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198 バイト除去 、 2024年9月4日 (水)
→‎機体概要 : ジオンのキャリフォルニア失陥は08小隊本編より後のことかと。何らかの勘違いがあると思われ一旦除去
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=== 機体概要 ===
 
=== 機体概要 ===
[[ザクII]]の陸戦仕様機であるJ型をベースに陸戦・白兵戦仕様機として開発されたグフであったのだが、白兵戦ばかりを意識し過ぎた武装の仕様によって、モビルスーツ本来の特性である汎用性に大きく欠けた機体となってしまい、いざ実戦に投入されても、「青い巨星」で有名な[[ランバ・ラル]]大尉といった白兵戦を得意とするエースパイロットでも無ければ満足に運用出来ない代物となっていた。その後、ホバー走行によってグフ以上に高い陸戦能力と汎用性を備えた[[ドム]]が配備され、更にグフの生産を行っていたキャリフォルニア・ベースが連邦の「オデッサ作戦」によって奪還されて生産ラインも縮小となってしまってからは、陸戦主力機の座を完全に奪われてしまう事態となったのだが、本機の存在を惜しいと感じる様になった技術陣により、運用性の向上を目指したグフの再設計が検討される事になった。
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[[ザクII]]の陸戦仕様機であるJ型をベースに陸戦・白兵戦仕様機として開発されたグフであったのだが、白兵戦ばかりを意識し過ぎた武装の仕様によって、モビルスーツ本来の特性である汎用性に大きく欠けた機体となってしまい、いざ実戦に投入されても、「青い巨星」で有名な[[ランバ・ラル]]大尉といった白兵戦を得意とするエースパイロットでも無ければ満足に運用出来ない代物となっていた。その後、ホバー走行によってグフ以上に高い陸戦能力と汎用性を備えた[[ドム]]が配備され、陸戦主力機の座を完全に奪われてしまう事態となったのだが、本機の存在を惜しいと感じる様になった技術陣により、運用性の向上を目指したグフの再設計が検討される事になった。
    
本体の改修においては運動性や機動性の強化が行われており、カラーリングも青中心だったグフから、緑がかった水色主体になっている。最も大きな変更が加えられた武装面に関しては、白兵戦に偏り過ぎた仕様を見直す事になり、まず運用に問題点のあった左腕部のフィンガーバルカンを廃して両腕部共に通常のマニピュレーターへと換装。右腕部に装備されたヒート・ロッドも溶断機能を廃して放電のみとし先端を鈎爪(アンカー)状にしたワイヤータイプ(「ヒート・ワイヤー」とも呼称される)へと変更された。また、溶断機能に関しては「ヒート・サーベル」で十分に補われているが、このヒート・サーベルに関しても「最初からある実体剣を加熱する」というザクIIの「ヒート・ホーク」と同じ原理の物へと変更されており、発熱させずとも使用可能になっている。更にフィンガーバルカンを配した左腕部には、射撃武装を着脱可能なアタッチメント式とする事で汎用性と射撃戦能力を高める事が検討され、新規設計された前腕部に脱着可能な「3連装35mmガトリング砲」を装備し、その上には小型化させたシールドに「6銃身75mmガトリング砲」を追加した「ガトリングシールド」も装着する事で、近~中距離に対応した射撃能力の大幅な強化に成功している。一方、グフ自体の特徴であった白兵戦能力に関する考慮にも余念は無く、弾丸を使い切ったガトリング砲をパージする事で即座に白兵戦へ対応出来る仕様となっている。
 
本体の改修においては運動性や機動性の強化が行われており、カラーリングも青中心だったグフから、緑がかった水色主体になっている。最も大きな変更が加えられた武装面に関しては、白兵戦に偏り過ぎた仕様を見直す事になり、まず運用に問題点のあった左腕部のフィンガーバルカンを廃して両腕部共に通常のマニピュレーターへと換装。右腕部に装備されたヒート・ロッドも溶断機能を廃して放電のみとし先端を鈎爪(アンカー)状にしたワイヤータイプ(「ヒート・ワイヤー」とも呼称される)へと変更された。また、溶断機能に関しては「ヒート・サーベル」で十分に補われているが、このヒート・サーベルに関しても「最初からある実体剣を加熱する」というザクIIの「ヒート・ホーク」と同じ原理の物へと変更されており、発熱させずとも使用可能になっている。更にフィンガーバルカンを配した左腕部には、射撃武装を着脱可能なアタッチメント式とする事で汎用性と射撃戦能力を高める事が検討され、新規設計された前腕部に脱着可能な「3連装35mmガトリング砲」を装備し、その上には小型化させたシールドに「6銃身75mmガトリング砲」を追加した「ガトリングシールド」も装着する事で、近~中距離に対応した射撃能力の大幅な強化に成功している。一方、グフ自体の特徴であった白兵戦能力に関する考慮にも余念は無く、弾丸を使い切ったガトリング砲をパージする事で即座に白兵戦へ対応出来る仕様となっている。
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