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巨大複合企業「[[VTXユニオン]]」に勤務する女性主任。特務三課に所属している。前部署は特務一課(or第二試験課)。
 
巨大複合企業「[[VTXユニオン]]」に勤務する女性主任。特務三課に所属している。前部署は特務一課(or第二試験課)。
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可憐な容姿とマイペースな性格で社内でのファンも多く、有用性を示すという理由から勤務には真面目だが、その実は私生活はずぼら、大雑把で適当という欠点を備えた残念美人である。だが婚期は完全に乗り遅れており、友人達は続々と結婚して家庭をもっている模様。男性からもアプローチはあるのだが、上述の欠点で男性側が幻滅して無かったことになるのがお約束らしい。
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コミュニケーション能力は高く、出会って間もない相手でもすぐに打ち解ける。加えて可憐な容姿と現金ながらマイペースな性格で社内でのファンも多く、自身の有用性を示すという理由から勤務には常に真剣に取り組む。
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これだけ見ると完璧なOLに思えるが、その実は私生活はずぼら、大雑把で適当という欠点を備えた残念美人。そのため婚期については完全に乗り遅れており、友人達は続々と結婚して家庭をもっている模様。男性からもアプローチはあるのだが、上述の欠点で男性側が幻滅して無かったことになるのがお約束らしい。
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コミュニケーション能力そのものは非常に高く、出会って間もない相手でもすぐに打ち解ける。その延長なのか、社内ではサギリに惹かれて入れ込む女性社員が多いようで、そこから「天使を次々に堕としていく」という意で「'''VTXの堕天使'''」「'''オフィスの撃墜王'''」と言うあだ名がついている(エイミス曰く「'''彼女のおかげで道を踏み外した女性社員はたくさんいる'''」とのこと)。
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このように異性関係は(ほぼ自業自得だが)恵まれないものの、一方で同性からはやたらモテるという妙な人間関係の持ち主。実際、社内ではサギリに惹かれて入れ込む女性社員が多いようで、そこから「天使を次々に堕としていく」という意で「'''VTXの堕天使'''」「'''オフィスの撃墜王'''」と言うあだ名がついている上、「サギリがいるせいでVTXの女子社員は婚期が遅れる」という噂まである(エイミス曰く「'''彼女のおかげで道を踏み外した女性社員はたくさんいる'''」)。ちなみにサギリ本人にその気があるわけではなく、素の言動・行動がこの状況を作っている模様。<ref>秘書曰く「彼女を見ていると自分も楽しくなって、何かが出来るようになる気がする」とのこと。</ref>なおゲーム中の時点ではお相手不在。
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寿退社して幸せになるという目標を持っていることもあって、仕事の面では給料へのこだわりを見せることが多い。このため同僚からはいい顔をされないこともあるが、サラリーマンとしての責任感は弁えており、給料に見合う成果をきちんと上げることを旨としている。また、金に釣られて尾を振るような素振りを見せるようなことも一切なく<ref>主人公ルートにおいてルーディから給与額を掲示された上でUNDへの勧誘を受けた際には、あまりにも不自然な額の大きさを訝しみ拒否している。</ref>、汚いやり口を行使する敵に対して憤りを露わにしたりと、主人公らしく真っ当な感性と正義感もきちんと持ち合わせている。
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寿退社して幸せになるという目標を持っていることもあって、仕事の面では給料へのこだわりを見せることが多い。このため同僚からはいい顔をされないこともあるが、サラリーマンとしての責任感は弁えており、給料に見合う成果をきちんと上げることを旨としている。また、金に釣られて尾を振るような素振りを見せるようなことも一切なく<ref>主人公ルートにおいてルーディーから給与額を掲示された上でUNDへの勧誘を受けた際には、あまりにも不自然な額の大きさを訝しみ拒否している。</ref>、汚いやり口を行使する敵に対して憤りを露わにしたりと、主人公らしく真っ当な感性と正義感もきちんと持ち合わせている。
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元々は戦闘職種とは無縁で、食品部門でお菓子開発の仕事をする(お菓子に目がないのはそのため)はずが、パイロット適性アリとみなされて配属先を強引に変更されたという経緯がある。<!--主人公ルートでは、似た経緯で特務三課に回されたラミィに対して働く意味を説こうとしつつも、内心では彼女と同じように望まぬ仕事に対する忌避感をずっと抱き続け何度も辞職を考えたことがあったという内情を本人の前で吐露している。給料へのこだわりも、生活にはお金が必要という現実的な理由のほかに「組織内における自分自身の価値の証明」という切実な理由からでもあったりと、いい加減でずぼらなふるまいのその裏には、働くサラリーマンの悲哀が隠されていたのだった。-->
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元々は戦闘職種とは無縁で、食品部門でお菓子開発の仕事をする(お菓子に目がないのはそのため)はずが、パイロット適性アリとみなされて配属先を強引に変更されたという経緯がある。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
:初登場作品。本作の女主人公。
 
