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ゲッター線はただのエネルギーではなく「'''意思'''」を持っているとされ、宇宙のさまざまな種族の文明に干渉してきた。ゲッター線は自らが認めたものを無限に「進化」させることができ、地球では哺乳類の進化を促して人類を生み出したとされる。
 
ゲッター線はただのエネルギーではなく「'''意思'''」を持っているとされ、宇宙のさまざまな種族の文明に干渉してきた。ゲッター線は自らが認めたものを無限に「進化」させることができ、地球では哺乳類の進化を促して人類を生み出したとされる。
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OVA『[[真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日|世界最後の日]]』では宇宙生物[[インベーダー]]のエネルギー源でもあるが、[[インベーダー]]はゲッター線を過剰に吸収すると体が耐えきれずに崩壊するため、[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]による攻撃の効果は認められる。なお、[[インベーダー]]はゲッター線に寄生しているのであって、ゲッター線はその存在を認めていない。
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OVA『[[真ゲッターロボ 世界最後の日|世界最後の日]]』では宇宙生物[[インベーダー]]のエネルギー源でもあるが、[[インベーダー]]はゲッター線を過剰に吸収すると体が耐えきれずに崩壊するため、[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]による攻撃の効果は認められる。なお、[[インベーダー]]はゲッター線に寄生しているのであって、ゲッター線はその存在を認めていない。
    
[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]の駆動には「'''ゲッター炉心'''」と呼ばれる反応システムを用いる。この炉心は原子炉同様、臨界を越えるとメルトダウンを起こし、高熱を発して溶け出す。また、どんな影響があるのかは不明であるが、「ゲッター線汚染」という、一種の放射能汚染を引き起こす場合もあった。団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』でもゲッター線には臨界点が存在し、それを超えると制御不能になる事が[[神隼人|隼人]]の口から明かされている(同作の[[真ゲッターロボ]]はその臨界点を超えたゲッター線を動力とした'''悪の存在'''として登場した)。ゲッターエネルギーは[[宇宙]]からゲッター線が無くならない限り無尽蔵であり、宇宙開発には最適のエネルギー源であったが、前述の理由により対[[恐竜帝国]]用の切り札的な兵器として戦闘用に転用される。対[[恐竜帝国]]に絶大な効果を発揮した「ゲッタービーム」は、ゲッター線の戦闘への転用の典型例である。しかしながら[[恐竜帝国]]も「ゲッタービーム」への対策を講じており、無事に防いでいる場面もある。
 
[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]の駆動には「'''ゲッター炉心'''」と呼ばれる反応システムを用いる。この炉心は原子炉同様、臨界を越えるとメルトダウンを起こし、高熱を発して溶け出す。また、どんな影響があるのかは不明であるが、「ゲッター線汚染」という、一種の放射能汚染を引き起こす場合もあった。団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』でもゲッター線には臨界点が存在し、それを超えると制御不能になる事が[[神隼人|隼人]]の口から明かされている(同作の[[真ゲッターロボ]]はその臨界点を超えたゲッター線を動力とした'''悪の存在'''として登場した)。ゲッターエネルギーは[[宇宙]]からゲッター線が無くならない限り無尽蔵であり、宇宙開発には最適のエネルギー源であったが、前述の理由により対[[恐竜帝国]]用の切り札的な兵器として戦闘用に転用される。対[[恐竜帝国]]に絶大な効果を発揮した「ゲッタービーム」は、ゲッター線の戦闘への転用の典型例である。しかしながら[[恐竜帝国]]も「ゲッタービーム」への対策を講じており、無事に防いでいる場面もある。
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また、現在連載中の漫画作品『偽書ゲッターロボ ダークネス』(SRW未参戦)の世界では光のゲッター線と闇のゲッター線が存在し、正義と悪の二分担とされているが、その世界でもゲッター線の本質はどちらも同じで最終目的は同じである。つまりゲッター線その物に善悪の感情は無い。
 
また、現在連載中の漫画作品『偽書ゲッターロボ ダークネス』(SRW未参戦)の世界では光のゲッター線と闇のゲッター線が存在し、正義と悪の二分担とされているが、その世界でもゲッター線の本質はどちらも同じで最終目的は同じである。つまりゲッター線その物に善悪の感情は無い。
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== ゲッターロボとの同化 ==
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=== ゲッターロボとの同化 ===
 
