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*分類:マキナ
 
*分類:マキナ
 
*頭頂高:18.6 m
 
*頭頂高:18.6 m
*[[全長一覧|全高]]:18.6 m(装甲離脱時17.3m)
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*[[全長一覧|全高]]:18.6 m(装甲離脱時17.3m、有機統一体時全長118.9m・全高43.2m)
*重量:48.7 t(装甲離脱時40.9t)
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*重量:48.7 t(装甲離脱時40.9t、有機統一体時1056.8t)
 
*[[動力]]:電力
 
*[[動力]]:電力
 
*装甲材質:ナノセラミック・ニューロカーボン
 
*装甲材質:ナノセラミック・ニューロカーボン
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=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
単機での拠点強襲を目的としたマキナであり、アパレシオンと同時期に製作された最新鋭の機体であるとされている。「パルド」と「ロック」という獣型随伴機を従え、随伴機が運搬する武装を適宜選択・運用することで絶大な戦闘能力を誇り、本機のファクターは実質的に'''単独で複数のマキナを操っているも同然'''と評される。また、この随伴機はペインキラー本体との合体機構を内蔵しており、展開・接続することで途轍もない戦闘力を発揮するが、ペインキラー本体のみならずファクターである美海自身にも多大な負荷をかける両刃の剣である。
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単機での拠点強襲を目的としたマキナであり、アパレシオンと同時期に製作された最新鋭の機体であるとされている。「パルド」と「ロック」という獣型随伴機を従え、随伴機が運搬する武装を適宜選択・運用することで絶大な戦闘能力を誇り、本機のファクターは実質的に'''単独で複数のマキナを操っているも同然'''と評される。また、この随伴機はペインキラー本体との合体機構を内蔵しており、展開・接続することで途轍もない戦闘力を発揮するが、ペインキラー本体のみならずファクターである美海自身にも多大な負荷をかける両刃の剣である。ちなみに、上記の通り随伴機は合わせて'''1000t強'''。
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随伴機の制御には[[プリテンダー]]の無線ナーブクラックの発展系である技術が使用されており、多数の武装を搭載・選択することによる汎用性というコンセプトは[[ヴァーダント]]のマルチパーパスユニットを彷彿とさせる。これらの特徴より本機は他のマキナを参考にそれらを発展昇華させた機体であることが伺える。マキナの製造には一定のガイドラインがあるのだが、この機体はそれを拡大解釈し、原則に抵触しないギリギリの線で作られている。
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随伴機の制御には[[プリテンダー]]の無線ナーブクラックの発展系である技術が使用されており、多数の武装を搭載・選択することによる汎用性というコンセプトは[[ヴァーダント]]のマルチパーパスユニットを彷彿とさせる。これらの特徴より本機は他のマキナを参考にそれらを発展昇華させた機体であることが伺える。ただし、この機体は実験機であるとのこと。マキナの製造には一定のガイドラインがあるのだが、この機体はそれを拡大解釈し、原則に抵触しないギリギリの線で作られている。
    
初期状態では増加装甲を纏っていた(この時はアニメ版同様の外見)が、鎌を武器とするなど細部に違いがある。また、増加装甲を排除すると紺を基調とした本体が現れる。なお、本体を露見してしまった場合、「敵の完全殲滅」を意味する事態となる。製造元を秘匿する目的もあったようであるが、「やり直された」世界ではその必要はなく、初陣にて美海の「演出」に使われた。
 
初期状態では増加装甲を纏っていた(この時はアニメ版同様の外見)が、鎌を武器とするなど細部に違いがある。また、増加装甲を排除すると紺を基調とした本体が現れる。なお、本体を露見してしまった場合、「敵の完全殲滅」を意味する事態となる。製造元を秘匿する目的もあったようであるが、「やり直された」世界ではその必要はなく、初陣にて美海の「演出」に使われた。
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また、ラインバレルとは別の意味で他のマキナとは違う特徴が多いらしく、色々と『怪しい』マキナ。美海の戦い方もあって、アニメ版のタリスマンよろしく名前の由来とまったく噛み合ってない機体である。アニメ版が「'''痛み止め'''」ならこちらはさしずめ「'''安楽死'''」とでも意訳すべきだろうか。美海の戦い方を見るに、「精神的な痛みを麻痺させてブレーキがかからなくする」というマイナスの意味合いが強いようだ。
 
