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1,446 バイト追加 、 2013年10月20日 (日) 00:46
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<!-- 基本事項のみ記載してます。作品の核心を付く内容は伏せてください。 -->
 
<!-- 基本事項のみ記載してます。作品の核心を付く内容は伏せてください。 -->
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[[ダブルオーガンダム]]が[[オーライザー]]と合体した形態。オーライザーに搭載されている制御システムにより不完全だった[[ツインドライヴシステム]]を完全稼働させることに成功し、圧倒的な力を発揮できるようになった。さらにトランザムもオーバーロードせず使用することが可能になり、発動時は機動性や火力はもとより超大なビームサーベルであるライザーソードや自分を量子化してテレポートするなどもはや兵器の域を脱しており、それゆえ「ガンダムを超えた存在」として「ガンダム」の名が外されている。ちなみにトランザム発動時は「トランザムライザー」と呼称される。
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[[ダブルオーガンダム]]が[[オーライザー]]と合体した形態。オーライザーに搭載されている制御システムにより不完全だった[[ツインドライヴシステム]]を完全稼働させることに成功し、圧倒的な力を発揮できるようになった。さらにトランザムもオーバーロードせず使用することが可能になり、発動時は機動性や火力はもとより超大なビームサーベルであるライザーソードや自分を量子化してテレポートするなどもはや兵器の域を脱しており、それゆえ'''「ガンダムを超えた存在」'''として「ガンダム」の名が外されている。ちなみにトランザム発動時は「トランザムライザー」と呼称される。
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だが、トランザムを発動すると自機を中心に脳量子波交信領域を拡大させる量子空間を形成したり(簡単に言えば、人工的に人々が交信しあう空間を作り出す)、その大量の純正GN粒子で搭乗者を「真のイノベイター」に覚醒させる(厳密に言えば、あくまで可能性レベル)など本機の真の目的は戦闘ではなかった。「来るべき対話」に備えて準備をするための機体だったのである。
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だが、トランザムを発動すると自機を中心に脳量子波交信領域を拡大させる量子空間を形成したり(簡単に言えば、人工的に人々が交信しあう空間を作り出す)、その大量の純正GN粒子で搭乗者を[[イノベイター|「真のイノベイター」]]に[[覚醒]]させる(厳密に言えば、あくまで可能性レベル)など本機の真の目的は戦闘ではなかった。「来るべき対話」に備えて準備をするための機体だったのである。
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ダブルオーライザーは[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]との最終決戦時に大破してしまうが、大破した本機は後に改修されることとなる。詳しくは[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]の項を参照のこと。
    
なお、合体状態のみオーライザー側にパイロットがいなくても稼働には支障がない。ただし、ライザーシステムは使用できない。
 
なお、合体状態のみオーライザー側にパイロットがいなくても稼働には支障がない。ただし、ライザーシステムは使用できない。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:初参戦作品で、[[ウイングガンダムゼロ|兄弟機とも呼べるガンダム]]が存在しているという設定。29話「戦士達の叫び」で登場。武装追加・MAP兵器追加・サブパイロット追加と至れり尽くせりなパワーアップを果たす。ただし2人とも加速を持っていない為、フットワークを必要とする状況がやや苦手なので、パーツかスキルでフォローしたいところ。ゼロ残留ルートを通った場合、57話で一時的にノーマルのダブルオーに戻る。
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:初参戦作品で、[[ウイングガンダムゼロ|兄弟機とも呼べるガンダム]]が存在しているという設定。29話「戦士達の叫び」で登場。武装追加・MAP兵器追加・[[サブパイロット]]追加と至れり尽くせりなパワーアップを果たす。ただし2人とも加速を持っていない為、フットワークを必要とする状況がやや苦手なので、パーツかスキルでフォローしたいところ。[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]残留ルートを通った場合、57話で一時的にノーマルのダブルオーに戻る。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:オーバーブーストを起動して連続攻撃を仕掛け、量子化テレポートの後敵機の頭上に現れ、真っ二つにした後撃破を確認して離脱する。この時、刹那の目がイノベイター特有の金色に輝く演出がある(これはイノベイター技能習得前から確認できる)。OEでは通常版と連続突破攻撃版の二種類があるが、通常版は〆にライザーソードを使用するためか連続突破攻撃版より必要気力が高い。
 
