差分
→十二のスフィア
;牡羊座(アリエス→[[アリエティス]])
;牡羊座(アリエス→[[アリエティス]])
:『'''偽りの黒羊'''』のスフィアとして[[アイム・ライアード]]が所持。[[アリエティス]]により運用が可能。「自分を守るための嘘」によって覚醒し、自身・他者問わず「嘘」によって活性化する。'''同調の度合いが低くても覚醒者を自分の意に添うように動かす'''など怖い方向で確固たる意思を持っており、アリエティス自体もこのスフィアがアイムと名乗る前の彼をコントロールして作らせた。同調が進むと覚醒者は感情の高ぶりに伴って嘘か本当か以前に意味のある事が喋れなくなるが、この反作用に限れば'''実は現状一番安全なスフィアだったりする(他のスフィアが肉体か精神に重大な負荷をかけているのに対し、このスフィアの反作用はある意味非常に軽い上に感情が高ぶらなければ起きないため)'''。さらに同調すると真の力である「真偽の境界の歪曲」を発現し、自らの死を偽り、自身の嘘(=偽物。要は実体を伴った分身)をいくらでも生成できる能力を得る。アサキムに奪われたと思われていたが、再世篇では「自分が死んだ」という稀代の大嘘を実行して生存したアイム共々再登場を果たした。最後にはユーサーに討たれたことでその手に渡った。<br />性格分類においては、「強い自意識」を司るとされ、自分を守るための意志が転じて嘘全般を力とすると思われる。タロットでは「皇帝」のアルカナと関連付けられる。このカードのデザインは「社会的権力の象徴」を意味し、更に逆位置が'''「無責任」'''を意味しているので社会的地位に執着して嘘をつき続け、覚醒後も影響を考えずに嘘をまき散らして混乱を巻き起こしたアイムに相応しいと言える。割り振りは男性。<br />ちなみに「黒羊」と言うが、牡羊座は「白羊宮」である(黒毛と偽る羊=白毛の羊、ということか?)。
:『'''偽りの黒羊'''』のスフィアとして[[アイム・ライアード]]が所持。[[アリエティス]]により運用が可能。「自分を守るための嘘」によって覚醒し、自身・他者問わず「嘘」によって活性化する。'''同調の度合いが低くても覚醒者を自分の意に添うように動かす'''など怖い方向で確固たる意思を持っており、アリエティス自体もこのスフィアがアイムと名乗る前の彼をコントロールして作らせた。<br />同調が進むと覚醒者は感情の高ぶりに伴って嘘か本当か以前に意味のある事が喋れなくなるためクロウをして「相当なもの」と言わしめたが、この反作用に限れば'''実は現状一番安全なスフィアだったりする(他のスフィアの反作用が肉体か精神への重大な負荷であるのに対し、このスフィアの反作用は比較的だがある意味非常に軽い上に感情が高ぶらなければ起きないため。劇中では言及されなかったが、手話や筆談で克服できる可能性も極めて高い)'''。さらに同調すると真の力である「真偽の境界の歪曲」を発現し、自らの死を偽り、自身の嘘(=偽物。要は実体を伴った分身)をいくらでも生成できる能力を得る。アサキムに奪われたと思われていたが、再世篇では「自分が死んだ」という稀代の大嘘を実行して生存したアイム共々再登場を果たした。最後にはユーサーに討たれたことでその手に渡った。<br />性格分類においては、「強い自意識」を司るとされ、自分を守るための意志が転じて嘘全般を力とすると思われる。タロットでは「皇帝」のアルカナと関連付けられる。このカードのデザインは「社会的権力の象徴」を意味し、更に逆位置が'''「無責任」'''を意味しているので社会的地位に執着して嘘をつき続け、覚醒後も影響を考えずに嘘をまき散らして混乱を巻き起こしたアイムに相応しいと言える。割り振りは男性。<br />ちなみに「黒羊」と言うが、牡羊座は「白羊宮」である(黒毛と偽る羊=白毛の羊、ということか?)。
<!--:ラッキーカラーはピンク、赤、真紅の3色。-->
<!--:ラッキーカラーはピンク、赤、真紅の3色。-->
;牡牛座(タウラス)
;牡牛座(タウラス)
<!--:ラッキーカラーはベージュと乳白色の2色。-->
<!--:ラッキーカラーはベージュと乳白色の2色。-->
