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:本作では[[オーブ解放作戦]]の詳細が大きく改変されており、シンの過去は「[[インベーダー]]とディバイン・ドゥアーズの戦闘に巻き込まれて家族を喪った」形となっており、この時点で既にキラ達[[アークエンジェル隊]]を憎悪している。それもあってか原作より遥かに早く[[ブレイク・ザ・ワールド]]の一件でアークエンジェル隊と遭遇した時は独断で攻撃、キラとの戦闘にまで発展した(とは言え、一応は関わったとは言ってもフリーダム自体が悪く無いとは思っていた)。以降は暫く警戒しながらも表向き刃を向けることはしなかったが、3章Part9にて[[ディスコード・ディフューザー]]に与する[[ムルタ・アズラエル]]の仕掛けた奸計に嵌り、ステラを殺されたと思い込まされキラを憎悪してからは、転がり落ちるようにディバイン・ドゥアーズ自体を憎悪する方向に向かってしまう。
:本作では[[オーブ解放作戦]]の詳細が大きく改変されており、シンの過去は「[[インベーダー]]とディバイン・ドゥアーズの戦闘に巻き込まれて家族を喪った」形となっており、この時点で既にキラ達[[アークエンジェル隊]]を憎悪している。それもあってか原作より遥かに早く[[ブレイク・ザ・ワールド]]の一件でアークエンジェル隊と遭遇した時は独断で攻撃、キラとの戦闘にまで発展した(とは言え、一応は関わったとは言ってもフリーダム自体が悪く無いとは思っていた)。以降は暫く警戒しながらも表向き刃を向けることはしなかったが、3章Part9にて[[ディスコード・ディフューザー]]に与する[[ムルタ・アズラエル]]の仕掛けた奸計に嵌り、ステラを殺されたと思い込まされキラを憎悪してからは、転がり落ちるようにディバイン・ドゥアーズ自体を憎悪する方向に向かってしまう。
:ディバイン・ドゥアーズの面々は自分達の戦いの中で起きてしまったシンの境遇に責任や同情を感じ、奸計に利用されている被害者に過ぎない彼と和解したいと考えるも現状ではかなり難しく、当のシンは彼らを敵視する一方で、激励とも取れる自身の行く先を案じた言葉を何度も掛けられる事に困惑している。また、ベルリン時は状況次第では自分達に銃口を向ける可能性があるディバイン・ドゥアーズの矛盾を指摘していたが、ザフトのオーブ侵攻の際には逆に自分の行動の矛盾を明確に詰られる様になり<ref>特にかつての大戦でオーブを焼いたアズラエルと事実上連携している状況はさすがにシン自身も受け入れる事はできなかったので、連携しているとは言ってもアズラエルに対してもディバイン・ドゥアーズと同様に警戒はしていた。</ref>、同時に重症でも無理をして自分を止めようとするアスランやどんなに力を得てもディバイン・ドゥアーズに対抗できない現実に苦悩する。
:ディバイン・ドゥアーズの面々は自分達の戦いの中で起きてしまったシンの境遇に責任や同情を感じ、奸計に利用されている被害者に過ぎない彼と和解したいと考えるも現状ではかなり難しく、当のシンは彼らを敵視する一方で、激励とも取れる自身の行く先を案じた言葉を何度も掛けられる事に困惑している。また、ベルリン時は状況次第では自分達に銃口を向ける可能性があるディバイン・ドゥアーズの矛盾を指摘していたが、ザフトのオーブ侵攻の際には逆に自分の行動の矛盾を明確に詰られる様になり<ref>特にかつての大戦でオーブを焼いたアズラエルと事実上連携している状況はさすがにシン自身も受け入れる事はできなかったので、連携しているとは言ってもアズラエルに対してもディバイン・ドゥアーズと同様に警戒はしていた。</ref>、同時に重症でも無理をして自分を止めようとするアスランやどんなに力を得てもディバイン・ドゥアーズに対抗できない現実に苦悩する。
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:本作のシンは、少々過激ながら一般人が自軍を見てどう思っているかの視点を持たされていた。簡潔に言えば「プレイヤー視点では若干物分りは良くないが、実は作中世界の一般人としての情報を整理すると理解出来る言動」であるといえ、原作再現している中では'''「歴代でもかなり色々と考えているシン」'''だったが、ステラの件を機に徐々に精神が疲弊して行く。'''下手をすると自軍とオリジナル敵勢力のどちらとも戦いかねない危険な状況'''で、アズラエルにスカウトを受けていることもあり、邪悪に転落しかねない極めて危険な状況だが、アズラエルの軍勢はとてもではないがシンが加入するとは思えないメンツばかりな上に、同時に自軍も救いの手を伸ばそうとしており、行く末が非常に不安定。
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:本作のシンは、少々過激ながら一般人が自軍を見てどう思っているかの視点を持たされていた。簡潔に言えば「プレイヤー視点では若干物分りは良くないが、実は作中世界の一般人としての情報を整理すると理解出来る言動」であるといえ、原作再現している中では'''「歴代でもかなり色々と考えているシン」'''だったが、ステラの件を機に徐々に精神が疲弊して行く。'''下手をすると自軍とオリジナル敵勢力のどちらとも戦いかねない危険な状況'''で、アズラエルにスカウトを受けていることもあり、邪悪に転落しかねない極めて危険な状況だが、アズラエルの軍勢はとてもではないがシンが加入するとは思えないメンツばかりな上に、同時に自軍も救いの手を伸ばそうとしており、行く末が非常に不安定だった。
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:しかし、3章Part19にてほぼ原作通りにデスティニー・プラン関連のシナリオが再現され、レイの為に自軍に立ちはだかるが、あまりにも色々な事が起こり過ぎた結果、文字通りなりふり構わず命を捨ててまで戦おうとしたが、真ゲッター1のストナーサンシャインを受けて戦線を離脱する(よく無事だったモノである)。メサイア攻防戦終結後、自軍の艦内でディバイン・ドゥアーズの一員達と交流し、結局ディバイン・ドゥアーズが居ようが居まいが戦いが決して終わるとは限らない事に苦悩する。そして、報復に現れたアズラエルと対峙し、ディバイン・ドゥアーズも自分と同じく悲劇を繰り返さない為に戦っていると分かり、本格的に共闘する。結果、ベルリンの一件の真相も知り、様々な世界の協力者達や世界の崩壊を望まない敵達の助けを借りてアズラエルに引導を渡し、第3章最終章はシナリオ・イベント戦闘シーン共にシンが締め括っているので、総じて'''「原作通りにこそなったがキチンと主人公として扱われているシン」'''と言っても良い扱いとなった。
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