:初登場作品。本作の女主人公。
:デフォルト精神コマンドはレベル2で脱力を習得できるため、どちらのルートでも序盤の[[極]]対策として活躍できる。あまり触れてはいけないが、女性主人公の中では、かなり高めかつ最年長の27歳。男性主人公だと[[ランド・トラビス]]と同い年である。
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:デフォルト精神コマンドはレベル2で脱力を習得できるため、どちらのルートでも序盤の[[極]]対策として活躍できる。あまり触れてはいけないが、女性主人公の中では、かなり高めかつ最年長の27歳。主人公全体だと[[ランド・トラビス]]と同い年であり、年齢では2位である(1位は「第2次α」のゼンガー)。
:主人公ルートでの呼称は「センパイ」(本人が呼ばせている)。前述のこともあり、サギリルートはこれまでのオリジナル女主人公チーム以上にとてつもなく妖しい雰囲気を放つことになる。しかし結束力は随一であり、仕事をする意味を彼女は身をもって示していく。
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:主人公ルートでの呼称は「センパイ」(本人が呼ばせている)
 
:激闘ルートのエンディングでは[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|どこぞ]]の[[クロウ・ブルースト|高額債務者]]の如く1.男性の恋人を作る、2.女性の恋人を作る、3.恋人を作らないの究極の三択を迫られる事に…(サイゾウと異なり、個人を名指ししない代わりに作らない選択肢と'''同性の恋人'''を作る選択肢がある。本人曰く「守備範囲を広げてみるだけ」)。
 
:激闘ルートのエンディングでは[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|どこぞ]]の[[クロウ・ブルースト|高額債務者]]の如く1.男性の恋人を作る、2.女性の恋人を作る、3.恋人を作らないの究極の三択を迫られる事に…(サイゾウと異なり、個人を名指ししない代わりに作らない選択肢と'''同性の恋人'''を作る選択肢がある。本人曰く「守備範囲を広げてみるだけ」)。
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:;サブ主人公時
 
:;サブ主人公時
 
::'''[[底力]]L4、[[援護防御]]L2、[[ガード]]L2'''
 
::'''[[底力]]L4、[[援護防御]]L2、[[ガード]]L2'''
::サブ主人公時には、一転して守りに特化した構成になっている。
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::一転して守りに特化した構成になっている。
    
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;気力130以上で与ダメージ1.1倍。移動力+1
 
;気力130以上で与ダメージ1.1倍。移動力+1
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。
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:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。「斬り込んで反撃で落とす」という無双系の立ち回りがやりやすくなる。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[サイゾウ・トキトウ]]
 
;[[サイゾウ・トキトウ]]
 
:所属部門はルートによってサギリと入れ替わる。彼とは同期入社のライバル関係にあり、サイゾウ編では一見するとサギリはサイゾウへ対して「異性」としての観方を示していないように思われるが…。
 
