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*キャラクターデザイン:河野さち子
 
*キャラクターデザイン:河野さち子
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[[ウェンディ・ラスム・イクナート|ウェンディ]]の双子の姉。母体内で出産を迎える前に死んでしまっていたのだが、魂はウェンディの中で思念という形で生き続けており、記憶や感情も共有している。妹の成長に伴い好奇心もある程度発達したらしく、王室アカデミーに在籍していた頃のウェンディを操り糸で手繰るようにして[[ゼルヴォイド]]の情報にアクセスさせている。
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[[ウェンディ・ラスム・イクナート|ウェンディ]]の双子の姉。出産を迎える前、母体内にいた時点で肉体的に死を迎えた存在。しかし、魂はウェンディの中で思念(生霊)という形で生き続けており、記憶や感情も共有していた。妹の成長に従うかたちで彼女の心と精神も発達していったようで、ウェンディが王室アカデミーに在籍していた頃、操り糸で手繰るようにして考古学アーカイブに保存されていた[[ゼルヴォイド]]の外装情報にアクセスさせている。この経緯をみてもわかるとおり、宿り主である妹の肉体への干渉力は非常に強い。
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ラングラン王都壊滅の際のウェンディの負傷を契機として、時々ウェンディに語りかけてくるようになる。はじめはウェンディに協力的だったようだが、次第にウェンディ曰く「闇しかなかった」という本性を露にし、ウェンディの意識が弱っている時は体を乗っ取るまでになった(その際彼女の青い髪の毛と瞳が赤くなる)。服の色も赤く変わるが、実際に変化しているのかイメージ的なものなのかは不明(特に一時的な入れ替わりの場合は)。
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当初は妹の目を通して世界と知識に触れるだけで充分な満足を得ていたようだが、優れた知識に追随する肉体を持てない自身の境遇に不満がなかったわけでもない。自己発現を求めるテューディの鬱屈は、次第に世界(ラ・ギアス)と寄生木である妹の魂に向けられていく。
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一人の人間として生きることができなかったことに怨念を抱いている。また、愛情に飢えている面があり、ウェンディと感情を共有していたせいか、その欲求は[[マサキ・アンドー|マサキ]]に向けられる。一種の霊体であるせいか、[[プラーナ]]の強さは[[魔装機神シリーズ]]に登場するキャラの中でもトップクラスである。そのためか、[[魔装機]]に搭乗することは容易かった。
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ラングラン王都壊滅(魔力弾事件)に巻き込まれたウェンディの負傷療養を契機として、その潜伏を放棄。妹の意識と本格的な対話を開始する。はじめはウェンディに協力的な姿勢をみせたが、次第にウェンディ曰く「闇しかなかった」という本性を露にし、ウェンディの意識が弱まる時には体を乗っ取るまでになった(その際彼女の青い髪の毛と瞳が赤くなる)。服の色も赤く変わるが、実際に変化しているのかイメージ的なものなのかは不明(特に一時的な入れ替わりの場合は)。
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かつては一人の人間として生きることができなかったことに怨念を抱いていた。また、愛情に飢えている面もあり、ウェンディと感情を共有していたせいか、その欲求は[[マサキ・アンドー|マサキ]]に向けられている。一種の霊体であるせいか、[[プラーナ]]の強さは[[魔装機神シリーズ]]に登場するキャラの中でもトップクラスである。そのためか、[[魔装機]]に搭乗することは容易かった。
    
おそらくウェンディ以上の頭脳の持ち主であり、幻の17番目の[[魔装機]][[イスマイル]]を最強クラスの性能にまで引き上げたり、[[デュラクシール]]の設計図を完璧に記憶し、その記憶だけで機体を作り上げたりするなど、魔装機の設計・整備については天性の資質を持っていたようである。
 
おそらくウェンディ以上の頭脳の持ち主であり、幻の17番目の[[魔装機]][[イスマイル]]を最強クラスの性能にまで引き上げたり、[[デュラクシール]]の設計図を完璧に記憶し、その記憶だけで機体を作り上げたりするなど、魔装機の設計・整備については天性の資質を持っていたようである。
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