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;程昱ワイズワラビー、郭嘉ヴァサーゴ、賈詡アシュタロン、荀彧ガンダム  
 
;程昱ワイズワラビー、郭嘉ヴァサーゴ、賈詡アシュタロン、荀彧ガンダム  
 
:軍師。荀彧のみ外伝に登場。また賈詡はBBW版では曹操軍に参入していない。
 
:軍師。荀彧のみ外伝に登場。また賈詡はBBW版では曹操軍に参入していない。
;許褚ガンダム 、楽進ガンダム、于禁ガンダム
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;許褚ガンダム、楽進ガンダム、于禁ガンダム
 
:配下。いずれも外伝に登場。
 
:配下。いずれも外伝に登場。
 
;曹丕ガンダム
 
;曹丕ガンダム
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
   
;「うるさいよオマエ」
 
;「うるさいよオマエ」
:若き日の曹操の口癖。初出はBBW創世記の印象が強いが実はボンボン連載版風雲豪傑編(作画:ときた洸一)第4話。この頃の曹操は(史実の曹操がそうであったように)まだ荒々しさが残り、やんちゃで砕けた一面も持つ、様々な意味で「若い」侠だった。ちなみに、風雲豪傑編では華雄ザンネックに、創世記では塩の密売をしていた商人と、怨敵・十常侍のリーダーに止めを刺すときにこの台詞を言い放っている。
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:若き日の曹操の口癖。BBW創世記の印象が強いが、初出はコミックボンボン連載版風雲豪傑編(作画:ときた洸一)第4話。この頃の曹操は(史実の曹操がそうであったように)まだ荒々しさが残り、やんちゃで砕けた一面も持つ、様々な意味で「若い」侠だった。ちなみに、風雲豪傑編では華雄ザンネックに、創世記では塩の密売をしていた商人と、怨敵・十常侍のリーダーに止めを刺すときにこの台詞を言い放っている。
 
:UXでは曹操本人の口からこの台詞が出る事は無いが、石神がこの台詞について触れているシーンがある。
 
:UXでは曹操本人の口からこの台詞が出る事は無いが、石神がこの台詞について触れているシーンがある。
 
;「散っていった者たちに報いる方法はただひとつ…勝つことだけだ!」
 
;「散っていった者たちに報いる方法はただひとつ…勝つことだけだ!」
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;「玉璽とは天の意思そのもの」<br />「いずれ向こうからくる」
 
;「玉璽とは天の意思そのもの」<br />「いずれ向こうからくる」
 
:上記の場面の後、再びいずこへと飛び去っていく玉璽を追うことなく、天を指さしながら。関羽はその大器ぶりに感嘆するばかりだった。どことなく、別の三国志漫画『蒼天航路』の曹操を彷彿させる場面でもある。
 
:上記の場面の後、再びいずこへと飛び去っていく玉璽を追うことなく、天を指さしながら。関羽はその大器ぶりに感嘆するばかりだった。どことなく、別の三国志漫画『蒼天航路』の曹操を彷彿させる場面でもある。
;「…そうだ! 三璃紗の明日はこの曹操が!」<br />「為すべきは正義! 成るべきは天!!」
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;「…そうだ! 三璃紗の明日はこの曹操が!」<br />「為すべきは正義! 成るべきは天!!」
 