漫画版、及びOVA『[[新ゲッターロボ]]』の[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]が見た、近い未来の出来事で、ゲッターロボと人が同化し争い身体を奪い合い殺しあう事で無限に進化する。その光景はまさに地獄そのもの。この[[地球]]を支配しているのは"'''ゲッター聖ドラゴン'''"で、自らの下に訪れた竜馬に対し「ここはお前の来るところでは無い」と告げ、更に遠い未来で互いに出会う事を示唆した。
 
漫画版、及びOVA『[[新ゲッターロボ]]』の[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]が見た、近い未来の出来事で、ゲッターロボと人が同化し争い身体を奪い合い殺しあう事で無限に進化する。その光景はまさに地獄そのもの。この[[地球]]を支配しているのは"'''ゲッター聖ドラゴン'''"で、自らの下に訪れた竜馬に対し「ここはお前の来るところでは無い」と告げ、更に遠い未来で互いに出会う事を示唆した。
    
『[[新ゲッターロボ]]』では[[平行世界]]の[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]が乗っており、隼人、[[武蔵坊弁慶|弁慶]]、早乙女博士、ミチルも皆[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]と同化し、そこで生まれた赤ん坊も既に[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]と同化していることに竜馬は驚愕する。この聖ドラゴンは、並行世界の竜馬がドラゴンに取り込まれた結果誕生した形態であり、エンペラーに繋がる存在であるといわれている。
 
『[[新ゲッターロボ]]』では[[平行世界]]の[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]が乗っており、隼人、[[武蔵坊弁慶|弁慶]]、早乙女博士、ミチルも皆[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]と同化し、そこで生まれた赤ん坊も既に[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]と同化していることに竜馬は驚愕する。この聖ドラゴンは、並行世界の竜馬がドラゴンに取り込まれた結果誕生した形態であり、エンペラーに繋がる存在であるといわれている。
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== ゲッター線との同化 ==
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=== ゲッター線との同化 ===
 
上文が[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]との同化に対し、こちらはゲッター線その物と同化する事を言う。原作漫画版の登場人物である南風渓(SRW未参戦)の場合は、精神のみが同化していた為、人類医学の観点では植物状態と同様の姿となっていた。<br />
 
上文が[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]との同化に対し、こちらはゲッター線その物と同化する事を言う。原作漫画版の登場人物である南風渓(SRW未参戦)の場合は、精神のみが同化していた為、人類医学の観点では植物状態と同様の姿となっていた。<br />
 
『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』の[[早乙女研究所]]では[[真ゲッタードラゴン]]の起動によって博士、所員、みんなまとめて取り込まれている。その際取り込まれた者達はゲッターと世界のすべてを知る。取り込まれていく所員達は、ゲッター線と同化する瞬間、次々と「'''ああ。そうか。そうだったのか'''」と全てを知って満足そうに取り込まれている。
 
『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』の[[早乙女研究所]]では[[真ゲッタードラゴン]]の起動によって博士、所員、みんなまとめて取り込まれている。その際取り込まれた者達はゲッターと世界のすべてを知る。取り込まれていく所員達は、ゲッター線と同化する瞬間、次々と「'''ああ。そうか。そうだったのか'''」と全てを知って満足そうに取り込まれている。
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また[[真ゲッターロボ]]に取り込まれるのはゲッター線と同化したのと同じ現象である。こちらも有機物・無機物問わず吸収していた。また真ゲッターに乗って精神の弱い者はそのまま取り込まれる。前述の通り、南風渓は[[真ゲッターロボ]]に乗っただけで精神を完全に取り込まれ、大道剴は[[真ゲッターロボ]]に乗った事で精神に異常をきたし、[[真ゲッターロボ]]を爆破しようとしたが、そのまま肉体ごと取り込まれた。[[一文字號]]は[[真ゲッターロボ]]と完全に同調した事で全てを知り、同じく[[真ゲッターロボ]]と完全に同調して全てを知った[[流竜馬]]やメシア・タイールと共に、最後は[[真ゲッターロボ]]に取り込まれた。
 
また[[真ゲッターロボ]]に取り込まれるのはゲッター線と同化したのと同じ現象である。こちらも有機物・無機物問わず吸収していた。また真ゲッターに乗って精神の弱い者はそのまま取り込まれる。前述の通り、南風渓は[[真ゲッターロボ]]に乗っただけで精神を完全に取り込まれ、大道剴は[[真ゲッターロボ]]に乗った事で精神に異常をきたし、[[真ゲッターロボ]]を爆破しようとしたが、そのまま肉体ごと取り込まれた。[[一文字號]]は[[真ゲッターロボ]]と完全に同調した事で全てを知り、同じく[[真ゲッターロボ]]と完全に同調して全てを知った[[流竜馬]]やメシア・タイールと共に、最後は[[真ゲッターロボ]]に取り込まれた。
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== ゲッター線の使命 ==
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=== ゲッター線の使命 ===
 
