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グングニールのEMP攻撃で連合軍は戦闘力を完全に喪失したが、ザフトは抵抗力を失った地球連合軍の軍施設やMS、戦車はおろか、投降の意思を示した地球連合軍兵士に対してMSの火器で組織的な虐殺を実行するという暴挙を行い、[[トラウマイベント|凄惨な極まる光景]]が繰り広げられる事になった<ref>もっとも、ザフトによる虐殺行為は、地球連合軍の捕虜条約の黙殺を招いてしまい、第三次ビクトリア攻防戦において敗退した[[ザフト兵]]の降伏が一切認められず、[[連合兵]]に殺戮されるという、ある意味、因果応報な結果となった。</ref>。
グングニールのEMP攻撃で連合軍は戦闘力を完全に喪失したが、ザフトは抵抗力を失った地球連合軍の軍施設やMS、戦車はおろか、投降の意思を示した地球連合軍兵士に対してMSの火器で組織的な虐殺を実行するという暴挙を行い、[[トラウマイベント|凄惨な極まる光景]]が繰り広げられる事になった<ref>もっとも、ザフトによる虐殺行為は、地球連合軍の捕虜条約の黙殺を招いてしまい、第三次ビクトリア攻防戦において敗退した[[ザフト兵]]の降伏が一切認められず、[[連合兵]]に殺戮されるという、ある意味、因果応報な結果となった。</ref>。
本基地の陥落により地球連合軍の大規模宇宙港は全てザフトによる制圧・破壊されたため、地球連合軍の宇宙への大規模補給ルートを無力化し月面プトレマイオス基地を無力化するザフト軍の「オペレーション・ウロボロス」は一時達成されることになる。地球軍はマスドライバー施設「カグヤ」を有する[[オーブ連合首長国]]への圧力を強め、「オーブ解放作戦」が発生する原因にもなった。
しかし、この戦闘以降は地球連合軍のMS投入が本格化し、強引な戦力抽出でザフト軍の各戦線は芳しくない状況が続く事になる。結局C.E.71年6月18日に地球連合軍はアフリカのビクトリア宇宙港にあるマスドライバー「ハビリス」の奪還を目指して「第三次ビクトリア攻防戦」を開始。一週間後に同宇宙港は地球連合軍に制圧され、ザフト軍はマスドライバーの自爆を試みるが、寸前で連合の特殊部隊に阻止されてしまう。パナマ基地制圧で達成した「オペレーション・ウロボロス」はわずか一ヶ月で完全に頓挫し、地球戦線における連合の優勢は決定的なものとなり、以降のザフト軍は地球戦線での敗退が加速する。
『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』では、[[ヘブンズベース]]陥落後の[[ロード・ジブリール]]の逃走先候補に名前が挙がっている為、マスドライバーは再建されていると推察され、地球連合軍が管理下に置いているとみられる。
『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』では、[[ヘブンズベース]]陥落後の[[ロード・ジブリール]]の逃走先候補に名前が挙がっている為、マスドライバーは再建されていると推察され、地球連合軍が管理下に置いているとみられる。