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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
原作における設定上、[[アークエンジェル]]組を中心にした視点である『SC2』や『K』、『CC』では最終的には仲間になるものの、他の[[ミネルバ隊]]の面々と同様に[[メサイア]]攻防戦まで敵として登場する。逆に彼とミネルバ隊の視点である『Z』と『L』では、序盤から終盤まで一貫して自軍メインキャラである。今のところ必ず敵に回るのは前述の『SC2』『K』『CC』に加えて『DD』の4作品だが、『DD』では登場初期ではミネルバ隊目線で味方扱いだったが、話が進むにつれ敵扱いが多くなっていく。『Z』でも後半で敵に回るがフラグ次第で回避可能。『SC2』など例外もあるが、基本的には、キラに主役の座を奪われた原作と違い、「『SEED DESTINY』の主役」という扱いといっていい。
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原作における設定上、[[アークエンジェル]]組を中心にした視点である『SC2』や『K』、『CC』では最終的には仲間になるものの、他の[[ミネルバ隊]]の面々と同様に[[メサイア]]攻防戦まで敵として登場する。逆に彼とミネルバ隊の視点である『Z』と『L』では、序盤から終盤まで一貫して自軍メインキャラである。今のところ必ず敵に回るのは前述の『SC2』『K』『CC』に加えて『DD』の4作品だが、『DD』では登場初期ではミネルバ隊目線で味方扱いだったが、話が進むにつれ敵扱いが多くなっていく(とは言え、『DD』では'''キラも必ず敵として登場する'''珍しい作品にもなっている)。『Z』でも後半で敵に回るがフラグ次第で回避可能。『SC2』など例外もあるが、基本的には、キラに主役の座を奪われた原作と違い、「『SEED DESTINY』の主役」という扱いといっていい。
    
『SEED DESTINY』本編が一通り再現されてからは、原作終了後設定の作品も増えている。その場合は、迷いながらも戦いを止められず、誰かに命じられるがままだった過去を強く悔やんでおり、改めて世界から戦争を無くす為に努力を惜しまぬ姿勢を貫く覚悟を見せている。また、他作品の若年層のキャラクター達を良き先輩として導いていく役所も増えている。また作品によってはSEED技能が中盤まで封印状態になっていることもある。
 
『SEED DESTINY』本編が一通り再現されてからは、原作終了後設定の作品も増えている。その場合は、迷いながらも戦いを止められず、誰かに命じられるがままだった過去を強く悔やんでおり、改めて世界から戦争を無くす為に努力を惜しまぬ姿勢を貫く覚悟を見せている。また、他作品の若年層のキャラクター達を良き先輩として導いていく役所も増えている。また作品によってはSEED技能が中盤まで封印状態になっていることもある。
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=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
:第16話アンジュ捜索ルート「絆、再び」にてルナマリアと共に加入。台詞も新録されており、登場する版権作品の大ボスほぼ全てに特殊台詞がある(マジンガーZEROを含めて)。原作終了後の設定だが、当初は特殊スキル「SEED」が「???」と伏せられており、主人公らしく覚醒イベントもあるので必見。
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:第16話アンジュ捜索ルート「絆、再び」にてルナマリアと共に加入。台詞も新録されており、マジンガーZEROを含めて登場する版権作品の大ボスほぼ全員に特殊台詞がある。原作終了後の設定だが、当初は特殊スキル「SEED」が「???」と伏せられており、主人公らしく特殊技能の覚醒イベントもあるので必見。
 
:本作では原作終了後からあまり間も無い時期となっており、[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|原作]]「FINAL-PLUS」および「HD版最終話」でのキラとの和解は未だされず、互いにわだかまりを残した状態となっていたが、第31話西暦世界ルート「永遠の自由」で精神的な葛藤を振り切ったことを機にキラとの関係も改善されていくことになる。また、敵対する事になった[[サリア]]や[[エルシャ]]達とのやり取りの場面等でも、その精神的な成長はしっかり描かれていく。
 
:本作では原作終了後からあまり間も無い時期となっており、[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|原作]]「FINAL-PLUS」および「HD版最終話」でのキラとの和解は未だされず、互いにわだかまりを残した状態となっていたが、第31話西暦世界ルート「永遠の自由」で精神的な葛藤を振り切ったことを機にキラとの関係も改善されていくことになる。また、敵対する事になった[[サリア]]や[[エルシャ]]達とのやり取りの場面等でも、その精神的な成長はしっかり描かれていく。
 
:一方で「アスランとは女性問題でトラブルになる」という、アスランにしてみれば笑えない事態が発生する事に。また、キラやアスランとはしっかり会話する場面が有るのだが、'''カガリとは一切会話が無い'''ため、彼女との関係がどうなっているかは不明。ただし、シンは戦後[[オーブ連合首長国|オーブ]]にいたので、以前よりは関係が改善されていると考えられる。
 
