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325 バイト追加 、 2013年9月25日 (水) 00:14
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戦闘ゾイドの誕生により、民族対立の小競り合いが絶えなかった惑星Ziには大規模な戦乱が頻発するようになった。特に、大国であるヘリック共和国とガイロス帝国は、惑星Ziの覇権をかけて激しい戦争を繰り広げている(アニメ『[[ゾイド -ZOIDS-]]』)。
 
戦闘ゾイドの誕生により、民族対立の小競り合いが絶えなかった惑星Ziには大規模な戦乱が頻発するようになった。特に、大国であるヘリック共和国とガイロス帝国は、惑星Ziの覇権をかけて激しい戦争を繰り広げている(アニメ『[[ゾイド -ZOIDS-]]』)。
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その後、永い時を経て帝国と共和国が和解。ゾイドは戦闘用の兵器としてではなく、戦闘競技「ゾイドバトル」に用いられるようになった(アニメ『ZOIDS新世紀スラッシュゼロ』『ゾイドフューザーズ』)。
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その後、永い時を経て帝国と共和国が和解。ゾイドは戦闘用の兵器としてではなく、戦闘競技「ゾイドバトル」に用いられるようになった(アニメ『[[ZOIDS新世紀/ZERO]]』『ゾイドフューザーズ』)。
    
しかしそのような時も長くは続かず、惑星Ziを大災厄が襲う。生き残った人々は空に活路を求めた人々と地上に残った人々に別れた。この後、野性のゾイドはほぼ全滅、改造ゾイドの一部は災厄を生き延びたが休眠状態となり地中に埋もれてしまう。この時代の人類は地中からの発掘によってのみゾイドを手に入れることが可能となる。また、ゾイド改造技術も基本的にロストテクノロジーであるため、発掘されたゾイドを乗り手に合わせて改造することは容易ではない。そのゾイドに合わせた操縦技術を乗り手が鍛錬する、というのがこの時代のゾイド乗りのスタンスである。<br />『[[スーパーロボット大戦K]]』に参戦した『[[機獣創世記ゾイドジェネシス]]』はおおよそこの時代に位置する物語である。
 
しかしそのような時も長くは続かず、惑星Ziを大災厄が襲う。生き残った人々は空に活路を求めた人々と地上に残った人々に別れた。この後、野性のゾイドはほぼ全滅、改造ゾイドの一部は災厄を生き延びたが休眠状態となり地中に埋もれてしまう。この時代の人類は地中からの発掘によってのみゾイドを手に入れることが可能となる。また、ゾイド改造技術も基本的にロストテクノロジーであるため、発掘されたゾイドを乗り手に合わせて改造することは容易ではない。そのゾイドに合わせた操縦技術を乗り手が鍛錬する、というのがこの時代のゾイド乗りのスタンスである。<br />『[[スーパーロボット大戦K]]』に参戦した『[[機獣創世記ゾイドジェネシス]]』はおおよそこの時代に位置する物語である。
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;[[ゾイド -ZOIDS-]]
 
;[[ゾイド -ZOIDS-]]
 
:アニメ第一作。漫画雑誌や模型で展開された『ゾイドバトルストーリー』をベースとしている。
 
:アニメ第一作。漫画雑誌や模型で展開された『ゾイドバトルストーリー』をベースとしている。
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;[[ZOIDS新世紀/ZERO]]
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:アニメ第二作。ゾイドは戦争の兵器ではなくバトル競技の乗機として扱われるようになっている。
 
;[[機獣創世記ゾイドジェネシス]]
 
;[[機獣創世記ゾイドジェネシス]]
 
