差分

誤字・脱字の修正
51行目: 51行目:  
このような作風の変化に当初からの視聴者は付いて来れず、富野監督も視聴者も[[トラウマイベント|鬱気分]]であった。富野監督は放送終了後、本当に鬱病を抱えることになった。ただし、放送当時から作品を高く評価していた庵野秀明監督は『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』製作に強く影響を受けた作品の一つとして挙げており、また戦闘シーンについては娯楽活劇もののイメージが最後まで踏襲され、全編通じ高い評価を与えられている。中でも[[シュラク隊]]の戦い方は「足癖が悪い」と言われつつも、好意的な反応ばかりである。
 
このような作風の変化に当初からの視聴者は付いて来れず、富野監督も視聴者も[[トラウマイベント|鬱気分]]であった。富野監督は放送終了後、本当に鬱病を抱えることになった。ただし、放送当時から作品を高く評価していた庵野秀明監督は『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』製作に強く影響を受けた作品の一つとして挙げており、また戦闘シーンについては娯楽活劇もののイメージが最後まで踏襲され、全編通じ高い評価を与えられている。中でも[[シュラク隊]]の戦い方は「足癖が悪い」と言われつつも、好意的な反応ばかりである。
   −
一方、富野監督は制作時の心境の所為かこの作品に対して、「このDVDは、見られたものではないので買ってはいけません!!」と、DVD-BOX(2004年1月23日初回限定生産)を買わなければ読めないブックレットにコメントしていた。ただこのコメントには「そう言うと売れてしまいますよね。」という内容のオチがあり、それは本文をちゃんと読まないと分からない為、本当に批判しているかのように勘違いするファンも生まれてしまった<ref>ちなみに、2015年にBlu-ray Boxの発売が決定された際にも、富野監督は『機動戦士Vガンダム』の公式HPにおいて「この作品は全否定したいと思っているものです。(中略)何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人がひとりでもいらっしゃればBlu-rayとして出した意味があると思っています」というコメントを残している。 </ref>。この事はファンの間では非常に有名な話で、ウッソ役として[[声優]]デビューした阪口大助氏もラジオ等でこの発言に対してネタも含めながらも苦言を呈したことがある。もっとも富野監督も作劇論やシナリオについてはかなり高い評価で言及している部分もあり、複雑な心境があることが窺える形になっている。その後、Blue-ray Boxのブックレットコメントでは本作品の最終回やバイク戦艦、カテジナ・ルースというキャラに対する評価を高くしており、更にVガンダム30周年の際に季刊誌「グレートメカニックG2023年夏号」において寄せられた本作品へのコメントでは、「『Gレコ』はここから始まっているとわかったという意味では「『Vガンダム』を作ったのは間違いではなかった」と思えます。また、今回のプーチンの戦争があったおかげで、むしろ『Vガンダム』は『機動戦士ガンダム』よりも、リアルなものがあったと感じられました。」と肯定的な意見と共に最後「是非Vガンダムを見てください!」とシャクティの真似をしたコメントを寄せている。
+
一方、富野監督は制作時の心境の所為かこの作品に対して、「このDVDは、見られたものではないので買ってはいけません!!」と、DVD-BOX(2004年1月23日初回限定生産)を買わなければ読めないブックレットにコメントしていた。ただこのコメントには「そう言うと売れてしまいますよね。」という内容のオチがあり、それは本文をちゃんと読まないと分からない為、本当に批判しているかのように勘違いするファンも生まれてしまった<ref>ちなみに、2015年にBlu-ray Boxの発売が決定された際にも、富野監督は『機動戦士Vガンダム』の公式HPにおいて「この作品は全否定したいと思っているものです。(中略)何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人がひとりでもいらっしゃればBlu-rayとして出した意味があると思っています」というコメントを残している。 </ref>。この事はファンの間では非常に有名な話で、ウッソ役として[[声優]]デビューした阪口大助氏もラジオ等でこの発言に対してネタも含めながらも苦言を呈したことがある。もっとも富野監督も作劇論やシナリオについてはかなり高い評価で言及している部分もあり、複雑な心境があることが窺える形になっている。その後、Blu-ray Boxのブックレットコメントでは本作品の最終回やバイク戦艦、カテジナ・ルースというキャラに対する評価を高くしており、更にVガンダム30周年の際に季刊誌「グレートメカニックG2023年夏号」において寄せられた本作品へのコメントでは、「『Gレコ』はここから始まっているとわかったという意味では「『Vガンダム』を作ったのは間違いではなかった」と思えます。また、今回のプーチンの戦争があったおかげで、むしろ『Vガンダム』は『機動戦士ガンダム』よりも、リアルなものがあったと感じられました。」と肯定的な意見と共に最後「是非Vガンダムを見てください!」とシャクティの真似をしたコメントを寄せている。
    
スパロボでは2003年の『[[スーパーロボット大戦D]]』以降は2021年の『[[スーパーロボット大戦30]]』が18年ぶりの参戦となる。
 
スパロボでは2003年の『[[スーパーロボット大戦D]]』以降は2021年の『[[スーパーロボット大戦30]]』が18年ぶりの参戦となる。
357行目: 357行目:  
== 楽曲 ==
 
== 楽曲 ==
 
;オープニングテーマ
 
;オープニングテーマ
:; 「STAND UP TO THE VICTORY」(第1話 - 第31話)
+
:; 「'''STAND UP TO THE VICTORY 〜トゥ・ザ・ヴィクトリー〜'''」(第1話 - 第31話)
 
:: 作詞 - 井荻麟・みかみ麗緒 / 作曲・編曲・歌 - 川添智久 / 編曲 - 神長弘一・井上龍仁
 
:: 作詞 - 井荻麟・みかみ麗緒 / 作曲・編曲・歌 - 川添智久 / 編曲 - 神長弘一・井上龍仁
 
:: 『新』『α』『α外伝』『D』『30』の戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
 
:: 『新』『α』『α外伝』『D』『30』の戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
 
:: ちなみに川添智久は「BILIEVE IN LOVE」などで有名なバンド・LINDBERGのベーシスト。
 
:: ちなみに川添智久は「BILIEVE IN LOVE」などで有名なバンド・LINDBERGのベーシスト。
:; 「DON'T STOP CARRY ON」(第32話 - 第51話)
+
:; 「Don't Stop! Carry On!」(第32話 - 第51話)
 
:: 作詞 - 西脇唯 / 作曲 - 小泉誠司 / 編曲 - 福田裕彦 /歌 - RD
 
:: 作詞 - 西脇唯 / 作曲 - 小泉誠司 / 編曲 - 福田裕彦 /歌 - RD
 
:: 『第2次G』『α』『α外伝』『D』の戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
 
:: 『第2次G』『α』『α外伝』『D』の戦闘BGMとして採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
匿名利用者