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[[ユニオン (00)|ユニオン]]に所属する[[モビルスーツ]](フラッグファイター)パイロット。エリート部隊MSWADのエースでユニオンの中でもトップクラスの高い[[技量]]を持つ。戦闘機動中に飛行形態からMS形態へ変形する独自のマニューバ「グラハムスペシャル」という技を持つ。
 
[[ユニオン (00)|ユニオン]]に所属する[[モビルスーツ]](フラッグファイター)パイロット。エリート部隊MSWADのエースでユニオンの中でもトップクラスの高い[[技量]]を持つ。戦闘機動中に飛行形態からMS形態へ変形する独自のマニューバ「グラハムスペシャル」という技を持つ。
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良識的な軍人で、命令は忠実に守り、姑息で卑劣な行いを酷く嫌い、部下には的確な指示を与える。しかし普段は冷静だが戦闘時は熱血漢かつテンションが高く、戦闘中には自分を奮い立たせるためによく突拍子もない独り言を喋るなど、いささか奇矯な面も見られる。パイロットとしての意地と誇りも持ち合わせ、例え自分の行いが他人に否定されてもそれを曲げることなく押し通す。良くも悪くも人間味溢れるものの、不器用な男である。また、バトルマニア的な一面も持ち合わせている(この辺りは小説版で濃く描かれている)。本人曰く、「しつこくて諦めの悪い、俗に言う人に嫌われるタイプ」。
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良識的な軍人で、命令は忠実に守り、姑息で卑劣な行いを酷く嫌い、部下には的確な指示を与える。しかし普段は冷静だが戦闘時は熱血漢かつテンションが高く、戦闘中には自分を奮い立たせるためによく突拍子もない独り言を喋るなど、いささか奇矯な面も見られる。パイロットとしての意地と誇りも持ち合わせ、例え自分の行いが他人に否定されてもそれを曲げることなく押し通す。良くも悪くも人間味溢れるものの、不器用な男である。また、バトルマニア的な一面も持ち合わせている(この辺りは小説版で濃く描かれている)。本人曰く「しつこくて諦めの悪い、俗に言う人に嫌われるタイプ」。
 
[[プトレマイオス|トレミー]]のガンダム4機とトリニティの行動の差について言及するなど、戦いの中にも独自の理念を持っている。
 
[[プトレマイオス|トレミー]]のガンダム4機とトリニティの行動の差について言及するなど、戦いの中にも独自の理念を持っている。
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[[AEU]]の新型[[モビルスーツ]]完成披露演習に乱入した[[ガンダムエクシア|ガンダム]]の性能に興味を持ちその謎に迫る。強力な性能を持つガンダムと戦うことを楽しみつつも軍人としての職務を果たしていたが、度重なる敗戦による屈辱と恩師や戦友を奪われたことで徐々に狂気に囚われていく。
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[[AEU]]の新型[[モビルスーツ]]完成披露演習に乱入した[[ガンダムエクシア|ガンダム]]の性能に興味を持ちその謎に迫る。強力な性能を持つガンダムと戦うことを楽しみつつも軍人としての職務を果たしていたが、度重なる敗戦による屈辱と[[レイフ・エイフマン|恩師]]や戦友を奪われたことで徐々に狂気に囚われていく。
 
当初はそれほど極端な[[ユニオンフラッグ|フラッグ]]への拘りは見せていなかったが、フラッグに並々ならぬ誇りを抱いていた部下の[[ハワード・メイスン]]が戦死し、彼の墓前で「フラッグでガンダムを倒す」と誓ったことを契機として合理性を無視したフラッグへの拘泥を表するようになった。[[GN-X]]への搭乗拒否にまで至るフラッグへの拘泥と、覆せないガンダムとの性能差という矛盾は、[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]という歪んだ形となって結実した。
 