:オーバーブーストを起動して連続攻撃を仕掛け、量子化テレポートの後敵機の頭上に現れ、真っ二つにした後撃破を確認して離脱する。この時、刹那の目がイノベイター特有の金色に輝く演出がある(これはイノベイター技能習得前から確認できる)。OEでは通常版と連続突破攻撃版の二種類があるが、通常版は〆にライザーソードを使用するためか連続突破攻撃版より必要気力が高い。
 
;ライザーソード
 
;ライザーソード
:トランザム使用時のみ可能な超巨大ビームサーベル。膨大な粒子量の制御のためオーライザーにもパイロットがいなければ使用できない。全長は'''最大約1万kmにも達する。'''だが消耗する粒子量も莫大で発動させた後はほぼ動けなくなってしまう。当初はGNソードIIを二本重ねて発動していたが、耐えきれなかったのでGNソードⅢが作られることになった。実際GNソードIII以降は粒子量の調整がしやすくなるなど取り回しは一気に向上している。(それでも消耗は多いため気軽には使えないが。)第2次Zでは最初からGNソードIIIを使う(しかし、使用時にはスカートからソードIIが消える)。元ネタは[[イデオン]]ソードらしい。
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:トランザム使用時のみ可能な超巨大ビームサーベル。膨大な粒子量の制御のためオーライザーにもパイロットがいなければ使用できない。全長は'''最大約1万kmにも達する。'''だが消耗する粒子量も莫大で発動させた後はほぼ動けなくなってしまう。当初はGNソードIIを二本重ねて発動していたが、耐えきれなかったのでGNソードⅢが作られることになった。実際GNソードIII以降は粒子量の調整がしやすくなるなど取り回しは一気に向上している。(それでも消耗は多いため気軽には使えないが。)第2次Zでは最初からGNソードIIIを使う(しかし、使用時にはスカートからソードIIが消える)。元ネタは[[イデオン|イデオンソード]]らしい。
:UXでは使用不能だが、二部中盤で一度使おうとしている(ELSに接近されて失敗に終わったが)。OEでは上述のようにトランザム発動に組み込まれているため武装になっていない。
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:UXでは使用不能だが、二部中盤で一度使おうとしている([[ELS]]に接近されて失敗に終わったが)。OEでは上述のようにトランザム発動に組み込まれているため武装になっていない。
    
==== 特筆機能 ====
 
==== 特筆機能 ====
 
;トランザムバースト
 
;トランザムバースト
:本機に隠されていたシステム。純粋種のイノベイターの脳量子波と[[ツインドライヴシステム]]を連動させることで高純度のGN粒子を拡散させ、人々の意識を伝搬させる。さらに細胞障害を負っていたラッセ、瀕死状態だったルイスを蘇生させるなど傷ついた人々を癒す奇跡も起こした。また高純度の粒子を拡散させるためその光を見た物を真のイノベイターに覚醒させることもある。第2次Z再世篇でも終盤で発動し、V型感染症にかかったシェリル、細胞老化に蝕まれたホランドを治癒させる活躍を見せた。厳密にいうとこのシステムで回復するのは「疑似GN粒子による障害」なのだが、再世篇ではレンジが広くなっている。<br />因みに、このシステムによる意識伝搬は脳量子波によるものであるため、量子空間内では何故か'''全裸'''の状態になる(意識のみであるためか)。そのため、'''ト裸ンザム'''という造語が生まれた。
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:本機に隠されていたシステム。純粋種のイノベイターの脳量子波と[[ツインドライヴシステム]]を連動させることで高純度の[[GN粒子]]を拡散させ、人々の意識を伝搬させる。さらに細胞障害を負っていた[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]、瀕死状態だった[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]を蘇生させるなど傷ついた人々を癒す奇跡も起こした。また高純度の粒子を拡散させるためその光を見た物を[[イノベイター|「真のイノベイター」]]に覚醒させることもある。第2次Z再世篇でも終盤で発動し、V型感染症にかかった[[シェリル・ノーム|シェリル]]、細胞老化に蝕まれた[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]を治癒させる活躍を見せた。厳密にいうとこのシステムで回復するのは「疑似GN粒子による障害」なのだが、再世篇ではレンジが広くなっている。<br />因みに、このシステムによる意識伝搬は脳量子波によるものであるため、量子空間内では何故か'''全裸'''の状態になる(意識のみであるためか)。そのため、'''ト裸ンザム'''という造語が生まれた。
 
