ壊れており普段のストイックさは見る影もない。そこはセニアの言うとおり「ファングっぽいモノ」と思うことにしておこう(その発言の後名前欄も「ファングっぽいモノ」になるので)。
:バゴニアルートでは実質的な主人公として活躍し、乗機のギオリアスもギオリアス・ロイへと強化される。他にも、必殺技習得イベントもあるなどまさにスパロボの主人公キャラ同然と言える。また、セニアとの関係も水面下ながら多少進展する(当人にその認識はないが)。トゥルーエンドの条件にもなっているので、きっちり育てていこう。
+
:バゴニアルートでは実質的な主人公として活躍し、乗機のギオリアスもギオリアス・ロイへと強化される。他にも、必殺技習得イベントもあるなどまさにスパロボの主人公キャラ同然と言える。また、セニアとの関係も水面下ながら多少進展する(セニアの認識はまだ浅いが)。トゥルーエンドの条件にもなっているので、きっちり育てていこう。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
;[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]
  −
:師匠。ファングが尊敬している人物。
   
;[[マサキ・アンドー]]
 
;[[マサキ・アンドー]]
:弟弟子で自他共に認める良き[[ライバル]]。マサキを誤解から裏切ってしまったことには最後まで罪悪感を持っていたが、裏切り行為を気にしないマサキに対して、完敗を認めるEDがある。EDでは前述以外には心を強くするために修行に出るものもあり、自分に厳しい性格であることがわかる。<br />魔装機神IIではその確執が既に解決しているため、気心の知れた友人といっていいくらい仲が良い様子を見せている。
+
:弟弟子で自他共に認める良き[[ライバル]]。マサキを誤解から裏切ってしまったことには最後まで罪悪感を持っていたが、裏切り行為を気にしないマサキに対して、完敗を認めるEDがある。EDでは前述以外には心を強くするために修行に出るものもあり、自分に厳しい性格であることがわかる。
;[[プレシア・ゼノサキス]]
+
:魔装機神IIではその確執が既に解決しているため、気心の知れた友人といっていいくらい仲が良い様子を見せている。
:ゼオルートの娘。ファングはプレシアが戦場に出ていることを知らなかったため、彼女が[[ディアブロ]]に乗っていたことに驚くが、「今は敵」と割り切って攻撃してくる。
+
;[[リューネ・ゾルダーク]]
 +
:直接の絡みはほとんどないが、IIのある場面で、リューネが自分用に調整して使っていたトレーニングマシンをそのまま使おうとして脱臼しかけてしまったことがマサキの口から語られている。
 +
;[[シュウ・シラカワ]]
 +
:師ゼオルートの仇なのだが、作中2人が会話することは全くない。ただしIIでの戦闘台詞では、シュウに不信感を抱いている旨を明らかにする。
 +
 
 +
=== [[神聖ラングラン王国]] ===
 +
;グッデン・ザン・ビシアス
 +
:父親。魔装機神IIIの15年前に起きた事故で妻とともに他界している。
 +
;スラニス
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:母親。赤毛の女性。聡明な人間だったらしく、練金学士としてラングランの王室アカデミーが管理する実験島でグラギオスの実験に関与していた。事故死したといわれているが、その真偽は不明。
 
;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]
 
;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]
 
:主君。彼に対する忠誠が皮肉にもファングを暴走させることに。ちなみにゲーム中、2人が会話する場面は実は存在しない。
 
:主君。彼に対する忠誠が皮肉にもファングを暴走させることに。ちなみにゲーム中、2人が会話する場面は実は存在しない。
 
;[[セニア・グラニア・ビルセイア]]
 
;[[セニア・グラニア・ビルセイア]]
 
:主君の妹。マサキ達と合流した際に[[アゲイド|アゲイド+]]の解体を彼女に依頼する。また、リメイク版ではすき焼きパーティーの時に「もっと愛想良くするように」と彼女に言われている。魔装機神IIではなんと彼女の使いっ走りと化してしまった(ファング自身は「忠臣」と言い張っているが)。彼女に対して想いを寄せていると取れる描写もあるが、単に忠誠の延長なのかそうでないのかは明言されていない。IIIでは、一応セニアも好意とは言えないまでも気になっている様子が見れる。
 