:アニメ第四作。文明が崩壊した遥か未来の惑星Ziを舞台としている。
 
:アニメ第四作。文明が崩壊した遥か未来の惑星Ziを舞台としている。
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:主に[[主人公]]が乗るライオン型。ライオンだけに気位が高く獰猛で、乗り手に特殊な素質を求める機体も多い。[[主人公]]メカらしく潜在能力が高く、乗り換えはせずにパワーアップする事が多い。元々は帝国軍の開発した「サーベルタイガー」に苦戦した共和国軍が捕獲した機体を解析・開発して生み出された機体である。「タイガータイプ」と比べ、武装面では劣るが、高速戦闘や格闘戦に長けている。後に帝国軍も「ライガーゼロ」を開発したが、開発途中で共和国軍に奪われてしまい、実戦配備が遅れることとなった。「[[シールドライガー]]」系や「ライガーゼロ」系が有名で「[[ブレードライガー]]」は全アニメに登場(ジェネシスではOPアバンの影絵のみ)しており、「ライガーゼロ」は2作品続けて主人公の乗機となっている。
 
:主に[[主人公]]が乗るライオン型。ライオンだけに気位が高く獰猛で、乗り手に特殊な素質を求める機体も多い。[[主人公]]メカらしく潜在能力が高く、乗り換えはせずにパワーアップする事が多い。元々は帝国軍の開発した「サーベルタイガー」に苦戦した共和国軍が捕獲した機体を解析・開発して生み出された機体である。「タイガータイプ」と比べ、武装面では劣るが、高速戦闘や格闘戦に長けている。後に帝国軍も「ライガーゼロ」を開発したが、開発途中で共和国軍に奪われてしまい、実戦配備が遅れることとなった。「[[シールドライガー]]」系や「ライガーゼロ」系が有名で「[[ブレードライガー]]」は全アニメに登場(ジェネシスではOPアバンの影絵のみ)しており、「ライガーゼロ」は2作品続けて主人公の乗機となっている。
 
;二足恐竜タイプ
 
;二足恐竜タイプ
:主に軍事利用に使われ戦闘力が基本ゾイドを凌駕する。気質が極めて凶暴でごく一部のエースパイロットでしか乗りこなせない機体が多い。格闘戦を得意とするものが多かったが、「デスザウラー」以降は格闘・射撃の両方得意とするものも増えている。なおライバルが乗り換える時に使用する事もある。ゾイド人気の火付け役となった「ゴジュラス」や「デスザウラー」、ライバルキャラの乗機となる事が多かった「ジェノザウラー」系などが有名。また、「バーサークフューラー」は2作品続けてライバルの乗機となっている。「アロザウラー」や「ゴッドカイザー」など中型のもの、「ゴドス」や「レブラプター」など小型のものも存在。大型のものは「ゾイドジェネシス」の時代ではほぼ絶滅している。
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:主に軍事利用に使われ戦闘力が基本ゾイドを凌駕する。気質が極めて凶暴でごく一部のエースパイロットでしか乗りこなせない機体が多い。格闘戦を得意とするものが多かったが、「[[デスザウラー]]」以降は格闘・射撃の両方得意とするものも増えている。なおライバルが乗り換える時に使用する事もある。ゾイド人気の火付け役となった「ゴジュラス」や「デスザウラー」、ライバルキャラの乗機となる事が多かった「ジェノザウラー」系などが有名。また、「バーサークフューラー」は2作品続けてライバルの乗機となっている。「アロザウラー」や「ゴッドカイザー」など中型のもの、「ゴドス」や「レブラプター」など小型のものも存在。大型のものは「ゾイドジェネシス」の時代ではほぼ絶滅している。
 
;四足恐竜タイプ
 
;四足恐竜タイプ
 
:こちらは二足型に比べやや戦闘力は劣るものが多いが、比較的扱いやすく、またその性質から砲撃戦用・支援用が多い。突撃戦用の機体も存在する。「レッドホーン」や「ゴルドス」が代表種。中には「ウルトラザウルス」や「マッドサンダー」のような超大型や決戦兵器タイプのものも存在する。二足歩行型同様、「ゾイドジェネシス」時代ではほぼ絶滅している。
 
