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179 バイト追加 、 2024年7月17日 (水)
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『真マジンガーZERO』では存在を強調されているため回想等のみの登場に留まる。『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』では[[グレートマジンガー]]の登場にZEROの意思が魔神化を発動し、戦闘獣3体を半壊状態で圧倒し撃破、[[暗黒大将軍]]をも再生で完全修復した上で大破に追い込んだ。その後ブレストファイヤーとブレストバーンの撃ち合いでマジンパワー「強化」、「変態」で底上げされたブレストバーンアップに焼かれている際に本形態に変貌している。
 
『真マジンガーZERO』では存在を強調されているため回想等のみの登場に留まる。『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』では[[グレートマジンガー]]の登場にZEROの意思が魔神化を発動し、戦闘獣3体を半壊状態で圧倒し撃破、[[暗黒大将軍]]をも再生で完全修復した上で大破に追い込んだ。その後ブレストファイヤーとブレストバーンの撃ち合いでマジンパワー「強化」、「変態」で底上げされたブレストバーンアップに焼かれている際に本形態に変貌している。
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ジェットスクランダーも変貌しており、アルファベットの「Z」や、数字の「0」の形状に変形する。その上に乗ることで空中での浮遊も可能。元々は後付け装備であるはずのスクランダーだが、この姿では魔神パワーの一つを使い、体の一部のように作り出していた。その戦闘力は世界を文字通り滅ぼすものであり、あらゆる存在を超越する。
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ジェットスクランダーも変貌しており、アルファベットの「Z」や、数字の「0」の形状に変形する。その上に乗ることで空中での浮遊も可能。元々は後付け装備であるはずのスクランダーだが、この姿では魔神パワー「変態」を使い、体の一部のように作り出していた。その戦闘力は世界を文字通り滅ぼすものであり、あらゆる存在を超越する。
    
誕生の経緯としては、開発者である[[兜十蔵]]博士が、『ZERO』のほとんどの世界において『[[真マジンガー 衝撃! Z編|Z編]]』の孫想いのファンキーな老人ではなく、'''世界最強の人造神を完成させ、世界制覇を成し遂げる野望'''の為なら自分の息子や孫すら抹殺しようとする極悪非道のマッドサイエンティストだったことによる。
 
誕生の経緯としては、開発者である[[兜十蔵]]博士が、『ZERO』のほとんどの世界において『[[真マジンガー 衝撃! Z編|Z編]]』の孫想いのファンキーな老人ではなく、'''世界最強の人造神を完成させ、世界制覇を成し遂げる野望'''の為なら自分の息子や孫すら抹殺しようとする極悪非道のマッドサイエンティストだったことによる。
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その後搭乗型に改良したマジンガーと甲児の活躍を病院のベッドで観戦していくうちに十蔵博士は孫への愛情を得て改心し、Dr.ヘルとの戦いに終止符を打つべく真のマジンガーを完成させる研究を病床の身体をおして進めていった。死の間際、戦いの中で強化されていった機械獣によってついにマジンガーが破れる姿を見た十蔵博士は「自分より優れた知を持ち、自己進化し永遠の命を持つ新たな生命」の設計図を最後の研究成果として「世界を救い、甲児を守ってくれ」と願ってミネルバXに託した。
 
その後搭乗型に改良したマジンガーと甲児の活躍を病院のベッドで観戦していくうちに十蔵博士は孫への愛情を得て改心し、Dr.ヘルとの戦いに終止符を打つべく真のマジンガーを完成させる研究を病床の身体をおして進めていった。死の間際、戦いの中で強化されていった機械獣によってついにマジンガーが破れる姿を見た十蔵博士は「自分より優れた知を持ち、自己進化し永遠の命を持つ新たな生命」の設計図を最後の研究成果として「世界を救い、甲児を守ってくれ」と願ってミネルバXに託した。
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しかし次の世界の十蔵博士は改心する前のマッドサイエンティストだったため、ミネルバXが当初隠していた設計図を独自に解析しその悪魔的発想を組み込んで建造。結果出来上がってしまったのが7つのブラックボックスたる魔神パワーを有するようになった、愛を知らない究極の魔神となったマジンガーであり、それが進化していった存在こそがZEROである。ミネルバXはこの結果<ref>魔神パワーを有するようになったZは起動すると同時に十蔵博士を踏み潰し、そのまま破壊の化身となり光子力研究所を焼き尽くしている。</ref>に当然納得せずに再度世界をリセットしたが、次の世界はマジンガーZが既に起動済みの世界に変貌してしまっていた。これはマジンガーが起動後に十蔵を殺害し、その後にDr.ヘルがミネルバXを盗み出した十蔵博士のデータと超小型光子力エンジン<ref>これは別世界から研究結果を受信する大型光子加速器にリンクする小型光子加速器でもあるが、大型光子加速器から得られた研究成果を元に十蔵博士が小型光子加速器を作るはずが、大型を作成→マジンガーZを作成→マジンガーに殺害される→盗んだデータからRr.ヘルが小型(ミネルバX)を作成という異なるプロセスをたどるようになってしまい、それまでの世界線のリンクから外れることになった。</ref>から造ったという経緯をたどったことで光子加速器とのリンクが外されてしまったためである。その結果ミネルバXはマジンガーの開発中に魔神パワーが搭載され起動する前の時間に世界をリセットすることが不可能になり、ZEROが生まれることを阻止できなくなってしまった。
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しかし次の世界の十蔵博士は改心する前のマッドサイエンティストだったため、ミネルバXが当初隠していた設計図を独自に解析しその悪魔的発想を組み込んで建造。結果出来上がってしまったのが7つのブラックボックスたる魔神パワーを有するようになった、愛を知らない究極の魔神となったマジンガーであり、それが進化していった存在こそがZEROである。ミネルバXはこの結果<ref>魔神パワーを有するようになったZは起動すると同時に十蔵博士を踏み潰し、そのまま破壊の化身となり光子力研究所を焼き尽くしている。</ref>に当然納得せずに再度世界をリセットしたが、次の世界はマジンガーZが既に起動済みの世界に変貌してしまっていた。これは直前の世界同様にマジンガーが起動後に十蔵を殺害し、その後にDr.ヘルがミネルバXを盗み出した十蔵博士のデータと超小型光子力エンジン<ref>これは別世界から研究結果を受信する大型光子加速器にリンクする小型光子加速器でもあるが、大型光子加速器から得られた研究成果を元に十蔵博士が小型光子加速器を作るはずが、大型を作成→マジンガーZを作成→マジンガーに殺害される→盗んだデータからRr.ヘルが小型(ミネルバX)を作成という異なるプロセスをたどるようになってしまい、それまでの世界線のリンクから外れることになった。</ref>から造ったという経緯をたどったことで光子加速器とのリンクが外されてしまったためである。その結果ミネルバXはマジンガーの開発中に魔神パワーが搭載され起動する前の時間に世界をリセットすることが不可能になり、ZEROが生まれることを阻止できなくなってしまった。
    
