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'''愛'''は、[[精神コマンド]]のひとつ。
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'''愛'''は、[[精神コマンド]]のひとつ。登場作品によって、回復系と複合系に効果が分かれる。略字は存在しない。
 
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== 概要 ==
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登場作品によって、回復系と複合系に効果が分かれる。略字は存在しない。
      
== 回復系 ==
 
== 回復系 ==
[[スーパーロボット大戦IMPACT]]』までの作品と『[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]』ではこの仕様で、マップ内の味方全ユニットのHPを最大まで回復させる。
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マップ内の味方全ユニットのHPを最大まで回復させる。『[[スーパーロボット大戦IMPACT]]』までの作品と『[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]』ではこの仕様。
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消費に対する効果は高いが、こちらの仕様で登場するスパロボは「本当に強い相手には一方的に破壊されるゲームバランス」「狙われる味方が偏るCPUルーチン」であることが多く、「瀕死の味方が複数出る」状況が少ない。そのため、重要な精神コマンドとは見なされにくい。ただし、全ての作品が当てはまる訳ではなく、ゲームバランス的に重要な作品は少なからず存在する。例えば『IMPACT』は「ダメージは控えめだが被弾率が高い」「近くのユニットを狙うルーチンのため狙われる味方が偏りにくい」ため重宝する。
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[[信頼]]のような味方1体のみ対象とする精神コマンドに比べて、消費SPに対する効果は極めて高い。しかし採用されたスパロボは、狙われる味方が偏るCPUルーチンであったり、本当に強い相手には一方的に破壊されるゲームバランスなことが多く、「瀕死の味方が複数出る」状況が少ない。そのため、重要な精神コマンドとは見なされにくい。ただし、全ての作品が当てはまる訳ではなく、ゲームバランス的に重要な作品は少なからず存在する。例えば『IMPACT』は「ダメージは控えめだが被弾率が高い」「近くのユニットを狙うルーチンのため狙われる味方が偏りにくい」ため重宝する。
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他の難点としては、気軽に使用できないほど消費が重い点や、[[底力]]などを維持する運用に適さない点が挙げられる。
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他の難点としては、気軽に使用できないほど消費が重い点や、[[底力]]など故意にHPを減らすことで維持する運用に適さない点が挙げられる。
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[[無限のフロンティアシリーズ]]では久々にこちらの仕様で登場した。[[魔装機神シリーズ]]でも旧作へのリスペクトか4作いずれもこちらの仕様である。
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版権スパロボ以外だと、[[無限のフロンティアシリーズ]]で久々に回復系で採用された。[[魔装機神シリーズ]]でも旧作へのリスペクトを込めてか、2010年から始まった4部作いずれもこちらの仕様である。
    
== 複合系 ==
 
== 複合系 ==
『[[スーパーロボット大戦R]]』以降は、極めて強力だった複合系[[精神コマンド]]「[[奇跡]]」が殆ど登場しなくなり、その代替としての役割を担う事が多くなった。
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『[[スーパーロボット大戦R]]』以降は、極めて強力だった複合系精神コマンド「[[奇跡]]」がほとんど登場しなくなり、その代替としての役割を担う事が多くなった。
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この仕様では[[加速]][[ひらめき]][[必中]][[気合]][[熱血]][[努力]][[幸運]]が同時にかかるようになっている。努力と幸運がかかるのが重要なのは言うまでも無いが、気合が含まれているのも見逃せない。また、HPが回復しないので減少しているとピンチだが、逆に[[底力]]などHP減少に伴う[[特殊技能]]を維持できる。
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この仕様では[[加速]][[ひらめき]][[必中]][[気合]][[熱血]][[努力]][[幸運]]が同時にかかるようになっている。努力と幸運がかかるのが重要なのは言うまでも無いが、気合が含まれているのも見逃せない。また、HPが回復しないので減少しているとピンチだが、逆に[[底力]]などHP減少に伴う[[特殊技能]]を維持できる。
    
