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実は[[不老不死|永遠の存在]]であるがゆえに「'''命の終焉=死'''」を持たないため、死するがゆえに発揮される「'''人間の命の力'''」には抵抗できないという決定的な弱点を持つ。
 
実は[[不老不死|永遠の存在]]であるがゆえに「'''命の終焉=死'''」を持たないため、死するがゆえに発揮される「'''人間の命の力'''」には抵抗できないという決定的な弱点を持つ。
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しかしそれでも、次元力を扱えず真化に至れない者達にとっては抗いようのない絶望と滅亡の具現化であり、御使いの存在を知る者たちはあの手この手で対処を試みていたが、人類陣営(アンチスパイラル含む)はクロノの如く進化を押しとどめたり、故意的に滅亡させたりで「御使いが到来しないようにする」という逃げの一手しか取れなかった。
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一方、歪んだ真化を遂げ「消滅しようとする力」に飲まれた高次元生命体も「御使いには尋常な手段では勝てない」という認識は一致しており、手段を問わず力を手に入れて御使いを滅ぼそうとしていた。
    
=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
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なお、宇宙で起きる出来事が、地球の時間である「年」で計算されていたこと、スフィアの名が[[地球]]から見える星座<ref>[[黄道十二星座]]に限らず、星座は全て'''地球から見える星の配列につけられた名'''である。</ref>の名を冠していたのは、彼らも元は地球人だからであった。
 
なお、宇宙で起きる出来事が、地球の時間である「年」で計算されていたこと、スフィアの名が[[地球]]から見える星座<ref>[[黄道十二星座]]に限らず、星座は全て'''地球から見える星の配列につけられた名'''である。</ref>の名を冠していたのは、彼らも元は地球人だからであった。
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=== 結末 ===
 
[[Zシリーズ]]の世界の破界と再世は、生命の力=「存在しようとする力」と死の力=「消滅しようとする力」のぶつかり合いによって起き、事象制御の抵抗となる生命を滅ぼすことは、「'''存在しようとする力を削る⇒消滅しようとする力を強める⇒宇宙の崩壊を進める'''」ことに他ならない。そのため、並行世界に満ちる命を次々と抹殺し、銀河を破壊し、「存在しようとする力」を削り続ける御使いこそが、宇宙の崩壊を呼ぶ原因である。「'''根源的'''災厄」とはそのような意味である。その為「'''命ある者全ての敵'''」「'''真の[[バアル]]'''」とも呼ばれる。本人たちは上記通りの傲慢さ故に自分達がバアルの、しかも最上位の立場になってしまっている事に気付いておらず、敗北直後にその事を指摘されて激しく動揺した。
 
[[Zシリーズ]]の世界の破界と再世は、生命の力=「存在しようとする力」と死の力=「消滅しようとする力」のぶつかり合いによって起き、事象制御の抵抗となる生命を滅ぼすことは、「'''存在しようとする力を削る⇒消滅しようとする力を強める⇒宇宙の崩壊を進める'''」ことに他ならない。そのため、並行世界に満ちる命を次々と抹殺し、銀河を破壊し、「存在しようとする力」を削り続ける御使いこそが、宇宙の崩壊を呼ぶ原因である。「'''根源的'''災厄」とはそのような意味である。その為「'''命ある者全ての敵'''」「'''真の[[バアル]]'''」とも呼ばれる。本人たちは上記通りの傲慢さ故に自分達がバアルの、しかも最上位の立場になってしまっている事に気付いておらず、敗北直後にその事を指摘されて激しく動揺した。
  
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