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168 バイト追加 、 2024年8月27日 (火)
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==余談==
 
==余談==
*スーパーファミコン版では片仮名表記は『ライブ・ア・ライブ』だったが、HD-2D版では片仮名表記から中黒が消え『ライブアライブ』表記となっている。
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*スーパーファミコン版では片仮名表記は『ライブ・ア・ライブ』だったが、リメイク版では片仮名表記から中黒が消え『ライブアライブ』表記となっている。
 
**また、タイトルロゴのデザインでは後半の「LIVE」が裏返って鏡文字になり、左右対称に『LIVE A ƎVI⅃』と表記され、後半の部分は見方によっては「EVIL」となる。
 
**また、タイトルロゴのデザインでは後半の「LIVE」が裏返って鏡文字になり、左右対称に『LIVE A ƎVI⅃』と表記され、後半の部分は見方によっては「EVIL」となる。
 
*近未来編の舞台となる年代は2つの説があり、SFC版の取扱説明書では「([[西暦]])2010年の[[東京]]」と記載され、一方で作中では液体人間ロボット「W1号」の型番が「TYPE-2014」となっている。
 
*近未来編の舞台となる年代は2つの説があり、SFC版の取扱説明書では「([[西暦]])2010年の[[東京]]」と記載され、一方で作中では液体人間ロボット「W1号」の型番が「TYPE-2014」となっている。
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**これはリメイク版におけるキャスティングにも表れており、アクション俳優であるサモ・ハン・キンポーの吹き替えを務める[[声優:水島裕|水島裕]]氏が、功夫編にてサモ・ハンをモチーフとしたキャラの声を担当し、さらにジャッキー・チェンの吹き替えを務めた[[声優:石丸博也|石丸博也]]氏が演じるキャラの弟子という設定を持っている。
 
**これはリメイク版におけるキャスティングにも表れており、アクション俳優であるサモ・ハン・キンポーの吹き替えを務める[[声優:水島裕|水島裕]]氏が、功夫編にてサモ・ハンをモチーフとしたキャラの声を担当し、さらにジャッキー・チェンの吹き替えを務めた[[声優:石丸博也|石丸博也]]氏が演じるキャラの弟子という設定を持っている。
 
***キャスティングは原始編のべるを除き、制作側から指名する形で行われている<ref>いくつかの役で指名された際、空いていた役の全てに立候補した結果全編に出演した[[声優:杉田智和|杉田智和]]氏という特殊な例外もいる。</ref>。そのため、近未来編では[[田所晃|アキラ]]役([[声優:赤羽根健治|赤羽根健治]]氏)と[[無法松]]役([[声優:石川英郎|石川英郎]]氏)がそれぞれ[[兜甲児 (真マジンガー)|ダイナミックプロ]][[流竜馬 (OVA)|作品の二代目主演]]を意識したキャスティングである可能性は否定できない。
 
***キャスティングは原始編のべるを除き、制作側から指名する形で行われている<ref>いくつかの役で指名された際、空いていた役の全てに立候補した結果全編に出演した[[声優:杉田智和|杉田智和]]氏という特殊な例外もいる。</ref>。そのため、近未来編では[[田所晃|アキラ]]役([[声優:赤羽根健治|赤羽根健治]]氏)と[[無法松]]役([[声優:石川英郎|石川英郎]]氏)がそれぞれ[[兜甲児 (真マジンガー)|ダイナミックプロ]][[流竜馬 (OVA)|作品の二代目主演]]を意識したキャスティングである可能性は否定できない。
**なお、近未来編のアイテムには「獣神シャツ」という装備がある。これは[[獣神サンダーライガー]]…ではなく、同機とのコラボレーションで登場した同名のプロレスラーが元ネタである。
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**なお、近未来編のアイテムには「獣神シャツ」という装備がある。これは[[獣神サンダーライガー]]…ではなく、同機とのコラボレーションで登場した同名のプロレスラーが元ネタである<ref>本作のクリエイターである時田貴司氏は業界屈指のプロレスファンとして知られ、同名レスラーとも交流がある。</ref>。
*SFC版の時点で既にSFCの限界、およびRPGの限界に挑んだ意欲的な描写が多々存在していた。近未来編では一例として、SFCにもかかわらずゲーム自体のオープニングとは別にオープニング演出が用意されていたが、HD-2D版リメイクの恩恵を顕著に受け、アニメのOPをゲームで再現したかのような気合の入ったものとなっている。
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*SFC版の時点で既にSFCの限界、およびRPGの限界に挑んだ意欲的な演出が多々存在していた。近未来編では一例として、SFCにもかかわらずゲーム自体のオープニングとは別にオープニング演出が用意されていたが、HD-2D版リメイクの恩恵を顕著に受け、アニメのOPをゲームで再現したかのような気合の入ったものとなっている。
*上述したように極力原作を再現・再解釈したHD-2D版だが、現代のコンプライアンス以外にも海外展開の都合もあってなのか、大筋に関係ない部分が変更されている。近未来編では「妙子のパンツ」関係のアイテム差し替えや[[シャワーシーン|風呂シーン]]削除、章ボスの「隠呼大仏」が「大隠呼像」に名称変更され一部デザイン変更、武装も仏教を彷彿とさせないものに名称変更されている、など、お色気イベントや特定の宗教に言及する要素が変更対象となっている。
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*上述したようにリメイクに際し極力原作を再現する形で再解釈が行われたが、現在のコンプライアンスに抵触する描写については大筋に影響しない範囲で変更されている。近未来編では「妙子のパンツ」関係のアイテム差し替えや[[シャワーシーン|風呂シーン]]削除、章ボスの「隠呼大仏」が「大隠呼像」に名称変更され一部デザイン変更、武装も仏教を彷彿とさせないものに名称変更されている、など、お色気イベントや特定の宗教に言及する要素が変更対象となっている。
**なお、変更対象となった隠呼大仏だが、元ネタは実在のカルト宗教。原始編デザイナーの小林よしのり氏が同宗教の被害に遭ったり、SFC版発売から半年後にそのカルト宗教が同時多発テロ事件を起こしたりもしているが、本作は幸いにも発売自粛などの騒動には発展しなかった。
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**なお、変更対象となった隠呼大仏だが、元ネタは実在した宗教団体である。原始編デザイナーの小林よしのり氏が同団体の被害に遭ったり、SFC版発売から半年後に同団体による同時多発テロ事件が発生するなどしたが、本作は幸い発売自粛などの影響には発展しなかった。
 