:一方で「アスランとは女性問題でトラブルになる」という、アスランにしてみれば笑えない事態が発生する事に。また、キラやアスランとはしっかり会話する場面が有るのだが、'''カガリとは一切会話が無い'''ため、彼女との関係がどうなっているかは不明。ただし、シンは戦後[[オーブ連合首長国|オーブ]]にいたので、以前よりは関係が改善されていると考えられる。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:2023年8月のメインストーリー3章Part7より参戦。フォースインパルスガンダムとデスティニーガンダムに搭乗。参戦時点では[[ディバイン・ドゥアーズ]]には合流しない。
 
:2023年8月のメインストーリー3章Part7より参戦。フォースインパルスガンダムとデスティニーガンダムに搭乗。参戦時点では[[ディバイン・ドゥアーズ]]には合流しない。
:本作では[[オーブ解放作戦]]の詳細が大きく改変されており、シンの過去は「[[インベーダー]]とディバイン・ドゥアーズの戦闘に巻き込まれて家族を喪った」形となっており、この時点で既にキラ達[[アークエンジェル隊]]を憎悪している。それもあってか原作より遥かに早く[[ブレイク・ザ・ワールド]]の一件でアークエンジェル隊と遭遇した時は独断で攻撃、キラとの戦闘にまで発展した。以降は暫く警戒しながらも表向き刃を向けることはしなかったが、3章Part9にて[[ディスコード・ディフューザー]]に与する[[ムルタ・アズラエル]]の仕掛けた奸計に嵌り、ステラを殺されたと思い込まされキラを憎悪してからは、転がり落ちるようにディバイン・ドゥアーズ自体を憎悪する方向に向かってしまう。
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:本作では[[オーブ解放作戦]]の詳細が大きく改変されており、シンの過去は「[[インベーダー]]とディバイン・ドゥアーズの戦闘に巻き込まれて家族を喪った」形となっており、この時点で既にキラ達[[アークエンジェル隊]]を憎悪している。それもあってか原作より遥かに早く[[ブレイク・ザ・ワールド]]の一件でアークエンジェル隊と遭遇した時は独断で攻撃、キラとの戦闘にまで発展した(とは言え、一応は関わったとは言ってもフリーダム自体が悪く無いとは思っていた)。以降は暫く警戒しながらも表向き刃を向けることはしなかったが、3章Part9にて[[ディスコード・ディフューザー]]に与する[[ムルタ・アズラエル]]の仕掛けた奸計に嵌り、ステラを殺されたと思い込まされキラを憎悪してからは、転がり落ちるようにディバイン・ドゥアーズ自体を憎悪する方向に向かってしまう。
:ディバイン・ドゥアーズの面々は自分達の戦いの中で起きてしまったシンの境遇に責任や同情を感じ、奸計に利用されている被害者に過ぎない彼と和解したいと考えるも現状ではかなり難しく、当のシンは彼らを敵視する一方で、激励とも取れる自身の行く先を案じた言葉を何度も掛けられる事に困惑している。また、ザフトのオーブ侵攻の際には逆に自分の行動の矛盾を明確に詰られる様になり<ref>特にかつての大戦でオーブを焼いたアズラエルと事実上連携している状況はさすがにシン自身も受け入れる事はできなかった。</ref>、同時にどんなに力を得てもディバイン・ドゥアーズに対抗できない現実に苦悩する。
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:ディバイン・ドゥアーズの面々は自分達の戦いの中で起きてしまったシンの境遇に責任や同情を感じ、奸計に利用されている被害者に過ぎない彼と和解したいと考えるも現状ではかなり難しく、当のシンは彼らを敵視する一方で、激励とも取れる自身の行く先を案じた言葉を何度も掛けられる事に困惑している。また、ベルリン時は状況次第では自分達に銃口を向ける可能性があるディバイン・ドゥアーズの矛盾を指摘していたが、ザフトのオーブ侵攻の際には逆に自分の行動の矛盾を明確に詰られる様になり<ref>特にかつての大戦でオーブを焼いたアズラエルと事実上連携している状況はさすがにシン自身も受け入れる事はできなかったので、連携しているとは言ってもアズラエルに対してもディバイン・ドゥアーズと同様に警戒はしていた。</ref>、同時に重症でも無理をして自分を止めようとするアスランやどんなに力を得てもディバイン・ドゥアーズに対抗できない現実に苦悩する。
:本作のシンは、少々過激ながら一般人が自軍を見てどう思っているかの視点を持たされていた。簡潔に言えば「プレイヤー視点では若干物分りは良くないが、実は作中世界の一般人としての情報を整理すると理解出来る言動」であるといえ、原作再現している中では'''「歴代でもかなり色々と考えているシン」'''であったが、ステラの件を機に徐々に視野が狭窄してしまっている。アズラエルにスカウトを受けていることもあり、邪悪に転落しかねない極めて危険な状況だが、同時に自軍も救いの手を伸ばそうとしており、行く末が非常に不安定。
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:本作のシンは、少々過激ながら一般人が自軍を見てどう思っているかの視点を持たされていた。簡潔に言えば「プレイヤー視点では若干物分りは良くないが、実は作中世界の一般人としての情報を整理すると理解出来る言動」であるといえ、原作再現している中では'''「歴代でもかなり色々と考えているシン」'''だったが、ステラの件を機に徐々に精神が疲弊して行く。'''下手をすると自軍とオリジナル敵勢力のどちらとも戦いかねない危険な状況'''で、アズラエルにスカウトを受けていることもあり、邪悪に転落しかねない極めて危険な状況だが、アズラエルの軍勢はとてもではないがシンが加入するとは思えないメンツばかりな上に、同時に自軍も救いの手を伸ばそうとしており、行く末が非常に不安定。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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:また漫画版ではどちらも、シンとかつてのアスランが似ていることが強調されている。
 
