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*主なパイロット:[[カガリ・ユラ・アスハ]]、[[キラ・ヤマト]]
 
*主なパイロット:[[カガリ・ユラ・アスハ]]、[[キラ・ヤマト]]
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[[オーブ軍]]所属の[[モビルスーツ]]。[[ストライクガンダム|GAT-X105 ストライク]]が[[イージスガンダム|イージス]]との戦闘で大破した際、修理時に製造された大量の予備パーツから組み上げられたコピー機である。機体性能やストライカーパックの運用など、基本的にはストライクとほぼ同等の性能を有するが、モルゲンレーテ社が独自に改良を加えている。オリジナル機との最大の相違点は強化型バッテリーユニット「パワーエクステンダー」を搭載した事で、これにより、エネルギー変換効率が向上し、稼働時間は飛躍的に向上した。また、それに伴い、PS装甲への供給電力も増加し、さらに防御力が向上している。加えて、カラーリングも赤主体に変化しており、「ルージュ(フランス語で赤)」の名称の由来となっている。ちなみに、後にザフトが開発したヴァリアブルフェイズシフト装甲は、この技術を発展させた物。この他にも、制御系にオーブ独自開発の操縦支援AIシステムが追加搭載されている。
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[[オーブ軍]]所属の[[モビルスーツ]]。[[ストライクガンダム|GAT-X105 ストライク]]が[[イージスガンダム|イージス]]との戦闘で大破した際、修理時に製造された大量の予備パーツから組み上げられたコピー機である。
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『[[機動戦士ガンダムSEED]]』では、オーブ解放作戦時にはパーツ自体は完成していて、クサナギが宇宙へ脱出する際に運び出され、組み立てに約1ヶ月を要した。パイロットはカガリ・ユラ・アスハ。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で本機に搭乗して出撃し、ルーキーであるにもかかわらず、高い戦果を挙げた。なお、当初は「強そうだから」と言うカガリの希望で[[ストライクガンダムI.W.S.P.|I.W.S.P.]]が装備される予定だったが、エースパイロットですら扱うのが難しい本装備をルーキーの彼女が扱えるわけもなく、OSの補助もままならなかった為、結局は[[エールストライクガンダム|エールストライカー]]での運用が決まった。その為、エールストライカーのパーツ入手の必要が生じ、実戦投入が予定よりも遅れてしまった。
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機体性能やストライカーパックの運用など、基本的にはストライクとほぼ同等の性能を有するが、モルゲンレーテ社が独自に改良を加えている。オリジナル機との最大の相違点は強化型バッテリーユニット「パワーエクステンダー」を搭載した事で、これにより、エネルギー変換効率が向上し、稼働時間は飛躍的に向上した。
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[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』では、引き続き[[カガリ・ユラ・アスハ]]専用機として登場。左肩には彼女のパーソナルマークが施されていた。しかし、C.E.73においては、装甲以外の性能はほぼ平凡な機体となっており、パワー等は[[ザクウォーリア]]に劣るものとされる。なお、オープニングではI.W.S.P.を装備した姿で登場しているが、劇中では改良され、滞空時間が向上したエールストライカーを装備していた。基本的に戦うことはなく、オーブ軍の説得やデストロイの攻撃から人々を護るために使用されていた。39話では、エターナル救援のために[[キラ・ヤマト]]が本機に搭乗した際、OSの設定を全てストライクと同じに調整した為、わずかな間だが「ストライクとほぼ同じ外見のストライクルージュ」が登場している。この調整によって運動性能は向上したが、装甲の強度は低下している。その後、大気圏離脱の際に専用ブースターユニット『ストライクブースター』を装備して宇宙へ打ち上げられた(小説版ではシャトル用のブースターを急遽、ストライク用に調整したとなっている)。大気圏を離脱した後、すぐさま戦闘に介入。ザクウォーリアや[[グフイグナイテッド]]を数機退けるなど善戦したが、数、性能共に上回る敵軍に劣勢を強いられ、最後は四肢を破壊されつつも[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]を受け取る為にエターナルに強制着艦し、収容された。その後は本編には登場しないため、どうなったかは不明。
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また、それに伴い、PS装甲への供給電力も増加し、さらに防御力が向上している。加えて、カラーリングも赤主体に変化しており、「ルージュ(フランス語で赤)」の名称の由来となっている。ちなみに、後にザフトが開発したヴァリアブルフェイズシフト装甲はこの技術を発展させた物。この他にも、制御系にオーブ独自開発の操縦支援AIシステムが追加搭載されている。
HDリマスターでは、エールストライカーの代わりに新装備の「オオトリ」を装備している。
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=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
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オーブ解放作戦時にはパーツ自体は完成していて、クサナギが宇宙へ脱出する際に運び出され、組み立てに約1ヶ月を要した。パイロットはカガリ・ユラ・アスハ。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で本機に搭乗して出撃し、ルーキーであるにもかかわらず、高い戦果を挙げた。なお、当初は「強そうだから」と言うカガリの希望で[[ストライクガンダムI.W.S.P.|I.W.S.P.]]が装備される予定だったが、エースパイロットですら扱うのが難しい本装備をルーキーの彼女が扱えるわけもなく、OSの補助もままならなかった為、結局は[[エールストライクガンダム|エールストライカー]]での運用が決まった。その為、エールストライカーのパーツ入手の必要が生じ、実戦投入が予定よりも遅れてしまった。
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=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
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引き続き[[カガリ・ユラ・アスハ]]専用機として登場。左肩には彼女のパーソナルマークが施されていた。しかし、C.E.73においては、装甲以外の性能はほぼ平凡な機体となっており、パワー等は[[ザクウォーリア]]に劣るものとされる。なお、オープニングではI.W.S.P.を装備した姿で登場しているが、劇中では改良され、滞空時間が向上したエールストライカーを装備していた。基本的に戦うことはなく、オーブ軍の説得やデストロイの攻撃から人々を護るために使用されていた。
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39話では、エターナル救援のために[[キラ・ヤマト]]が本機に搭乗した際、OSの設定を全てストライクと同じに調整した為、わずかな間だが「ストライクとほぼ同じ外見のストライクルージュ」が登場している。この調整によって運動性能は向上したが、装甲の強度は低下している。その後、大気圏離脱の際に専用ブースターユニット『ストライクブースター』を装備して宇宙へ打ち上げられた(小説版ではシャトル用のブースターを急遽、ストライク用に調整したとなっている)。大気圏を離脱した後、すぐさま戦闘に介入。ザクウォーリアや[[グフイグナイテッド]]を数機退けるなど善戦したが、数、性能共に上回る敵軍に劣勢を強いられ、最後は四肢を破壊されつつも[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]を受け取る為にエターナルに強制着艦し、収容された。その後は本編には登場しないため、どうなったかは不明。
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HDリマスターでは、エールストライカーの代わりに、I.W.S.P.を発展した「'''オオトリ'''」を装備している。これによってルージュが出演している話の映像は、大幅な新規になっており、特に39話でキラが乗り込んだ際には、戦闘シーンも新たに書き直されている。
    
元々は[[フレイ・アルスター]]が搭乗するはずで、色はその時の名残。
 
元々は[[フレイ・アルスター]]が搭乗するはずで、色はその時の名残。
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