当初はそれほど極端な[[ユニオンフラッグ|フラッグ]]への拘りは見せていなかったが、フラッグに並々ならぬ誇りを抱いていた部下の[[ハワード・メイスン]]が戦死し、彼の墓前で「フラッグでガンダムを倒す」と誓ったことを契機として合理性を無視したフラッグへの拘泥を表するようになった。[[GN-X]]への搭乗拒否にまで至るフラッグへの拘泥と、覆せないガンダムとの性能差という矛盾は、[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]という歪んだ形となって結実した。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:初登場作。原作どおりの高い能力で自軍を苦しめる。敵のエースパイロット達の交流により比較的出番は多い。しかし重要な場面の再現はことごとく省かれているのが残念(最たるは、下記にもある[[ガンダムスローネアイン]]に一矢報いるシーン)。特に最終盤、[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]を駆って刹那たちに単身挑んでくるシーンは、自軍と[[イマージュ]]の最終決戦の真っ最中の為、[[スーパーロボット大戦Z|前作]]における[[スカルムーン連合]]との決戦の際の[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]や[[フロスト兄弟]]、[[カイメラ]]との決戦の際の[[ヘンリー・スタイガー|ヘンリー]]と同レベルの空気の読めない状態になってしまっている(そのあまりの場違いさに刹那のみならず他のキャラたちからも遠回しに『なんだこいつ』みたいなことを多々言われている)。<br />なお、グラハム役の中村悠一は'''登場するガンダム毎に専用の台詞を収録した'''らしい事が杉田智和の口から[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]で明かされている。中断メッセージにも出演を果たし、原作をある意味で超越している。<br />実は原作では刹那との交戦回数はあまり多くなく、むしろ中盤はトリニティやロックオンと対峙することが多かったが、今作では必ず刹那がいるので原作より多く交戦し、よりライバルらしくなっている。なお、中村氏は本作以前にもZやOGシリーズなどにも音声収録に何度か参加しているが名前有りのキャラクターでの参加は本作が初である。
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:初登場作。原作どおりの高い能力で自軍を苦しめる。敵のエースパイロット達の交流により比較的出番は多い。しかし重要な場面の再現はことごとく省かれているのが残念(最たるは、下記にもある[[ガンダムスローネアイン]]に一矢報いるシーン)。特に最終盤、[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]を駆って刹那たちに単身挑んでくるシーンは、自軍と[[イマージュ]]の最終決戦の真っ最中の為、[[スーパーロボット大戦Z|前作]]における[[スカルムーン連合]]との決戦の際の[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]や[[フロスト兄弟]]、[[カイメラ]]との決戦の際の[[ヘンリー・スタイガー|ヘンリー]]と同レベルの空気の読めない状態になってしまっている(そのあまりの場違いさに刹那のみならず他のキャラたちからも遠回しに『なんだこいつ』みたいなことを多々言われている)。<br />なお、グラハム役の中村悠一は'''登場するガンダム毎に専用の台詞を収録した'''らしい事が杉田智和の口から[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]で明かされている。中断メッセージにも出演を果たし、原作をある意味で超越している。<br />実は原作では刹那との交戦回数はあまり多くなく、むしろ中盤はトリニティやロックオンと対峙することが多かったが、今作では必ず刹那がいるので原作より多く交戦し、よりライバルらしくなっている。なお、中村氏は本作以前にもZやOGシリーズなどで音声収録に何度か参加しているが、名前有りのキャラクターでの参加は本作が初である。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
:本編全編[[ミスター・ブシドー]]名義で登場。破界篇で散々刹那と会話していたためか、'''初戦で刹那に「あの男か…」と正体がバレてしまっている'''。
 
:本編全編[[ミスター・ブシドー]]名義で登場。破界篇で散々刹那と会話していたためか、'''初戦で刹那に「あの男か…」と正体がバレてしまっている'''。
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:友人。乗機は彼に改造してもらうことがほとんど。彼のおかげでグラハムは機体の性能を本当の限界まで引き出せているのかもしれない。余談だが、カタギリは1stシーズン小説版でグラハムを'''侍'''と評している。
 
:友人。乗機は彼に改造してもらうことがほとんど。彼のおかげでグラハムは機体の性能を本当の限界まで引き出せているのかもしれない。余談だが、カタギリは1stシーズン小説版でグラハムを'''侍'''と評している。
 
