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*主なパイロット:[[ハヤト・コバヤシ]]、[[リュウ・ホセイ]]、[[カイ・シデン]]、他
 
*主なパイロット:[[ハヤト・コバヤシ]]、[[リュウ・ホセイ]]、[[カイ・シデン]]、他
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[[地球連邦軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。対[[MS]]戦闘車両であるRTX-44を改修した物で、「[[V作戦]]」の前身である「RX計画」によって開発された連邦軍初の[[モビルスーツ]]でもある。主に長距離からの砲撃戦を得意としている。本機も[[コアブロックシステム]]を採用しているほか、頭部にもガンナー用のコクピットが据えられている複座式である。当初のパイロットは2名必要だったが、後に頭部からでも操縦が可能な単座式に改修された。下半身はキャタピラとなっており、[[ガンダム]]や[[ガンキャノン]]のような2足歩行ではないものの、あらゆる地形に適応可能と言う利点がある。また、底部にはバーニアが装備されており、低高度のジャンプぐらいなら可能。各部にはスラスターなども装備され、[[宇宙]]でも運用可能となっている。ただし、運動性はほとんど皆無と言わざるを得ない。
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[[地球連邦軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。対[[モビルスーツ|MS]]戦闘車両であるRTX-44を改修した物で、「[[V作戦]]」の前身である「RX計画」によって開発された'''[[地球連邦軍|連邦軍]]初のモビルスーツ'''でもある。主に長距離からの砲撃戦を得意としている。本機も[[コアブロックシステム]]を採用しているほか、頭部にもガンナー用のコクピットが据えられている複座式である。当初のパイロットは2名必要だったが、後に頭部からでも操縦が可能な単座式に改修された。下半身はキャタピラとなっており、[[ガンダム]]や[[ガンキャノン]]のような2足歩行ではないものの、あらゆる地形に適応可能と言う利点がある。また、底部にはバーニアが装備されており、低高度のジャンプぐらいなら可能。各部にはスラスターなども装備され、[[宇宙]]でも運用可能となっている。ただし、運動性はほとんど皆無と言わざるを得ない。
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劇中では[[ホワイトベース]]に搭載され、[[ハヤト・コバヤシ]]と[[リュウ・ホセイ]]が主に搭乗した。コクピットが単座式に改修されると、ハヤトが一人で操縦するようになった。最後は[[ア・バオア・クー]]攻防戦で大破し、放棄されている。劇場版では『哀・戦士』までしか登場せず、『めぐりあい宇宙』にて入れ替わりに[[ガンキャノン]]がもう1機配備されていた。
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劇中では[[ホワイトベース]]に搭載され、[[ハヤト・コバヤシ]]と[[リュウ・ホセイ]]が主に搭乗した。コクピットが単座式に改修されると、ハヤトが一人で操縦するようになった。最後は[[ア・バオア・クー]]攻防戦で大破し、放棄されている。一方、劇場版では『哀・戦士』までしか登場せず、『めぐりあい宇宙』にて入れ替わりに[[ガンキャノン]]がもう1機配備されていた。
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脚部がキャタピラ、コクピットが頭部と胴部で複座式、掌の代わりに連装の小型ミサイルが装備されているなど、所謂常識的な[[MS]]とはかけ離れている姿をしている。その上、劇中で上半身を切り離して砲台とするシーンもあったのだが、これは[[MS]]のイメージとの乖離をさらに推し進めるように思えるのは気のせいだろうか。とは言え、本機は連邦軍'''初'''のMSであり、当時の連邦軍はMSのノウハウが殆どなかったであろう事は容易に想像できる。そんな試行錯誤の中で開発された機体と考えれば、常識的なMSからかけ離れた姿をしているのも仕方ないのではないだろうか(実際、ガンタンクの後継機はMSのカテゴリから外されている)。<br />ただ、戦車としてみた場合でも、通常は被弾を減らすため前方投影面積を減らすように低くすべき車高が異常に高く、砲塔の旋回もできないというやや常識とは外れた機体構造になっている。
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脚部がキャタピラ、コクピットが頭部と胴部で複座式、掌の代わりに連装の小型ミサイルが装備されているなど、所謂常識的なMSとはかけ離れている姿をしている。その上、劇中で上半身を切り離して砲台とするシーンもあったのだが、これはMSのイメージとの乖離をさらに推し進めるように思えるのは気のせいだろうか。とは言え、ガンタンクは連邦軍が初めて開発したMSということもあって、当時の連邦軍はMSのノウハウが殆どなかったであろう事は容易に想像できる。そんな試行錯誤の中で開発された機体と考えれば、常識的なMSからかけ離れた姿をしているのも仕方ないのではないだろうか(実際、ガンタンクの後継機はMSのカテゴリから外されている)。<br />ただ、戦車としてみた場合でも、通常は被弾を減らすため前方投影面積を減らすように低くすべき車高が異常に高く、砲塔の旋回もできないというやや常識とは外れた機体構造になっている。
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「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」ではV作戦よりずっと前から開発され、配備されている。
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安彦良和氏の漫画作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)では「V作戦」よりずっと前から開発され、配備されている。ただし、MSではなく「主力戦車」という扱いである(そのため、連邦軍初のMSの座は[[ガンキャノン]]に譲られることになった)。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:初登場作品。パイロットが乗ってない状態で自軍のユニットとして所有されている。ハヤトは[[カラバ]]に参加していて味方パイロットにならないのが難点。
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:初登場作品。パイロットが乗ってない状態で自軍のユニットとして所有されている。[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]は[[カラバ]]に参加していて、味方パイロットにならないのが難点。
 