;量子化
 
;量子化
:トランザムライザー時に機体を量子化させて別の場所に再構築する。テレポートの一種らしいが、ごく短距離しか移動出来ない。劇中では攻撃を回避する際に時折使っていた。スパロボでは分身として(OEではそのまま)特殊能力に反映されているほか、トランザム発動時の演出の一環としても使用している。
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:トランザムライザー時に機体を量子化させて別の場所に再構築する。テレポートの一種らしいが、ごく短距離しか移動出来ない。劇中では攻撃を回避する際に時折使っていた。スパロボでは[[分身]]として(OEではそのまま)特殊能力に反映されているほか、トランザム発動時の演出の一環としても使用している。
    
==== 防御兵装 ====
 
==== 防御兵装 ====
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== 対決 ==
 
== 対決 ==
 
;対[[アルケーガンダム]]
 
;対[[アルケーガンダム]]
:戦闘前にサーシェスに銃撃され、右腕を負傷するという不利な状況での戦闘だったが、それでもアルケーと互角以上の戦闘を繰り広げる。余裕の色を失くしたサーシェスは、通りかかったカタロンの航空機を人質をとるが、もはやそんな姑息な手は通用しなかった。そのまま激情に任せて倒さんとする刹那だったが…。
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:戦闘前に[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]に銃撃され、右腕を負傷するという不利な状況での戦闘だったが、それでもアルケーと互角以上の戦闘を繰り広げる。余裕の色を失くしたサーシェスは、通りかかった[[カタロン]]の航空機を人質をとるが、もはやそんな姑息な手は通用しなかった。そのまま激情に任せて倒さんとする刹那だったが…。
 
;対[[マスラオ]]
 
;対[[マスラオ]]
:アフリカタワー周辺で待ち構えていたブシドーと対峙。相手のトランザムに驚愕するも負傷を引きずったまま何とか応戦する。その後仲間が駆けつけ、ブシドーは撤退した。
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:アフリカタワー周辺で待ち構えていた[[ミスター・ブシドー|ブシドー]]と対峙。相手のトランザムに驚愕するも負傷を引きずったまま何とか応戦する。その後仲間が駆けつけ、ブシドーは撤退した。
 
;対[[スサノオ]]
 
;対[[スサノオ]]
 
:コロニー「エクリプス」周辺で対決。一進一退の激闘の末、未来のために戦う決意をした刹那に軍配が上がった。
 
:コロニー「エクリプス」周辺で対決。一進一退の激闘の末、未来のために戦う決意をした刹那に軍配が上がった。
 
;対[[リボーンズガンダム]]
 