;[[レイフ・エイフマン]]
 
;[[レイフ・エイフマン]]
:フラッグの開発者でビリーの恩師。グラハムの要望に応え、カスタムフラッグへの改修を担当した。グラハムからはプロフェッサーと呼ばれている。
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:フラッグの開発者でビリーの恩師。グラハムの要望に応え、カスタムフラッグへの改修を担当した。グラハムからは「プロフェッサー」と呼ばれている。
 
;[[ダリル・ダッジ]]、[[ハワード・メイスン]]
 
;[[ダリル・ダッジ]]、[[ハワード・メイスン]]
:部下。特にハワードの死はグラハムの心境を一変させる出来事となった。
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:部下。特に、ハワードの死はグラハムの心境を一変させる出来事となった。
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;[[ジョシュア・エドワーズ]]
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:新設されたオーバーフラッグス隊に配属された部下。自身の腕前に自身を持つジョシュアは上官であるグラハムに対して不遜な態度を取り、暴言まで吐いている。そんな彼に対し、グラハムは「過去の汚名は戦場で晴らしてみせよう」と漢らしい対応を見せている。
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;スレッグ・スレーチャー
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:グラハムの恩師で、MSパイロットとして大先輩にあたる。[[ドラマCD]]第二弾「ROAD TO 2307」に登場。グラハムとは次世代機のコンペで模擬戦を行うが、グラハム機に[[特攻]]してスレーチャーは戦死する。なお、この事件はグラハムの心に影を落としてしまう結果となった。SRW未登場。
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;スレーチャーの娘
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:スレッグ・スレーチャーの娘で、かつてはグラハムは交際していた。しかし、グラハムの空への憧れは断ちがたかったために、別れる結果となる(ただし、グラハム自身は、そのことについて彼女に対してはすまないと思っている)。SRW未登場。
 
;ヴィクトル・レオーノフ、ルドルフ・シュライバー、アキラ・タケイ、イェーガン・クロウ、ネフェル・ナギーブ
 
;ヴィクトル・レオーノフ、ルドルフ・シュライバー、アキラ・タケイ、イェーガン・クロウ、ネフェル・ナギーブ
 
:劇場版における部下でソルブレイヴスの隊員たち。その中で、アキラはオーバーフラッグス隊の生き残りである。<br />[[UX]]では隊員名は出ないもののソルブレイヴス隊がグラハムに随伴しているため、自軍と行動を共にしていると思われる。
 
:劇場版における部下でソルブレイヴスの隊員たち。その中で、アキラはオーバーフラッグス隊の生き残りである。<br />[[UX]]では隊員名は出ないもののソルブレイヴス隊がグラハムに随伴しているため、自軍と行動を共にしていると思われる。
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=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[ゼクス・マーキス]]
 
;[[ゼクス・マーキス]]
:[[第2次Z]]では共にガンダムを追うもの同士、また武人として通じ合う、国を越えた戦友。パイロットに多大なGをかける機体に乗る、時期は違うが仮面をつける設定も共通している。彼にはエイフマン教授経由の情報として、秘匿された[[トールギス]]の存在を伝えている。グラハム曰く「国を越えた僚友」。なお、会話しているだけだと気付かないが、グラハムはゼクスより'''8歳も年上'''である。
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:[[第2次Z]]では共にガンダムを追うもの同士、また武人としても通じ合っている。グラハム曰く「国を越えた僚友」。パイロットに多大なGをかける機体に乗る、時期は違うが仮面をつける設定も共通している。彼にはエイフマン教授経由の情報として、秘匿されていた[[トールギス]]の存在を伝えている。
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:なお、会話しているだけだと気付かないが、グラハムはゼクスより'''8歳も年上'''である。
 
;[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]]
 
;[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]]
 
:[[UX]]では彼を「武人の鑑」と称し、敬意を表している。また、グラハムは曹操という人間に対して、以前は『三国志演義』における「悪役」としてのイメージを強く抱いていたことを伺わせる発言もしている。
 