精神コマンドの複合型タイプでは[[奇跡]]と[[奇襲]]の中間となり、奇跡よりは複合するコマンドが少ないものの、奇襲よりは多い。
 
精神コマンドの複合型タイプでは[[奇跡]]と[[奇襲]]の中間となり、奇跡よりは複合するコマンドが少ないものの、奇襲よりは多い。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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余談だが、精神コマンド検索のリスト画面では、ほとんどの作品(特に後期の作品)で全コマンドの中央に位置している。
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;[[スーパーロボット大戦]]
 
;[[スーパーロボット大戦]]
:GBの初代スパロボでは、今でいう「[[復活]]」の効果。撃墜=ユニット消滅なので非常に重要だが、肝心のコマンド自体がランダムで出現するため使い所が難しい。また撃墜されたマップをクリアするまでに使わないと復活不可能となってしまう。
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:今でいう「[[復活]]」の効果。撃墜=ユニット消滅なので非常に重要だが、肝心のコマンド自体がランダムで出現するため使い所が難しい。また撃墜されたマップをクリアするまでに使わないと復活不可能となってしまう。
 
:使用すると「'''あいの ちからは いだいだ!'''」というメッセージが表示される。
 
:使用すると「'''あいの ちからは いだいだ!'''」というメッセージが表示される。
 
:;[[スーパーロボット大戦]](HDリメイク版)
 
:;[[スーパーロボット大戦]](HDリメイク版)
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:複合版。パイロットによるが、消費SPは55~70。
 
:複合版。パイロットによるが、消費SPは55~70。
 
:『第2次Z再世篇』『第3次Z』では使用すると同効果を得られる「インサラウムの秘宝」という消費型[[強化パーツ]]が登場。
 
:『第2次Z再世篇』『第3次Z』では使用すると同効果を得られる「インサラウムの秘宝」という消費型[[強化パーツ]]が登場。
:『第3次Z』では「愛」と「勇気」を使うとかかる7種類の精神を一度に揃える(方法は問わない)と「愛と勇気を力に」のトロフィーが獲得できる。
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:『第3次Z』では手段を問わず「愛」と「勇気」を使うとかかる7種類の精神を一度に揃えると「愛と勇気を力に」のトロフィーが獲得できる。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
:リアルタイムで戦闘が進むというノーマルバトルのゲーム性に合わせ、「一定時間、攻撃力中アップ、回避率、移動速度小アップ」という効果になっており、経験値が溜まって「愛Ω」になると「移動速度小アップ」が「中アップ」になる。
 
:リアルタイムで戦闘が進むというノーマルバトルのゲーム性に合わせ、「一定時間、攻撃力中アップ、回避率、移動速度小アップ」という効果になっており、経験値が溜まって「愛Ω」になると「移動速度小アップ」が「中アップ」になる。
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:ハーケン&神夜の専用スキルで登場。XPを130%消費して味方全員の体力を100%回復する。しかし、XPを150%しか貯められず、アイテムでは100%までしか回復しない仕様(装備で軽減しても足りない)と、全体回復持ちの中でレベル38と一番習得が遅く(他の習得レベルはユーリ&エステルが19、[[エリカ・フォンティーヌ|エリカ]]&[[ジェミニ・サンライズ|ジェミニ]]が29)、他2ペアと違い回復量が多いがその分消費もダントツに重い(他2ペアとも、XPを80%消費して全体の体力を30%回復する)が、敵の集中攻撃や複数技で味方が瀕死状態になる事が多いので、結構出番は多い。使いたかったら、ハーケン組の番までにXPをクロスヒットで130%(装備で軽減していれば104%)まで貯め、ハーケン組を敵の攻撃で戦闘不能やスキル封印状態にされないように注意しよう。
 