:主君の妹。マサキ達と合流した際に[[アゲイド|アゲイド+]]の解体を彼女に依頼する。また、リメイク版ではすき焼きパーティーの時に「もっと愛想良くするように」と彼女に言われている。魔装機神IIではなんと彼女の使いっ走りと化してしまった(ファング自身は「忠臣」と言い張っているが)。彼女に対して想いを寄せていると取れる描写もあるが、単に忠誠の延長なのかそうでないのかは明言されていない。IIIでは、一応セニアも好意とは言えないまでも気になっている様子が見れる。
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;[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]
 +
:師匠。ゼノサキス東宗家の当主。ファングが尊敬している人物。
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;[[プレシア・ゼノサキス]]
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:ゼオルートの娘。ファングはプレシアが戦場に出ていることを知らなかったため、彼女が[[ディアブロ]]に乗っていたことに驚くが、「今は敵」と割り切って攻撃してくる。
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;[[ゼツ・ラアス・ブラギオ]]
 +
:宿敵。シュメルを無残な姿にしたこと等に強い恨みを抱き、ルートによっては単身戦いに挑む。ルート次第でファングが「よくも俺をたばかってくれたな」と発言し、ゼツが「騙される貴様が悪い」と言っているため、(おそらくフェイル関連のことで)マサキ達への憎しみを煽ったと思われる。
 +
;[[エラン・ザン・ゼノサキス]]
 +
:ゼノサキス南宗家の当主。IIでは初登場時に彼と対峙し、新旧ライバル対決となる。ファングはエランの素性をある程度知っているようであり、「ゼノサキス一族の面汚し」と痛罵していた。
 +
;[[ツレイン・ザン・レカニバン]]
 +
:過去の経緯もあってか彼からは懐疑的に見られており、魔装機神IIIのバゴニアルートでは誤解から彼に殴られる一幕もあったが、後に和解し彼にアドバイスを贈っている。
 +
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=== [[アンティラス隊]] ===
 
;[[レベッカ・ターナー]]
 
;[[レベッカ・ターナー]]
 
:恋愛に対して耳ざとく、しかも口が軽いため、セニアへの想いを気付かれた場合の対策として、口止め料代わりの酒を用意している。速攻でバレて切り札を早々に切ることになるが。
 
:恋愛に対して耳ざとく、しかも口が軽いため、セニアへの想いを気付かれた場合の対策として、口止め料代わりの酒を用意している。速攻でバレて切り札を早々に切ることになるが。
 +
;[[ガエン]]
 +
:IIの戦闘デモにて対決…しているのはいいのだが、実のところ、この2人がゲーム中に対決することはない。そのため、「[[声優ネタ|ファング役の中村悠一対ガエン役の杉田智和というネタ]]」と受け取ったプレイヤーもいる。(中村悠一と杉田智和は親友として知られている)。更に某格闘ゲームネタでもあると思われる(その格闘ゲームの主人公の声優を杉田氏が、ラスボスの声優を中村氏が担当している為)。
 +
 +
=== [[バゴニア連邦共和国]] ===
 
;[[ジノ・バレンシア]]
 
;[[ジノ・バレンシア]]
:バゴニア軍少佐で、シュメルの弟子。バゴニア軍同士で気が合ったようで、ジノが仲間になるルートではエンディングでバゴニアに帰還した彼を見送れなかったことを悔やむ場面がある。一方で、ファングが仲間にならないルートでは復讐心を諫めるジノに対して全く聞く耳を持っていなかったりする。
+
:剣聖シュメルの弟子。バゴニア軍からアンティラス隊に転向した軍人。ジノが仲間になるルートではエンディングでバゴニアに帰還した彼を見送れなかったことを悔やむ場面がある。一方で、ファングが仲間にならないルートでは復讐心を諫めるジノに対して全く聞く耳を持っていなかったりする。
;[[リューネ・ゾルダーク]]
  −
:直接の絡みはほとんどないが、魔装機神IIでは、リューネが自分用に調整して使っていたトレーニングマシンをそのまま使おうとして脱臼しかけてしまったことがマサキの口から語られている。
   
;[[シュメル・ヒュール]]
 
;[[シュメル・ヒュール]]
 