石川賢の漫画『真説・魔獣戦線』によると、謎の存在“'''時天空'''”を倒す為に、“'''大いなる意思'''”が魔獣や星を喰う化け物、'''宇宙を破壊する機械のバケモノ'''を作り出したという。この'''宇宙を破壊する機械のバケモノ'''こそがゲッターロボであり、ゲッター線であるという考察が読者の間でなされている。現在、その目的を最も理想的な形で顕在化させている内の一つが「'''[[ゲッターエンペラー]]'''」である。大いなる意思はゲッターをと呼称していた他、『ゲッターロボアーク』で[[巴武蔵]]はゲッター線を通じ、「人間が生まれた意味」「人間同士が殺しあう意味」を知り始めていた様子が描かれており、作品間の繋がりを見せている。
 
石川賢の漫画『真説・魔獣戦線』によると、謎の存在“'''時天空'''”を倒す為に、“'''大いなる意思'''”が魔獣や星を喰う化け物、'''宇宙を破壊する機械のバケモノ'''を作り出したという。この'''宇宙を破壊する機械のバケモノ'''こそがゲッターロボであり、ゲッター線であるという考察が読者の間でなされている。現在、その目的を最も理想的な形で顕在化させている内の一つが「'''[[ゲッターエンペラー]]'''」である。大いなる意思はゲッターをと呼称していた他、『ゲッターロボアーク』で[[巴武蔵]]はゲッター線を通じ、「人間が生まれた意味」「人間同士が殺しあう意味」を知り始めていた様子が描かれており、作品間の繋がりを見せている。
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なお、ゲッター線が存在する全ての世界でゲッター線が自らの使命を全うする戦いを起こすわけではなく、団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』では遥か未来の世界でもゲッター線は特に行動を起こしておらず(起こせる状況ではなかったとも言える)、『第3次α』ではゲッター線は自ら身を引くような形になっている(後述)。
 
なお、ゲッター線が存在する全ての世界でゲッター線が自らの使命を全うする戦いを起こすわけではなく、団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』では遥か未来の世界でもゲッター線は特に行動を起こしておらず(起こせる状況ではなかったとも言える)、『第3次α』ではゲッター線は自ら身を引くような形になっている(後述)。
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== ゲッターを滅ぼそうとする者達 ==
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=== ゲッターを滅ぼそうとする者達 ===
 
上文に書いてあるようにゲッターに滅ぼされた者は数知れず、ゲッターに対抗する者は多い。遥か未来からやってくる昆虫人(原作漫画版)や、別の次元に住む神々に、彼らの意を受けた[[異世界]]の地球人・[[安倍晴明]](『[[新ゲッターロボ]]』)がゲッターを滅ぼす為に[[新早乙女研究所|早乙女研究所]]と竜馬達を襲ってくる。現代では[[恐竜帝国]]と[[百鬼帝国]]が代表的な敵対者である。神々が語るに[[鬼]]([[百鬼帝国]]とは別物)は、ゲッターに駆逐された者達の末裔とされている。漫画『ゲッターロボアーク』(SRW未参戦)に登場する[[帝王ゴール]]の実子・カムイや『[[新ゲッターロボ]]』の[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]など、単身時空を越えてゲッターに戦いを挑む者もいる。
 
上文に書いてあるようにゲッターに滅ぼされた者は数知れず、ゲッターに対抗する者は多い。遥か未来からやってくる昆虫人(原作漫画版)や、別の次元に住む神々に、彼らの意を受けた[[異世界]]の地球人・[[安倍晴明]](『[[新ゲッターロボ]]』)がゲッターを滅ぼす為に[[新早乙女研究所|早乙女研究所]]と竜馬達を襲ってくる。現代では[[恐竜帝国]]と[[百鬼帝国]]が代表的な敵対者である。神々が語るに[[鬼]]([[百鬼帝国]]とは別物)は、ゲッターに駆逐された者達の末裔とされている。漫画『ゲッターロボアーク』(SRW未参戦)に登場する[[帝王ゴール]]の実子・カムイや『[[新ゲッターロボ]]』の[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]など、単身時空を越えてゲッターに戦いを挑む者もいる。
 
   
 
   
 