:こちらは二足型に比べやや戦闘力は劣るものが多いが、比較的扱いやすく、またその性質から砲撃戦用・支援用が多い。突撃戦用の機体も存在する。「レッドホーン」や「ゴルドス」が代表種。中には「ウルトラザウルス」や「マッドサンダー」のような超大型や決戦兵器タイプのものも存在する。二足歩行型同様、「ゾイドジェネシス」時代ではほぼ絶滅している。
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:「[[コマンドウルフ]]」を祖とする中型ゾイド。あらゆる任務に対応可能な汎用性が特徴で、アニメ作中では主に[[主人公]]の仲間ポジションでの登場が多く、主人公の先輩的存在のパイロットが使用する。元々は「シールドライガー」の僚機として開発された機体である。機体によって性格の差があるようで、実際のオオカミ同様にリーダーを据えた集団戦闘で本領を発揮する。類似タイプとして狐型の「シャドーフォックス」などがいる。
 
:「[[コマンドウルフ]]」を祖とする中型ゾイド。あらゆる任務に対応可能な汎用性が特徴で、アニメ作中では主に[[主人公]]の仲間ポジションでの登場が多く、主人公の先輩的存在のパイロットが使用する。元々は「シールドライガー」の僚機として開発された機体である。機体によって性格の差があるようで、実際のオオカミ同様にリーダーを据えた集団戦闘で本領を発揮する。類似タイプとして狐型の「シャドーフォックス」などがいる。
 
;コングタイプ
 
;コングタイプ
:見た目通り力強く、恐竜タイプにも匹敵する。それでいて気質が穏やかで操縦しやすいという変わり種でもある。かつての共和国側の花形ゾイド「ゴジュラス」のライバルとして登場した「アイアンコング」を祖に持つ関係からか、敵味方問わず重要キャラが搭乗する事が多い。中の乗り手は[[ガラガ|ゴリラのような奴]]も居れば[[カール・リヒテン・シュバルツ|ハンサムな乗り手]]も居る。
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:見た目通り力強く、恐竜タイプにも匹敵する。それでいて気質が穏やかで操縦しやすいという変わり種でもある。かつての共和国側の花形ゾイド「ゴジュラス」のライバルとして登場した「[[アイアンコング]]」を祖に持つ関係からか、敵味方問わず重要キャラが搭乗する事が多い。中の乗り手は[[ガラガ|ゴリラのような奴]]も居れば[[カール・リヒテン・シュバルツ|ハンサムな乗り手]]も居る。
 
;タイガータイプ
 
;タイガータイプ
:「サーベルタイガー(現:セイバータイガー)」を祖に持つ高速型ゾイド。この系列の機体と、そのライバルとして登場した「ライガータイプ」により、重装甲、重武装ゾイドが主力だった惑星Ziの戦場の様相を一変させた。主に[[ライバル]]キャラが乗る事が多いが、「ジェノザウラー」の登場以降、その座を二足恐竜型に奪われつつある。上記の理由から高速戦闘ゾイドの祖ともいえる。
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:「サーベルタイガー(現:[[セイバータイガー]])」を祖に持つ高速型ゾイド。この系列の機体と、そのライバルとして登場した「ライガータイプ」により、重装甲、重武装ゾイドが主力だった惑星Ziの戦場の様相を一変させた。主に[[ライバル]]キャラが乗る事が多いが、「ジェノザウラー」の登場以降、その座を二足恐竜型に奪われつつある。上記の理由から高速戦闘ゾイドの祖ともいえる。
 
;哺乳類タイプ
 
;哺乳類タイプ
 
:ライガー系などの他にも哺乳類型は比較的登場する。傾向としては恐竜型とほぼ同じく、肉食系は格闘戦に優れており、草食系は砲撃戦用・重装甲が多い。また四足恐竜型同様に草食型には突撃型も存在。「ディバイソン」「エレファンダー」などがこのカテゴリーに入る。
 
:ライガー系などの他にも哺乳類型は比較的登場する。傾向としては恐竜型とほぼ同じく、肉食系は格闘戦に優れており、草食系は砲撃戦用・重装甲が多い。また四足恐竜型同様に草食型には突撃型も存在。「ディバイソン」「エレファンダー」などがこのカテゴリーに入る。
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:ドラゴンやペガサスをモチーフにした幻獣タイプも存在する。
 
:ドラゴンやペガサスをモチーフにした幻獣タイプも存在する。
 
;昆虫タイプ(飛行以外)
 