:三璃紗の明日を築くために、民の憎しみや恨みをも一身に背負い、修羅たらんとする決意を固め、南方への進軍を開始する。
 
:三璃紗の明日を築くために、民の憎しみや恨みをも一身に背負い、修羅たらんとする決意を固め、南方への進軍を開始する。
 
;「全軍突撃ィッ!」
 
;「全軍突撃ィッ!」
 
:UXでも度々叫ぶ台詞。熱い。
 
:UXでも度々叫ぶ台詞。熱い。
;「劉備よ、貴様こそなぜ余に従わぬ!? 貴様ほどの侠であれば何を為すべきか理解できよう!」<br />「民を連れて逃げ回ることが正義か!?」<br />「貴様のやり方で天が掴めたか! 民は満たされたかッ!」<br />「誰かがやらねばならぬのだ! たとえどれほどの犠牲が出ようと誰かが…!」
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;「劉備よ、貴様こそなぜ余に従わぬ!? 貴様ほどの侠であれば何を為すべきか理解できよう!」<br />「民を連れて逃げ回ることが正義か!?」<br />「貴様のやり方で天が掴めたか! 民は満たされたかッ!」<br />「誰かがやらねばならぬのだ! たとえどれほどの犠牲が出ようと誰かが…!」
 
:赤壁の戦いにて、劉備に対して。その強固な信念と力で、一度は劉備を長江に沈めるも…
 
:赤壁の戦いにて、劉備に対して。その強固な信念と力で、一度は劉備を長江に沈めるも…
;「この世を司る森羅万象、すべて表裏一体。貴様の正義は所詮その片側だけのもの…だが! 天は全てを知っている!!」
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;「この世を司る森羅万象、すべて表裏一体。貴様の正義は所詮その片側だけのもの…だが! 天は全てを知っている!!」
 
:赤壁の戦いにて、この台詞と共に天玉鎧を降臨させる。
 
:赤壁の戦いにて、この台詞と共に天玉鎧を降臨させる。
;「認めよう…その力! 認めよう、その信念ッ! だがッ! 余とて退くわけにはゆかぬッ!」
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;「認めよう…その力! 認めよう、その信念ッ! だがッ! 余とて退くわけにはゆかぬッ!」
 
:赤壁の戦いのクライマックスにて、劉備と孫権に対して。三侯全員が天玉鎧を降臨させての戦いの果てに訪れた決着は…
 
:赤壁の戦いのクライマックスにて、劉備と孫権に対して。三侯全員が天玉鎧を降臨させての戦いの果てに訪れた決着は…
 
:UXでは第36話にて呂布に対してもこの台詞を言い放ち、そしてこの台詞と共に再び天玉鎧を降臨させる。
 
:UXでは第36話にて呂布に対してもこの台詞を言い放ち、そしてこの台詞と共に再び天玉鎧を降臨させる。
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;「目を覚ませ!!」<br />「いつまで寝ぼけておる。とっとと目を覚まし余のために働けぃ」
 
;「目を覚ませ!!」<br />「いつまで寝ぼけておる。とっとと目を覚まし余のために働けぃ」
 
:暗黒玉璽に操られた徐晃を熱い魂のこめられた拳の一撃で正気に戻して。
 
:暗黒玉璽に操られた徐晃を熱い魂のこめられた拳の一撃で正気に戻して。
;「フ、笑止。 侠の絆で繋がった心が貴様ごときに消せるものか!」
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;「フ、笑止。 侠の絆で繋がった心が貴様ごときに消せるものか!」
 
:徐晃が正気に戻ったことにただ驚愕する賈詡をこの一言で一蹴。そして、熱い侠たちの反撃が始まる。
 
:徐晃が正気に戻ったことにただ驚愕する賈詡をこの一言で一蹴。そして、熱い侠たちの反撃が始まる。
;「見よ、余は曹操! 真の理想を掲げる者なり…!」
+
;「見よ、余は曹操! 真の理想を掲げる者なり…!」
:雀瞬の魂が目覚め、伝説の焔神が目覚める。紅蓮の焔神、機武帝曹操ガンダム、降臨。
+
:雀瞬の魂が目覚め、伝説の焔神が目覚める。紅蓮の焔神・機武帝曹操ガンダム降臨。
;「目を背けるな」<br />「この世を司る森羅万象、すべて表裏一体!」<br />「光も闇もその根源は同じなのだ…」<br />「光のみでも闇の力のみでも無力! 心に光を宿し、闇と向き合ってこそ、真の侠」
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;「目を背けるな」<br />「この世を司る森羅万象、すべて表裏一体!」<br />「光も闇もその根源は同じなのだ…」<br />「光のみでも闇の力のみでも無力! 心に光を宿し、闇と向き合ってこそ、真の侠」
 