;獅子座(レオ→[[ガンレオン]])
;獅子座(レオ→[[ガンレオン]])
:『'''傷だらけの獅子'''』のスフィアとして[[ランド・トラビス]]及び[[メール・ビーター]]が所持。[[ガンレオン]]により運用が可能。「心身問わず痛みに伴う叫び」によって覚醒するが活性化の条件は不明。複座機であるガンレオンと共に在ったことや、後述のタロットを考えると、二人一組で同調し、そのうち制御を担当する方(恐らく女性)の意思をキーに活性化すると思われる。同調が進むと覚醒者は次元力を使う度に反作用として激痛を伴う負荷(ランドの持つ強靭な肉体と精神で何とかしのげるレベル)がかかるが、一過性のものでありアイムやセツコのように深刻な状態にはならない(無論、力を使わなければ何も起こらないし、ガンレオンはそもそもマグナモードにならないと次元力を使えない)ため、「他のスフィアと比較すれば」という枕詞がいるものの現在判明しているスフィアの中では偽りの黒羊の次に安全である。なお、このスフィアは次元力の抽出をメールが、その制御をランドが行うため、二人揃っていないと運用できない。<br />性格分類においては、大胆で激しいという性質とともに「力の象徴」を司っており、強い力を与えることが転じて痛みを引き金にすると考えられ、性質自体がランドの性格と一致している。タロットでは「力」のアルカナと関連付けられるが、このカードは本能を象徴するライオンとその制御を象徴する女性が描かれており、ランドの性格はこのカードの正位置(強固な意志・勇気・冷静など)と呆れるほど合致している。タロットも関連があるとするなら、おそらくメールがスフィアに取り込まれたのは偶然ではないと思われる。割り振りは男性。
:『'''傷だらけの獅子'''』のスフィアとして[[ランド・トラビス]]及び[[メール・ビーター]]が所持。[[ガンレオン]]により運用が可能。「心身問わず痛みに伴う叫び」によって覚醒するが活性化の条件は不明。複座機であるガンレオンと共に在ったことや、後述のタロットを考えると、二人一組で同調し、そのうち制御を担当する方(恐らく女性)の意思をキーに活性化すると思われる。同調が進むと覚醒者は次元力を使う度に反作用として激痛を伴う負荷(ランドの持つ強靭な肉体と精神で何とかしのげるレベル)がかかるが、一過性のものでありアイムやセツコのように深刻な状態にはならない(無論、力を使わなければ何も起こらないし、ガンレオンはそもそもマグナモードにならないと次元力を使えない)ため、「他のスフィアと比較すれば」という枕詞がいるものの現在判明しているスフィアの中では偽りの黒羊の次に安全である。なお、このスフィアは次元力の抽出をメールが、その制御をランドが行うため、二人揃っていないと運用できない。<br />性格分類においては、大胆で激しいという性質とともに「力の象徴」を司っており、強い力を与えることが転じて痛みを引き金にすると考えられ、性質自体がランドの性格と一致している。タロットでは「力」のアルカナと関連付けられるが、このカードは本能を象徴するライオンとその制御を象徴する女性が描かれており、ランドの性格はこのカードの正位置(強固な意志・勇気・冷静など)とも呆れるほど合致している。タロットも関連があるとするなら、おそらくメールがスフィアに取り込まれたのは偶然ではないと思われる。割り振りは男性。
<!-- :ラッキーカラーはオレンジとゴールドの2色。 -->
<!-- :ラッキーカラーはオレンジとゴールドの2色。 -->
;乙女座(ヴァルゴ→[[バルゴラ・グローリー]])
;乙女座(ヴァルゴ→[[バルゴラ・グローリー]])
<!--:ラッキーカラーは銀、水色、ピンクの3色。-->
<!--:ラッキーカラーは銀、水色、ピンクの3色。-->
;天秤座(リーブラ→[[リ・ブラスタ]])
;天秤座(リーブラ→[[リ・ブラスタ]])