:所属部門はルートによってサギリと入れ替わる。彼とは同期入社のライバル関係にあり、サイゾウ編では一見するとサギリはサイゾウへ対して「異性」としての観方を示していないように思われるが…。
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:筋金入りのサラリーマンであるサイゾウに対し、サギリは公私ともに充実させるスタンスという点で対照的。
 
;[[ラミィ・アマサキ]]
 
;[[ラミィ・アマサキ]]
 
:VTXユニオン特務三課の新人。
 
:VTXユニオン特務三課の新人。
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:VTXユニオンの社長秘書。エキスパンションシナリオでは[[T3]]のイケメンパイロット達の話より、サギリのプライベートに興味を示し、プライベートでは『サギリさん』と呼びたいと発言した。エイミス曰く『あの秘書さんも堕とされたクチ』とのこと。
 
:VTXユニオンの社長秘書。エキスパンションシナリオでは[[T3]]のイケメンパイロット達の話より、サギリのプライベートに興味を示し、プライベートでは『サギリさん』と呼びたいと発言した。エイミス曰く『あの秘書さんも堕とされたクチ』とのこと。
 
;ヤマダ、サトウ、スズキ
 
;ヤマダ、サトウ、スズキ
:名前のみの登場だが、容姿に騙されてサギリに言い寄ったが、撃沈した男性陣。特にヤマダとの一件は『伝説』レベルに酷かった模様。
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:名前のみの登場だが、容姿に騙されてサギリに言い寄ったものの見事に撃沈した男性陣。特にヤマダとの一件は伝説レベルに酷かった模様。
 
;[[如月千歳]]、[[ナイン]]
 
;[[如月千歳]]、[[ナイン]]
 
:エキスパンションシナリオの第3話では、戦闘前にチトセを励まして笑顔にしており、それを見たナインに『(姉さんに近付く)要注意人物』として警戒されるも、その直後の「ナインもよろしくしちゃっていい?」という一言で、あっさりとナインの心を開くことに成功した。この様子を見ていたサイゾウは心の中で「相手が地球人だろうと異星人だろうとアンドロイドだろうと、サクライの堕天使ぶりはお構いなしだな」とこぼしている。このことから、サイゾウは'''『この2人も堕ちた』'''と見ている模様。
 
:エキスパンションシナリオの第3話では、戦闘前にチトセを励まして笑顔にしており、それを見たナインに『(姉さんに近付く)要注意人物』として警戒されるも、その直後の「ナインもよろしくしちゃっていい?」という一言で、あっさりとナインの心を開くことに成功した。この様子を見ていたサイゾウは心の中で「相手が地球人だろうと異星人だろうとアンドロイドだろうと、サクライの堕天使ぶりはお構いなしだな」とこぼしている。このことから、サイゾウは'''『この2人も堕ちた』'''と見ている模様。
<!-- == 版権作品との人間関係 == -->
+
 
 +
== 版権作品との人間関係 ==
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;[[スパイク・スピーゲル]]
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:サブシナリオでは彼が狙っていた賞金首を横から掻っ攫い、彼の嫌いなものに「面の皮の厚いサラリーマン」が追加されることに。
    
== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
   
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 +
;「仕事の時は遊ばない…!」
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:戦闘開始時の汎用台詞の一つ。サイゾウと方向性は違えど、彼女もまたプロフェッショナルである。
 
;「いい所見せるわよ!」
 
;「いい所見せるわよ!」
 
:メガ・バスター・ストライカー(T)使用時の台詞。OLとしてのスタンスを端的に示した一言。
 
:メガ・バスター・ストライカー(T)使用時の台詞。OLとしてのスタンスを端的に示した一言。
:余談だがサイゾウと異なり、[[ゲシュペンスト]]のスラッシュ・リッパー使用時には設定されていない。
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:余談だがサイゾウと異なり、[[ゲシュペンスト]]のスラッシュ・リッパー使用時には専用の台詞セットが用意されている。精神コマンドの親和性も考えると、公式的にはサギリ=ゲシュペンストなのだろうか?
 