:[[UX]]では彼を「武人の鑑」と称し、敬意を表している。また、グラハムは曹操という人間に対して、以前は『三国志演義』における「悪役」としてのイメージを強く抱いていたことを伺わせる発言もしている。
 
;[[シン・アスカ]]
 
;[[シン・アスカ]]
:同じく乙女座。共闘できた[[UX]]には、星座ネタの援攻台詞が用意されていた。当然彼以外にもおとめ座のキャラクターはいるのだが、残念ながらシン以外の乙女座の人には特殊セリフがない(UXに登場した人物で言えば[[真壁一騎|彼]]とか)。
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:同じく乙女座。共闘できた[[UX]]には、星座ネタの援攻台詞が用意されていた。当然彼以外にも乙女座のキャラクターはいるのだが、残念ながらシン以外の乙女座の人には特殊セリフがない(UXに登場した人物で言えば[[真壁一騎|彼]]とか)。
 
;[[キラ・ヤマト]]、[[アスラン・ザラ]]
 
;[[キラ・ヤマト]]、[[アスラン・ザラ]]
 
:彼らと共にUXと合流する。
 
:彼らと共にUXと合流する。
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:[[第2次Z]]では新兵時代に[[ブリタニア・ユニオン]]の[[日本]]侵攻の際に交戦し、彼の生き様や'''[[武士道]]'''に強く影響を受け、以来彼には強い敬意を抱く。
 
:[[第2次Z]]では新兵時代に[[ブリタニア・ユニオン]]の[[日本]]侵攻の際に交戦し、彼の生き様や'''[[武士道]]'''に強く影響を受け、以来彼には強い敬意を抱く。
 
;[[早乙女アルト]]
 
;[[早乙女アルト]]
:第2次Zでは彼からは「空の飛び方を知っている」と警戒される。もちろん[[声優ネタ]]である。ちなみにこの二人、夢にも共通点がある。(詳しくは後述)
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:第2次Zでは彼からは'''「空の飛び方を知っている」'''と警戒される。もちろん[[声優ネタ]]である。ちなみにこの二人、夢にも共通点がある(詳しくは後述)。
 
:[[UX]]では共闘可能、そして彼の[[女装]]姿を絶讃する。
 
:[[UX]]では共闘可能、そして彼の[[女装]]姿を絶讃する。
 
;[[小楯衛]]
 
;[[小楯衛]]
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=== バンプレストオリジナル ===
 
=== バンプレストオリジナル ===
 
;[[アニエス・ベルジュ]]、[[ジン・スペンサー]]
 
;[[アニエス・ベルジュ]]、[[ジン・スペンサー]]
:[[UX]]の序盤における部下。彼らを率いて[[スクラッグ]]と戦う。2人とも途中で戦死したと思われた時は「自分は部下を持つ資格などないのかもしれない」と自嘲していた。しかし、アーニーとはその後UXにて共闘、ジンとは敵同士として戦場で対峙する事になる。
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:[[UX]]の序盤における部下。彼らを率いて[[スクラッグ]]と戦う。二人とも途中で戦死したと思われた時は「自分は部下を持つ資格などないのかもしれない」と自嘲していた。しかし、アーニーとはその後UXにて共闘し、ジンとは敵同士として戦場で対峙する事になる。
 
;[[リチャード・クルーガー]]
 
;[[リチャード・クルーガー]]
:[[UX]]序盤で敢えて自らの身を晒してまで[[タマ]]を食い止めるための一撃を放った彼の行動を「武士道」と高く評価した。
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:[[UX]]序盤で敢えて自らの身を晒してまで[[タマ]]を食い止めるための一撃を放った彼の行動を「[[武士道]]」と高く評価した。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:グラハムのガンダムに対する印象。この台詞を初め、何かとガンダムを特別視する。しかも、何故か女性扱い(この後も「口説き落とせない」だの、「身持ちが硬い」だの、「眠り姫」だの言っている)。おまけに[[渚カヲル|どこかで聞いたことがある発言]]のような……
 