神々ですら怯え恐れる力を持つゲッター線。神は人類やゲッターの行き着く先は「おぞましき姿」だと述べるが、その真実は未だ(そして原作者亡き現在、恐らく永遠に)不明。
 
神々ですら怯え恐れる力を持つゲッター線。神は人類やゲッターの行き着く先は「おぞましき姿」だと述べるが、その真実は未だ(そして原作者亡き現在、恐らく永遠に)不明。
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== 竜馬達との関係 ==
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=== 竜馬達との関係 ===
 
基本的にゲッター線は[[流竜馬]]を基準に意思を託しており、原作版では幾度もその対話による決別と融合を描かれている。SRWオリジナルの設定では、他のメディア作品なども含め、あらゆる[[平行世界]]の竜馬を見ていると設定されている。これは竜馬と究極のゲッターロボ・[[ゲッターエンペラー]]の関係性が非常に深い為だと思われる。なお他メディア作品の竜馬の中には、ゲッター線の力を個人で引き出せる者などもいる。他にも、竜馬の中にはゲッターに直接歯向かう者も居り、『[[新ゲッターロボ]]』の[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]などがそれに当たる。
 
基本的にゲッター線は[[流竜馬]]を基準に意思を託しており、原作版では幾度もその対話による決別と融合を描かれている。SRWオリジナルの設定では、他のメディア作品なども含め、あらゆる[[平行世界]]の竜馬を見ていると設定されている。これは竜馬と究極のゲッターロボ・[[ゲッターエンペラー]]の関係性が非常に深い為だと思われる。なお他メディア作品の竜馬の中には、ゲッター線の力を個人で引き出せる者などもいる。他にも、竜馬の中にはゲッターに直接歯向かう者も居り、『[[新ゲッターロボ]]』の[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]などがそれに当たる。
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武蔵や弁慶に関しても、[[真ドラゴン]]の誕生時の出来事や超未来での[[ゲッターエンペラー]]との関わり方から、ゲッター線に縁を持ったものは、いずれも何らかの形で関係性が見え隠れする。ちなみに隼人は、超未来の「ゲッター戦記」に関わる事態には滅多に連れて行かれず、これにも何らかの意思が介在してると思われる(『[[真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日|世界最後の日]]』等、例外も存在する)。また、[[一文字號]]に対しても竜馬と同じものを見せ、意思の疎通や対話を行っていた。
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武蔵や弁慶に関しても、[[真ドラゴン]]の誕生時の出来事や超未来での[[ゲッターエンペラー]]との関わり方から、ゲッター線に縁を持ったものは、いずれも何らかの形で関係性が見え隠れする。ちなみに隼人は、超未来の「ゲッター戦記」に関わる事態には滅多に連れて行かれず、これにも何らかの意思が介在してると思われる(『[[真ゲッターロボ 世界最後の日|世界最後の日]]』等、例外も存在する)。また、[[一文字號]]に対しても竜馬と同じものを見せ、意思の疎通や対話を行っていた。
    
なおゲッター線は漫画版を基点に、TV版、OVA版、スパロボ等のクロス作品で戦った全ての記憶が蓄積されており、それを竜馬に見せて己が使命を伝えたりもする…という説も存在するが、真偽は不明。
 
なおゲッター線は漫画版を基点に、TV版、OVA版、スパロボ等のクロス作品で戦った全ての記憶が蓄積されており、それを竜馬に見せて己が使命を伝えたりもする…という説も存在するが、真偽は不明。
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== ゲッターロボの戦闘能力との関係 ==
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=== ゲッターロボの戦闘能力との関係 ===
 
「三つの心が一つになれば」の言葉通り、基本的にはゲッター線に選ばれた者が搭乗していないと[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]はその真の力を発揮できない事が多い。『[[新ゲッターロボ]]』にて[[神隼人 (OVA)|隼人]]と[[武蔵坊弁慶|弁慶]]の二人乗りのゲッターは[[流竜馬  (OVA)|竜馬]]が搭乗していない時と比べて大幅に戦闘能力が低下しており、逆に竜馬が搭乗した際には、絶大な戦闘能力を発揮している。また、この作品においては竜馬は単独でゲッターの力を引き出せる存在となっており、ただ一人ゲッター線に選ばれた存在となっている。なお、これは『[[新]]』の竜馬の適正がずば抜けて高かったという理由もあり、隼人や弁慶が選ばれなかったという訳ではないと思われる。
 