:ゼオルートの好敵手。直接会話することはないが、ルートによっては彼がゼツに無残な姿にされたことに激怒して単身ゼツに戦いを挑む。
 
:ゼオルートの好敵手。直接会話することはないが、ルートによっては彼がゼツに無残な姿にされたことに激怒して単身ゼツに戦いを挑む。
;[[ゼツ・ラアス・ブラギオ]]
+
;[[ワッシャー・ニールカン]]
:宿敵。シュメルを無残な姿にしたこと等に強い恨みを抱き、ルートによっては単身戦いに挑む。ルート次第でファングが「よくも俺をたばかってくれたな」と発言し、ゼツが「騙される貴様が悪い」と言っているため、(おそらくフェイル関連のことで)マサキ達への憎しみを煽ったと思われる。
+
:母方の祖父(スラニスの父親)にしてヴォルクルス教団の司教。創造神グラギオスの力でファングの両親と祖母を蘇らせようとするが……。
;[[シュウ・シラカワ]]
+
;[[ムデカ・ラーベンス]]
:師ゼオルートの仇なのだが、作中2人が会話することは全くない。ただしIIでの戦闘台詞では、シュウに不信感を抱いている旨を明らかにする。
+
:バゴニア出身の青年。現在は[[反アンティラス隊]]に所属。かつて剣術大会でファングに負けたことを根に持ち、ファングを付け狙うが、当のファングは彼のことを全く覚えていなかった。しかし、あまりのしつこさにファングも辟易してかつての自分の行動を反省することになった。なお、このときの大会(ビエンド杯)はファングが制している。
 +
 
 +
=== 傭兵 ===
 
;[[ルビッカ・ハッキネン]]
 
;[[ルビッカ・ハッキネン]]
 
:彼のような人物が召喚されたこともあってか、当初は地上人が魔装機に乗ることに否定的だった。
 
:彼のような人物が召喚されたこともあってか、当初は地上人が魔装機に乗ることに否定的だった。
;[[ツレイン・ザン・レカニバン]]
  −
:過去の経緯もあってか彼からは懐疑的に見られており、魔装機神IIIのバゴニアルートでは誤解から彼に殴られる一幕もあったが、後に和解し彼にアドバイスを贈っている。
  −
;[[ガエン]]
  −
:魔装機神IIの戦闘デモにて対決…しているのはいいのだが、実のところ、この2人がゲーム中に対決することはない。そのため、「[[声優ネタ|ファング役の中村悠一対ガエン役の杉田智和というネタ]]」と受け取ったプレイヤーもいる。(中村悠一と杉田智和は親友として知られている)。更に某格闘ゲームネタでもあると思われる(その格闘ゲームの主人公の声優を杉田氏が、ラスボスの声優を中村氏が担当している為)。
  −
;[[エラン・ゼノサキス]]
  −
:魔装機神IIでは初登場時に彼と対峙し、新旧ライバル対決となる。ファングはエランの素性をある程度知っているようであり、「ゼノサキス一族の面汚し」と忌み嫌っている。
  −
;[[ムデカ・ラーベンス]]
  −
:かつて剣術大会でファングに負けたことを根に持ち、ファングを付け狙うが、当のファングは彼のことを全く覚えていなかった。しかし、あまりのしつこさにファングも辟易してかつての自分の行動を反省することになった。なお、このときの大会(ビエンド杯)はファングが制している。
  −
;[[グッデン]]、[[スラニス]]
  −
:両親でファングの髪の色は彼ら譲りである。魔装機神IIIの15年前に起きた事故で他界している。
  −
;[[ワッシャー・ニールカン]]
  −
:母方の祖父にしてヴォルクルス教団の司教。創造神グラギオスの力でファングの両親と祖母を蘇らせようとするが……。
      
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
格闘と射撃のどちらもそつなくこなせる。
+
格闘と射撃のどちらもそつなくこなせる。神祇無窮流を高度に修めた人間の特徴として回避力も高い。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
ひらめきを習得しないIIでは、ボス級に戦闘を挑むのに警戒を必要とする。
+
「ひらめき」を習得しないIIでは、ボス級に戦闘を挑むのに警戒を必要とする。IIIは「直感」を習得する。
 
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
 
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
 
:[[根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[気合]]、[[友情]]
 
:[[根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[気合]]、[[友情]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
:[[集中]]、ド根性、[[気合]]、[[錬功]]、[[熱血]]、自由選択
+
:[[集中]]、[[ド根性]]、[[気合]]、[[錬功]]、[[熱血]]、自由選択
 +
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE|魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
 +
:[[集中]]、ド根性、[[直感]]、[[突破]]、[[魂]]、自由選択
    
=== [[特殊技能]] ===
 
=== [[特殊技能]] ===
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