:グラハムのガンダムに対する印象。この台詞を初め、何かとガンダムを特別視する。しかも、何故か女性扱い(この後も「口説き落とせない」だの、「身持ちが硬い」だの、「眠り姫」だの言っている)。おまけに[[渚カヲル|どこかで聞いたことがある発言]]のような……
 
;「はじめましてだな、ガンダム!」<br />(刹那「何者だ!?」)<br />「グラハム・エーカー…君の存在に心奪われた男だ!」
 
;「はじめましてだな、ガンダム!」<br />(刹那「何者だ!?」)<br />「グラハム・エーカー…君の存在に心奪われた男だ!」
:刹那との初対決時の'''独り言'''。一見会話しているかのようなシーンなのだが、この頃はGN粒子による電波障害で通信できていない。小説版によるとグラハムは刹那が「何者だ!」と言ったのを感じ取ったのこと。
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:刹那との初対決時の'''独り言'''。一見会話しているかのようなシーンなのだが、この頃は[[GN粒子]]による電波障害で通信できていない。小説版によるとグラハムは刹那が「何者だ!」と言ったのを感じ取ったのこと。
 
;「よもやここで君と出会えるとはな。乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない!」
 
;「よもやここで君と出会えるとはな。乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない!」
 
:上記の名乗りの後の台詞。何故か自分が乙女座である事に拘る。
 
:上記の名乗りの後の台詞。何故か自分が乙女座である事に拘る。
176行目: 183行目:  
;「私はフラッグでガンダムを倒す……ハワード・メイスンの墓前にそう誓ったのだよ」<br />「男の誓いに、訂正はない」
 
;「私はフラッグでガンダムを倒す……ハワード・メイスンの墓前にそう誓ったのだよ」<br />「男の誓いに、訂正はない」
 
:[[GN-X]]のパイロットになる事を「断固辞退」して。他の各国のエースパイロット達はこぞってGN-Xに乗り換えたのに1人フラッグに拘る。そしてその想いを汲みとった親友の手により、グラハムはガンダムと戦う為に更なる改造を施されたフラッグを手にする事になる。
 
:[[GN-X]]のパイロットになる事を「断固辞退」して。他の各国のエースパイロット達はこぞってGN-Xに乗り換えたのに1人フラッグに拘る。そしてその想いを汲みとった親友の手により、グラハムはガンダムと戦う為に更なる改造を施されたフラッグを手にする事になる。
;「やはり私と君は運命の赤い糸で結ばれていたようだ!」<br />「そうだ、戦う運命にあった!」<br />「ようやく理解した!君の圧倒的な性能に、私は心奪われた!」<br />「この気持ち、'''まさしく愛だ!'''」
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;「やはり私と君は運命の赤い糸で結ばれていたようだ!」<br />「そうだ、戦う運命にあった!」<br />「ようやく理解した! 君の圧倒的な性能に、私は心奪われた!」<br />「この気持ち、まさしく[[愛]]だ!」
:[[ガンダムエクシア|エクシア]]との最終決戦にて、ガンダムに対する強い執着を現す台詞。思いがけない言葉に刹那も驚いていた。それまではシリアスな方向で目立っていた分、'''それが全部この台詞でぶっ壊れた'''と言えなくもない。<br />一方、この直後にグラハムは「だが愛を超越すればそれは憎しみとなる」とも言っており、ガンダムに対する憎しみもあっての行動だと明言している。<br />ただ、刹那はノベライズ版でグラハムの行動は'''自分の自己満足のための行動を愛や運命で理論武装しているだけ'''と判断している。
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:[[ガンダムエクシア|エクシア]]との最終決戦にて、ガンダムに対する強い執着を現す台詞。思いがけない言葉に刹那も驚いていた。それまではシリアスな方向で目立っていた分、'''それが全部この台詞でぶっ壊れた'''と言えなくもない。<br />一方、この直後にグラハムは「だが愛を超越すればそれは憎しみとなる」とも言っており、ガンダムに対する憎しみもあっての行動だと明言している。<br />ただ、刹那はノベライズ版でグラハムの行動は'''「自分の自己満足のための行動を愛や運命で理論武装しているだけ」'''と判断している。
 
