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| [[核ミサイル|核弾頭]]受領の為に立ち寄った[[トリントン基地]]で輸送中の[[ガンダム試作2号機]]を[[アナベル・ガトー]]に強奪され、以降は[[デラーズ・フリート]]の追撃任務に就く。 | | [[核ミサイル|核弾頭]]受領の為に立ち寄った[[トリントン基地]]で輸送中の[[ガンダム試作2号機]]を[[アナベル・ガトー]]に強奪され、以降は[[デラーズ・フリート]]の追撃任務に就く。 |
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− | 連邦軍人を滅多に褒めないガトーからすら真面目な指揮官と言われるほど任務には基本的に忠実。また、部下からの信頼は厚く、寄り合い所帯だった部隊の人間を短期間でまとめあげ、素行の悪いベテランパイロットですらもやがては指揮官として信用を置かれたほどである。
| + | 連邦軍人を滅多に褒めないガトーからすら真面目な指揮官と言われるほど任務には基本的に忠実。また、部下からの信頼は厚く、寄り合い所帯だった部隊の人間を短期間でまとめあげ、素行が悪く協調性のないベテランパイロットからも、やがては指揮官として信用を置かれたほどである。 |
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− | 軍人としては見た目通り厳しく、作戦行動中は妥協を許さないが、仕事を離れた際は一人の人間として若者を暖かく見守ったり、プライベートでバニングと飲んだ際は指揮官としてではなく一人の人間として向き合っている。ただ深酒しやすいようで、軍医には酒の量を厳しく制限されている。
| + | 軍人としては見た目通り厳しく、作戦行動中は妥協を許さないが、仕事を離れた際は一人の人間として若者を暖かく見守ったり、プライベートでバニングと飲んだ際は指揮官としてではなく一人の人間として向き合っている。また、アフリカではベイトとアデルへ攻撃が向くことで見捨てることになることを危惧して艦にヘイトを集めるというリスキーな判断も行っている。しかし真面目さとは裏腹に深酒しやすいようで、軍医には酒の量を厳しく制限されている。 |
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− | 一方で政治的な立ち回りには疎く、対立派閥の有力者からはコーウェン共々目障りな存在として認知されており、しばしば皮肉を言われる場面がある。ただし政治的な疎さの裏返しとして情の深さとして部下の信用を勝ち取り一体感を深める要因にもなっている。
| + | 現場指揮官としては優れている一方で政治的な立ち回りには疎く、対立派閥の有力者からはコーウェン共々目障りな存在として認知され、しばしば皮肉を言われる場面がある。ただし政治的な疎さの裏返しとして作中でも屈指の良識人であり、この人間性が部下の信用を勝ち取り一体感を深める要因になった。一方で腐敗した連邦との軋轢が生まれる原因にもなっている。 |
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| 危機意識の高さから星の屑で真の目的を知った際は、使命感から軍の命令に背くことを承知で[[ガンダム試作3号機]]を強奪同然で入手し、デラーズとの決戦に挑む。だがこの行動が裏目にでてしまい、結果として連邦軍の対応策とその行動がブッキングする最悪の事態を招き、コロニー落としを止められなかった一因を作ることとなってしまう。 | | 危機意識の高さから星の屑で真の目的を知った際は、使命感から軍の命令に背くことを承知で[[ガンダム試作3号機]]を強奪同然で入手し、デラーズとの決戦に挑む。だがこの行動が裏目にでてしまい、結果として連邦軍の対応策とその行動がブッキングする最悪の事態を招き、コロニー落としを止められなかった一因を作ることとなってしまう。 |
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− | [[デラーズ紛争]]終結後、後ろ盾であった[[ジョン・コーウェン]]中将が[[ジャミトフ・ハイマン]]らによって失脚。シナプスも作戦中の命令違反の罪を問われ、極刑が下された。 | + | 一応の身内であるヘボンからも陰で暴言を吐かれるなど作中では作戦が尽く失敗する憂き目に合っている。だが軍の指令で動いていた時のシナプスの作戦行動や判断には概ね問題はなかった。失敗の原因は連邦軍が追撃に戦力を割かなかったこと、政治的な裏取引や工作に巻き込まれたことなど身内に足を引っ張られたためである。よって劇中におけるヘボンの「何一つ戦果を残せていない無能」といった物言いや評価は明らかに突飛で身勝手なものである。 |
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| + | [[デラーズ紛争]]終結後、後ろ盾であった[[ジョン・コーウェン]]中将が[[ジャミトフ・ハイマン]]らによって失脚。行動の正当性を証明できる人間を失ったことで、シナプスは作戦中の命令違反の罪を問われ、極刑が下された。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| :第4話より。左舷MSデッキでの[[ベルナルド・モンシア|モンシア]]達の素行の悪さから起こった騒動と一連のやり取りで不機嫌になっていたシナプスに対して、通信士のモーリスが辟易した様子で[[ジャブロー]]からの本日三度目の通信を告げた際の台詞。 | | :第4話より。左舷MSデッキでの[[ベルナルド・モンシア|モンシア]]達の素行の悪さから起こった騒動と一連のやり取りで不機嫌になっていたシナプスに対して、通信士のモーリスが辟易した様子で[[ジャブロー]]からの本日三度目の通信を告げた際の台詞。 |
| :唐突に大声を出したため、モーリスは驚いて萎縮してしまっており、謝罪した後に通信を繋ぐように指示を出している。その後のジャブローの将校とのやり取りと周囲のクルーが不満を洩らしたため、シナプスは'''「いい加減にしたまえッ!」'''と完全に堪忍袋の緒をぶち切ってしまう。 | | :唐突に大声を出したため、モーリスは驚いて萎縮してしまっており、謝罪した後に通信を繋ぐように指示を出している。その後のジャブローの将校とのやり取りと周囲のクルーが不満を洩らしたため、シナプスは'''「いい加減にしたまえッ!」'''と完全に堪忍袋の緒をぶち切ってしまう。 |
− | :温厚なシナプスにしては珍しいが、[[アフリカ]]に来てから一週間も経つのに手がかりすらないため、焦りがあったのだろう。 | + | :温厚なシナプスにしては珍しいが、[[アフリカ]]に来てから一週間も経つのに手がかりすらないため、焦りがあったのだろう。なおこのシーンのせいか公式サイトでは「多少短気なところがある」と掲載されている。 |
| :ちなみに小説版では'''「これは軍艦で、ここはその艦橋だ。艦橋が居留守を使う訳にはいかんだろうッ!」'''となっている。 | | :ちなみに小説版では'''「これは軍艦で、ここはその艦橋だ。艦橋が居留守を使う訳にはいかんだろうッ!」'''となっている。 |
| ;「…神よ、[[ルセット・オデビー]]に[[祝福]]を…」 | | ;「…神よ、[[ルセット・オデビー]]に[[祝福]]を…」 |