:暗黒玉璽の力を取り込み、邪悪な闇の力を振るう賈詡を前に、自身の中にある闇の力に恐怖する馬超を諭し、勇気づける。
 
:暗黒玉璽の力を取り込み、邪悪な闇の力を振るう賈詡を前に、自身の中にある闇の力に恐怖する馬超を諭し、勇気づける。
 
:UXでは孫権に対してほぼ同じ台詞を言っている(後述)。
 
:UXでは孫権に対してほぼ同じ台詞を言っている(後述)。
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
;「こやつめ、ははは」
 
;「こやつめ、ははは」
:三国伝漫画版の公式サイトにて、曹操ガンダムのキャラクター紹介ページにて2008年10月10日に曹操が言った台詞の一つ。この日のメッセージでは武将のパワーアップや読者応募作品についてコメントしているのだが、「曹操自身はパワーアップしないのか?」と問われたらしく、この台詞を笑って返している。<br />…という流れなのだが、実はこの台詞、元ネタが存在しており、この台詞の元ネタは、登場人物の人物描写や台詞、物語の展開などが色々な意味で凄まじくカオスな事で三国志ファンの間でも怪作として知られる、久保田千太郎原作、園田光慶作画の漫画『三国志(通称・園田三国志)』にて、物語の終盤に洛陽王宮の再建現場にて下記の曹操と司馬懿の会話が元になっている。<br /><br />曹操 「ワシは天にまで届く宮殿を作るつもりじゃ」<br />司馬懿「高い宮殿も結構ですが陛下もお年ですので昇ったまま昇天なさらぬように」<br />曹操「こやつめ ハハハ!」<br />司馬懿「ハハハ」<br />この台詞はネットスラングとしても非常に有名な台詞であり、三国志ファンの間でも知名度の高い台詞として知られている。<br /><br />[[UX]]では中盤の宴会の席にてデントンの言葉(瑠璃の[[戦術指揮|例の問題人事]]に関して、「孔明や司馬懿を初めとする軍師軍団がいるから問題ない」と曹操に同意を求めた)に対して笑ってこの台詞を返しており、『三国伝』のファンのみならず、多くの三国志ファンの笑いも誘った。…プレイヤーはともかくあの人事を笑って済ませないでください、将軍…
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:三国伝漫画版の公式サイトにて、曹操ガンダムのキャラクター紹介ページにて2008年10月10日に曹操が言った台詞の一つ。この日のメッセージでは武将のパワーアップや読者応募作品についてコメントしているのだが、「曹操自身はパワーアップしないのか?」と問われたらしく、この台詞を笑って返している。<br />…という流れなのだが、実はこの台詞、元ネタが存在しており、この台詞の元ネタは、登場人物の人物描写や台詞、物語の展開などが色々な意味で凄まじくカオスな事で三国志ファンの間でも怪作として知られる久保田千太郎原作・園田光慶作画の漫画『三国志(通称・園田三国志)』にて、物語の終盤に洛陽王宮の再建現場にて下記の曹操と司馬懿の会話が元になっている。
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'''曹操 「ワシは天にまで届く宮殿を作るつもりじゃ」<br />司馬懿「高い宮殿も結構ですが陛下もお年ですので昇ったまま昇天なさらぬように」<br />曹操「こやつめ ハハハ!」<br />司馬懿「ハハハ」'''
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:この台詞はネットスラングとしても非常に有名な台詞であり、三国志ファンの間でも知名度の高い台詞として知られている。[[UX]]では中盤の宴会の席にてデントンの言葉(瑠璃の[[戦術指揮|問題人事]]に関して、「孔明や司馬懿を初めとする軍師軍団がいるから問題ない」と曹操に同意を求めた)に対して笑ってこの台詞を返しており『三国伝』のファンのみならず、多くの三国志ファンの笑いも誘った。…プレイヤーはともかくあの人事を笑って済ませないでください、将軍…
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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;「天が余に撤退を強いているだと!?」
 