また、ラインバレルとは別の意味で他のマキナとは違う特徴が多いらしく、色々と『怪しい』マキナ。美海の戦い方もあって、アニメ版のタリスマンよろしく名前の由来とまったく噛み合ってない機体である。アニメ版が「'''痛み止め'''」ならこちらはさしずめ「'''安楽死'''」とでも意訳すべきだろうか。美海の戦い方を見るに、「精神的な痛みを麻痺させてブレーキがかからなくする」というマイナスの意味合いが強いようだ。
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98話でのイズナによれば、これは美海の「正義に対する無理解への苛立ちや悲哀」を取り除くため=ファクターである美海を守るために選択している最善策であるらしい(既存の作品で言うと[[ゼロシステム]]が近い)。
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98話でのイズナによれば、これは美海の「正義に対する無理解への苛立ちや悲哀」を取り除くため=ファクターである美海を苦しみから守るために選択している最善策であるらしい(既存の作品で言うと[[ゼロシステム]]が近い)。言ってしまえば、アニメ版のペインキラーが他者の「鎮痛剤」であるのに対し、こちらは搭乗者の「鎮痛剤」と言える。イズナからは獰猛な戦い方はペインキラーの影響ではなく美海本人が力に飲まれた結果であると指摘されている。
    
ファンの間では原作漫画版の方を「'''イタい女'''が操る'''殺人機械'''だから'''ペインキラー'''」などと揶揄されることも。
 
ファンの間では原作漫画版の方を「'''イタい女'''が操る'''殺人機械'''だから'''ペインキラー'''」などと揶揄されることも。
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心神喪失状態で近くを彷徨っていた美海を誘導してファクターとしたが、これは森次の推測によると、「自身が動くため、近くにいた美海を『精神的な生命の危機にある=放っておくと死んでしまう=ファクターとして生かす必要がある』と判断した、『マキナの原則』を都合よく曲解した結果である」とのこと。この一件により、特務室の面々はマキナの存在に少しずつ疑問を抱き始めることになる。
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心神喪失状態で近くを彷徨っていた美海を誘導してファクターとしたが、これは森次の推測によると、「自身が動くため、近くにいた美海を『精神的な生命の危機にある=放っておくと死んでしまう=ファクターとして生かす必要がある』と判断した、『マキナの原則』を都合よく曲解した結果である」とのこと。この一件により、特務室の面々はマキナの存在に少しずつ疑問を抱き始めることになる。ただし、上記のようにこの機体はパイロットを暴走させる特性は無いようであり、ファクターの苦しみさえも死への接近と認識し和らげようとしているため、苦しみに対して敏感なだけである可能性もある。
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100話で披露した合体形態は、上半身にパルド、下半身にロックを武装した巨大な四足獣、という姿。
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100話で披露した合体形態は、上半身にパルド、下半身にロックを武装した巨大な四足獣、という姿。合体形態の名前は有機統一体(エニグマシステム)。設定資料によると、主要基部を破壊しそれをナノマシンで再生させて有機的に結合しているとのこと。要はトンデモロボの代表格'''「[[グレンラガン]]」とほぼ同等の合体機構'''である。ただし、あちらは合体時に破壊・変形した部位は修復されるが、こちらは副作用でしばらく戦闘不可能になる。また、ある程度の機能拡張はあるものの「現実的とは言えない」「飛躍的な性能向上はない」などと語られるようにおよそそのデメリットに不相応であり、姿こそ判明したがその真価は未だ不明である。もっとも、1000tもの猛獣が襲いかかってきたらそれだけで凶悪ではある。
    
=== アニメ版 ===
 
=== アニメ版 ===
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