*メディアミックスとしては前述の島本和彦氏による『超級!! ライブアライブ 近未来編』の他、SF編のキャラクターデザインを手掛けた田村由美氏による読み切り漫画『LIVE A LIVE〔SF編〕序章 SpaceTrap』、SF編を別視点で短編小説化した入間人間氏による『LIVE A LIVE SF編『機心』 ワレ オモウ ユエニ ワレ アリ──』、時田貴司氏自身の監修で中世編を舞台演劇化した『魔王降臨 Live SIDE & Evil SIDE』等が存在する。
 
*メディアミックスとしては前述の島本和彦氏による『超級!! ライブアライブ 近未来編』の他、SF編のキャラクターデザインを手掛けた田村由美氏による読み切り漫画『LIVE A LIVE〔SF編〕序章 SpaceTrap』、SF編を別視点で短編小説化した入間人間氏による『LIVE A LIVE SF編『機心』 ワレ オモウ ユエニ ワレ アリ──』、時田貴司氏自身の監修で中世編を舞台演劇化した『魔王降臨 Live SIDE & Evil SIDE』等が存在する。
 
**また、公式のものではないが同人誌として島本氏による『超級!! 中世編』と『超級!! 最終編』も描かれている。
 
**また、公式のものではないが同人誌として島本氏による『超級!! 中世編』と『超級!! 最終編』も描かれている。
*ストーリー面の知名度の高さや権利的な事情もあって、『DD』以外での他作品への客演・コラボレーションは中世編が主となっている。それも多くは社内コラボであり、社外作品へのコラボレーションかつ中世編以外からの参戦である『DD』は非常に珍しい立場である。
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*ストーリー面の知名度の高さや権利的な事情もあって、『DD』以外での他作品への客演・コラボレーションは中世編が主となっている。それも多くは社内コラボであり、社外作品へのコラボレーションかつ中世編以外からの参戦である『DD』は異例のケースとなる。
**ユーザーからも参戦希望の声はあり、他ならぬプロデューサー時田貴司氏も以前からSRW参戦を野望に掲げていたが、特にHD-2Dリメイク以前は至難と思われていた。詳細は[[未参戦作品/一覧]]の項目を参照。そんな『LAL』参戦の経緯は、HD-2D版発売前の2021年頃から時田氏が寺田貴信スーパーバイザーにアプローチをかけており、発売後はアキラ役の赤羽根健治氏からもアプローチがかかり、それを機に参戦の準備を始めていたそうである<ref>2024年8月23日の生スパロボチャンネルより。</ref>。
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**ユーザーからも参戦希望の声はあり、他ならぬプロデューサー時田貴司氏も以前からSRW参戦を野望に掲げていたが、特にリメイク以前は至難と思われていた。詳細は[[未参戦作品/一覧]]の項目を参照。そんな『LAL』参戦の経緯は、リメイク版発売前の2021年頃から時田氏が寺田貴信スーパーバイザーにアプローチをかけており、発売後はアキラ役の赤羽根健治氏からもアプローチがかかり、それを機に参戦の準備を始めていたそうである<ref>2024年8月23日の生スパロボチャンネルより。</ref>。
    
==脚注==
 
==脚注==