;「ハワード、ダリル……仇は……」
 
;「ハワード、ダリル……仇は……」
 
:刹那と相打ちになって。こうして、グラハム・エーカーは物語から姿を消した。しかし……
 
:刹那と相打ちになって。こうして、グラハム・エーカーは物語から姿を消した。しかし……
193行目: 200行目:  
:[[ELS GN-X IV|GN-X IVに擬態したELS]]を見た時の反応。昔の血が騒ぐのか、手強い相手だったガンダムとは戦ってみたかったらしい…。
 
:[[ELS GN-X IV|GN-X IVに擬態したELS]]を見た時の反応。昔の血が騒ぐのか、手強い相手だったガンダムとは戦ってみたかったらしい…。
 
:ちなみに、劇場版の初期の脚本では[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]に擬態したELSと戦う展開があった。この台詞は、その時の名残である。
 
:ちなみに、劇場版の初期の脚本では[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]に擬態したELSと戦う展開があった。この台詞は、その時の名残である。
:もっとも、[[GNドライヴ[Τ]]]を搭載したGN-X IVも、広義で言う[[ガンダムタイプ]]の機体ではある。
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:もっとも、[[GNドライヴ[Τ]]]を搭載した[[GN-X IV]]も、広義で言う[[ガンダムタイプ]]の機体ではある。
 
;ロックオン「来たのか」<br />ハレルヤ「遅ぇんだよ!」<br />「待ちかねたぞ、少年!」
 
;ロックオン「来たのか」<br />ハレルヤ「遅ぇんだよ!」<br />「待ちかねたぞ、少年!」
 
:昏睡状態にあった[[刹那・F・セイエイ]]が戦線復帰し、[[ダブルオークアンタ]]に乗って登場した時の三者の反応。
 
:昏睡状態にあった[[刹那・F・セイエイ]]が戦線復帰し、[[ダブルオークアンタ]]に乗って登場した時の三者の反応。
 
:[[ロックオン・ストラトス (2代目)|三]][[アレルヤ・ハプティズム|者]]、特にグラハムの台詞は、この時の視聴者の気持ちを最も代弁した台詞であろう。
 
:[[ロックオン・ストラトス (2代目)|三]][[アレルヤ・ハプティズム|者]]、特にグラハムの台詞は、この時の視聴者の気持ちを最も代弁した台詞であろう。
 
:なお、ロックオンは粒子ビームを目視した事で、アレルヤは脳量子波で刹那の到着に気付いたが、'''グラハムは[[愛]]で気付いたという公式設定がある'''。尤も、ノベライズ版での暴走っぷりを考えると特に不思議でもないのが……
 
:なお、ロックオンは粒子ビームを目視した事で、アレルヤは脳量子波で刹那の到着に気付いたが、'''グラハムは[[愛]]で気付いたという公式設定がある'''。尤も、ノベライズ版での暴走っぷりを考えると特に不思議でもないのが……
;「何を躊躇している!? 生きる為に戦えと言ったのは、君の筈だ!」<br/>「例え矛盾をはらんでも存在し続ける それが、生きることだと…!」<br/>「行け、少年! 生きて未来を切り開け!」
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;「何を躊躇している!? 生きる為に戦えと言ったのは、君の筈だ!」<br/>「『たとえ、矛盾をはらんでも存在し続ける』 それが、生きることだと…!」<br/>「行け、少年! 生きて未来を切り開け!」
 
:ELSとの対話に臨もうとするが、道を阻まれ動揺する刹那を叱咤激励して。
 
:ELSとの対話に臨もうとするが、道を阻まれ動揺する刹那を叱咤激励して。
 
:かつて、グラハムが[[ミスター・ブシドー|道に迷った時]]に、刹那から掛けられた台詞を返す流れが、実に心憎い。
 
:かつて、グラハムが[[ミスター・ブシドー|道に迷った時]]に、刹那から掛けられた台詞を返す流れが、実に心憎い。
213行目: 220行目:  
:上記の直後の発言。ノベライズ版ではグラハムの心情を描写した地の文は多いが、何故かジャイアニズムを言っている事で読者に衝撃を与えた。
 