;対[[リボーンズガンダム]]
:最終決戦。擬似とはいえ同じツインドライヴ機である相手に圧倒される場面もあったが、戦いは徐々に互角の死闘へと様相を変えていく。最後はトランザム同士の激闘の末相討ちとなるが、片方のGNドライヴを奪われてしまった。機能停止するダブルオー。だが、刹那の前に現れたのは…。
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:最終決戦。動力が[[GNドライヴ[Τ]|擬似GNドライヴ]]とはいえ同じ[[ツインドライヴシステム]]機である相手に圧倒される場面もあったが、戦いは徐々に互角の死闘へと様相を変えていく。最後はトランザムした機体同士の激闘の末相討ちとなるが、片方の[[GNドライヴ]]を奪われてしまった。機能停止するダブルオー。だが、刹那の[[ガンダムエクシア|目の前に現れたのは]]…。
    
== 名場面 ==
 
== 名場面 ==
 
;起動試験
 
;起動試験
:ラボでの稼働試験。だが凄まじいまでの粒子量を発生させ、マリーが基地から何万kmも離れている地球での異変に気付き、さらに消滅したはずのハレルヤが一瞬復活する。この時点でトランザムバーストの効果のひとつである「癒す力」の一端を見せていた。尚、この時の粒子生産量は300%以上とのこと。
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:ラボでの稼働試験。だが凄まじいまでの粒子量を発生させ、[[ソーマ・ピーリス|マリー]]が基地から何万kmも離れている[[地球]]での異変に気付き、さらに消滅したはずの[[アレルヤ・ハプティズム|ハレルヤ]]が一瞬復活する。この時点でトランザムバーストの効果のひとつである「癒す力」の一端を見せていた。尚、この時の粒子生産量は300%以上とのこと。
 
;ダブルオーライザー初登場
 
;ダブルオーライザー初登場
:イアンから沙慈がオーライザーを託され、そして合体。直後その圧倒的な機動性でジニンが乗る[[アヘッド]]を撃破。さらにトランザムを発動し手こずらされた[[ガラッゾ]]や[[ガデッサ]]を量子化などを駆使して撃破するなど戦局を変化させる無双振りを見せつけた。
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:[[イアン・ヴァスティ|イアン]]から沙慈がオーライザーを託され、そして[[合体]]。直後その圧倒的な機動性で[[バラック・ジニン|ジニン]]が乗る[[アヘッド]]を撃破。さらにトランザムを発動し手こずらされた[[ガラッゾ]]や[[ガデッサ]]を量子化などを駆使して撃破するなど戦局を変化させる無双振りを見せつけた。
 
;メメントモリ破壊
 
;メメントモリ破壊
:アフリカタワーを破壊せんとするメメントモリ2号機を止めるため出撃。エンプラスの電撃を喰らいつつもライザーソードを発動。その長大なビームサーベルに多くの視聴者も驚いただろう。だが、わずかに照準がズレ、破壊には失敗して…。
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:[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]を破壊せんとする衛星兵器[[メメントモリ]]2号機を止めるため出撃。[[エンプラス]]の電撃を喰らいつつもライザーソードを発動。その長大な[[ビームサーベル]]に多くの視聴者も驚いただろう。だが、わずかに照準がズレ、破壊には失敗して…。
 
;BEYOND
 
;BEYOND
:最終決戦。ガデッサとガラッゾとの2対1の戦いで劣勢に追い込まれ、トランザムを発動。しかし、トランザムの加速粒子により、刹那は仲間たちの危機が迫っているのを感じ取る。命を散らせはしないと刹那が咆哮した瞬間、ダブルオーから溢れんばかりの光が。やがてそれはソレスタルビーイング号全体を包み込む。これを見たマリナは「刹那の命の輝き」と評した。直後ガデッサとガラッゾが吹き飛ばされ、イノベイド達の脳量子波が乱れる、そして人を癒し、意思を繋ぎ合わせる奇跡が起こる。刹那は純粋種に、真のイノベイターへと革新を遂げるのであった。マガジンZ版では地球の人達からも光が見えていたシーンがある。
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:最終決戦。ガデッサとガラッゾとの2対1の戦いで劣勢に追い込まれ、トランザムを発動。しかし、トランザムの加速粒子により、刹那は仲間たちの危機が迫っているのを感じ取る。命を散らせはしないと刹那が咆哮した瞬間、ダブルオーから溢れんばかりの光が。やがてそれはソレスタルビーイング号全体を包み込む。これを見たマリナは「刹那の命の輝き」と評した。直後ガデッサとガラッゾが吹き飛ばされ、[[イノベイド]]達の脳量子波が乱れる、そして人を癒し、意思を繋ぎ合わせる奇跡が起こる。刹那は純粋種に、真のイノベイターへと革新を遂げるのであった。マガジンZ版では地球の人達からも光が見えていたシーンがある。
    