「三つの心が一つになれば」の言葉通り、基本的にはゲッター線に選ばれた者が搭乗していないと[[ゲッターロボ (兵器)|ゲッターロボ]]はその真の力を発揮できない事が多い。『[[新ゲッターロボ]]』にて[[神隼人 (OVA)|隼人]]と[[武蔵坊弁慶|弁慶]]の二人乗りのゲッターは[[流竜馬  (OVA)|竜馬]]が搭乗していない時と比べて大幅に戦闘能力が低下しており、逆に竜馬が搭乗した際には、絶大な戦闘能力を発揮している。また、この作品においては竜馬は単独でゲッターの力を引き出せる存在となっており、ただ一人ゲッター線に選ばれた存在となっている。なお、これは『[[新]]』の竜馬の適正がずば抜けて高かったという理由もあり、隼人や弁慶が選ばれなかったという訳ではないと思われる。
    
また、スパロボシリーズの姉妹作である『A.C.E.シリーズ』の第3作『[[Another Century's Episode 3 THE FINAL|A.C.E.3]]』においては、[[真ドラゴン]]の最終形態に同作のオリジナルキャラクターであるベルクトがコアとなって搭乗するが、『[[Another Century's Episode 3 THE FINAL|A.C.E.3]]』本編で[[神隼人 (OVA)|隼人]]が言った通り、ゲッター線に選ばれた存在ではない彼が(ベルクトが言うには「[[ゴウ]]に否定された[[真ドラゴン]]が新たなコアを求めた」との事だが)搭乗する[[真ドラゴン]]が本来の戦闘能力を発揮できるわけがなく、その戦闘能力は原作の[[ゴウ]]達が搭乗していた時と比べて、大幅に低下していた。しかし、ベルクト自身は[[真ドラゴン]]を起動・操縦しての戦闘をするだけの適正能力はあったので、普通の人間と比較すればゲッターに選ばれた存在であるとも解釈できる。
 
また、スパロボシリーズの姉妹作である『A.C.E.シリーズ』の第3作『[[Another Century's Episode 3 THE FINAL|A.C.E.3]]』においては、[[真ドラゴン]]の最終形態に同作のオリジナルキャラクターであるベルクトがコアとなって搭乗するが、『[[Another Century's Episode 3 THE FINAL|A.C.E.3]]』本編で[[神隼人 (OVA)|隼人]]が言った通り、ゲッター線に選ばれた存在ではない彼が(ベルクトが言うには「[[ゴウ]]に否定された[[真ドラゴン]]が新たなコアを求めた」との事だが)搭乗する[[真ドラゴン]]が本来の戦闘能力を発揮できるわけがなく、その戦闘能力は原作の[[ゴウ]]達が搭乗していた時と比べて、大幅に低下していた。しかし、ベルクト自身は[[真ドラゴン]]を起動・操縦しての戦闘をするだけの適正能力はあったので、普通の人間と比較すればゲッターに選ばれた存在であるとも解釈できる。
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== 大いなる意思 ==
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=== 大いなる意思 ===
 
;「ビッグバンは成功だ!時天空は崩壊している、ビッグバンは時天空を破壊しながら拡大していく」<br />「しかし時天空は無限だ、いずれビッグバンの爆発力も弱まる」<br />「原始的だが分子構造体を組み合わせ、時天空を攻撃する生物体を作り出す!」<br />「遺伝子を次々と組み合わせ、進化する戦闘的な種がいい!! 我々のような意識体ではなく、おのれら同士が喰い合う種がいい!」<br />「喰い合う事によって強くなる、破壊せよ、同胞を殺せ!武器を作り上げろ!」<br />「その中で生き残った種が進化を繰り返し、星々を喰う魔物が生まれてもいい!!」<br />「兵器を使い…宇宙を消滅させる機械の化物でもいい!!」
 
;「ビッグバンは成功だ!時天空は崩壊している、ビッグバンは時天空を破壊しながら拡大していく」<br />「しかし時天空は無限だ、いずれビッグバンの爆発力も弱まる」<br />「原始的だが分子構造体を組み合わせ、時天空を攻撃する生物体を作り出す!」<br />「遺伝子を次々と組み合わせ、進化する戦闘的な種がいい!! 我々のような意識体ではなく、おのれら同士が喰い合う種がいい!」<br />「喰い合う事によって強くなる、破壊せよ、同胞を殺せ!武器を作り上げろ!」<br />「その中で生き残った種が進化を繰り返し、星々を喰う魔物が生まれてもいい!!」<br />「兵器を使い…宇宙を消滅させる機械の化物でもいい!!」
 
:『真説・魔獣戦線』より、大いなる意思の意識体の言葉。
 
:『真説・魔獣戦線』より、大いなる意思の意識体の言葉。