;サギリ「どうラミィ、私の超絶テクは?」<br />ラミィ「はい!もうメロメロです!」
 
;サギリ「どうラミィ、私の超絶テクは?」<br />ラミィ「はい!もうメロメロです!」
 
:回避時の台詞。無論、操縦テクニックのことを指してのやり取り。
 
:回避時の台詞。無論、操縦テクニックのことを指してのやり取り。
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;メリル「さすがですね、センパイ!」<br />サギリ「どう? ホレ直した?」
 
;メリル「さすがですね、センパイ!」<br />サギリ「どう? ホレ直した?」
 
:コンビネーションVTXのトドメ時セリフの一つ。こんなんだから「堕天使」なんてあだ名がつくのだろう、多分。
 
:コンビネーションVTXのトドメ時セリフの一つ。こんなんだから「堕天使」なんてあだ名がつくのだろう、多分。
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;「私は天才とおだてられた女よ」
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:回避時の台詞の一つ。サギリの腕が確かなのは事実だが、微妙に自慢になっていない。
    
=== シナリオデモ ===
 
=== シナリオデモ ===
 
==== 主人公時 ====
 
==== 主人公時 ====
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;「みんなの期待を背負い、上司の信頼の下、社長の前で新プロジェクトのプレゼン……」<br/>「成功すれば、査定の高評価は確実……! これは気合が入るってなもんですよ!」
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:第0話より。仕事をすること自体に誇りを持つサイゾウとは対照的なスタンス。
 
;「いえ、鼻からです」
 
;「いえ、鼻からです」
:第1話のインターミッションより。始業前にコーヒーを買いに席を外していたが、急いで戻るために一気飲みをしたため溢したシャツの染みをアマサキに指摘され、「あわてて、口からコーヒーを吹き出したと…」と言われた直後に…。しかも、この時の彼女は'''笑顔で発言している'''。
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:第1話のインターミッションより。始業前にコーヒーを買いに席を外していたが、急いで戻るために一気飲みをしたため溢したシャツの染みをアマサキに指摘され、「あわてて、口からコーヒーを吹き出したと…」と言われた直後に…。しかも、この時の彼女は'''笑顔'''。
 
:なお、ご丁寧に立ち絵がコーヒーを噴出した後の物に代わっている(本編ではこの時限定だが、[[DLC|ボーナスシナリオ]]「業務第一日目、その終わりに」ではまさかの再登場を果たす)。
 
:なお、ご丁寧に立ち絵がコーヒーを噴出した後の物に代わっている(本編ではこの時限定だが、[[DLC|ボーナスシナリオ]]「業務第一日目、その終わりに」ではまさかの再登場を果たす)。
 
;「あるわよ。[[サラリーマン]]の[[正義]]…利益のためって理由が」
 
;「あるわよ。[[サラリーマン]]の[[正義]]…利益のためって理由が」
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;「う~ん……そしたら、VTXじゃなくて私に永久就職するしかないわね」
 
;「う~ん……そしたら、VTXじゃなくて私に永久就職するしかないわね」
 
:第11話の分岐選択後、ラミィとのやり取りの中で一言。
 
:第11話の分岐選択後、ラミィとのやり取りの中で一言。
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:その気もないのにナチュラルにこんな言動が出て来るのが「堕天使」たるゆえんなのだろう、多分……。
 
;「オバサン!? そ、そりゃ…10歳の子供から見ればオバサンかも知れないし…高校の同級生にはもう子供が小学生になってる子もいるけど…でも…でも…」
 
;「オバサン!? そ、そりゃ…10歳の子供から見ればオバサンかも知れないし…高校の同級生にはもう子供が小学生になってる子もいるけど…でも…でも…」
 
:第21話の戦闘前イベントより、[[ポール・ダルジュ|ポール]]にオバサン呼ばわりされて。敵として突然現れた子供からそういった単語を行き成りぶつけられたとはいえ、かなりの動揺っぷりである。
 