;「天が余に撤退を強いているだと!?」
 
:[[UX]]で撃墜された際の台詞。上記の台詞と同じく、[[声優ネタ]]と思わしき台詞である。
 
:[[UX]]で撃墜された際の台詞。上記の台詞と同じく、[[声優ネタ]]と思わしき台詞である。
;「それはおそらく、信念の為せる業であろうな」<br />「たとえ泥水をすすってでも、決して折れぬ心… それが信念であり、誇りだ」<br />「それは、強き者も弱き者も関係ない。 人間なら、誰しもが持つ心なのだ」<br />「劉備、あの赤壁の戦いの中で、余がお前たちから感じたことだ…」
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;「それはおそらく、信念の為せる業であろうな」<br />「たとえ泥水をすすってでも、決して折れぬ心…。それが信念であり、誇りだ」<br />「それは、強き者も弱き者も関係ない。人間なら、誰しもが持つ心なのだ」<br />「劉備、あの赤壁の戦いの中で、余がお前たちから感じたことだ…」
 
:[[UX]]バイストン・ウェルルート第27話より。苦境に屈することなくホウジョウ軍と戦い続けるアマルガンたち反乱軍を知って、反乱軍、そして劉備たちへの敬意を表すると共に、戦う事の理由を問うエンネアの言葉を受けて答えた台詞。人の信念と誇りの強さを知る覇王の答え。
 
:[[UX]]バイストン・ウェルルート第27話より。苦境に屈することなくホウジョウ軍と戦い続けるアマルガンたち反乱軍を知って、反乱軍、そして劉備たちへの敬意を表すると共に、戦う事の理由を問うエンネアの言葉を受けて答えた台詞。人の信念と誇りの強さを知る覇王の答え。
 
:この言葉にリュクスは強い衝撃と感銘を受け、自らオーラバトラーに乗って戦場に立つ決意を固める事になった。
 
:この言葉にリュクスは強い衝撃と感銘を受け、自らオーラバトラーに乗って戦場に立つ決意を固める事になった。
228行目: 230行目:  
;「己が覇業を良しとするならば、お前が駆り立てる情念の源、ここに見せてみよ!」
 
;「己が覇業を良しとするならば、お前が駆り立てる情念の源、ここに見せてみよ!」
 
:[[UX]]バイストン・ウェルルート第28話より。三璃紗の覇王とホウジョウの王、ここに激突す。
 
:[[UX]]バイストン・ウェルルート第28話より。三璃紗の覇王とホウジョウの王、ここに激突す。
;「貴様の望みは闘争そのもの…。だからこそ、その武威は鮮烈ですらある」<br />「しかし! 戦の先に見据える国造りの理想なくば、真の覇業とは呼べぬ!」
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;「貴様の望みは闘争そのもの…。だからこそ、その武威は鮮烈ですらある」<br />「しかし! 戦の先に見据える国造りの理想なくば、真の覇業とは呼べぬ!」
 
:[[UX]]第31話での[[ガラン]]との戦闘前会話での台詞。彼の武人としての将器と魂を認めつつも、未来への理想を見出す事の出来ない彼の理想を否定する。
 
:[[UX]]第31話での[[ガラン]]との戦闘前会話での台詞。彼の武人としての将器と魂を認めつつも、未来への理想を見出す事の出来ない彼の理想を否定する。
 
:余談だが、[[ガラン]]を演じる銀河万丈氏はコーエーの『三国志』のドラマCDシリーズ、及び同社のPS2ゲーム『三国志戦記』にて、曹操を演じている。
 
:余談だが、[[ガラン]]を演じる銀河万丈氏はコーエーの『三国志』のドラマCDシリーズ、及び同社のPS2ゲーム『三国志戦記』にて、曹操を演じている。
;「人の生死を弄ぶ外道め。 余の紅蓮の炎で魂も残さず焼き尽くしてくれる!」
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;「人の生死を弄ぶ外道め。余の紅蓮の炎で魂も残さず焼き尽くしてくれる!」
 
