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、 2012年7月10日 (火) 14:40
== ジェットスクランダー(Jet Scramder) ==
*[[登場作品]]
**[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]
**[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]
**[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]
**[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対暗黒大将軍]]
**[[真マジンガー 衝撃! Z編]]
*分類:空中戦用強化パーツ
<!-- *全高:m -->
*翼長:18 m
*重量:1 t
*最高速度:マッハ3
*限界上昇高度:2万 m
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:[[光子力]]エネルギー
<!-- *[[出力]]:kW -->
*推進機関:[[光子力]]ロケットエンジン
<!-- *推力:kg -->
*装甲材質:[[超合金Z]]
*開発者:[[弓弦之助]]、スミス博士
*所属:[[光子力研究所]]
<!-- *メカニックデザイン: -->
[[マジンガーZ]]を[[飛行]]させるために開発された強化パーツで、「'''紅の翼'''」の通称を持つ。<br />原作TV版第34話「紅い稲妻 空飛ぶマジンガー」、及び劇場映画『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』にて堂々のデビューを果たす(正確には劇場版公開日の方が、TV版第34話放映日よりも5日ほどお披露目が早い)。
[[弓弦之助|弓教授]]とアメリカのロケット工学者・スミス博士との共同開発により完成した「紅の翼」は、飛行速度がマッハ2.3を越えると翼が後退する可変翼システムを導入している。<br />[[ホバーパイルダー]]、及び[[ジェットパイルダー]]のコクピット内に備え付けられた「JS装置」と呼ばれる誘導装置により、山に擬装された格納庫からカタパルトを伝って射出され、自動追尾で[[マジンガーZ]]を正確に補足しドッキングを果たす。その際に[[兜甲児|甲児]]が叫ぶ「'''スクランダー・クロス!'''」とは、合体時に[[マジンガーZ]]とスクランダーの形成するシルエットが、あたかも十字架のように見える事に由来する。滑走による加速を必要とせず、斜め上に向けられたベースに据えられて一気に発進するため、加速力も相当なもの。
マッハ3の飛行速度を活かした翼による激突戦術は、そのままスクランダーカッターとなり、後に[[妖機械獣]]への対抗策としてサザンクロスナイフも翼内に内蔵するなど、単なるオプショナルパーツに留まらず武装強化の面でも一役買っている。
空を飛べないロボットが、翼パーツを装着して飛行可能となるシークエンスは、長期に亘って「空飛ぶ[[機械獣]]」に苦戦を強いられる様を描き、[[飛行]]能力追加の必然性を強調するストーリー構成の巧妙さも手伝って、かなりのインパクトを残した。
リメイク作品『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』にも登場するが、お披露目話の翌週で早々に破壊されるという正に「衝撃!」的な最期を迎える事に…。更なる強大な翼「ゴッドスクランダー」の前座でしかなかったという扱いは、旧作を知るファンを唖然とさせた。
後続作品でもオマージュが多く、SRWでもマジンガーZ最初の強化でお馴染みだが、SRW参戦作にはオマージュしたメカが意外と少ない。むしろ[[バンプレストオリジナル]]で徐々に増えつつある。
== 登場作品と操縦者 ==
=== 旧シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦]]
:マジンガーZ専用のパワーアップアイテムとして登場。
<!-- :[[第2次スーパーロボット大戦]]: -->
<!-- :[[第2次スーパーロボット大戦G]]: -->
<!-- :[[第3次スーパーロボット大戦]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦EX]]: -->
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:初めてスクランダーのデモが用意された。
;[[スーパーロボット大戦F]]
:[[ヒイロ・ユイ]]に爆破されるが、無傷で機能低下すら起こらなかった。デモは原作アニメのムービーが使用されている。
<!-- :[[スーパーロボット大戦F完結編]]: -->
<!-- === COMPACTシリーズ === -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦IMPACT]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]: -->
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:ジェットスクランダー装着イベントとデモが用意されている。
<!-- :[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦α外伝]]: -->
<!-- :[[第2次スーパーロボット大戦α]]: -->
<!-- :[[第3次スーパーロボット大戦α]]: -->
