256行目:
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;「そうだ! 鉄也お兄ちゃんは、『あの島から離れてから過去の事を捨てて立ち直った』って言ってたっけ」<br>「僕も強くなる為に、甲児兄ちゃんの事なんか考えてられないや!」
;「そうだ! 鉄也お兄ちゃんは、『あの島から離れてから過去の事を捨てて立ち直った』って言ってたっけ」<br>「僕も強くなる為に、甲児兄ちゃんの事なんか考えてられないや!」
:第16話より。往年のミケーネ繁栄期に固執する戦闘獣ケルビニウス(SRW未登場)を容赦なく糾弾する鉄也の姿から、甲児に頼りがちだった過去の自分を捨て兄からの独り立ちを誓う。その姿に、剣造もシローの精神的成長を実感して頷いた。
:第16話より。往年のミケーネ繁栄期に固執する戦闘獣ケルビニウス(SRW未登場)を容赦なく糾弾する鉄也の姿から、甲児に頼りがちだった過去の自分を捨て兄からの独り立ちを誓う。その姿に、剣造もシローの精神的成長を実感して頷いた。
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;「シローなんて呼ばないでよ! 僕にはお父さんなんか居ないんだから!」<br>「本当のお父さんだったら、僕が寂しがってるのに放っとく訳ないだろう!?」
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:第26話より。遂に剣造から自身こそが兜兄弟の実父である事を告げられるも、様々な感情が混濁して混乱状態に有るシローには受け入れる事が出来ず、拒絶反応を示して自室へと走り去ってしまう。
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:ちなみに「父子の名乗り合いシーン」自体は描かれず、既に済ませてしまったものとして処理されている。
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;「…お兄ちゃん。甲児兄ちゃんは知ってンのかい? ここの所長をしている人が、僕達のお父さんだって事」
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:自室へ戻った後、甲児の写真に困惑した胸の内を吐露する。
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;「嘘だ! そんなこと信じられないよ! 本当のお父さんだったら、どうして今まで隠していたのさ!?」<br>「…違うよ、絶対に違うよ。僕のお父さんは実験中に事故で死んだんだ!!」<br>「死んだ人がどうして生き返ったのさ…おかしいじゃない!?」
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:直後、様子見にきた鉄也から前回の戦闘で剣造がシローを心配していた事を告げられるも即座に否定し、「故人の生存」という矛盾を突いて頑なに成るが、鉄也はその矛盾点こそがシローに言えない「秘密」なのではと推察する。
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;「バカ! お父さんのバカ! お父さんはサイボーグだからそんな冷たい事が言えるんだろ!」
;「バカ! お父さんのバカ! お父さんはサイボーグだからそんな冷たい事が言えるんだろ!」
:第50話で、担任の森山先生が戦闘獣マリゲラの中に閉じ込められた際、攻撃を躊躇した鉄也に攻撃を命じた剣造への反発。この時のシローはかなり感情的になっており、その後の剣造との関係から見ても心からそう言っている訳ではないが、剣造自身はかなりのショックを受ける事になる。
:第50話で、担任の森山先生が戦闘獣マリゲラの中に閉じ込められた際、攻撃を躊躇した鉄也に攻撃を命じた剣造への反発。この時のシローはかなり感情的になっており、その後の剣造との関係から見ても心からそう言っている訳ではないが、剣造自身はかなりのショックを受ける事になる。