差分

→‎概要: 説明は足りている
43行目: 43行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
TV・漫画版『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』のリメイク版。
+
TV・漫画版『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』のリブート作品。正式タイトルは『'''真マジンガー 衝撃! Z編 on television'''』。
 
  −
正式タイトルは『'''真マジンガー 衝撃! Z編 on television'''』。
      
かつて[[漫画]]連載された『マジンサーガ』や『Zマジンガー』の設定を取り入れており、また他の永井作品や石川賢・桜多吾作といったダイナミックプロスタッフが手掛けたコミカライズ作品からの援用・オマージュも多い。本作の監督である今川泰宏氏の独特な演出も今作の特徴でもあり、第1話から第2話の冒頭にかけていきなり最終決戦のクライマックスシーンを描き、そこまでどうやって至ったかを回想のような形で描いていくというトリッキーなシリーズ構成も今川作品ならではである。全体的に、コミカルかつバイオレンス度の強い作品に仕上がっている。
 
かつて[[漫画]]連載された『マジンサーガ』や『Zマジンガー』の設定を取り入れており、また他の永井作品や石川賢・桜多吾作といったダイナミックプロスタッフが手掛けたコミカライズ作品からの援用・オマージュも多い。本作の監督である今川泰宏氏の独特な演出も今作の特徴でもあり、第1話から第2話の冒頭にかけていきなり最終決戦のクライマックスシーンを描き、そこまでどうやって至ったかを回想のような形で描いていくというトリッキーなシリーズ構成も今川作品ならではである。全体的に、コミカルかつバイオレンス度の強い作品に仕上がっている。
    
その第2話の冒頭はマジンガーZが[[暗黒大将軍]]に敗北するという衝撃の展開で終わる。この後に逆転する展開が最終回で描かれることを多くの視聴者は予想していたが、実際に描かれた最終回は第1話で描かれたクライマックスシーンを別視点で描いた話であり、第2話の冒頭シーンの後に何がどうなったかは全くわからないまま物語は幕を閉じる。ちなみに、敗北展開自体は東映版における[[グレートマジンガー]]が救援にやって来る流れの再現だが、本作ではグレートは登場しないまま終わってしまっている(ただし、存在は匂わされており、それを利用してスパロボでも『真マジンガー』設定のグレートを参戦させている)。
 
その第2話の冒頭はマジンガーZが[[暗黒大将軍]]に敗北するという衝撃の展開で終わる。この後に逆転する展開が最終回で描かれることを多くの視聴者は予想していたが、実際に描かれた最終回は第1話で描かれたクライマックスシーンを別視点で描いた話であり、第2話の冒頭シーンの後に何がどうなったかは全くわからないまま物語は幕を閉じる。ちなみに、敗北展開自体は東映版における[[グレートマジンガー]]が救援にやって来る流れの再現だが、本作ではグレートは登場しないまま終わってしまっている(ただし、存在は匂わされており、それを利用してスパロボでも『真マジンガー』設定のグレートを参戦させている)。
  −
また、[[続編]]にあたる『G編』(仮題)は現在に至るまで情報の欠片も無く真マジンガーシリーズとしては先行きが不透明なまま、後発として本シリーズとは全く別の新規マジンガープロジェクト『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』が発表、公開されている(声優やスタッフは完全に異なり本作とは全く関係ない)。
      
生身でも凄まじく強い一部のキャラクター達やマジンガーZの斬新な必殺技ビッグバンパンチといった今川作品特有のケレン味溢れる演出の一方で、続編未定の状態での敗北エンドや、アクの強すぎる悪役やサブキャラに存在感を食われた甲児、過去の回想と現在の戦いを頻繁に行き来するシナリオに起因するテンポの悪さ、単独の強さが今一つ描写不足だったマジンガーと、あらゆる要素が不完全燃焼気味に終わった事もあり、視聴者からの評価は賛否が分かれている。
 
生身でも凄まじく強い一部のキャラクター達やマジンガーZの斬新な必殺技ビッグバンパンチといった今川作品特有のケレン味溢れる演出の一方で、続編未定の状態での敗北エンドや、アクの強すぎる悪役やサブキャラに存在感を食われた甲児、過去の回想と現在の戦いを頻繁に行き来するシナリオに起因するテンポの悪さ、単独の強さが今一つ描写不足だったマジンガーと、あらゆる要素が不完全燃焼気味に終わった事もあり、視聴者からの評価は賛否が分かれている。
2,533

回編集