:第21話の戦闘前イベントより、[[ポール・ダルジュ|ポール]]にオバサン呼ばわりされて。敵として突然現れた子供からそういった単語を行き成りぶつけられたとはいえ、かなりの動揺っぷりである。
:ちなみにサイゾウを主人公にした場合でもオジサン呼ばわりされるが、無反応だった。
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:ちなみにサイゾウを主人公にした場合でもオジサン呼ばわりされるが、彼の場合は無反応だった。
 
;「私は…歳が遠い…」
 
;「私は…歳が遠い…」
:同上。ポールの相手を[[獅堂光|光]]に任せた際に「ここは歳の近い私に任せて!」と言われて。年齢の事をまだ気にしていたようだ。
+
:同上。ポールの相手を[[獅堂光|光]]に任せた際に「'''ここは歳の近い私に任せて!'''」と言われて。年齢の事をまだ気にしていたようだ。
 
;「ごめんね。ボク。オバサン、大人だから子供の遊びってよくわからないの」<br/>「生意気いわないの。子供の内は子供にしか出来ない事を楽しみなさいよ」<br/>「ブラック企業の犬になるのなんてそれからでも遅くないから」<br/>「他人に対して敬意を払えない内は子供なのよ、ボク」<br/>「それがわからない子には怖いオバサンがキツ~いお仕置きをしてあげるから!」
 
;「ごめんね。ボク。オバサン、大人だから子供の遊びってよくわからないの」<br/>「生意気いわないの。子供の内は子供にしか出来ない事を楽しみなさいよ」<br/>「ブラック企業の犬になるのなんてそれからでも遅くないから」<br/>「他人に対して敬意を払えない内は子供なのよ、ボク」<br/>「それがわからない子には怖いオバサンがキツ~いお仕置きをしてあげるから!」
 
:ポール戦における戦闘前台詞であり、ポールとの遣り取りになっている。彼からオバサン呼ばわりされたことを相当'''根に持っていた'''様で、ラミィからは内心を見透かされたかのような一言を心の中で呟かれている。
 
:ポール戦における戦闘前台詞であり、ポールとの遣り取りになっている。彼からオバサン呼ばわりされたことを相当'''根に持っていた'''様で、ラミィからは内心を見透かされたかのような一言を心の中で呟かれている。
;「嫌いじゃないわよ。でも機動兵器に乗るのは好きじゃないの」
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;「嫌いじゃないわよ。でも機動兵器に乗るのは好きじゃないの」<br/>「だって…やっぱり、怖いしね」<br/>「散々嫌がるラミィを戦わせてきたのにひどい話よね…」<br/>「でも、これが本音よ。自分の仕事が心から大好きなんて人はそんなにはいないんじゃない?」<br/>「みんな、小さな不満や文句…人によっては自分を壊す程の怒りと共に働いていると思う」
;「だって…やっぱり、怖いしね」
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;「散々嫌がるラミィを戦わせてきたのにひどい話よね…」
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;「でも、これが本音よ。自分の仕事が心から大好きなんて人はそんなにはいないんじゃない?」
  −
;「みんな、小さな不満や文句…人によっては自分を壊す程の怒りと共に働いていると思う」
   
:第26話「会社と私と幸せと」より。彼女が辞表を出しに来たと知ったラミィに「会社が大好きだと思っていた」と言われて。
 
:第26話「会社と私と幸せと」より。彼女が辞表を出しに来たと知ったラミィに「会社が大好きだと思っていた」と言われて。
 
:社内コンペ中にUNDの横やりでサギリがケガを負って入院してしまい、心の迷いのせいで敗北の原因を作ってしまった責任を感じて本社に辞表を提出しにきたラミィは、病院を抜け出してきたサギリと本社前で再会する。
 
:社内コンペ中にUNDの横やりでサギリがケガを負って入院してしまい、心の迷いのせいで敗北の原因を作ってしまった責任を感じて本社に辞表を提出しにきたラミィは、病院を抜け出してきたサギリと本社前で再会する。
 