最終的にマジンガーZのみで完結する因果律を紡ぎ出し、自らを神とする「Zの世界」という形で世界を閉ざしてしまう。しかし、それゆえに深刻化した、因果律兵器の抜け穴である「'''マジンガーのいない世界を観測できない'''」という弱点を突かれ、甲児と鉄也に閉ざされた世界の脱出を許してしまう<ref>余談だがこの時の世界は、前作の「真マジンガーZERO」第0話「兜甲児! 終焉の淵に立つ」でZEROによって甲児以外の人類が殺され甲児もミネルバの光子ルストハリケーンで灰になった世界になっている。</ref>。その後ZEROの体内から脱出する際に放ったZとグレートのダブルバーニングファイヤー<ref>SRW以外の媒体で初めて名称を甲児と鉄也が叫んでいる。</ref>により決定的に瓦解する。
 
最終的にマジンガーZのみで完結する因果律を紡ぎ出し、自らを神とする「Zの世界」という形で世界を閉ざしてしまう。しかし、それゆえに深刻化した、因果律兵器の抜け穴である「'''マジンガーのいない世界を観測できない'''」という弱点を突かれ、甲児と鉄也に閉ざされた世界の脱出を許してしまう<ref>余談だがこの時の世界は、前作の「真マジンガーZERO」第0話「兜甲児! 終焉の淵に立つ」でZEROによって甲児以外の人類が殺され甲児もミネルバの光子ルストハリケーンで灰になった世界になっている。</ref>。その後ZEROの体内から脱出する際に放ったZとグレートのダブルバーニングファイヤー<ref>SRW以外の媒体で初めて名称を甲児と鉄也が叫んでいる。</ref>により決定的に瓦解する。
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甲児が直前のループで手を加えた光子力エンジン<ref>手を加えた甲児自身や開発中の光景を見ていた剣造から見ても'''モザイクで構成された立方体としか認識出来ない'''物。</ref>から生み出された光子力の輝きを媒体に、「Zの世界」内で甲児と鉄也によって制作された「マジンガーZ vs 暗黒大将軍」が全世界に配信される。それを観た視聴者<ref>この視聴者達にはZのお面で隠されているが、そこから見える髪型によって[[流竜馬]]や[[タカヤノリコ]]等と思しき人物が登場している。</ref>が創造したマジンガーZを超えるロボットを、ZEROの体内に無数に存在する以前のループで敗北したマジンガーZと甲児をスーパーロボット軍団に具現化したことで形勢が逆転。
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甲児が直前のループで手を加えた光子力エンジン<ref>手を加えた甲児自身や開発中の光景を見ていた剣造から見ても'''モザイクで構成された立方体としか認識出来ない'''物。</ref>から生み出された光子力の輝きを媒体に、「Zの世界」内で甲児と鉄也によって制作された「マジンガーZ vs 暗黒大将軍」が全世界に配信される。それを観た視聴者<ref>この視聴者達にはZのお面で隠されているが、そこから見える髪型によって[[流竜馬]]や[[タカヤノリコ]]等と思しき人物が登場している。</ref>が創造したマジンガーZを超えるロボット<ref>正確には敗北したマジンガーを助けたグレートマジンガーを、視聴者が考えたロボットに挿げ替えた形。</ref>を、ZEROの体内に無数に存在する以前のループで敗北したマジンガーZと甲児をスーパーロボット軍団に具現化したことで形勢が逆転。
    
光子力ビーム、サンダーブレークを筆頭に、スーパーロボットたちの総攻撃を受けて怯み、創造した世界が瓦解。それでも敗北を認められず因果律を再び紡ぎ出そうとしていたが、目の前にいるスーパーロボット達の全てが「原初の魔神」であるZERO=マジンガーZから生まれたものであり、彼らの存在そのものがマジンガーの勝利の証だと語る甲児の言葉を受け、可能性の彼方へ去って行った。
 
光子力ビーム、サンダーブレークを筆頭に、スーパーロボットたちの総攻撃を受けて怯み、創造した世界が瓦解。それでも敗北を認められず因果律を再び紡ぎ出そうとしていたが、目の前にいるスーパーロボット達の全てが「原初の魔神」であるZERO=マジンガーZから生まれたものであり、彼らの存在そのものがマジンガーの勝利の証だと語る甲児の言葉を受け、可能性の彼方へ去って行った。
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