:また漫画版ではどちらも、シンとかつてのアスランが似ていることが強調されている。
 
:シンとアスランは'''仲は悪くないが仲良くなれない'''ということが後に福田監督から明示されており<ref>[https://x.com/fukuda320/status/1757455836748952030 福田 己津央の2024年2月14日のポスト]より。</ref>、互いを理解しているが人間的に反りが合わない。その証左として後日談でのドラマCDでは、自分の攻撃からルナマリアを守ったことは感謝してるものの、シンから見ると自分の欠点を棚に上げて良し悪しをすぐ口に出してしまうアスランとはどうしてもソリが合わないと犬猿の仲が続いている。
 
:シンとアスランは'''仲は悪くないが仲良くなれない'''ということが後に福田監督から明示されており<ref>[https://x.com/fukuda320/status/1757455836748952030 福田 己津央の2024年2月14日のポスト]より。</ref>、互いを理解しているが人間的に反りが合わない。その証左として後日談でのドラマCDでは、自分の攻撃からルナマリアを守ったことは感謝してるものの、シンから見ると自分の欠点を棚に上げて良し悪しをすぐ口に出してしまうアスランとはどうしてもソリが合わないと犬猿の仲が続いている。
:SRWにおいて原作後が描かれた『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』や『[[スーパーロボット大戦K|K]]』、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではある程度関係は修復し、後半の展開が異なる『L』では対立関係が無くなった。
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:SRWにおいて原作後が描かれた『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』や『[[スーパーロボット大戦K|K]]』、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではある程度関係は修復し、後半の展開が異なる『L』では対立関係が無くなった。また、『DD』では打って変わってお互いがお互いを理解する所までは行かなかったが、原作とは違って関係自体は良好なまま敵対する形になっており、シンも無茶をするアスランを心配している。
 
;[[レイ・ザ・バレル]]
 
;[[レイ・ザ・バレル]]
 
:士官学校からの無二の親友。後にシンに自分の素性と過去を打ち明ける。デュランダルの野望成就の為にシンを利用している面もあったが、彼とシンの友情は偽りのない本物だった。
 
:士官学校からの無二の親友。後にシンに自分の素性と過去を打ち明ける。デュランダルの野望成就の為にシンを利用している面もあったが、彼とシンの友情は偽りのない本物だった。
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;「綺麗事の何が悪い!? 理想のために戦う事の何が悪い!?」
 
;「綺麗事の何が悪い!? 理想のために戦う事の何が悪い!?」
 
:『V』第31話「永遠の自由」にて、キラの発言を「綺麗事」と切り捨てる[[グーリー・タータ・ガルブラズ|グーリー]]に対して。
 
:『V』第31話「永遠の自由」にて、キラの発言を「綺麗事」と切り捨てる[[グーリー・タータ・ガルブラズ|グーリー]]に対して。
:キラへの蟠りがようやく解消された瞬間である。
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:キラへの蟠りがようやく解消された瞬間であり、同時に長らく使えなかったSEEDも使用可能になる。
 
;「どう見ても、向こうの方が年上じゃないか…!」
 
;「どう見ても、向こうの方が年上じゃないか…!」
 
:『V』第33話「飛び立て、偉大な勇者!」より。
 
:『V』第33話「飛び立て、偉大な勇者!」より。
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