:射程は長いがそれ以外の性能が物足りなさ過ぎる。後のシリーズと違ってパーツスロットや改造段階で優遇されている事も無いので、愛が無い限りは使い続ける事は難しいだろう。
 
:射程は長いがそれ以外の性能が物足りなさ過ぎる。後のシリーズと違ってパーツスロットや改造段階で優遇されている事も無いので、愛が無い限りは使い続ける事は難しいだろう。
 
:なおリアル系の場合、[[Sガンダム]]が手に入る所でSガンダム修理のためにバラすかどうかの選択がある。バラさない選択をした場合、Sガンダムは手に入らないので、使い続けるにはSガンダムを諦める必要がある。よほどの愛が無い限り、普通はやらないだろう、多分。
 
:なおリアル系の場合、[[Sガンダム]]が手に入る所でSガンダム修理のためにバラすかどうかの選択がある。バラさない選択をした場合、Sガンダムは手に入らないので、使い続けるにはSガンダムを諦める必要がある。よほどの愛が無い限り、普通はやらないだろう、多分。
:ここでSガンダムを諦めてまでガンタンクを残したとしても、ロザミアが勝手に乗ってぶっ壊す可能性まであるため、残すデメリットが大きすぎる。ちなみに[[Sガンダム]]登場以前に廃棄して金の足しにしてしまってもSガンダムの入手イベントには支障が無いので、使い続けるつもりが無いならさっさと廃棄した方がお得である。
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:ここでSガンダムを諦めてまでガンタンクを残したとしても、[[ロザミア・バダム|ロザミア]]が勝手に乗ってぶっ壊す可能性まであるため、残すデメリットが大きすぎる。ちなみに[[Sガンダム]]登場以前に廃棄して金の足しにしてしまってもSガンダムの入手イベントには支障が無いので、使い続けるつもりが無いならさっさと廃棄した方がお得である。
 
:なお、Sガンダムの'''コクピット周りのシステムのパーツ'''として使われるらしいのだが…世代も火器の質も量もまるで異なるMSのコクピットにどうやったらなるのかは疑問である。ただでさえガンタンクは後のMSに比べると珍しい、頭部コクピットタイプのMSなのに…。一応、どちらもコアブロックシステムがあるのでガンタンクの[[コアファイター]]を流用したと考えるのが妥当であろう…'''だったらガンダムでもガンキャノンでもいいだろう'''というのは置いておいて。
 