:『'''揺れる天秤'''』のスフィアとして[[クロウ・ブルースト]]が所持。[[ブラスタ]]および[[リ・ブラスタ]]により運用が可能。「折れることのない強い意志」によって覚醒及び活性化し、同調が進むと覚醒者は次元力行使の際、思考が固定されて正常な判断が出来なくなる。さらに、意志の遂行を阻む者は味方だろうと排除すると推測されている。この際、暴走したキャラを止める鉄板である「仲間の呼び掛け」は一切効果がなかった。その様は、まさに北欧神話の伝承に登場する異能の戦士ベルセルク(狂戦士)そのものである。ただしクロウの場合、金に対する執着がそのまま残るため、同調率が上がると金の音を鳴らす「コイン・ドロップ・システム」で自意識を保っている。このスフィアは[[カルロス・アクシオン・Jr.]]が[[トライア・スコート]]の元へ「VX」として持ち込み、さらに元を辿ればエルガンがアクシオン財団に持ち込んだものである。<br />あまりにバカバカしい対応策や、あっさり対処されたことから見落とされがちだが、「反作用に自分の意思で対処する」ことが出来ないため、実は現状判明している中ではトップクラスに危険なスフィアである([[ゼロシステム]]を極端にしたような状態となる他、間接的にだが'''反作用の被害が他者に及ぶ''')。しかもクロウの場合、'''借金がないと制御できない'''という事になり、挙句の果てに'''当人もそれに気づいている'''。<br />性格分類においては、自由を愛し執着しない「無頓着」を司り、逆に言えば「自由に執着している」ということである。このため、自由(=自分の意思による選択)に縛られ、それを阻む全てを拒絶し、迷いを生む要素を全てシャットアウトする性質があると思われる。それでもなおコインの音で意志を取り戻せるのは、借金という不自由の象徴を連想させるためと考えられる。また、コインは「自由を阻む」という意志を持ってないことも、彼の耳に届く理由であるとも考えられる。タロットでは「正義」のアルカナと関連付けられるので、このスフィアにとっては「どんな形であれ'''折れることのない強い意志こそが正義'''」である可能性は高く、それを証明できる者が力を引き出せるということかもしれない(実際、クロウの意志の強さは全編を通じて随所で描写されている)。このカードには天秤が描かれているが、左右の皿のサイズが異なっている。公平とは対称でないことを示しており、割に合わない借金を背負うが、それがないと己を保てないクロウをイメージさせる。ちなみに、正義の正位置は'''『誠意』(例:借金を全うに返済する意思)を意味し'''、逆位置は'''『被告人』(例:借金を返せない人)を意味する。'''<br />また、天秤は弁護士の象徴である。すなわち、片方には罪(例:過ぎた力を求める)、片方には罰(例:借金を負う)が乗せられるということである。クロウが過ぎた自由や力などを求める限り、借金から逃げられないのだろうか。<br />互いに強い意志をキーとするためか「尽きぬ水瓶」との相性が良好。割り振りは男性。
:『'''揺れる天秤'''』のスフィアとして[[クロウ・ブルースト]]が所持。[[ブラスタ]]および[[リ・ブラスタ]]により運用が可能。「折れることのない強い意志」によって覚醒及び活性化し、同調が進むと覚醒者は次元力行使の際、思考が固定されて正常な判断が出来なくなる。さらに、意志の遂行を阻む者は味方だろうと排除すると推測されている。この際、暴走したキャラを止める鉄板である「仲間の呼び掛け」は一切効果がなかった。その様は、まさに北欧神話の伝承に登場する異能の戦士ベルセルク(狂戦士)そのものである。ただしクロウの場合、金に対する執着がそのまま残るため、同調率が上がると金の音を鳴らす「コイン・ドロップ・システム」で自意識を保っている。このスフィアは[[カルロス・アクシオン・Jr.]]が[[トライア・スコート]]の元へ「VX」として持ち込み、さらに元を辿ればエルガンがアクシオン財団に持ち込んだものである。<br />あまりにバカバカしい対応策や、あっさり対処されたことから見落とされがちだが、「反作用に自分の意思で対処する」ことが出来ないため、実は現状判明している中ではトップクラスに危険なスフィアである([[ゼロシステム]]を極端にしたような状態となる他、間接的にだが'''反作用の被害が他者に及ぶ''')。