:[[UX]]第32話での[[ティベリウス]]との戦闘前会話での台詞。以前曹操に痛手を喰らわされたことへの恨み節を吐くティベリウスに対し、曹操も嫌悪を露わに吐き捨てる。『戦神決闘編』で賈詡と対峙した際の台詞を彷彿とさせる台詞である。
 
:[[UX]]第32話での[[ティベリウス]]との戦闘前会話での台詞。以前曹操に痛手を喰らわされたことへの恨み節を吐くティベリウスに対し、曹操も嫌悪を露わに吐き捨てる。『戦神決闘編』で賈詡と対峙した際の台詞を彷彿とさせる台詞である。
;「[[羽佐間翔子|散って]][[カレン (飛影)|いった]][[リチャード・クルーガー|者たち]]は皆、自ら運命を選び、後の者に志を託して死んでいったのだ」<br />「石神に選ばされたのではない。 自らの意志でだ!」<br />「犠牲なくして、理想は為し得ぬ!」
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;「[[羽佐間翔子|散って]][[カレン (飛影)|いった]][[リチャード・クルーガー|者たち]]は皆、自ら運命を選び、後の者に志を託して死んでいったのだ」<br />「石神に選ばされたのではない。自らの意志でだ!」<br />「犠牲なくして、理想は為し得ぬ!」
 
:[[UX]]第36話にて、UXを見舞う悲劇の「運命」や「事象」を知りながら、その真意と答えをはぐらかし、散って行った者たちに対しても淡々とした態度をとる石神に怒り問い詰める孫権に対して。理想の成就のためには犠牲をいとわぬ苛烈な面を持つ曹操だが、彼は決して命を軽んじることは無い。部下の命を重んじることなく捨石にする董卓や袁紹、UXに登場する他版権作品のキャラと比較するなら、他者の命を自分の目的達成のための駒としか見ていない[[ハザード・パシャ|ハザード]]や[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]、平然と部下の命を喰らって自身の力の糧とする[[ゴゴール]]、そして世界に生きる全ての命を玩具扱いし弄ぶ[[ナイア]]などとは決定的に異なり、曹操は人の命やその意志の大切さの真の価値を理解し、重んじている。だからこそ、彼は「犠牲」の本当の意味と、その重さも理解している。
 
:[[UX]]第36話にて、UXを見舞う悲劇の「運命」や「事象」を知りながら、その真意と答えをはぐらかし、散って行った者たちに対しても淡々とした態度をとる石神に怒り問い詰める孫権に対して。理想の成就のためには犠牲をいとわぬ苛烈な面を持つ曹操だが、彼は決して命を軽んじることは無い。部下の命を重んじることなく捨石にする董卓や袁紹、UXに登場する他版権作品のキャラと比較するなら、他者の命を自分の目的達成のための駒としか見ていない[[ハザード・パシャ|ハザード]]や[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]、平然と部下の命を喰らって自身の力の糧とする[[ゴゴール]]、そして世界に生きる全ての命を玩具扱いし弄ぶ[[ナイア]]などとは決定的に異なり、曹操は人の命やその意志の大切さの真の価値を理解し、重んじている。だからこそ、彼は「犠牲」の本当の意味と、その重さも理解している。
 
:とは言え、「石神に選ばされたのではない」という台詞は、裏を返せば「石神の思い通りに動いたつもりなどない」とも解釈できる。そして、第3部で石神を問い詰めに行っている辺り、重要な事を話そうともせず自分達を利用する石神の行動については曹操も納得できない点はあったと思われる。
 