:なお、Sガンダムの'''コクピット周りのシステムのパーツ'''として使われるらしいのだが…世代も火器の質も量もまるで異なるMSのコクピットにどうやったらなるのかは疑問である。ただでさえガンタンクは後のMSに比べると珍しい、頭部コクピットタイプのMSなのに…。一応、どちらもコアブロックシステムがあるのでガンタンクの[[コアファイター]]を流用したと考えるのが妥当であろう…'''だったらガンダムでもガンキャノンでもいいだろう'''というのは置いておいて。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
:性能は第4次と同じだが、[[Sガンダム]]との選択廃棄はなくなった。
 
:性能は第4次と同じだが、[[Sガンダム]]との選択廃棄はなくなった。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
:シナリオ「シャングリラ・チルドレン」でコロニーに侵入した[[ポセイダル軍]]を迎撃する為に、[[モンド・アガケ|モンド]]が搭乗する。
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:シナリオ「シャングリラ・チルドレン」で[[スペースコロニー|コロニー]]に侵入した[[ポセイダル軍]]を迎撃する為に、[[モンド・アガケ|モンド]]が搭乗する。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
:[[F]]に続き味方ユニットにあるものの殆ど使われない。[[ボール]]が手に入ることで最弱ユニットの座も奪われる。
 
:[[F]]に続き味方ユニットにあるものの殆ど使われない。[[ボール]]が手に入ることで最弱ユニットの座も奪われる。
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:改造段階が破格なため愛と資金があれば強くなるが……
 
:改造段階が破格なため愛と資金があれば強くなるが……
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
:ホワイトベースの艦載機として序盤から使え、原作通りハヤトやリュウを乗せられる(流石に二人乗りはできないが)。[[ガンダム]]([[G-3ガンダム]])、[[ガンキャノン]]との[[合体攻撃]]が使える上、単体でも攻撃力が十分あり、長射程も有利。[[宇宙]]では適応が低いのでスラスターモジュールの用意を。
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:ホワイトベースの艦載機として序盤から使え、原作通り[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]や[[リュウ・ホセイ|リュウ]]を乗せられる(流石に二人乗りはできないが)。[[ガンダム]]([[G-3ガンダム]])、[[ガンキャノン]]との[[合体攻撃]]が使える上、単体でも攻撃力が十分あり、長射程も有利。[[宇宙]]では[[地形適応]]が低いのでスラスターモジュールの用意を。
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
:NEO系列システムの恩恵を受けているユニットの一つ。「対空」効果を持つボップミサイルと「対地」効果を持つ120mmキャノンの使い勝手が抜群に良く、特殊能力「頑強」による堅牢さもあり歴代最強のガンタンク…「'''機動戦士ガンタンク'''」とも評価されている。ハヤト自身も「サポート」と「ガード」を有し、特に援護行動で数値以上に強さを発揮する。
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:NEO系列システムの恩恵を受けているユニットの一つ。「対空」効果を持つボップミサイルと「対地」効果を持つ120mmキャノンの使い勝手が抜群に良く、特殊能力「[[頑強]]」による堅牢さもあり歴代最強のガンタンク…'''「機動戦士ガンタンク」'''とも評価されている。ハヤト自身も「サポート」と「ガード」を有し、特に援護行動で数値以上に強さを発揮する。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:本機と同じく[[V作戦]]によって開発された機体。
 
:本機と同じく[[V作戦]]によって開発された機体。
 
;[[ホワイトベース]]
 
;[[ホワイトベース]]
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:「V作戦」の要となる[[母艦]]。
 
;量産型ガンタンク
 
;量産型ガンタンク
 
:『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』に登場した機体。[[コアブロックシステム]]のオミットなどでコストダウンが図られている。[[ジオン軍]]の秘密基地に対して砲撃を行っていたが、[[ノリス・パッカード]]の駆る[[グフカスタム]]によって全滅させられている。SRW未登場。
 
:『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』に登場した機体。[[コアブロックシステム]]のオミットなどでコストダウンが図られている。[[ジオン軍]]の秘密基地に対して砲撃を行っていたが、[[ノリス・パッカード]]の駆る[[グフカスタム]]によって全滅させられている。SRW未登場。
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