しかもクロウの場合、'''借金がないと制御できない'''という事になり、挙句の果てに'''当人もそれに気づいている'''。<br />性格分類においては、自由を愛し執着しない「無頓着」を司り、逆に言えば「自由に執着している」ということである。このため、自由(=自分の意思による選択)に縛られ、それを阻む全てを拒絶し、迷いを生む要素を全てシャットアウトする性質があると思われる。それでもなおコインの音で意志を取り戻せるのは、借金という不自由の象徴を連想させるためと考えられる。また、コインは「自由を阻む」という意志を持ってないことも、彼の耳に届く理由であるとも考えられる。タロットでは「正義」のアルカナと関連付けられるので、このスフィアにとっては「どんな形であれ'''折れることのない強い意志こそが正義'''」である可能性は高く、それを証明できる者が力を引き出せるということかもしれない(実際、クロウの意志の強さは全編を通じて随所で描写されている)。このカードには天秤が描かれているが、左右の皿のサイズが異なっている。公平とは対称でないことを示しており、割に合わない借金を背負うが、それがないと己を保てないクロウをイメージさせる。ちなみに、正義の正位置は'''『誠意』(例:借金を全うに返済する意思)を意味し'''、逆位置は'''『被告人』(例:借金を返せない人)を意味する。'''<br />また、天秤は弁護士の象徴である。すなわち、'''片方には罪(例:過ぎた力を求める)、片方には罰(例:借金を負う)'''が乗せられるということである。クロウが過ぎた自由や力などを求める限り、借金から逃げられないのだろうか。<br />互いに強い意志をキーとするためか「尽きぬ水瓶」との相性が良好。割り振りは男性。
<!--:ラッキーカラーは紫、ライトブルー、グリーンの3色。-->
<!--:ラッキーカラーは紫、ライトブルー、グリーンの3色。-->
;蠍座(スコーピオ)
;蠍座(スコーピオ)
<!--:ラッキーカラーはシルバー、マリンブルーの2色。-->
<!--:ラッキーカラーはシルバー、マリンブルーの2色。-->
アサキムはさらに詳細不明の残り6つのうち一つを所持している。タロットが所有者を表すとすると、可能性が高いのはタロットで悪魔と対の関係にある牡牛座辺りだろうか。牡牛座やそのアルカナである教皇から連想されるのも、ご丁寧に同一人物疑惑のあるマサキ(特にROE時)である。蠍座だとしたら「悪魔」「死神」とおよそ最悪のイメージがそろうため、特に嫌な組み合わせである。また、射手座や魚座でもあまり違和感はない(アサキムの行動は'''射手座が司る性格分類そのもの'''。また、魚座のアルカナである「月」は「内なる敵=裏切り者、あるいは'''味方の振りをした敵'''」を意味しており、ランド編における行動と照らし合わせると、これまたアサキムに相応しいと言える)。一方でZシリーズの主人公のスフィアは獅子座→乙女座→天秤座と順番に来ているので'''蠍座は次回作の主人公のスフィアとも受け取れる'''……が?
アサキムはさらに詳細不明の残り6つのうち一つを所持している。タロットが所有者を表すとすると、可能性が高いのはタロットで悪魔と対の関係にある牡牛座辺りだろうか。牡牛座やそのアルカナである教皇から連想されるのも、ご丁寧に同一人物疑惑のあるマサキ(特にROE時)である。蠍座だとしたら「悪魔」「死神」とおよそ最悪のイメージがそろうため、特に嫌な組み合わせである。また、蟹座や射手座、魚座でもあまり違和感はない(蟹座のカードは上述の通り「変容」を意味しており'''『アサキム=変容したマサキ』'''説を裏付けることになる。そしてアサキムの行動は'''射手座が司る性格分類そのもの'''。また、魚座のアルカナである「月」は「内なる敵=裏切り者、あるいは'''味方の振りをした敵'''」を意味しており、ランド編における行動と照らし合わせると、これまたアサキムに相応しいと言える)。一方でZシリーズの主人公のスフィアは獅子座→乙女座→天秤座と順番に来ているので'''蠍座は次回作の主人公のスフィアとも受け取れる'''……が?
=== 関連人物 ===
=== 関連人物 ===