:とは言え、「石神に選ばされたのではない」という台詞は、裏を返せば「石神の思い通りに動いたつもりなどない」とも解釈できる。そして、第3部で石神を問い詰めに行っている辺り、重要な事を話そうともせず自分達を利用する石神の行動については曹操も納得できない点はあったと思われる。
 
;「そう思うなら、己が宿命から目を背けぬことだ」<br />「この世を司る森羅万象、すべて表裏一体」<br />「光も闇も、その根源は同じなのだ」<br />「ならば心に光を宿し、闇と向き合ってこそ、真の侠…」<br />「お前にはそれができるはずだ、孫権…」
 
;「そう思うなら、己が宿命から目を背けぬことだ」<br />「この世を司る森羅万象、すべて表裏一体」<br />「光も闇も、その根源は同じなのだ」<br />「ならば心に光を宿し、闇と向き合ってこそ、真の侠…」<br />「お前にはそれができるはずだ、孫権…」
 
:[[UX]]第36話より。アルカトラズの戦いにて、呂布を相手に怒りの感情を御しきれず、自身のせいで周瑜に重傷を負わせてしまったと、悔いる孫権を諭した言葉。上記にもあるケロケロエース版戦神決闘編にて馬超に対して言った台詞のアレンジとなっている。
 
:[[UX]]第36話より。アルカトラズの戦いにて、呂布を相手に怒りの感情を御しきれず、自身のせいで周瑜に重傷を負わせてしまったと、悔いる孫権を諭した言葉。上記にもあるケロケロエース版戦神決闘編にて馬超に対して言った台詞のアレンジとなっている。
;「私怨を力の源泉としては、やがては行くも退くもできなくなる」<br />「覇道を歩む王なれば、己を律せ! サコミズよ!」<br />「通さねばならぬのは、治世のための固き意志! 騒乱を求めれば、理想は天には届かん!」
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;「私怨を力の源泉としては、やがては行くも退くもできなくなる」<br />「覇道を歩む王なれば、己を律せ!サコミズよ!」<br />「通さねばならぬのは、治世のための固き意志! 騒乱を求めれば、理想は天には届かん!」
 
:[[UX]]第40話でのサコミズへの説得の際の台詞。過去に囚われ、目の前の事象に囚われ、遂にハイパー化し猛る悲しみの王に対し、その魂を目覚めさせようと、覇王は叫ぶ。
 
:[[UX]]第40話でのサコミズへの説得の際の台詞。過去に囚われ、目の前の事象に囚われ、遂にハイパー化し猛る悲しみの王に対し、その魂を目覚めさせようと、覇王は叫ぶ。
 
;(サコミズ…貴公の魂もまた、天に届いたのだな…)
 
;(サコミズ…貴公の魂もまた、天に届いたのだな…)
 
:[[UX]]第40話ラストより。長年の怨念と妄執から解放されて本来の自身を取り戻し、誇りも理想も無い下衆な[[矢藩朗利|愚]][[金本平次|者]][[ハザード・パシャ|たち]]の凶行から愛する祖国を守るために散っていったサコミズを偲び、その魂の安息を静かに願う。<br />この後、曹操とサコミズが共闘できるかどうかは、プレイヤー次第である。
 
:[[UX]]第40話ラストより。長年の怨念と妄執から解放されて本来の自身を取り戻し、誇りも理想も無い下衆な[[矢藩朗利|愚]][[金本平次|者]][[ハザード・パシャ|たち]]の凶行から愛する祖国を守るために散っていったサコミズを偲び、その魂の安息を静かに願う。<br />この後、曹操とサコミズが共闘できるかどうかは、プレイヤー次第である。
;「迫水! 貴公の信念、確かに見たぞ!」
+
;「迫水! 貴公の信念、確かに見たぞ!」
 