;昆虫タイプ(飛行以外)
:主に運搬に適していたり空を飛んだり砲撃が得意。繁殖力に優れており大量配備できる種が多いのが特徴。サポート要員はこれが多い。しかし「デススティンガー」のような超兵器クラスのゾイドも存在する。「グスタフ」や「モルガ」がこのカテゴリーに入る。
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:主に運搬に適していたり空を飛んだり砲撃が得意。繁殖力に優れており大量配備できる種が多いのが特徴。サポート要員はこれが多い。しかし「デススティンガー」のような超兵器クラスのゾイドも存在する。「グスタフ」や「[[モルガ]]」がこのカテゴリーに入る。
 
;爬虫類タイプ
 
;爬虫類タイプ
 
:小型ないし中型のタイプ。局地戦用機が多い。「カノントータス」「ステルスバイパー」「ヘルディガンナー」などがこのカテゴリーに入る。
 
:小型ないし中型のタイプ。局地戦用機が多い。「カノントータス」「ステルスバイパー」「ヘルディガンナー」などがこのカテゴリーに入る。
 
;水棲タイプ
 
;水棲タイプ
:これらのゾイドもあまり種類は少ない。純粋な飛行型には劣るが飛行可能なものも多い。「シンカー」「ハンマーヘッド」などがこのカテゴリーに入る。中には「ホエールキング」や「ネオ・タートルシップ」のような輸送艦として扱われる巨大ゾイドも存在する。
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:これらのゾイドもあまり種類は少ない。純粋な飛行型には劣るが飛行可能なものも多い。「シンカー」「ハンマーヘッド」などがこのカテゴリーに入る。中には「[[ホエールキング]]」や「ネオ・タートルシップ」のような輸送艦として扱われる巨大ゾイドも存在する。
 
;キメラタイプ
 
;キメラタイプ
 
:キメラブロックスというブロックスゾイドの亜種で「キメラ」とも呼ばれている。名称の通り2種類の生物の遺伝子をブロックスコアに組み込んだことにより、2つの生物の特徴を持ち合わせる外見となっている。ブロックスゾイドとは異なり、大半が無人機である。しかし、開発当初のキメラブロックスはゾイドとしての闘争本能が軍事用プログラムを侵食してしまい、敵どころか味方にまで襲い掛かり、更に他のゾイドを捕食しては突然変異を引き起こしてしまうことが多かった。その後、キメラ達を制御する為に「ロードゲイル」や「ディアントラー」が開発された。
 
:キメラブロックスというブロックスゾイドの亜種で「キメラ」とも呼ばれている。名称の通り2種類の生物の遺伝子をブロックスコアに組み込んだことにより、2つの生物の特徴を持ち合わせる外見となっている。ブロックスゾイドとは異なり、大半が無人機である。しかし、開発当初のキメラブロックスはゾイドとしての闘争本能が軍事用プログラムを侵食してしまい、敵どころか味方にまで襲い掛かり、更に他のゾイドを捕食しては突然変異を引き起こしてしまうことが多かった。その後、キメラ達を制御する為に「ロードゲイル」や「ディアントラー」が開発された。
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=== 二足恐竜タイプ ===
 
=== 二足恐竜タイプ ===
;[[ガンスナイパー]]
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;[[ガンスナイパー]]<!-- / [[ガンスナイパーLS]] / [[ガンスナイパーNS]]-->
 
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;[[ジェノブレイカー]]
 
;[[ジェノブレイカー]]
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=== 四足恐竜タイプ ===
 
=== 四足恐竜タイプ ===
;[[レッドホーン]] / ダークホーン
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;[[レッドホーン]] / [[ダークホーン]]
 
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=== コングタイプ ===
 
=== コングタイプ ===
;[[アイアンコング]] / [[アイアンコングSS]]
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;[[アイアンコング]] / [[アイアンコングSS]] / [[アイアンコングMk-II]]
 
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;[[デッドリーコング]]
 
;[[デッドリーコング]]
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;[[モルガキャノリー]] / [[モルガキャノリー (ア・カン)]]
 
;[[モルガキャノリー]] / [[モルガキャノリー (ア・カン)]]
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=== 水棲タイプ ===
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;[[ホエールキング]]
 
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