== スパロボシリーズの名場面 ==
 
== スパロボシリーズの名場面 ==
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:今作での[[ダブルオーライザー]]初登場シナリオである「戦士たちの叫び」にて。アザディスタンを襲撃する[[アロウズ]]を迎撃する中、行方不明となっていた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が[[ガンダムエピオン]]に乗って自軍に合流するが、[[ウイングガンダムゼロ]]に乗った[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]も登場。2人は[[ゼロシステム]]に操られるままに戦い始め、町への被害など考えずに暴走してしまう。アザティスタンが焦土と化しかねない危機的状況の中、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の「[[トランザム]]を使えば2人を止められるかもしれない」という言葉を受け、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の操縦する[[オーライザー]]とドッキングし[[トランザム]]を発動する。<br />その[[トランザム]]によって広がった光――[[GN粒子]]による対話空間に困惑する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]だったが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]からの「耳を澄ませ、多くの声を聴け」という助言を受け戦場に響く「叫び」を―[[沙慈・クロスロード|沙慈]]と[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]の悲劇的な再会を、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の精神に触れた[[トロワ・バートン|トロワ]]の記憶の復活を―聞き取っていく。そして自身も正気を取り戻したヒイロに対して'''「ガンダムに打ち勝て……!」'''という言葉を贈る。それは[[破界事変]]にて自身がヒイロから贈られた言葉を受けたものであり、この言葉によってヒイロは[[ゼロシステム]]を完全に克服することに成功したのであった。
 
:今作での[[ダブルオーライザー]]初登場シナリオである「戦士たちの叫び」にて。アザディスタンを襲撃する[[アロウズ]]を迎撃する中、行方不明となっていた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が[[ガンダムエピオン]]に乗って自軍に合流するが、[[ウイングガンダムゼロ]]に乗った[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]も登場。2人は[[ゼロシステム]]に操られるままに戦い始め、町への被害など考えずに暴走してしまう。アザティスタンが焦土と化しかねない危機的状況の中、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の「[[トランザム]]を使えば2人を止められるかもしれない」という言葉を受け、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の操縦する[[オーライザー]]とドッキングし[[トランザム]]を発動する。<br />その[[トランザム]]によって広がった光――[[GN粒子]]による対話空間に困惑する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]だったが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]からの「耳を澄ませ、多くの声を聴け」という助言を受け戦場に響く「叫び」を―[[沙慈・クロスロード|沙慈]]と[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]の悲劇的な再会を、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の精神に触れた[[トロワ・バートン|トロワ]]の記憶の復活を―聞き取っていく。そして自身も正気を取り戻したヒイロに対して'''「ガンダムに打ち勝て……!」'''という言葉を贈る。それは[[破界事変]]にて自身がヒイロから贈られた言葉を受けたものであり、この言葉によってヒイロは[[ゼロシステム]]を完全に克服することに成功したのであった。
 