<!-- === 携帯機シリーズ === -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦A]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦R]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦D]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦J]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦W]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦K]]: -->
<!-- === Scramble Commanderシリーズ === -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]: -->
<!-- === 単独作品 === -->
<!-- :[[新スーパーロボット大戦]]: -->
<!-- :[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦64]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦MX]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦GC]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦XO]]: -->
<!-- :[[スパロボ学園]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦NEO]]: -->
=== Zシリーズ ===
<!-- :[[スーパーロボット大戦Z]]: -->
<!-- :[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]]: -->
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
:『真マジンガー』準拠だが、なんと'''最後まで使える'''。そのため、本編では使用されなかったスクランダーカッターが、従来通りの武器として実装されている。
== [[BGM|機体BGM]] ==
;「空飛ぶマジンガーZ」
:
== 対決・名場面など ==
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 -->
== 余談 ==
*ジェットスクランダー登場前、飛べないマジンガーを飛ばせるために'''[[アフロダイA]]のミサイルを両手に持って強引に空を飛ぶ'''というとんでもないアイデアを披露した事がある。ちなみに、[[ボス]]も真似をしようとしたがあっさり失敗した。
*劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレンダイザー対グレートマジンガー]]』での[[兜甲児|甲児]]の回想シーンに登場した[[マジンガーZ]]は、スクランダー無しで空中飛行を行っている。単にスタッフが描き忘れたのだろうが、その様は中々にシュールな絵ヅラである(スクランダー・クロスする直前の、空中滑走の途中という好意的な解釈も出来るが…)。
== 関連機体 ==
;[[マジンガーZ]]
:足裏の水中航行用ロケットを、スクランダー・クロス時のジャンプに多用する。
;[[ジェノサイダーF9]]
:飛行能力を得たマジンガーZの初陣相手である「空飛ぶ[[機械獣]]」。
;[[グレートマジンガー]]
:スクランブルダッシュ以上の速力の獲得と、更なる攻撃力の増強を目指して開発されたグレートブースターはスクランダーと共通するコンセプトを持つが、飛行パーツというよりも純然たる「武器」というイメージが強い。ドッキング時におけるタイミング取りの難易度は、スクランダーを遥かに上回る。
;[[ビューナスA]]
:ビューナススクランダーは開発コンセプトから発進シークエンス、果ては翼を使った破断戦法に至るまで、ジェットスクランダーをそのまま踏襲している。
;[[ダイアナンA]]
:小説『スーパーロボット大戦』にて専用のスクランダーが開発される。
;[[マジンカイザー]]
:それまで飛べたのに[[第2次α]]で陸専門になり、[[第3次α]]で専用スクランダーを入手。OVA版でもほぼ同様の経緯を辿る。
;[[ダブルスペイザー]]
:[[グレンダイザー]]に飛行能力を与える。メインパイロットは奇しくも[[兜甲児]]。
;[[ダンクーガ]]
:TV版終盤で外付けブースター「ガルーダ」を装備、OVAで内蔵式に変更。SRWでは最初から飛べる状態での登場がほとんどなので「飛べない」印象は激薄。
;[[ブラックウイング]]
:SRWでダンクーガと合体できるようになった。
;[[R-ダイガン]]
:[[ダンクーガノヴァ・マックスゴッド]]の翼。独自に戦闘出来る。
;[[ランスロット]]
:第1期終盤で飛行用ユニットであるフロートシステムが追加装備されるが、エナジーフィラーの消費量が激しく短時間しか使用出来ない。
;[[Gサンダーゲート]]
:[[Gコンパチブルカイザー]]の翼。独自に戦闘できる。
;[[エルブルス]]
:[[スイームルグS]]の翼。独自に戦闘できるが、合体後は分離不可になる。
;[[セイバーブースター]]
:[[ソウルセイバー]]の翼。
;[[スーパー特撮大戦2001]]
:参戦作品『スーパーロボット レッドバロン』では、番組後半にレッドバロンの宇宙航行用アタッチメントである「スペースウィングス」が開発された(「紅の翼」という意匠もジェットスクランダーと共通)。ゲームにも登場するが、宇宙での地形対応はBと原作設定が反映されていない。
<!-- == 商品情報 == -->
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== 話題まとめ ==
== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:ジェットスクランダー]] -->
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[[Category:登場メカさ行]]