:[[UX]]にて生存フラグを満たした場合第45話以降味方となるサコミズへの特殊援護台詞。三璃紗の覇王とホウジョウの王、遂に共闘。
 
:[[UX]]にて生存フラグを満たした場合第45話以降味方となるサコミズへの特殊援護台詞。三璃紗の覇王とホウジョウの王、遂に共闘。
 
;「異形に落ちた者か…」<br />「だが、その後の道を選んだのは他ならぬ貴様自身」<br />「余の前に立ち塞がるのであれば、相応の覚悟を以って来いッ!」
 
;「異形に落ちた者か…」<br />「だが、その後の道を選んだのは他ならぬ貴様自身」<br />「余の前に立ち塞がるのであれば、相応の覚悟を以って来いッ!」
 
:[[UX]]第44話での[[ニコラス・デ・カルロ|ニック]]との戦闘前会話での台詞。「好きで[[スクラッグ|こんな姿]]になったんじゃない」と反発し、更に自身の境遇を全て他人のせいにして自分は悪くないと喚くニックに対し、厳しく断じる。
 
:[[UX]]第44話での[[ニコラス・デ・カルロ|ニック]]との戦闘前会話での台詞。「好きで[[スクラッグ|こんな姿]]になったんじゃない」と反発し、更に自身の境遇を全て他人のせいにして自分は悪くないと喚くニックに対し、厳しく断じる。
 
;「詭弁だッ!皆の者、奴の詭弁に惑わされるなッ!」
 
;「詭弁だッ!皆の者、奴の詭弁に惑わされるなッ!」
:[[UX]]46話、[[デウスエクスマキナ]]が語った衝撃的な真実――平和に近づいていくコトが即ち、滅びへのカウントダウンだった。その衝撃は[[アルティメット・クロス]]の面々を絶望させるには十分すぎた。それを振り払うかのように上記の台詞で必死に自軍を鼓舞するものの、曹操自身も動揺を隠せないでいた…。
+
:[[UX]]46話、[[デウスエクスマキナ]]が語った衝撃的な真実――平和に近づいていくコトが即ち、滅びへのカウントダウンだった。その衝撃は[[アルティメット・クロス]]の面々を絶望させるには十分すぎた。それを振り払うかのように上記の台詞で必死に自軍を鼓舞するものの、曹操自身も動揺を隠せないでいた…
 
;「己以外を気に留めぬ傲慢さ。貴様の道は覇道にあらずッ!」
 
;「己以外を気に留めぬ傲慢さ。貴様の道は覇道にあらずッ!」
 
:[[UX]]第49話での[[ハザード・パシャ|ハザード]]との戦闘前会話での台詞。自らの醜悪なエゴを満たすために自分以外のあらゆるものを利用し踏み躙った、董卓や袁術、十常侍ら、三璃紗を跋扈した「悪」をも凌ぐ外道の極みに対し、曹操も怒りを爆発させる。誇りも理想も無くただ欲望に満ちたハザードの所業は「覇道」と呼ぶに値するものではなく、もはや「愚行」以外の何物でもなかった。
 
:[[UX]]第49話での[[ハザード・パシャ|ハザード]]との戦闘前会話での台詞。自らの醜悪なエゴを満たすために自分以外のあらゆるものを利用し踏み躙った、董卓や袁術、十常侍ら、三璃紗を跋扈した「悪」をも凌ぐ外道の極みに対し、曹操も怒りを爆発させる。誇りも理想も無くただ欲望に満ちたハザードの所業は「覇道」と呼ぶに値するものではなく、もはや「愚行」以外の何物でもなかった。
 
;「この天地に生きる者、等しく持つ意志の力…」<br />「その意志を歪めて従える貴様らに、天を動かすことはできぬと知れッ!」
 
;「この天地に生きる者、等しく持つ意志の力…」<br />「その意志を歪めて従える貴様らに、天を動かすことはできぬと知れッ!」
 
:[[UX]]第50話での[[クイーン・フロンティア]]との戦闘前会話での台詞。[[ブレラ・スターン|人間]]と[[バジュラ]]をインプラントで強制的に操り命の尊厳を踏みにじっておきながら、自分達を「銀河の神」と称して悦に浸る[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー]]の[[電脳貴族]]たちを、人の命と意志、尊厳の大切さを知る覇王が断罪する。
 