;狙撃、その照準は
 
;狙撃、その照準は
:「白い牙」にて。ブレイク・ピラーの一件の後、地上に降りたZEXIS宇宙部隊は決起したホワイトファング、そして離反したアニューと戦っていた。奪還を諦めないロックオンは離脱を計るガッデスに追いすがり、必死にアニューを説得する。しかし、それが功を奏しかけた瞬間、リボンズが脳量子波によるハッキングでアニューを操り、ケルディムを撃墜にかかる。それを防いだのは、後方からダブルオーが放った一射。量子の世界での邂逅の後、我に返ったロックオンはガッデスのコクピットを引き抜き、アニューを連れて一時離脱。オーライザーから聞こえる沙慈の賞賛に、刹那は一言、こう答える。「狙撃のコツは、あの男に教えてもらった」と。ロックオンとアニュー、二人の命を結果的に救ったのは、今はもういないもう一人のロックオンだった。
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:「白い牙」にて。ブレイク・ピラーの一件の後、地上に降りた[[ZEXIS]]宇宙部隊は決起した[[ホワイトファング]]、そして離反した[[アニュー・リターナー|アニュー]]と戦っていた。奪還を諦めない[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]は離脱を計るガッデスに追いすがり、必死にアニューを説得する。しかし、それが功を奏しかけた瞬間、リボンズが脳量子波によるハッキングでアニューを操り、[[ケルディムガンダム|ケルディム]]を撃墜にかかる。それを防いだのは、後方からダブルオーが放った一射。量子の世界での邂逅の後、我に返ったロックオンはガッデスのコクピットを引き抜き、アニューを連れて一時離脱。オーライザーから聞こえる沙慈の賞賛に、刹那は一言、こう答える。「[[狙撃]]のコツは、あの男に教えてもらった」と。ロックオンとアニュー、二人の命を結果的に救ったのは、今はもういない[[ロックオン・ストラトス|もう一人のロックオン]]だった。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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:支援機。
 
:支援機。
 
;ダブルオーガンダム セブンソード
 
;ダブルオーガンダム セブンソード
:外伝に登場。エクシアと同様7つの剣を装備。ツインドライヴの安定が優先され、採用は見送られた。
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:外伝に登場。エクシアと同様7つの剣を装備。ツインドライヴシステムの安定が優先され、採用は見送られた。
 
;ダブルオーガンダム セブンソード/G
 
;ダブルオーガンダム セブンソード/G
 
:外伝に登場。上記の武装に加え、GNソードIIブラスターを追加した。太陽炉が2基喪失している為、太陽炉とGNコンデンサーの組み合わせ(後にGNコンデンサー2基に変更)で稼動していた。
 
:外伝に登場。上記の武装に加え、GNソードIIブラスターを追加した。太陽炉が2基喪失している為、太陽炉とGNコンデンサーの組み合わせ(後にGNコンデンサー2基に変更)で稼動していた。
141行目: 143行目:  
:ダブルオーの太陽炉の片割れはこの機体のもの。
 
:ダブルオーの太陽炉の片割れはこの機体のもの。
 
;[[ガンダムエクシア]]
 
;[[ガンダムエクシア]]
:ダブルオーの太陽炉の片割れはこの機体のもので、ツインドライヴの同調率が一番高い組み合わせがこの機体と0ガンダムの太陽炉である(小説版ではデュナメスやヴァーチェ、キュリオスのものでツインドライヴのテストが行われたが上手くいかなかったと語られている)。
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:ダブルオーの太陽炉の片割れはこの機体のもので、ツインドライヴの同調率が一番高い組み合わせがこの機体と0ガンダムの太陽炉である(小説版では[[ガンダムデュナメス|デュナメス]]や[[ガンダムヴァーチェ|ヴァーチェ]]、[[ガンダムキュリオス|キュリオス]]のものでツインドライヴシステムのテストが行われたが上手くいかなかったと語られている)。
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;[[リボーンズガンダム]]
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:もう一つのツインドライヴシステム機。動力こそ擬似GNドライヴであるものの支援機無しで完全同調しており、性能はダブルオーライザーと互角である。
 
;[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]
 
;[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]
 
:劇場版でのダブルオーライザーの姿。GNドライヴが粒子貯蔵タンクに置き換えられている。
 
:劇場版でのダブルオーライザーの姿。GNドライヴが粒子貯蔵タンクに置き換えられている。
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