:ハーケン&神夜の専用スキルで登場。XPを130%消費して味方全員の体力を100%回復する。しかし、XPを150%しか貯められず、アイテムでは100%までしか回復しない仕様(装備で軽減しても足りない)と、全体回復持ちの中でレベル38と一番習得が遅く(他の習得レベルはユーリ&エステルが19、[[エリカ・フォンティーヌ|エリカ]]&[[ジェミニ・サンライズ|ジェミニ]]が29)、他2ペアと違い回復量が多いがその分消費もダントツに重い(他2ペアとも、XPを80%消費して全体の体力を30%回復する)が、敵の集中攻撃や複数技で味方が瀕死状態になる事が多いので、結構出番は多い。使いたかったら、ハーケン組の番までにXPをクロスヒットで130%(装備で軽減していれば104%)まで貯め、ハーケン組を敵の攻撃で戦闘不能やスキル封印状態にされないように注意しよう。
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== 主な使用者 ==
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== 使用者一覧 ==
熱い愛を見せたヒーローや戦う[[ヒロイン]]が多い。効果が変わる前と変わった後では、やや所持するキャラクターの傾向が異なる。「[[献身]]」等が現れた影響もあり、優しく癒しのイメージのあるキャラ、異性に靡きやすいキャラなどの所持は減りがち。実際は使用しない敵キャラクターにも親族関係やカップルの影響で習得者は少なくないが、やや変化球的な「歪んだ愛」を印象付ける所有例も他にはあまり見られない特徴にあげられる。
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熱い愛を見せたヒーローや戦う[[ヒロイン]]が多い。効果が変わる前と変わった後では、やや所持するキャラクターの傾向が異なる。「[[献身]]」等が現れた影響もあり、優しく癒しのイメージのあるキャラ、異性になびきやすいキャラなどの所持は減りがち。実際は使用しない敵キャラクターにも親族関係やカップルの影響で習得者は少なくないが、やや変化球的な「歪んだ愛」を印象付ける所有例も他にはあまり見られない特徴にあげられる。
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また『[[スーパーロボット大戦R]]』以降、[[OGシリーズ]]を除く『[[スーパーロボット大戦K|K]]』までの任天堂携帯機作品では、[[主人公]]が愛を覚える(『[[スーパーロボット大戦J|J]]』・『[[スーパーロボット大戦W|W]]』・『K』は2周目以降の精神エディットで外すことができ、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では逆に本来覚えないものを習得できる)。『UX』ではヒロインの[[サヤ・クルーガー]]が習得する。
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また『[[スーパーロボット大戦R]]』から『[[スーパーロボット大戦K|K]]』までの任天堂携帯機シリーズでは、[[主人公]]が愛を覚える。さらに『[[スーパーロボット大戦J|J]]』・『[[スーパーロボット大戦W|W]]』・『K』は2周目以降の精神エディットで外すことができ、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では逆に本来覚えないものを習得できる。『UX』ではヒロインの[[サヤ・クルーガー]]が習得する。
    
=== ダイナミック系作品 ===
 
=== ダイナミック系作品 ===
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;[[流竜馬]]
 
;[[流竜馬]]
 
:[[旧シリーズ]]を中心に所持している。おそらく、「愛をもって接すれば犬は応えてくれるのさ」という[[漫画|原作漫画版]]『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)|真ゲッターロボ]]』における竜馬の台詞に由来して……'''いない'''<ref>竜馬が初めて「愛」を覚えたのは『[[第4次]]』だが、'''この台詞が出た『真ゲッターロボ』の連載よりも『第4次』の方が先である'''。</ref>。
 
:[[旧シリーズ]]を中心に所持している。おそらく、「愛をもって接すれば犬は応えてくれるのさ」という[[漫画|原作漫画版]]『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)|真ゲッターロボ]]』における竜馬の台詞に由来して……'''いない'''<ref>竜馬が初めて「愛」を覚えたのは『[[第4次]]』だが、'''この台詞が出た『真ゲッターロボ』の連載よりも『第4次』の方が先である'''。</ref>。
:また、TV版はまだしも'''原作漫画版の竜馬は、野良犬の首をちぎり飛ばす程のバイオレンスな奴'''なのだが、そんな彼にも押しかけ女房が現れ、[[流拓馬|子供]]を設けるまでになっている。
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:また、TV版はまだしも'''原作漫画版の竜馬は、野良犬の首をちぎり飛ばすほどにバイオレンス'''なのだが、そんな彼にも押しかけ女房が現れ、[[流拓馬|子供]]を設けるまでになっている。
    
=== 長浜ロマンロボ ===
 
=== 長浜ロマンロボ ===
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;[[希望]]
 
;[[希望]]
 
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== 余談 ==
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*精神コマンド検索のリスト画面では、ほとんどの作品、特に後期の作品で全コマンドの中央に位置している。
      
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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