:[[UX]]第50話での[[クイーン・フロンティア]]との戦闘前会話での台詞。[[ブレラ・スターン|人間]]と[[バジュラ]]をインプラントで強制的に操り命の尊厳を踏みにじっておきながら、自分達を「銀河の神」と称して悦に浸る[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー]]の[[電脳貴族]]たちを、人の命と意志、尊厳の大切さを知る覇王が断罪する。
;「森羅万象、表裏一体。 全てを熾ってこその、天!」
+
;「森羅万象、表裏一体。全てを熾ってこその、天!」
 
:[[UX]]最終話より。台詞そのものは原作の赤壁の戦いで劉備たちに言い放った台詞のアレンジではあるが、ここでは生と死を熾り、命を熾った[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]の言葉と共に叫んだ台詞となっている。
 
:[[UX]]最終話より。台詞そのものは原作の赤壁の戦いで劉備たちに言い放った台詞のアレンジではあるが、ここでは生と死を熾り、命を熾った[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]の言葉と共に叫んだ台詞となっている。
 
;「司馬懿よ。後世に何を遺すかは、貴様次第だが…」<br />「愚かな野心だけは抱かぬことだ」<br />「かつての加藤が、推進派を使って歴史を操作し、己の理想の世界を創ろうとしたように…」<br />「あるいは、ヒトマキナが神として君臨しようとしたように」<br />「司馬懿よ、もし貴様が己の器量に溺れるようであれば…」<br />「未来の三璃紗で、余たちは全力を以って、貴様の野望を叩き潰すことになろう」
 
;「司馬懿よ。後世に何を遺すかは、貴様次第だが…」<br />「愚かな野心だけは抱かぬことだ」<br />「かつての加藤が、推進派を使って歴史を操作し、己の理想の世界を創ろうとしたように…」<br />「あるいは、ヒトマキナが神として君臨しようとしたように」<br />「司馬懿よ、もし貴様が己の器量に溺れるようであれば…」<br />「未来の三璃紗で、余たちは全力を以って、貴様の野望を叩き潰すことになろう」
268行目: 270行目:  
*曹操ガンダムを演じた声優の乃村健次氏は『機動戦士ガンダムAGE(SRW未参戦)』にて、イワーク・ブライアを演じた。
 
*曹操ガンダムを演じた声優の乃村健次氏は『機動戦士ガンダムAGE(SRW未参戦)』にて、イワーク・ブライアを演じた。
 
**何故かイワークの顔のアップと集中線と共に彼が発した「'''強いられているんだ!'''」という台詞が一部で話題を呼び、ネットミームと化した。UXにて上記にもあるように曹操が何度か「強いられている」と発言しているが、これが元ネタである可能性も否定できない。
 
**何故かイワークの顔のアップと集中線と共に彼が発した「'''強いられているんだ!'''」という台詞が一部で話題を呼び、ネットミームと化した。UXにて上記にもあるように曹操が何度か「強いられている」と発言しているが、これが元ネタである可能性も否定できない。
*乃村氏の版権スパロボ参加はUXが初となる。[[バンプレストオリジナル]]では、[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]及び[[第2次スーパーロボット大戦OG]]にて、[[ユーゼス・ゴッツォ]]を、[[魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]にて、[[ドーソン・バリアルス]]の役を演じている。が、両名揃ってどうしようも無い小物であり、曹操とはまさに対照的な人物である。
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*乃村氏の版権スパロボ参加はUXが初となる。[[バンプレストオリジナル]]では[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]及び[[第2次スーパーロボット大戦OG]]にて[[ユーゼス・ゴッツォ]]を、[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE|魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]にて[[ドーソン・バリアルス]]の役を演じているが、両者揃ってどうしようも無い小物であり曹操とはまさに対照的な人物である。
    
== 商品情報 ==
 
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