:サギリは自分も会社に辞表を出すつもりで来たことを告げ、自分と同じく望まぬ仕事を無理やり押し付けられたラミィに対し働く意味を教え説こうとしつつも、内心では彼女と同じように望まぬ仕事に対する忌避感をずっと抱き続け、何度も辞職を考えたことがあったという内情を吐露する。
 
:サギリは自分も会社に辞表を出すつもりで来たことを告げ、自分と同じく望まぬ仕事を無理やり押し付けられたラミィに対し働く意味を教え説こうとしつつも、内心では彼女と同じように望まぬ仕事に対する忌避感をずっと抱き続け、何度も辞職を考えたことがあったという内情を吐露する。
;「私なりの反抗の姿勢よ。どんなことがあっても私は私よ…ってね」
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;「私なりの反抗の姿勢よ。どんなことがあっても私は私よ…ってね」<br/>「給料やボーナスは私が誰かに認められた証…私の生きている意味でもあるから」
;「給料やボーナスは私が誰かに認められた証…私の生きている意味でもあるから」
   
:同上。ラミィとの会話の中で、戦いのための部署に身を置きながらも常に化粧を欠かさずきれいにしていることや給料のこだわりに言及されての返答。
 
:同上。ラミィとの会話の中で、戦いのための部署に身を置きながらも常に化粧を欠かさずきれいにしていることや給料のこだわりに言及されての返答。
 
:常に化粧をするのは望まぬ仕事を強いられる中で自分自身を見失いたくないという思いの証。給料へのこだわりも、生活にはお金が必要という現実的な理由のほかに「組織内における自分自身の価値の証明」という切実な理由からでもあった。常日頃の軽薄な振る舞いのその裏には、働くサラリーマンの悲哀が隠されていたのだった。
 
:常に化粧をするのは望まぬ仕事を強いられる中で自分自身を見失いたくないという思いの証。給料へのこだわりも、生活にはお金が必要という現実的な理由のほかに「組織内における自分自身の価値の証明」という切実な理由からでもあった。常日頃の軽薄な振る舞いのその裏には、働くサラリーマンの悲哀が隠されていたのだった。
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;ワタナベ「よっ! VTXの堕天使! オフィスの撃墜王!」<br/>タカハシ「ったく……またウブなお嬢ちゃんをたらしこんで……」<br/>サイトウ「サクライがいるとVTXの女子社員の婚期が遅れるという話は本当らしいな」<br/>サギリ「待ってくださいよ!? 今時、結婚だけが女の幸せじゃありませんから! それに当の私にお相手がいないのにそんなこと言われても!?」
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:エンドデモより、開発部の三人からの集中砲火に反論して曰く。
 
;「少しくらい悪くてもいいから、虫が来てくれないと……」
 
;「少しくらい悪くてもいいから、虫が来てくれないと……」
:同ステージのエンドデモより。婚期の話題になった際にサイゾウから「誰か紹介してやろうか?」と言われて食いつくも、特務三課の女子トリオが「センパイに近づく悪い虫は退治します」と割り込んできたのを見ての切実な本音。サギリの念願成就は果てしなく遠そうである。
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:そのやり取りを聞いていたサイゾウから「誰か紹介してやろうか?」と言われて食いつくも、特務三課の女子トリオが「センパイに近づく悪い虫は退治します」と割り込んできたのを見ての切実な本音。サギリの念願成就は果てしなく遠そうである。
 
;「デキる女は、時々ピキーンと来るのよ、これが」
 
;「デキる女は、時々ピキーンと来るのよ、これが」
 
:第27話「楽園と追放者」での戦闘前セリフにて、ラミィの内心を読み取ったかのような反応を見せて曰く。
 
:第27話「楽園と追放者」での戦闘前セリフにて、ラミィの内心を読み取ったかのような反応を見せて曰く。
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