:上記の直後の発言。ノベライズ版ではグラハムの心情を描写した地の文は多いが、何故かジャイアニズムを言っている事で読者に衝撃を与えた。
 
;「娘さんを傷つけた事は、謝罪の仕様もありません。しかし私は、それ以上に空に魅せられていたのです」<br />「孤児であり、金銭的余裕もない私が空を飛ぶには、軍に入るしかありませんでした。その空を、誰にも渡したくはなかったのです」
 
;「娘さんを傷つけた事は、謝罪の仕様もありません。しかし私は、それ以上に空に魅せられていたのです」<br />「孤児であり、金銭的余裕もない私が空を飛ぶには、軍に入るしかありませんでした。その空を、誰にも渡したくはなかったのです」
:ドラマCD「ROAD TO 2307」(未参戦)にてかつての上官であり、コンペの相手であるスレッグ・スレーチャー少佐との会話にて。かつて少佐の娘と交際していたが、別れたこと、孤児であったことなど意外な過去が明かされたが、空に対する夢については[[早乙女アルト|同じ声の某主人公]]を彷彿とさせる。尤も、孤児であることや、夢の為に女性関係をきっぱり断ち切る点など[[早乙女アルト|彼]]との大きな違いはあるが。
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:[[ドラマCD]]「ROAD TO 2307」(SRW未参戦)にてかつての上官であり、コンペの相手であるスレッグ・スレーチャー少佐との会話にて。かつて少佐の娘と交際していたが、別れたこと、孤児であったことなど意外な過去が明かされたが、空に対する夢については[[早乙女アルト|同じ声の某主人公]]を彷彿とさせる。尤も、孤児であることや、夢の為に女性関係をきっぱり断ち切る点など[[早乙女アルト|彼]]との大きな違いはあるが。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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:[[UX]]第38話にて刹那が無事回復した際の台詞。こんな事を言われても刹那は困るだろうが、普通にこの発言はスルーした。
 
:[[UX]]第38話にて刹那が無事回復した際の台詞。こんな事を言われても刹那は困るだろうが、普通にこの発言はスルーした。
 
;「かつて世界に悪として対峙した少年が、異星体との対話の道を歩むとは…」<br/>「それもひとつの君の愛の形…。その世界への想い、必ずや成就させる! 露払い役は私が担おう!」
 
;「かつて世界に悪として対峙した少年が、異星体との対話の道を歩むとは…」<br/>「それもひとつの君の愛の形…。その世界への想い、必ずや成就させる! 露払い役は私が担おう!」
:[[UX]]第48話にて、刹那出撃後のELSとの戦闘前会話。…グラハム本人は間違った事を言ってないはずなのだが、結局「愛」が出てきている。
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:[[UX]]第48話にて、刹那出撃後の[[ELS]]との戦闘前会話。…グラハム本人は間違った事を言ってないはずなのだが、結局「愛」が出てきている。
 
;「なるほど…。ならばそこのプレイヤー!」<br />「あえて言おう! 1秒でも早く再開すると信じている!」<br />「何故ならば、君ともまた運命の赤い糸で結ばれているのだからなあ!」
 
;「なるほど…。ならばそこのプレイヤー!」<br />「あえて言おう! 1秒でも早く再開すると信じている!」<br />「何故ならば、君ともまた運命の赤い糸で結ばれているのだからなあ!」
 
:[[UX]][[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にて。明らかにTVシリーズの方のグラハムになっている(というか、この前に「邪険にあしらわれた」だの「所望する」だの[[ミスター・ブシドー|一番歪んでいた頃]]の台詞まで言っている)。隣にいた刹那はどう思っていた事やら…
 
:[[UX]][[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にて。明らかにTVシリーズの方のグラハムになっている(というか、この前に「邪険にあしらわれた」だの「所望する」だの[[ミスター・ブシドー|一番歪んでいた頃]]の台詞まで言っている)。隣にいた刹那はどう思っていた事やら…
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